20220724
今回のメモ
開く(日記ネタバレ注意)
- やったこと:
ゲームクリア - アイテム:ビキニアーマー
- ルームガーダー:色々
- ラスボス:第9の子
- やりたいこと・気になること:
DLCは……………………
文明社会の闇
- 前回の今回のメモ(ややこしい)にもちょっと書いたがソーマのことをまだ何もやってなかったのよね。終盤も終盤だが何かに使うとか急に言われると困るので取りに行く。
- といってもやることは例の芋煮鍋、じゃなくて巨大聖杯のところでマントラを唱えるだけ。碑文には
「終焉のホルンの音、永遠を願うもの風に消ゆ。」「夜よ永遠に続け、母の残した子の道なり。」
とあったが被ってるマントラがあるのでカッコごとに別々に唱えるのだろう。まず前半のマントラを唱えると盃の中に入れるようになった。なぜ。更に後半も唱えると盃が液体で満たされた。出てきたときのエフェクトがキラキラで発泡してる風に一瞬見えたが別にシャンパンとかではない。はず。ソーマを手に入れた。器には神酒が入ったままだったけど捨てたのか。飲んだのか。『不死身になれるという伝説の酒。死んだ後に飲むと生き返るといわれているが、定かではない。』
死んだあと飲ませてくれる同行者はルミッサにはいない。何の役に立つのかは一切不明。 - 次は村でピストルを買う。前作でも地獄聖堂ラスボスにしか使いませんでした(地獄ムシュフシュにお試しで撃った分は除く)。だから要らんと思ったけど最後だし一応購入。200G。
武器屋モドロ「ピストルだよ! 小型だからあんまり威力ないけど便利よ!」
便利って何が? - 使わないけど一応銃弾も買う。500G。
「仕入れムズカシから高いよ!」
どこで仕入れてるんだ、どこで。超常的存在を除けば登場人物の中でこいつが一番怖いわ。しかし第7の子が母と文明社会から隠れて暮らすにはこういう社会の闇の部分に触れられる人材も必要だったのかもしれない…。急にどうした。ちなみにこれでアイテムコンプだった。実績解除。
螺旋地獄
- 回復&セーブ。ではいよいよ螺旋の門をくぐってみようではないか。生命の秘宝を持っているのであっさり入れた。行き先は螺旋地獄。スパイラル・ヘル。前作ラストの聖母の祠と同様に触手めいたものが背後にうごめく禍々しいフィールド……いやなんか他にも見覚えがあるものがあるな。BGMも…。
- 右のはしごから上へ。えーとあの、これ、あの、地獄聖堂じゃねーか!!!!! ステージ構造もグラフィックも見覚えしかない。こ、ここに来てこのネタをぶち込んできたか…。実はイグラーナ遺跡の一部だったとかそういう裏設定? でも右上ルートは触手でふさがってて左のショートカット方面にしか行けないのね。地獄聖堂をもう一回やれってことではないのか?
- というわけで左へ。うーーん見覚えしかない。はしごが生肉っぽい素材になった以外は地獄聖堂そのまんま。でも落とし穴とかは全撤去されてるのかな。これではミスしようがない。ミスしたいわけではないが。
- 左。太い触手が足場になっている縦穴に出た。あれ? こんなんだっけ? 流石に全マップを覚えているほどわたしの記憶容量は多くはない。あとで確認したけどエルマックさんとバハムートさんの頭があった部屋がこの縦穴になってるのかな。地獄聖堂完全再現でないことはこれではっきりした。
- 底まで降りて右へ。うわ、首なしのジャランダラがいる。でもHPバーは出ないからルームガーダーではないのか? ただの超強い雑魚扱いだったらどうしよう。
- とりあえず無視して右へ。道が封鎖されてるとかもなく普通に通れるわ。ところで今度はまた見覚えがある部屋。パレンケさんのアスレチック部屋だ。うわあ、と思ってる間に間違って落下。下の画面で今度は首なしセクメトが登場。閉じ込められた。うわあああ。しかも床には地獄聖堂でおなじみの横から当たってもダメージを受けるあのトゲがある。短いけど。さてどう戦ったもんか。完全に死を覚悟したがなんと残りHP1のところで勝利。最後まで諦めてはいかんということですよ。いや偶然だよ。
- ウオーーーッ
- 左→上と進むと首なしジャランダラの部屋まで戻れる。こいつも倒しておいたほうがいいのかなあ。一応戦ってみたけどすぐ瀕死に。聖杯ワープは使えるようなので離脱。
- 村で回復&セーブ。ムーブルクさんのテントに寄ったら新しいアプリ組み合わせ情報が。『ひっこしぽろぽろ』と『薔薇と椿』でHPが尽きてもちょっとだけ回復する。あー、もうやったことあるわ。どれの効果なのか分かってなかったけどそういうことか。
- 螺旋地獄つづき。ジャランダラ的なやつをどうにか撃破。村で回復&セーブ。戻って確認したがジャランダラは復活しなかった。少し安心。セクメトの部屋も見たけど無人。倒さなくても進めるけど倒す意味はあるようだ。
- ジャランダラ部屋から右へ。地獄聖堂じゃそこそこ苦労した部屋だけど今作はパレンケ像もないし簡単に突破できる…と思わせておいて例の場所でグーじゃなくてピースが飛んできた。2作目だから指も2本ってこと??
- いえーい✌
- 正直これは爆笑してしまったので許す。誰を? 今度は特に問題なく突破して右へ。確かバフォメットさんの部屋だったはずだが柱がカットされていて右側にグリフォン的なのがいる。ただの色違いじゃなくて頭とかはちょっと違う。そんなに強くなかったけど倒したあと右へ進んだら上から降りてきた柱の下敷きになって死亡。
- 奥にさァ、オモリ台があったからさァ、そっち行こうとするじゃん?? やりなおし。今度は柱が降りてくる前に右奥まで進む。すると降りてきた柱が上に戻ろうとするのでかぎ爪でつかまって右へジャンプ。このギミックはあるのか。
- そのまま穴を落下。下の画面はティアマトさん部屋だったはずだが特になにもなし。謎解きもないしサクサク進みますな。さっき柱に潰されてたって? それくらいじゃあ「難しい」とは言わんのよ。このゲームでは。
- はしごで下へ。あっここは。ムシュフシュ前室。誤って下に落ちたらダッキ的なモンスターがお出迎え。しかも下は毒溶岩。
- こんなの無理ゲーですわ。村に避難。回復&セーブ。いちいち地獄に戻るのが面倒になってきた。
- さてムシュフシュ前室から左へ進むと画面が横スクロール。羽根が生えた女性の像みたいなものが襲ってきたが戦う前に足元が崩れて落下。あっ、ユグドラシルゲート! 上のオモリ台を動かすと開通。行き先は螺旋地獄入り口の部屋だった。ゲートは地獄に来た時点であったからどこかでショートカット開通するとは思ってたのよね。
- これで少しは楽ができる。念のため村でセーブ。ゲート部屋の左にも行けるようだったので進むと今度はニーズヘッグ的なものが出現。床には地獄トゲもある。戦ってみたけど世界樹の根と違って足場が下側にしかなく苦戦。
- 死にかけたので逃走。回復&セーブ。こちらは諦めて先に女性像と戦う。ダメージが通ってない気がしたので炎のトルクを装備。倒したらスクルドのチップを落とした。あれ、三女神がボスとして登場か。そういや盾も持ってたね。でも残り2人とは結局会いませんでした。図鑑とかコンプしたいなら倒すべきだろうが。
- 左へ。グーパンチ一本橋だ。と思ったらまだルミッサが乗ってもいないのに橋の右端が傾きはじめた。どういうことだよ。
- 橋を渡る前に回復しに戻る。セーブもする。何があるか分からんからな。このように警戒に警戒を重ねたが橋が曲がっていく以外に特になにもありませんでした。ノーパンチ。
- なんなの?? 左へ進むと今度はヴィゾーヴニルみたいなものが出てきた。なんか血がついてる? こいつも炎のトルクがないと倒せない。毒溶岩攻撃がないので強くはないが床のほうで地獄トゲが動き回るという無茶苦茶なことをやってきたので一回死亡。トゲ相手にゴリ押しはダメだ。
- 再戦して勝利。床に穴が開通。回復&セーブしてから降りる。うわーーーーートゲ縦穴だ。前作じゃここで何日詰まったことか。しかし今作では警戒したのが馬鹿らしくなるくらいクソ簡単に突破。落ちればいいだけじゃないのよ。
- 何事もなく右へ。火山弾みたいなものが飛んでくるなと思ったらラタトスクが出てきた。目玉も尻尾の毛もない無惨な姿。地獄は地獄でもルームガーダーが落ちる地獄みたいだな。ここがヴァルハラか。違います。
- それにしてもステージ構造のせいで異様に戦いにくい。途中で床に開いた穴に落ちてしまったがそこに聖杯石碑があった。逆にラッキー。碑文をチェックしようとしたが崩れすぎて読めないとのこと。このフィールドで石碑読んだのこれが初めてだな、そういえば。謎解きは結局ないのか?
- 言うまでもなくセーブ。ついでに村で回復&セーブ。ラタトスクと戦ってみたけど最後は笑って消えただけで倒すことはできなかった。部屋を切り替えるとまた出てくるし。こいつは最後までそういうキャラなのか。
- ラタトスクは無視して右へ。ただの通路。右の縦穴から下に落ちたあたりでBGMが消えた。おお? そのまま背景に触手がウゴウゴするだけの不気味な部屋に落下。BGMも禍々しく。
第9の子
- そのまま左へ進むと突き当りの部屋に母の割門があった。門は無事だが母の顔の像は壊れている。効果音がなくて気付かなかったがいつのまにか閉じ込められていた。えぇ…。何をすればいいのだ。当てずっぽうで人面石を掲げてみたが何も起きなかった。更に当てずっぽうで『子』『母』などのマントラを唱えるがこれも何も起きず。えーとどうしよう。まだ試してないヒントは? アールブルの巫女の予言に
『過ぎた力は終末の門を開く 血に濡れた殺意と共に』
っていうのがあったよな。文脈的にはマントラのことのはずだが『過ぎた力』なんてマントラは無いのよ。いやあるか? すべてのマントラを同時に唱えると? - はい、正解です。ガーディアン出現時の演出みたいなものが出た。背景の岩がググッと動いて奥から人の顔が登場。誰だよ。そっちはボスじゃないです。その手前に第9の子が現れた。赤いオーラをまとった白い人型のシルエットである。前作ラスボスの母と似ているが足が3本ある。足というか触手?根っこ?逆さの世界樹?
- というわけでついにようやくラスボス戦です。結構苦戦したのでちゃんと攻略を書くよ。まずは第一形態。浮遊しながら左右に動き、たまに地面に降りてきて埋まる。埋まるときに触手を壁のように突き出して出してくるので当たらないように。地面に埋まっているときが攻撃チャンスに見えるが最大の高さの2段ジャンプで殴っても届く。
- 続いて第二形態。床から太い触手やら浮く足場やらが色々出てくる。雷を放つ指や剣のような触手を出してくるが動きはゆっくりだし簡単に避けられる。たまに顔が出てくるのでそれを殴ればよい。回復妖精を連れてきた場合はこのあたりでお帰りになる。
- ここまでは楽勝だが第三形態が結構大変。ステージ構造が大きく変化し縦スクロール画面になります。天井に第9の子の顔があり、左右からビームを放つ目や足場になる触手が出てくる。第9の子も目からビームを飛ばしてくるため立ち回りに注意。
- しかしビームやなんかより重大な問題が。この形態はなんと初期状態ではこちらからダメージを与えることができない。爆弾を投げても発弾筒を撃ってもダメ。一旦休憩!! 碑文を読み返す。
『太陽は知らず 自分がどんな力を持ったかを 月も知らなかった 自分に力のあることを』
これか?? そういえばラスボス戦の背景に太陽神殿・月光聖殿・冥星霊殿のピラミッドにあった太陽・月・老人の顔が出てたんですよね。第一形態で太陽、第二形態で月の顔が壊れる演出が入るので無関係ではあるまい。天井の顔の下で太陽・月のマントラを唱えると顔の仮面のようなものが剥がれてむき出しの筋肉じみた顔が出てきた。まあまあ気持ち悪い。 - とにかくこの状態になれば直接攻撃でも発弾筒でも攻撃が通るようになります。攻略とは関係ないけど冥星霊殿の老人の顔は星(冥星)を表していたのかね。
『太陽と月と星が見守る地』
とかいう碑文もあったし。 - 納得している場合ではない。次はいよいよ第四形態だよ。前作の母とのラストバトル同様、今まで戦ってきたガーディアンの技を使ってくるようになる。一度に全部ではなく同時に3種類くらいしか技を覚えていられないのも前作同様。
- 第四形態の初期状態では第9の子は左右にフラフラするだけ。たまに下に降りてくるが画面端で殴ったほうが安全かも。最初はファフニールの力を使ってくる。火炎弾をホイホイ落としてくるので画面端で待機して子が近くに来たときだけ殴るのがよい。
- 次はヴリトラ。回転する光弾を出してくるがこれは盾で防げる。第9の子が止まっている間にボコボコ殴ろう。
- その次はクジャタ。ゆっくりした動きの小さい火山弾を落としてくる。火山弾は叩けば壊せるし特に問題になることはない。
- 続いてヨルムンガンド。この攻撃に関してはよく分かりません。なんか光るものを2発ほど出してくるが当たってもダメージもなにもないし。
- よくわからないまま次はアテン・ラー。押しつぶし攻撃だよ。分かりやすいよ。即死ではないが食らうと大ダメージ。対策・とにかく避けろ! 第9の子が画面中央で下→上と動いたあとに発動するので子が下にいる間がこちらの攻撃チャンス。
- 次はアヌ。これが一番面倒だった(個人の感想です)。例のトゲボールみたいなものを延々投げてきて、最後に画面中央下に降りてくる。トゲボールは画面外に転がってもまた画面内に戻ってくることがあるので厄介。ルミッサの立ち位置を工夫して、トゲボールがなるべくルミッサの前に流れていくように調整すればいくらかマシになる。具体的には下から二段目の足場の下、画面中央寄りに立つといい。子が降りてきそうになったらトゲボールをジャンプで避けて殴りに行くのがベスト。
- どんどんキツくなる。今度はスルト。でかい触手でスルトパンチを再現。子がいる側の画面端から出てくる。とにかく避けろ!!
- あとちょっとです。エキドナの攻撃は回転する三又の極太ビーム。第9の子が三角形を描くような動きをしたら要注意。ビームは最初はYの字状に出てくるのでボスの真下にいるのは厳禁。三角の底辺側を移動している最中が一応攻撃チャンスか。
- あと一息! ヘルは斧槍ビームを撃ってくる。避け方はヘル本人と同じで良いがここまで来たなら多少ゴリ押しでも一気に勝負を決めてしまってもいいのでは。これを耐え忍ぶと今までの技をバラバラに使ってくるようになる。子が空中に静止している間に買い込んでおいた発弾筒を惜しみなく叩き込む。うおおおおおこれでも喰らええええええええーー相打ちーーー!!!
- 証拠画像
- 失礼しました。取り乱しました。冗談はともかく発弾筒はかなり便利なので縛りプレイとかでもないならどんどん使おう。
- 2時間近い死闘の末、とうとう第9の子は地に落ちた。片腕を天に突き出すその姿は何を求めているのか。倒した興奮のあまり思わず一時停止してしまったがそういえば人面石ってどこで使うのよ。ここか? とりあえず使ってみたら第9の子の体は光の筋となって消え去った。やったーーー勝ったーーーーー。ところで『Congratulations!』の下に英語で「はよ逃げろ」と書いてあるがもしかしてまたですか?
- 戦闘終了。イグラーナ遺跡が揺れている。いつになく動揺するルミッサで噴く。左に歩いていったところで地面から巨大な人型の光が出現。螺旋の船、そしてじじいの城を破壊しながら地上に飛び出していった。
NKT人型の光は空を突き抜け、ついに星空まで到達。その両手はやがて光の粒となって消えていった。これは最後に残った母の本当の心? それとも…。
脱出
- ここで視点はルミッサに戻った。あれ、なぜ聖杯没収のエフェクトが? それより床がどんどんせり上がってるんですが。いかん死ぬ死ぬ、と思ったけど死ななかった。押しつぶされる前に聖杯石碑の下で止まった。もちろんセーブ。
- ここでフォボウス達から連絡。先程の揺れはイグラーナ遺跡全体に及んでいるとのこと。やはりこっちの遺跡も最後は崩壊する定めのようだ。
『急いで地上に逃げるんだ!』『逃げ道用意するから!まずは登ってきて!』
とフォボウス&ムーブルクさん。 - とはいえ前作のようなカウントダウン表示がないので時間制限は無いのか。セーブまでさせてくれたし。優しいなあ今作は。はしごを登ると天井の穴から1本のロープがぶら下がっていた。これで上がってこいとでも言うように。いったい誰が?
- ありがたく使わせてもらうが肝心のユグドラシルゲートは瓦礫で塞がっていた。更に上に進むとここにもロープが。これを登った先の部屋に第9の子のチップが置いてあった。いったい誰が…いや、これは関係ないか。図鑑によると第9の子の正体は母が死ぬ間際に分離した魂だが、そこには母の死に対する怒りと世界を滅ぼす意思しか残っていなかったようだ。どうでもいいけどラスボス前演出の絵だと女性の体に見えたけど図鑑のイラストは男性っぽいな。深く考えないようにしよう。戦闘中のグラフィックだと白一色で分からんがイラストだと一応顔がある。
- そのまま上へ上へと進むと螺旋地獄入り口のユグドラシルゲートに着いた。ここから不滅戦場に出られる。さてどうやって脱出すべきか。エルバル兵はいないが母に似た姿の雑魚はまだいる。結局こいつらは何なんだ。
- 不滅戦場の聖杯石碑でセーブ。巨大プールから上に進んで妖精界へ。どこに行っても母似の雑魚がいる。妖精界に来たついでに妖精女王はどうしているか見に行ったら廟の前に母似の雑魚の大群がウジャウジャと。妖精王フレイが剣で応戦しているが力尽きたのか倒れてしまった。うおおおお。なんてこったい。敵討ちじゃ。
- 雑魚を片付けて廟に飛び込む。妖精女王は悲しげに顔を伏せていた。
「兄は逝きましたか。私たちはイグラーナ封印のために多くの命を犠牲にしてきました。この目でイグラーナの最後も見られました。もう充分です。あなたは生きてここから逃げてください。」
そんなこと言うなよーーーー緒に逃げようよーーーー。生きて帰って外の世界でダッシュしようよォーーッ。「私のことはかまわないで。生きてください。」
未練がましく何度も廟に入り直したがフレイアの心は変わらなかった。そんな…。 - 本人がそう決めたのなら仕方ない。先へ進む。フレイの前でソーマを使ってみたけど何にもならなかった。何の役に立つんだこれは。ところでさっきから人がいる部屋を調べても中に入れないんですよね。皆どうしているのだ。
- そんなこんなで世界樹の根まで進んだが出口であるユグドラシルゲートは隣の柱が倒壊していて入れなかった。あらら。あららじゃねえ。
- ここでムーブルクさんから連絡。皆はラムラーナ遺跡側の門に来たが先ほど崩れてしまったそうだ。サマランタも来てくれたというが工事でどうにかなる問題ではないだろう、この状況は。
『とにかく遺跡の外にさえ出られればなんとかなると思います!』
とサマランタ。外。外ねえ。『まだどこかに外に出る道があるはず! 諦めないで逃げて!』
ムーブルクさんを悲しませるわけにはいかぬ。 - 来た道を引き返して不滅戦場へ。この遺跡からゲートとワープ以外で外に出られる場所といえば一箇所しか思いつかん。死や終末の守護神・ヴァルナ神像があった場所の右、洞窟へやって来た。母似の雑魚がこんなところにも。念のため倒しながら右へ右へと進む。あれ? ファッション宝箱が開いている。いつのまに。カギ取った覚えは無いぞ。ビキニアーマーを手に入れた。
- 着とる場合かァーーッ。そのまま脇目も振らず遺跡の外へ。向こうの山では今まさに夕日が沈もうとしている。ルミッサが躊躇していると後ろから瓦礫が噴出。もはやこれまで、と思ったらいつのまにかロープにつかまっているルミッサ。崖の上には父と祖父がいた。助けておいてよかったね。帽子のつばを掴んでほっと息をつく父、ジャンプで喜ぶ孫を笑顔で見る祖父。人柄の違いが出てますね。
旅は終わらない
- Congratulations! こうしてルミッサのイグラーナ遺跡での冒険は終わった。皆で夕日の荒野を走るシーンでスタッフロールです。正面視点や上からの視点があったり地味に凝ってる。じじい、最近ゲームもしてないからなまってるんじゃないか。妖精たちも無事脱出できたようだ。彼女たちが飛んでいった先には……妖精女王! いつのまに!! 地に倒れたまま動かない女王を心配する妖精たち。まさか…と思ったが女王は起き上がった。よ、よかったよォーーッ。
- スタッフロールもそろそろ終わり。ここで男性2名が怪しい動きを。ルエミーザ&ショーンが突進してルミッサから生命の秘宝を奪っていった。またかよ!! しかも今度は博士が奪う側。だがここで倒れたままのルミッサではない。躊躇せず突撃して生命の秘宝を奪い返した。やったぜ。
- 最後にNIGOROのロゴが出たところでクリアタイム表示。36時間16分40秒でクリアです。こんなもんか。他の人のプレイを知らないので早いか遅いかは分かりません。Steamのクライアントだと50.3時間との表示。長いようで短いようで長かった。
- 終わった
- ここで終わりかと思いきや、ボタンを押したらラムラーナらしからぬカワイイ音楽が流れてきた。何かと思ったら後日談的な映像が出てきた。これはうれしいね。ドット絵アニメもかわいい。ラクダに乗って砂漠を旅する小杉父娘祖父。どこかの遺跡で調査をするルミッサとムーブルクさん(とそれをストーキングする父)。城が壊れて失意のじじいと復興を頑張るサマランタ。ハーレムのお姉ちゃんたちがフォボウスを追い回しているのを見て泣くじじい。特にリアクションは無いサマランタ。またどこかの遺跡で旅をする皆。ギルトリーヨも同行しているようだ。村の祭壇の上を飛んでいく妖精たち。その先には森を見下ろす妖精女王フレイアがいた。
- THE END
- おお…まさかこんなにしっとり終わるとは。妖精女王に関しては実績で『女王の生還』なるものが出てきたのでもしかして生還しないルートもあるのか。そんな…。何が条件だったかは分からんが生きててくれてよかった。女王本人がどう思っているにせよ。生きていれば死ぬこともできるが死んだら死んだままなのだ。
- というわけでクリアしました。一応自力クリアと言っていいのか。前作は「謎を解いたらしいがどこで何が起きたか分からない」みたいなことが多々あったけど今作は比較的素直な謎解きが多くて難易度的には理不尽さは大幅に減ったのではないか。壁を闇雲に殴るような謎解きもそんなに無かったし。「くさび」はね、分からんよ。「くさび」は。
- ゲーム的にはまだやることは残ってるけど(図鑑集めとか)、プレイ日記はこれでおしまいです。DLCは……やるかどうか不明。それではここまでお読みいただきありがとうございました。
20220728
完走した感想
- 最終回の感想が駆け足になっちゃったのであらためて『LA-MULANA2』の感想。ひとことで言うと面白かった。以上。
- 以上じゃないよ。駆け足どころではない。もうちょっと長めのひとことで言うと『ラムラーナらしさを維持したまま遊びやすくなった正統派パワーアップのラムラーナ』だった。つまり面白かった。ラムラーナらしさって何? と厳密な詰め方をされるとちょっと困るが、これもひとことで言うなら『製作者の熱量』じゃなかろうか。過剰なくらいの圧倒的作り込み。ゲームのあちこちにわけのわからねえ罠が設置してあるのも熱量が行き過ぎた結果なんですよ。絶対そうだ。そうに違いない。ということにしておきたい(※個人の見解です)。確かに前作と比べるとシステム面などで親切になったところは多々ありましたが(ジャンプ操作とか「はしご」の仕様とかミニ割門とか)、そういうのも全てはプレイヤーにわけのわからねえ罠をひとつでも多く踏ませるための親切であって製作者が甘くなったとかではないのだ。じゃなかったら毒溶岩なんて妙なもの出てきませんよ。なんだよ毒溶岩って。
- というわけでどうしても前作の件も絡めての感想が多くなるが許してください。個人的な好みでいうと『2』は絵がいっぱい出てきてよかった。1の時点でグラフィックは相当凝ってたけど、今作では図鑑やキャラクターのイラストまでがっつり追加。キャラ立ち絵だけでなく前作風のドット絵キャラまで用意してあるの豪華すぎません? それどこか脇役にさえアニメーションつき。フォボウスが水晶ドクロを持ってる差分まで…。もちろん各フィールドのグラフィックもパワーアップ。邪怨回廊覚醒前の背景とかね、すごかったわー。
- 前作から引き継いでいるものも多いけど意表をついてくるところもあり、というのも進化としては正統派ですよね。まさか『ENGA MUSICA』を攻略に使うとはね。まさか値段が50Gになるとはね(これは無関係)。
- 『2』はシナリオというか物語が結構しっかりめにあったのも個人的には驚きでした。特にアヌンナキの件。あれはワクワクしましたわ。前作のガイド本に裏設定みたいなのは書いてあったけど当時どこまで構想があったのだ。世界各地の遺跡・神話・伝説、更には宇宙人ネタがリミックス状態で出てくるラムラーナの楽しさよ。攻略順が自由なゲームなだけにシナリオ作りにも様々な制限があったとは思いますが、そこで「第9の子を倒すために負の思念を利用したい(=メインストーリー)」→「そのために各時代の子らの問題を解決する(=各時代の子らの物語)」という設計にしたのはナイスアイデアというやつなのでは。母が子を滅ぼすたびに生じた歴史の断絶部分(の設定)をアヌンナキの暗躍ネタで埋めたのも。『2』の影の功労者は間違いなくアヌンナキ。
- 登場人物(キャラクター)が増えたことによる良さもありましたね。ゼルプッターのツイートは掛け合いもあって楽しかった。『1』のじじいの
イカれたメールが好きだったからそういう意味ではアクが減ったとも言えるがこれはこれで。店の人はみんな変なままだから安心。安心とは? - 主人公のルミッサは父同様しゃべらないキャラだけど(選択肢除く)、アルセダーナのお葬式やサキト君の酒盛りのシーンとかを見るに素直にいい奴なんだなとおもいました。過去の因縁怨念が渦巻くイグラーナをそういうのと全然関係ない若い姉ちゃんが引っ掻き回して全部ぶっ壊す話だと思うと痛快ではある。オープニング曲『Lumisa's Theme』はそういう意味でもピッタリでは。重々しく始まって勇ましくスカッと終わる。
- えーとあとは何だ。『1』は斧が超便利でずっと使ってたけど今作はまあまあ色々な武器を使えてよかった。でもサブウェポンはそこまで使ってなかったかも。ケチだから。前作ではケチすぎて自力で解けなかった謎があったくらいです(※滅びの塔の塔の大地の槍使うアレ)。ケチといえば結局遺跡の温泉に全然入らなかったのは反省点。クリア後の図鑑埋めで原祖混沌の温泉に入ったのが最初で最後です。
好きなガーディアン
- 反省も終わったところで(?)次は『好きな○○』系の話でもするか。まずはガーディアンから。これはアテン・ラーかな。日記にも書いたけど空を目指すために巨大兵器と合体しちゃうのは生き方がロマン全振り過ぎる。その後『第5の子は強い光に弱い』という情報を得て完全に印象がカーズ様になった。あれだけ色々やったのに肝心のボスの能力が雑魚召喚と押し潰し攻撃だったギャップも良い。いや、普通に強いけども。押し潰し。
- 設定で言えばヨルムンガンドの設定も好き。ピーキーすぎて他の連中には無理だったのだろう。乗り物系ボスは戦闘が楽しい。
好きなルームガーダー
- アメミットちゃん。かわいいから。冥星霊殿一のかわいいガーディアン・アメミットちゃんをみんなで応援しよう。
- 次点でヘイムダルさん。生き様がプロだった(※7月23日の日記参照)。ずっと座ってたのに動きがオシャレなのも高ポイント。
好きな雑魚
- パッと思いつかんが強いて言えばエルバル兵。鬱陶しいけど見た目がなんとなくかわいいから嫌いになれない。寒冷地バージョンがいるのもかわいい。親父ズ救出イベントの太鼓ドンドコがかわいすぎたのでこれがトドメだ。
好きな曲
- これは『Valhalla Party』(戦死者の館)と『Fallin' Tower』(原祖混沌)がツートップ。これを聴くためにサントラを買ったと言っても過言ではない。
- そういえば前作も『Wonder of the Wonder』(迷いの門)、『Giant's Cry』(巨人墓場)、『Death Game』(次元回廊)と、なぜか裏フィールドの曲がやたら好きでしたね。あと『Treasure Sealed Off』(地獄聖堂)も。まさか地獄がまた出るとは思いもしませんでしたが……………………。
- あとは『Hell Hymnal』(永久牢獄)とか『Moon Light Daze』(邪怨回廊・覚醒前)、『False Ruler』(ニビル)あたりも好き。フィールドの印象に反してきれいな音楽が流れる系。
- 印象といえば、妖精界・不滅戦場・死者の門のBGMは自分の中ではそれぞれのフィールドのイメージに直結している感じがあって印象深いです。もしこれが別の曲だったらフィールドの印象が40%くらい変わっていたのではというくらい影響があった(※個人の感想です)。
- フィールド曲の話ばっかりだな。ボス戦だと『Shouldered World』(クジャタ)、『Insane Sun』(アテン・ラー)とか。戦ってる相手が牛とは思えぬカッコよさ。『Twined Malice』(ヨルムンガンド)、『from Nibiru』(アヌ)は「何のゲームだよ!」的な意味でも面白かった。
- 日記にも書きましたけどプレイ中にサントラ買ったんですよ。クリアしたので全曲聴きました。会話シーンの曲とかはプレイ中だと数秒~数十秒で終わっちゃうけどムーブルクさんの曲とか良い曲でしたわ。特にループの「つなぎ」のところが良い。前作の曲も「つなぎ」のところが妙に好きだった思い出。
- 今作は全体的に聞きやすい曲が多かったとおもいます(※個人の感想です)。平均点が上がったというか。
好きな石碑
- まずはヴリトラの石碑の壁画↓ シンプルにカッコイイ。本人もカッコイイが。ニーズヘッグとかのちょっとメカっぽいデザイン良いよね。
- かっけー
- 次に霜の巨人殿のこれ。
[考古学事典:エル・バウルの壁画] 南米グアテマラの古代遺跡エル・バウルにある球戯者の石碑に酷似。宇宙服のようなものを着て口から炎を吐いているように見える。そのため宇宙人を描いたものだという説があるが、実際はイグラーナのローカパーラ族兵士の姿である。
ウソである。ここまで堂々とウソが書いてあると逆に爽快感がある。ジョジョ第一部の「英国人なら誰もが知る伝説の騎士! タルカスとブラフォード!」
並みの堂々としたウソ(※本当はそんな騎士は実在しないから誰もが知るわけがない)。少し不安になって思わず元ネタを調べてしまうレベル。 - 「である。」ではない。
- 石碑といえば、前作も今作も謎が未解明の碑文を日記のトップページにまとめておいて謎が解けたら線で消していく(
こんな感じで)というのをずっとやってたんですが、今作では最後まで意味不明な石碑がほとんど無くておどろいたのだった。『1』では結局何だったのか分からないのも多かったですからね。「トウジンってなんだよ」とか。『よくぞ理解した知恵を持つ者よ。』
とか。理解してないよ全然。今でも。なんだったのよあれは。なお『2』で個人的に理解できなかった石碑については楢村さんのnote記事『LA-MULANA2開発後記』に解説があって助かりました。気になる人は買って読もう(宣伝)。
好きなキャラ
- 大司祭インドラ:理由・蛮族すぎるから。
- 統治者ホルス:理由・紳士だったから。理由が上と真逆。
- 便利屋メガ六:ずるい。
- 店妖精フェアリラン:胡乱すぎる。
- サマランタ:常識人すぎてこの世界でやっていけてるのか心配になる。
笑った件
- アプリ探しで「セクシーねーちゃん」が誰なのか一発で正解した件。深くは語らぬ。
- 統治者バンコ氏。洗脳されているから目つきが悪いんだなと思っていたのにそうではなかった件。
- 邪怨回廊で、でかいカニみたいなのがいるなと思ったら本当にでかいカニがいた件。でかいカニには人を笑顔にする力があります。わたしは食料としてのカニより生きているカニが好きです。
- 太陽の賢人アメン氏が行方不明になったのにBGMがピーヒャラした曲のままだった件(※6月29日の日記参照)。ラーを倒したら戻ってくるとかでもなくいつまでもピーヒャラしていたのもじわじわ来る。
残った謎とか
- イグラーナ崩壊後に第1~6の子らはどうなったのか。脱出中は人がいる部屋に入れなかったし最後の後日談的映像にも誰も出てこなかったから謎すぎる。いくら終末の予言があったからって全員死亡はなんかつらいぞ。なんだかんだでどこかで生きていそうな気もするが。
- じじいが最初に依頼した、遺跡にモンスターが湧く件は解決したってことでいいのかな? 色々あってじじいのラムラーナ観光地化の野望はまた遠ざかっただろうが。こうなったらやはり全回復温泉を観光の目玉にするしかない。高級リゾートホテルを建てて富裕層を呼ぶのだ。
- 冥界に行く前にアルセダーナ様の葬儀イベントがあったので冥界で再会するとかそういうイベントがあるんじゃないかとかちょっと思ったけどそんなことはなかったぜ。冥界に行かず成仏したってことでここはひとつ。成仏?
- ちょっと細かいですけど、『アールブルの巫女の予言』の一章と二章が他の人のプレイと逆だったような気がする。他所様の配信を見て初めて気付いた。気になっていたのでクリア後に攻略サイトを確認しましたがやっぱり逆だった。攻略には影響なかったから良いけど。一応スクリーンショットを載せておきます(タイトル画面はクリア時のバージョン)。
🤠
- いま思いつくことは大体書いたかな(もし他にもあったら追記します)。こういうのを全部まとめると「面白かった」になるわけだが、もうちょっと詳しく言語化しておくと後で読んだときに「そういえば前はこんなこと書いてたな」と自分で楽しめるのでおすすめです。
『このメッセージを見た人へ。自分の冒険記をしたためなされ。』
と言っているホネの人もいたじゃないですか。NIGOROは現在新作タイトルを開発中なんですって? まだまだ発表は先のようだが何が出るのか楽しみですわね。それでは今度こそ以上。