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(公開:2020年9月19日/最終更新:2023年9月26日:追記・マシュマロ)
目次
はじめに
※このページはDLC『Echoes of the Eye』の情報を含みます。
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概要:Hearthianについて
- 木の炉辺に生息していた半水生の生物が起源の種族。青い皮膚に4つの目を持つ。耳は長く、2箇所ほど切欠きがある形をしている。体の作りは地球人類と似ているが体毛は無い。手の指の本数は3本。
- 補足:足の指の本数は不明だが、実績(トロフィー)のアイコンでは2本あるいは3本。Riebeckのみ手の指が4本ある。
- 外見はトカゲや水生生物(
lizards and more aquatic type things
)を元にデザインされた。 - 身体は非常に頑健で、酸素さえあれば宇宙服が無くても平然としていられるほど(実例:Esker)。高温や低温にも比較的強い。
- 祖先とは違い、現在のHearthianは水中では呼吸が出来ない。
- 目の性能(色覚など)は地球人類とほとんど同じであると考えられる(根拠:主人公の視界)。
- 皮膚には斑状の模様があり、主に顔面や首の左右、腕・脚の外側に集中している。形には個人差があり、成長に伴って増えることもある。腕と脚の模様は左右対称。
- 若いHearthianの耳は耳先が上向きで、高齢になるほど角度が下がる傾向にある(おまけ参照)。
- 約28万年の間に四足動物から二足歩行の生物に進化し文明を持つに至った。地球上の生物(特に人類)と比べると驚異的な進化速度と言えるが、なぜそうなったかの理由は不明。
- 性別を持たないジェンダーレスな種族である(シナリオライターのKelsey Beachum氏のアイデアによる)。
- そのため、英語版では「He/She」の代わりに「単数のthey」が用いられている。
- ただし、フランス語版など一部の言語版では言語的な都合で性別が割り当てられている人物もいる(参考:公式ブログの記事/Redditの投稿1/2)。
- Nomaiと違い、誰が誰と親子なのかといった情報が一切出てこない。生殖方法も不明。主人公が『Hatchling』(=孵化幼体/ひよっこ)と呼ばれているのは彼らが卵生であることの示唆かもしれない。
- Nomai語の翻訳に『彼』『彼女』『父』といった言葉が登場することからHearthianにも性別の概念はある模様。木の炉辺に生息する虫や魚あるいは植物に雌雄の別があったとすれば不自然ではない。
- Hearthianの文化は
『アポロ時代のNASAと国立公園でのバックパッキングやキャンプ』
に触発されている(公式ブログより)。技術に関しては(特に宇宙開発において)Nomaiの影響も受けており、地球人類とは違った発展をしている。- 昔のHearthianは間欠泉を利用して宇宙に物を打ち上げる方法を学んでいた。
- 日常で用いる道具は地球人類と共通するものも多い。ペンや鉛筆、鋏、ドライバー、スパナ、ペンチ、つるはし、ロウソク、カラビナ、そしてアウトドア用と思しき多目的フォーク付きスプーンなど。周りが暗くなると自動で点灯する照明が村の各地に見られる。
- エネルギーは太陽光パネルによる電力の利用のほか、乾電池らしきものも実用化されている。水車も現役。
- 木の炉辺の巨大なクレーターの中に村を作り、旅人以外のHearthianはそこで生活している。住居は木造建築で、屋根には金属製の波板(トタン)を使用するのが定番のようだ。
- 村のことを「クレーター」と呼ぶこともある。
- 備考:なぜかレンズを用いる道具には波板の庇がセットになっている。これもHearthianの定番らしい。
- 食性は雑食。魚のほか、植物や虫も食べる。
- 魚は釣りや罠によって採捕し、干物・缶詰などに加工して保存している。
- 農業などを行っている形跡がないため、漁業以外にどのようにして食料を調達しているかは不明(ただしNomaiに関してもその手の描写・説明が一切ないので、単にゲーム的都合で省略されている可能性も高い)。
- マシュマロ(特に焼きマシュマロ)はHearthianに人気の食品で、宇宙に持ち出すために缶詰を開発するほど(※缶詰のラベルに
『Approved for wild space adventures by (Outer Wilds Ventures)』
とある)。地球上で一般的なマシュマロは鶏卵の卵白やゼラチンなどが原料だが、Hearthian製マシュマロの原材料は不明(詳細)。賞味期限が切れたものは奇妙な緑色に変色し、焼いて食べるとおかしな症状を引き起こす。 - 樹液を採取(
tap trees
)して樹液ワインを製造している。状況的にマツの樹液が原料と思われるが具体的な製造法は不明(実在する「sap wine」の例:シラカバ、ヤシ、カエデ樹液など)。Hearthianは樹液ワインに耐えられる胃を持つことで大人と見なされる(Riebeck談)。
- 衣服のデザインは地球人類のファッションに近い。布が貴重なのか、つぎはぎを当てて大事に着ている。
- 言語は地球人類と同様に音声・文字を用いて表現される。文字はアルファベットのほかにHearthian文字(仮)もある。
- 余談:Steam版およびEpicGames版のストアページには英語のフル音声(吹き替え)に対応していると表記されているが……
- 地球人類で言うところの宗教のようなものは登場しない。特定の何かを信仰している様子もない。
- 音楽を演奏する習慣があり、複数人で合奏することもある。
- 楽器職人のGneissによって多様な楽器が作られている。弦楽器や管楽器など異なる体系の楽器をどのように発明し発展させてきたかは不明。
- 歌あるいは詩を作る者もいる。また、音楽を流すラジオも存在する。
- 余談:通貨のようなものは存在しないと思われるが、DLC『Echoes of the Eye』のリリース前に、木の炉辺でのDLCの値段は
『10,000 pine needles』
であるという公式発表があった。言うまでもなくジョーク - 余談:Hearthianの個人名は地球上の石や鉱物の名前が元になっている(詳細)。
- 『Hearthian』の由来は木の炉辺の英語名「Timber Hearth」から。
- 太陽系の寿命の終わり際に誕生した種族であり、最終的に太陽と運命を共にすることになる。
旅人
主人公
- 主人公。Outer Wilds Venturesの新人宇宙飛行士。しかし人生初の単独飛行の日は宇宙最後の日でもあった。
- 個人名が登場しないため「ひよっ子(hatchling)」「見習い飛行士」「新米宇宙飛行士」などと呼ばれる。
- 出自や過去といった情報は特に明かされない。村のどの家に住んでいるかも不明。
- 友人のHalと共にNomai語の翻訳ツールを開発した。
「お前はNomai語翻訳ツールを携えた最初の宇宙飛行士でもある!」
(Hornfels談) - 初めてジェットパックをつけたとき南極のクレーターに突っ込んだ(Gossan談)。
「お前はこれまでよく手伝ってくれてたから、いなくなると皆忙しくなりそうだよ。」
(Spinel談)
- 友人のHalと共にNomai語の翻訳ツールを開発した。
- 前ループ時の死因によって目覚めるときのリアクションが違う。
- 超新星によって死んだ場合は焚き火でうとうとしてから起きたときと同じだが、事故死した場合は悪夢を見ていたような反応をする(いくつかパターンがある)。特に溺死した場合はとても苦しそうな呼吸と共に起きる。
- 量子の月にいるときに時間切れで死亡した場合は事故死したときの目覚め方と同じ。
- 備考:上記の「悪夢パターン」のうちまばたきをしながら起きることがあるが、その際(いつも見上げている)巨人の大海に量子の月がいるとまばたき中に消えてしまう。
- 余談:上記のまばたき、あるいは高所からの落下や幽霊物質によってダメージを受けているときの「目がチカチカする」ような演出、瞑想で目を閉じるときも目が4つある画面描写になっている。
- ゲームの進行の仕方によっては自分自身と気さくな会話を楽しめるイベントが発生する。Gossanの目の件について何か知っているようだが…。
- 余談:ほかの村人たちと比べてかなり地味な服を着ている(※公式Wikiより)。足に履いているのは靴なのか靴下なのか。
- 余談:宇宙服は普段着(?)の上から重ねて着ているだけで、ズボンは履き替えていない。同じタイプのヘルメットとグローブと靴が村にもある(ヘルメットはGossanが手に持っているのとも同じデザイン)ので、主人公は先輩宇宙飛行士たちのような専用の宇宙服を持っていなかった可能性もある。
- ジャンプしながらでも素早く探査艇を修理できる謎の技術を持つ。修理の天才かもしれない。
Feldspar
- Outer Wilds Ventures創設メンバー。ハーモニカ担当。
- いかなる技術か不明だが、宇宙服のヘルメットを被ったままでハーモニカが吹ける。コンセプトアートも参照。
- Hearthian最初の宇宙飛行士。木の炉辺の軌道を初めて周回したのちアトルロックに着陸した。
- ただし初飛行後に残されたものは操縦席だけだった。
- Slateがこれまでに作ったあらゆるもののテストパイロットを努めた(Hornfels談)。
- いずれかのNomaiの遺跡(おそらく脆い空洞のどこか)からNomai文字と『眼』のシンボルが書かれた壁を木の炉辺に持ち帰った。壁は後に博物館の展示品になった。
- 余談:人類で初めて月に降り立ち月面に星条旗を立てたニール・アームストロング船長は南カリフォルニア大学の卒業生で、『Outer Wilds』は同大学で開発が始まった作品である(参考)。作中で明言されてはいないが、アトルロックにOuter Wilds Venturesの旗を立てたのはFeldsparである可能性が高い。
- 憶測:博物館の展示では
「自らの意志で宇宙に旅立った最初のHearthianはFeldsparである。」
と回りくどい表現をされているが、おそらく間欠泉によって自らの意志でなく宇宙に旅立ったHearthianが過去にいたせいだと思われる(参考:宇宙進出前のHearthianは間欠泉を利用して物を宇宙に打ち上げていた)。
- 闇のイバラに最初に
墜落到達したHearthian。探査艇が墜落して以来、アンコウの骨の中にキャンプを張って生活していた。- 他のHearthianたちからは生死不明扱いをされている。「しばらく前」(Gneiss)「ずいぶん経つ」(Esker、Hornfels)「何年も前」(航行記録)と表現される程度の期間は行方知れずだった。具体的な日数は不明だが、Eskerのシグナルスコープ日誌によれば、少なくとも88日以上は経過している。
- アンコウの追跡に関しては
「できるだけ速く飛ぶ」
というアプローチで解決していた(本人談)。 - イバラ内にある氷漬けのクラゲのそばでFeldsparの食レポを読むことができる。
「たとえ死にかけていても、これは絶対に食べるな。これが人生最後の食事となったら悲惨すぎる。」
- 憶測:キャンプ地に設置してある重力水晶は(壊れた)探査艇内から外して持ってきたのだろうか?
- 巨人の大海でクラゲを利用してコアへの侵入に成功した(※闇のイバラに挑戦するより前)。また、脆い空洞のワープ装置そばにメモとジェットパックの燃料タンクを置いていった。
- 恐れ知らずな性格で、Hearthian史上最高のパイロットと称されていたが、本人はプレッシャーも感じていた。
- ある意味で「無謀」の代名詞のように思われている節がある。
「…ちょっと怖いな。SlateやFeldsparがやりそうなことだと思うと。」
(探査砲が崩壊する原因が「パワーのかけすぎ」だと聞いた時のGabbro談) - 主人公にも
「私たちは尋常ならざる時間の件のパイオニア、いわばFeldsparだな。(we are the Feldspar of weird time stuff.)」
と称されるほど。 - ただし
「ハハ、おだてるなよ! …そういうのは嫌いじゃない!」
などというやりとりからしても、自覚的にそういうキャラクターでやってきたのかもしれない。
- ある意味で「無謀」の代名詞のように思われている節がある。
- 備考:アンコウの骨に生えている木は「緊急用の木の種」を育てたもの。
- あの環境でも問題なく育つ木……
- 主人公の探査艇の中にも苗木らしき植物が植えられている。船内のインテリアでなければこれが「緊急用」なのかもしれない。
Chert
- 燃える双子星にいる先輩宇宙飛行士。ドラム担当。
- ドラムの形はコンガに似ているが、手で叩くだけでなく左手に持つスティックも使って演奏している。実際の演奏ではドラム以外の音も聞こえる。
- 天文学者。Hornfelsに古い星図の更新を頼まれて燃える双子星に来ていた。
「ここはこの星系の中でも天文事象の確認に最適な場所の一つだからね。」
(本人談)- 極めて皮肉なことに、Chertのキャンプ地は超新星爆発をほぼ真横で観察できるスポットでもある。
- 「砂時計の双子星」から不完全な彫像(※)を持ち帰った。
- 備考:本編中に確認できる記憶の像の場所は、博物館内の展示と彫像島(=Gabbroがペアになった像)と彫像工房の中(作りかけ含む)、探査機追跡モジュール、ブラックホールの鍛冶場、太陽ステーション(2体)、灰の双子星プロジェクト内部。Chartがどちらの双子星のどこから彫像を手に入れたかは不明。
- (※)補足:v1.0.7までは、持ち帰ったのは像の
「かけら」
ということになっていた。詳しくはHalの項目参照。
- リトル・スカウト(偵察機)の扱いに長けており、キャンプ地からあらゆるものの写真を撮影した。自分の足で探索はしておらず、地下のNomai居住地には行っていない。
- 砂の滝に1、2度ほど埋まったらしく、それで懲りたのかも?
- 口ぶりからして灰の双子星には行ったことがあるようだが、もしかしたらそれもリトル・スカウトで調査したのかもしれない。
- 闇のイバラがあった場所はかつてこの星系の第5惑星だったと教えてくれる。
- アトルロックのクレーター内にChertの調査メモが残されている。
「メモに書いておいた惑星は、ガチガチに凍っていたか、一部が氷でできていたのかもしれない。きわめて低温の巨人の大海といったところかな。断言はできないけどね。」
- 余談:『流れ者』のスライドリールで、イバラに破壊される前の第5惑星の姿を見ることができる。
- 余談:闇のイバラを第5惑星と呼んでいることから、砂時計の双子星はふたつでひとつの惑星としてカウントしているようだ。
- 量子の月が5つの各惑星以外の場所に周回している可能性に気付いていたが、その場所を見たことはない。
- ループ中の時間経過でセリフが変化する数少ない人物。短時間に超新星をいくつも発見して動揺する。
「私も、私の調査も、ライフワークも、すべて無駄になるんだ!」「無駄だぞ、わかってるのか?!」
- しかし「時間切れ」間近になると冷静さを取り戻し、静かにその時を迎える。
- 旅人たちの中で科学に興味があるのは自分だけなのではないかと密かに思っている。
「…えーと、Hornfelsにも言わない方がいいかな。きっぱり否定するだろうから。」
- 余談:身に着けている青いバンダナには星座のようなものが描かれている。
- (当然だが)地球の88星座には該当するものはない。
- 余談:
Feldspar「闇のイバラの方をじっと見てればChertが教えてくれるだろうが」
そういうタイプらしい。 「たとえ今ここで終わるとしても、いろいろ学べてよかった。」
Esker
- アトルロックの月基地にいる先輩宇宙飛行士。口笛担当。
- 備考:旅人たちの中で唯一宇宙服を着ていない(初期のキャラクターコンセプト画の時点で着ていない)。酸素はともかく重力等の影響はどうなっているのか。
- 楽器はそもそも持っていないようだ。
「他の旅人たちは楽器を持ち歩いてるから、わざわざ口笛を吹いたりしない。」
- 余談:Eskerがいるクレーター内部には酸素があり、主人公も宇宙服なしで活動できる。
- 月基地は、探査艇の性能が悪かった頃に修理のために使われていた。今では訪れる者は少なく、管制局(HornfelsとGossan)にもたまに忘れられるらしい。
- Hornfels曰く、旅人というより月の住人。少なくとも積極的に探索の旅に出ているわけではないようだ(今は苗木を育てたりしている)。
- 静かな生活を楽しんでいるようだが寂しくもあるようで、主人公が帰ろうとすると引き止められる。
- 忘れられた時は村に自分のリトル・スカウトを飛ばすらしい。
(※日本語版「村に置いてある私のリトル・スカウトを飛ばすんだ。」
・英語原文「I launch my Little Scout at the village.」
) - 他の旅人たちについて・Esker談
「Chertはときどき顔を見せるけど、Gabbroはああいう奴だし、Riebeckが“不必要な宇宙飛行”についてどう思ってるかは知ってるだろう?」
- シグナルスコープで村人を
偵察している一方向コミュニケーションを取っている。『ところで、誰かがPorphyとGossanに、いちゃいちゃしてるのが上からは丸見えだって言ってやるべきだな。』
(Eskerのシグナルスコープ日誌より)- 余談:プレイヤーが真似をしてアトルロックからシグナルスコープで村を覗いてみても村人は表示されない(描写範囲の都合か)。見えたところで「丸見え」と言えるほどの拡大率でもないため、Eskerは主人公が持ち歩いているものより高性能なシグナルスコープを所持している可能性も(ない)。
- Marlについて伝えると、ときどきリトル・スカウトでMarlを
監視していると聞かされる。
- 主人公から(月基地について)
「この場所はなに?」
と質問をされるとガッカリする。「どうやら宇宙プログラムは、ここのことを教える気もなくなったみたいだな。」
- シグナルスコープで旅人たちの音楽を受信するのは北極が適していると教えてくれる。
- 備考:旅人たちは自分専用の探査艇を持っているが、Eskerの探査艇はゲームに登場しない。
- アトルロックにも探査艇はあるが地面に埋まっている。Hearthianによる宇宙進出の初期に乗り捨てられたものかもしれない(近くにOuter Wilds Venturesの旗があるため)。
- 余談:アトルロックの探査艇は、『Outer Wilds』のアルファ版で主人公が乗っていた探査艇に似ている(参考:redditの投稿)。一種のイースターエッグ?
- 更に余談:ジェットパックを適切に使えば探査艇に乗らずに木の炉辺に帰ることは可能である。Eskerがその技能を持っているかは不明。
- 余談:博物館にあるOuter Wilds Ventures創設メンバーの写真にはEskerのサインも書かれているが、本人は写真には写っておらず、展示の説明文にも名前を挙げられてはいない(『眼』の博物館内の展示、Hornfelsによる説明
「FeldsparはOuter Wildsの4人の創設メンバーの1人だ。」
も同様)。どういう事情かは不明。 - 余談:Eskerの口笛の演奏は、本作のクリエイティブ・ディレクターであるAlex Beachum氏によるもの(物理サントラのクレジットより)。
Riebeck
- 脆い空洞にいる先輩宇宙飛行士。バンジョー担当。
- Hearthian唯一の考古学者。
- 脆い空洞とアトルロックの眼信号探知機にRiebeckが残した記録がある。
- おそらく宇宙デビューで初めて降り立ったのは南部観測所。ただし中に入ることはできなかった。着陸時は探査艇を岩にぶつけたが無事だった。
- 眼信号探知機の記録からすると、自力でNomai語の解読が出来るようだ。
- 重力水晶工房では他のNomaiの住居との違いに気付いた。
「Nomaiが脆い空洞の地殻の下から材料を掘り出してたことはわかってる。その材料を精製して水晶を作った。」
- 余談:アトルロックの眼探知機にあるレコーダーには記録者の名前は含まれていないが、これを確認したあとRiebeckの航行記録が更新されるのでRiebeckが残した記録だと分かる(主人公は声で発言者を判断したのだろう)。
- 好奇心旺盛な一方で探検はやや不得手なようだ。Nomaiの遺跡を発見したときの冷静な分析に対して、移動などで悪戦苦闘している様子のギャップが激しい。
- 脆い空洞の定位置にいる理由も重力水晶につまづいて転んだのが原因。その後はリトル・スカウトで周囲の地面の安定性をずっと計測していた(文字通り「石橋を叩いて渡る」行為)。その甲斐あってか、Riebeckがいる場所はループ終盤になっても崩壊しない。
- Halには
「あいつだったらツール
(※翻訳ツールのこと)の上に転びかねない。」
、主人公には「特にRiebeckですら最初の旅を無事に生き延びたと思うと。」
とまで言われる始末。 - 宇宙が怖いと言う一方で、空中都市を自らの4つの目で見るというひよっ子の頃からの夢を諦めることはなかった。しかしブラックホールは怖いのか、直接名前を呼ばず
「下にあるもの」
などと表現する。 - 主人公が量子の月でNomaiと出会った話をすると大興奮するが、自力で行く過程を考え始めると途端にテンションが下がってしまう。
- 主人公がNomaiについて知ったことを教えると喜んでもらえるが、それだけに彼らが滅亡した理由を教えると悲しむ。
「でも… Nomaiが姿を消した理由を知りたいと思わなかったら、私は木の炉辺を出てここに来ることもなかっただろうし、こういう冒険をすることもなかったんだろうな。」
- 備考:Riebeckのみ、手の指が4本ある(※大体のHearthianの指は3本)。
- 意図的に多指症としてデザインされたわけではなく、キャラクターデザインを外部委託した際の確認ミスによるもの(情報源:開発者のLogan Ver Hoef氏)。
「過去は過去だ。でも、それは…ほら、それでいいんだ!完全に消え去ることはないんだ。未来は常に過去の上に築かれる。たとえそれをこの目で見ることはできなくても。」
Gabbro
- 巨人の大海にいる先輩宇宙飛行士。フルート担当。
- いかなる技術か不明だが、宇宙服のヘルメットを被ったままでフルートが吹ける。コンセプトアートも参照。
- 備考:セリフ上では
「フルート」
(※英語原文でも「flute」
)だが、楽器の形と持ち方はどちらかといえばクラリネットかオーボエに近い(材質は表面は木で内側が金属)。音はトランペットのミュートをサンプリングしたもの。
- 主人公のループ仲間。案外冷静に受け止めており、こんな事態になってもハンモックに揺られて平和に過ごしている。主人公の発見について様々な意見を聞くことができる。
Gabbro「といっても、太陽に永遠に吹き飛ばされつづけたいと思うやつなんているだろうか?」
(本人談)- 主人公がペアになった記憶の像はGabbroが海から釣り上げたもの。Gabbro自身は彫像島の像とペアになった(工房の出入り口前の像)。
- (主人公と違って)ループの謎を解くために自発的に動こうとはしないが、Hornfelsに異常について無線で連絡したことはある(最初のループ)。しかしHornfelsからは夢か比喩の話だと思われてしまった。
- 余談:『Outer Wilds』アルファ版では、Gabbroにあたる人物の名前はZen Guyだった。Gabbroの動じなさは禅のマインドのおかげだった?
「あいつは想像力過多なところはあるが、嘘つきじゃない。」
(Gabbroについて、Spinel談)
- ゲームプレイ開始後、最初のループ中に会いに行くと専用のセリフが聞けるほか、ループ回数によって話す内容が変化する。
- ループが始まるたびに空に明るい閃光を見ている(=探査砲の発射)。
- ループを繰り返すと主人公を「相棒」と呼ぶようになる(英語版では
「my time buddy」
もしくは「time pal」
)。
- ループ中に人知れず島ごと宇宙に投げ出されることもある。
「そんな風に死ぬのは嬉しくない。」
(※本当に死んだことがあるのかは不明)- プレイヤーが実際にその様子を見ることもできるが、なんとGabbroは宇宙空間に投げ出されている最中でもフルートを手放さない。
- 瞑想によって次のループまで時間を飛ばす方法を教えてくれる。
- 教わったあとはポーズ中のメニューから選択できるようになる。アイテムなど物質的なものの引き継ぎはできないゲームの性質を考えるとかなり珍しい「変化」と言える。
- Hearthianの中では量子力学について比較的詳しい。木の炉辺の量子の木立にある量子の詩はGabbroが作った。
「ちょっと面白いだろう?名詩選24に入れる。」
(※詩のパターンが24通りであることを踏まえたジョーク)
- Gabbroの探査艇は巨人の大海の海上を漂流しているが、本人はあまり気にしていない。
「やつがさびしがってないといいんだが。」
- 電波塔に衛星からの画像が送られてくるのが待ちきれないHornfelsからの相談を受け、
『うたた寝を成功させるためのGABBRO式超簡単3ステップ』
を伝授した。 - 深宇宙衛星のことをオールド・スペイシー(Ol’ Spacey)と呼んでいる。
「"オールド"っていうのは昔なじみくらいの意味さ。」
- Hornfelsに深宇宙衛星の調査を頼まれたときに撮影された写真について
「ヘルメットをかぶった私の素敵な顔の写真」
と表現。 - 余談:Hornfels曰く、Gabbroはマシュマロをわざと焦がすらしい。
- 余談:
『You know, I kind of wish I’d built a hammock here before we ended up in this time loop.(このタイムループが終わる前に、ここにハンモックを吊したらどうかって思ったりしてる。)』
というセリフからして、ハンモックはループが始まる度に吊るし直している可能性がある。 「なあ、こういうのは本当に楽しいな。それにちょっといかしたものを作る手伝いができるんだ。不満なんてないさ。」「正確には私がやるわけじゃないが、似たようなもんだ。」
村人
Slate
- エンジニア。Outer Wilds Ventures創設メンバー。いつもの焚き火の人。
- 探査艇やモデルロケットの製作者。主人公が乗る探査艇は予備の酸素タンクを燃焼室として使えるように設計を変えてあるようだ。
安全性は不明。 - Slate曰く、打ち上げ前夜には星空の下で野営するのが慣習。発射コードを入手したあとのループでリフトに直行すると1度だけ声をかけられる。
- (プレイヤーが『流れ者』に訪れた後)航行記録から目的地にマーカーを付ける方法を教えてくれる。
「そんなに褒めてくれなくてもいい。」
(※自画自賛) - 上記の会話イベントは深宇宙衛星経由で『流れ者』に向かったあとのループで発生する。こちらは手順さえ踏めば何度でも聞ける。
- (プレイヤーが『流れ者』に訪れた後)航行記録から目的地にマーカーを付ける方法を教えてくれる。
- ループ中に事故死したことの愚痴を聞かせると(当然ながら)夢扱いされる。
- 博物館の超新星の展示に注釈をつけた。
「天体物理学はHornfelsの専門ってわけじゃないからね。」「この私はロケット工学とマシュマロのためにここにいるんだ。」
- 余談:焼きマシュマロのために、持ち手が加工してある専用の棒を使っている(主人公が持っているのと同じモデル)。
- Gossan曰く、変人(変人でないHearthianが存在するかは不明)。Gossanが探査艇のコックピットに安全ハーネスを取り付けさせたことを根に持っている。
- 主人公曰く、GossanとSlateはデートしたことがない。そういう関係だったのかジョークなのかは不明。
- Micaと共に行ったモデルロケットの無許可の飛行試験によって火災を起こし、電波塔を損傷させた。
- 余談:新しい探査艇には自動操縦の回避システムを搭載する予定だったようだ。
「…ああ、すまん。」
Hornfels
- 博物館館長。地上管制官。Outer Wilds Ventures創設メンバー。
- 備考:ゲーム開始直後、Hornfelsに発射コードを聞きに行くのが本作では数少ない「プレイヤーに指示される目的」である。
- 発射コードを聞きに行くまでは、そのループ中は観測所(博物館の上の階)にいる。
- ほとんどいつも観測所で過ごしているようだ。
Slate「あそこに住み着いてるんじゃないかって思えてきたよ。」
Spinel「文字通り、観測所以外であいつを見かけたことはないぞ。」
- しかし時には電波塔そばの森でキャンプをすることもあるようだ(※名前は書かれていないが森にあるメモは文面的におそらくHornfelsのものと思われる)。
- Chertが砂時計の双子星から持ち帰った記憶の像の石を分析し、情報を保存できることを発見した。後に巨人の大海で発見された彫像の石のかけらがSlateによって主人公の探査艇のコンピュータに転用された。
- 余談:上記の件はループ1周目でHalが教えてくれるが、日本語版では説明が省略されている。詳しくはHalの項目参照。
- Nomai像の目を開かせようと何週間もあらゆる手を尽くしていた(が成功しなかった)。
- Feldsparが行方不明になったのを本当に悲しんでいた(Tephra談)。それだけに主人公が生存を報告すると大喜びする。
- 攻略には関係ないが一度は教えてあげよう。
「そうはいっても、あのとんでもない場所からあいつを大至急連れ出さないと! Gossanに無線で連絡して探査艇の準備をさせよう。Feldsparを家に連れ帰るのは間違いなくGossanの役目だ。」
- Hornfels曰く、侵入者(彗星)に着陸したHearthianはまだいない。闇のイバラも未踏の地と思われていた(実際はFeldsparが墜落済み)。
- 観測所にHornfelsの観測についてのメモがある。
- 天体望遠鏡で撮影した写真について→
「最初、この映像の中の光の点は恒星だと思った。でも違った…これは全部銀河だ!」
- 赤方偏移の計算から、映像の中の銀河が(木の炉辺から)離れていく様子に気がついた。
「まるで宇宙全体が膨張しているかのようだ。」
- これらのメモはエンディングにもそのまま登場する。
- 天体望遠鏡で撮影した写真について→
- 深宇宙衛星から太陽系の画像が届くのを心待ちにしていたが、ある画像にありえないものが写っていたのを見て冷静になり、Gabbroにレンズの点検を依頼した。
Gossan
- 宇宙飛行士の飛行訓練コーチ。Outer Wilds Ventures創設メンバー。
- 何らかの理由で左上の目が潰れている。左耳も途中で無くなっている。
- 博物館の写真では目・耳ともに無事。それ以降に何かがあった?
- 無重力洞窟の衛星修理チュートリアル担当。
- 最初の飛行では図に乗りすぎて月に新しいクレーターを増やすところだった(本人談)。
- 備考:「moon」は衛星という意味でもあるので間違いではないが、Hearthianが「アトルロック」のことを「月」と呼ぶこともあるようだ。
- Slateに対しては色々と思うところがあるようだ。
- 安全ハーネス取り付けの件で「推力重量比を狂わせる」とSlateが主張しモメたことについて→
「実を言うと。近いうちにSlateの推力重量比を狂わせるつもりだ。」
- 一度宇宙に出てから村に戻ってきて話しかけると
「やけに早いじゃないか。何も問題はないか?Slateは自爆ボタンを取り付けるとか、そういう馬鹿な真似はしてないよな?」
と言われる。探査艇に似たようなボタンはあるけど…
- 安全ハーネス取り付けの件で「推力重量比を狂わせる」とSlateが主張しモメたことについて→
「幸運を祈ってる!それから、これだけ時間をかけて訓練してやったんだ。危険なところは避けるようにしてくれよ。」
Rutile
- 村長(※)。宇宙プログラムが引き起こす火災と、Marlが村の大木を伐採したがっていることについて頭を悩ませている。
- (※)英語版では
「Mayor」
。なお村人の中でRutileを村長と呼ぶセリフがあるのはMoraineだけ。 - 前任者たち(先輩宇宙飛行士?)ほど火事を起こさなかったという点で主人公を評価している。
- (※)英語版では
「いつものことだ。そのうち受け入れることを覚える。」「それから万が一に備えて、バケツ一杯の水を枕元に置いて寝ることも。」
Hal
- 主人公の友人。翻訳ツールの共同開発者。
- Chartが燃え盛る双子星で量子の月探知機を調査した時にはすでにツールを開発中だった。
『装置のオレンジ色の記号には何か特別な意味があると仮定しよう。Halと新米宇宙飛行士の翻訳ツールが今ここにあればよかったのに。』
(Chertの調査メモより)
- Chartが燃え盛る双子星で量子の月探知機を調査した時にはすでにツールを開発中だった。
- Hornfelsに発射コードを聞きに行くまでは一人で博物館の像の前にいるが、記憶の像とペアになる場面ではその場を離れており、ループに巻き込まれるのを免れた。
- 余談:ペアになった直後は博物館の外の坂で焼きマシュマロ用の棒をナイフで削っている。
- かなり余談:上記のHalの前を通り過ぎようとすると呼び止められ、強制で会話イベントが発生する。通り過ぎる前にもHalに話しかけることはできるが呼び止められるのは変わらない。博物館脇の崖から落ちるなどして目の前を通らないようにすれば回避できる(が、やる意味はあまりない)。
- 主人公の初飛行に対して本人以上に情緒不安定になっていた。
「興奮しすぎて吐きそうだ。」
「二人で長い時間をかけて開発したツールなんだから壊さないでくれよ、いいな?ハハ! うぐっ。絶対に壊すな。」
「ぐすん… 一人前になって、宇宙へ旅立とうとしてるなんて信じられない。」
- Nomai像が目を開けたときは、興奮のあまり
「なんだか胃がキリキリしてきた。」
と発言。
- Nomai像の石が持つ性質について教えてくれる。
「この彫像は情報を保存するために作られたのかも?」
- イバラの種を発見したTektiteが
「MarlとHalに抜いてもらおうと思ってる。」「不要な植物を取り除くのに、木こりほど適した連中はいないからな。」
と言及する場面がある。MarlはともかくHalも普段は木こり業をやっているのだろうか? - 『流れ者』で発見した新たな異種族の言語のことを報告すると、サンプルを100例程度と碑文の写本があれば6ヶ月で書記素の要点がつかめるはずだと豪語する。
- 余談:
Mobius Digital公式サイトのトップページにHalと主人公が描かれたイラストがある(※2021年1月現在)。※2022年2月のサイトリニューアルで見られなくなりました(Internet Archive)(20220218)。
Porphy
- 樹液ワインの人。何か重要なことがあった日に新しいワインの仕込みを始めるのが好き。
- ”構造的崩壊”、“住宅火災”といったラベルの瓶がある。
- Eskerがアトルロックから帰ってきたら樹液の採り方を教えて月ワインを作ろうと思っていた。
「たくましい狩猟採集生活は試行錯誤から生まれる。つまり、私らの祖先はとんでもないものを山ほど食べて生き延びてきたってことさ。」
- ちなみにシナリオライターのKelsey Beachum氏曰く、Hearthianは雑食動物(参考)。虫も食べる。
Marl
- 木こり。村の大木を伐りたがっている。新しい発射台を餌に主人公をそそのかそうとした。
- ひよっ子の頃に木から落ちて腕を折った恨みがあるようだ。本人は否定しているがおそらく周知の事実。
- Rutileからは
「Marlがあの木から落ちて腕を折ったとき、途中で頭も打ったんじゃないかって疑ってる。」
とまで言われている。
- Mobius Digital公式ブログの紹介によると、『新しいプロジェクトに必要なすべての木材を切る仕事』をしている(引用:
Marl is more than up to the task of cutting all the lumber required for any new projects.
)。 「月に寄ったら、Eskerによろしく言ってくれ。」
Gneiss
- 楽器職人。旅人たちが持っている楽器はすべてGneissが作った。
「問題は、Hearthianが1人宇宙に出るたびに、オーケストラのメンバーが一人減ってしまうということさ。」
- Gneiss自身もバンジョーを持っている。Riebeckのものとは違うデザインで、ネック部分に木の枝を使用している。ちなみに弦の本数は5本(Riebeckのは4本)。
- 主人公に観測所の場所を尋ねられ、困惑のセリフ→
「そういう質問をされると、一人で宇宙に出して大丈夫なのか心配になる。」
- 備考:村の外に墜落したイバラの種からFeldsparのハーモニカの音が聞こえたことについて→
Tektite「いいか、Gneissにはハーモニカのことを言うなよ。いいな? もしも音楽が聞こえてきたことを知ったら、この厄介な種を取り除かせてくれないだろう。」
Spinel
- 釣り人。「釣りの詩(Fishing rhyme)」(あるいは「釣りの歌(Fishing song)」「釣りの唄(Fishing tune)」)なるものを口ずさみながら滝壺で魚釣りをしている。
- Gabbroから聞いた巨人の大海の深海での出来事について教えてくれる(なぜか怪談調で)。
主人公「…キャンプファイヤーでのGabbroの話って、樹液ワインで酔ったせいだったりしない?」
- 話の腰を折るような選択肢を選ぶと続きを話すのをやめてしまう。ちゃんと聞こう。
- Spinel本人も巨人の大海に興味を持っているが、行ったことはないようだ。
「誰だってキャンプファイヤーを囲んだときは、目新しい話を聞きたがるのさ。お前のみやげ話を楽しみにしてるぞ!」
Tuff
- 無重力洞窟の上で鉱石を掘っている人。宇宙や無重力が怖い。
- 宇宙の恐怖から逃れるために地面の下に潜っているのに地下にも無重力空間があった、と解釈すると気の毒である。
- あまりからかいすぎると、選択肢によっては
「お前は最低だ。」
と言われる。やめよう。 - ヘルメットのヘッドライトには乾電池のようなものが付いている。
- Tektiteが村の外に何か墜落したのを発見したことについて言及する。
- 余談:古い偵察機ランチャーを火災監視に活用しているようだ。
- 右耳の先が少し無くなっている。理由は不明。
「お前が宇宙に飛びだしたいなら勝手にすればいい。だが、私にそのことを考えさせないでくれ。」
Tektite
- 村の外でイバラの種を見つけた人。
- 主人公の探査艇を「あのブリキ缶」呼ばわり。やや口が悪い。
- イバラの墜落現場から煙が上がっているのを見つけて火を踏み消しに来たところだった。
- 昔はちょっとした探検家だった(本人談)。若い頃に木の炉辺のあらゆる場所を探検した。
- 宇宙探査に関わったことがあるかは不明だが、リトル・スカウトは扱えるようだ。
- 幽霊物質によって右足を失っており、膝下が義足になっている。
- 備考:大きなツルハシを持っている。本業は鉱夫かもしれない。
「ずっと同じ大きさでいるだけの常識もない種を、私らの手で排除するなんて可能なんだろうか?」
子供たち
Mica
- 村の子供。モデルロケットによる探査艇操作チュートリアル担当。
- うまく着陸できたかどうかで評価のセリフが変化する。
「ねえ…大きいやつはもっとうまく操縦できるよね?」
(←ダメだった場合)
- うまく着陸できたかどうかで評価のセリフが変化する。
- Slateと協力してモデルロケットを改良した。いつかSlateが作るのよりも速い探査艇を設計するのが夢。
- 主人公が
「出発前にプロと一緒に練習したいと思って。」
とおだてる程なので、よほど本格的に取り組んでいるようだ。 「完成したら最初のテストパイロットはSlateに頼め、ってGossanが言ってる。」
- 主人公が
- 余談:Slate曰く、モデルロケットは火事を起こす可能性が低いだけで本物そっくりの設計らしい。
- しかしRutileによると宇宙プログラムだけでなくモデルロケットも頻繁に火災の原因になっているという。
- 無許可のモデルロケット飛行試験のせいで電波塔を損傷させたこともあり、Hornfelsの怒りを買った。
『火災損傷により閉鎖中』『SlateとMicaを除く諸氏に深くお詫び申し上げる Hornfels(博物館館長)』
(※DLC導入前のみ読むことができる電波塔の張り紙より)
Moraine
- 村の子供。シグナルスコープを使った宇宙探査チュートリアル担当。
- マシュマロの空き缶を再利用して作った特別製のシグナルスコープを持っている。
- Marlが切り倒したがっている大木の上で旅人たちの音楽を聞くのが習慣のようだ。
- 木から長時間離れるとMarlが木を切り倒してしまうのではと心配している。
「Marlは切り倒したりしないだろうってRutile村長は言うけど、このことを真剣に考えてくれてるとは思えない。」
「昨夜は脆い空洞からRiebeckのバンジョーが聞こえてた。Riebeckが無事だってことならいいんだけど。」
Arkose
- 村の子供。幽霊物質が大好きで、基本的な情報をひととおり教えてくれる。
- 主人公が軽くたしなめるほどの情熱を燃やしている。
「大人になるまで、村に幽霊物質が残ってるといいんだけど。」
- 余談:幽霊物質がある柵の中に石を投げ込んで遊んでいるが、ほかの村人たちは基本的にその場を動かないため「動くHearthian」を見られる貴重な機会である。
- 主人公が軽くたしなめるほどの情熱を燃やしている。
「リトル・スカウトで幽霊物質とかいろんなものを探知できるのはすごいんだけど、幽霊物質を撃てたりしたら本当にすごいと思うんだ。全部ピュン、ピュン、ピュンって!」
Tephra
- 村の子供。シグナルスコープのチュートリアル担当。話しかけるとシグナルスコープとラジオを使ったかくれんぼで遊ぶことになる。
- 日頃の行いが悪いのかMoraineはシグナルスコープを貸してくれなかった。観測所で遊ぼうとしてHornfelsに止められたことも。
- Galenaの後に見つけると
「見つかっちゃったけど、私が最後の一人だから私の勝ち!」
と独自ルールを持ち出してくる。
- 主人公が像とペアになった後に行動が変わる数少ない人物のひとり。FeldsparについてHornfelsから聞いた話を教えてくれる。
「史上最高のパイロットでも宇宙で迷子になるってHornfelsが言ってた。」
「今度の旅に焼きマシュマロ用のマシュマロはたくさん持っていくの? マシュマロっておいしいよね!」
Galena
- 村の子供。Tephraと同じくシグナルスコープを使ったかくれんぼチュートリアル担当。小声かつ無口。
「宇宙に行ったら気をつけて。」
おまけ:年齢の憶測
Hearthianは長い耳を持っているが、よく観察してみると若者(子供)ほど耳先が高く、大人ほど耳先が下がっている傾向に気がついた。というわけで憶測に過ぎないが比較してみました。素顔がわからないキャラクターは除く。※画像クリックorタップで原寸大表示
年齢 高← Tektite/ Gneiss/ Spinel/ Feldspar*/ Gossan/ Slate/ Hornfels/ Rutile/ Esker/ Marl/ Tuff/ 主人公**/ Porphy/ Hal/ Moraine/ Arkose/ Mica/ Tephra/ Galena →年齢 低
不明: Chert/ Gabbro/ Riebeck
- *博物館の写真から、Hornfelsの耳を基準に判断。
- **公式Wiki参考。
- Moraineの顔は正面から撮影できませんでした。場所が悪い。
おまけ:目の色
Hearthianの目は地球人類と比べると黒目(瞳孔?)が大きく、「白目」に相当する部分は色がついた虹彩が担っているようだ。というわけで目の色をまとめました。
(※完全に同じ色というわけではなく人物によって多少の違いがあります)
- オレンジ系:主人公、Slate、Hornfels、Gossan、Spinel、Tektite、Mica(※テクスチャから確認)、Moraine、Galena
- ピンク系:Porphy、Gneiss
- 黄色:Hal、Tephra
- 緑:Marl、Rutile
- 青:Tuff
- 紫:Esker、Arkose
- 不明:Feldspar、Chert、Riebeck、Gabbro