解説
DLC『Echoes of the Eye』のプレイ日記。DLCパート全編のネタバレを含みます。
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このページは『Outer Wilds』とDLC『Echoes of the Eye』のネタバレを含みます。ゲームをクリアしてからご覧ください。
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(公開:2021年10月31日)
目次
プレイ日記目次:はじめに/ 第1回/ 第2回/ 第3回/ 第4回/ 第5回/ 第6回/ 第7回/ 第8回/ 第9回(最終回):その1:その2:その3:その4/おまけ考察/ 挿絵まとめ
20210929: まずはアップデート確認/ やるぞDLC/ 『流れ者』/ 河川低地/ スライドリール
はじめに(20211031)
日本時間で2021年9月29日の午前1時頃、『Outer Wilds』の最初で最後のDLC『Echoes of the Eye』が発売されました。ゲーム本編を遊んでいる途中に記録らしい記録を一切残していなかったことを後悔していたのでDLCは二度と無いチャンスだと思い、今回こそはプレイ日記を書くことにした。1日分のプレイごとにその日やったことを記録していく形式です(攻略・考察・その他のメモも兼ねて)(※日付右の日付は各日記の公開日です)。内容に関してはネタバレへの配慮を一切しておりませんのでDLCパート未プレイの方は今すぐ引き返してください(※日記冒頭のみゲーム本体のアップデートについての話です)。また日記の性質上、その都度生じる勘違いや無駄な時間を過ごしたループなどのこともそのまま書いているため場合によってはイライラするかもしれませんがそういうものですので御了承ください。
- 追記:20211214:全体目次のページを作りました。部分的に読みたい方はこちらからどうぞ。
- 追記:20211219:このプレイ日記はv1.1.10時点のものです(Steam版)。最新バージョンのゲーム内容とは一部イベントや攻略方法などが異なる場合があります。
20210929(20211031)
まずはアップデート確認(v1.0.7→v1.1.10)
- 待ちに待った、というよりは処刑を待つような心持ちで『Echoes of the Eye』リリース日を迎えた。緊張しすぎて鼻血も出た(比喩表現ではなく)。具体的な発売時間がほとんど直前まで未定だったのでなにも心の準備ができなかった。日本時間だと夜中の1時だったが行くしかねえ。ではスタート。
- といってもPC版はDLC公開前の準備アップデート(v1.1.8~v1.1.10)もDLCと同時公開だったのでまずそちらから先に手を付けた。追加要素かゲーム本体の要素か分からないと多少困るからだ。今後ももしかしたら両者の情報が混ざるかもしれませんが御了承ください(ちなみに未導入状態に戻したい場合は、Steam版だとライブラリの一覧からゲームタイトルを右クリック→プロパティを開いて『DLC』の項目からDLCの有効化or無効化が切り替えられます)(実際試してないので戻したときどうなるかは不明・セーブデータのバックアップ等をした上で自己責任でお願いします)。なおセーブデータは航行記録が完成済みのやつでプレイします。
- で起動してみたが、なんか足速くなってない? 君そんなに速歩きだったっけ?? 本作はダッシュ操作がない(ジェットパックで代用できるが)から遅いよりはいいかもしれないが。実際に速くしたのかパフォーマンス改善とかで速くなったのかは不明。
- オプションの項目もなんか整理されたようだが、一時停止のためEscキー(※当方はマウス+キーボード操作でプレイしています)を押すとなぜか停止メニューではなくオプションまで開いてしまう謎の現象が。ま、まあリリース直後だから多少の不具合はあるだろう(一抹の不安)。
- というあたりでアップデート内容の確認へ。とりあえず公式のチェンジログを参考にあちこち巡ってみることに。
- まずは近場ということで博物館の展示から。おお確かに写真とかが増えてる。我々が支払ったDLCの購入費用はここで使われることになるのか…いや木の炉辺に通貨とかあるのか知らんけど…(松葉通貨説のことは忘れよう)。
- 次はリリース前から情報が出ていた謎のアンテナがついた小屋に行ってみる…と小屋だけでなくちょっとした森もそばにある。謎のメモも置いてあるがこれは誰が書いたの? 星図を書いてるってことはHornfelsか?…
「文字通り、観測所以外であいつを見かけたことはないぞ。」
と釣り人Spinelに断言され、Slateには「あそこ
(※観測所)に住み着いてるんじゃないかって思えてきたよ。」
とまで言われていたあのHornfelsが外でキャンプ?????(そこは別にいいだろ) 星図を書くには位置的な都合もあるでしょうから観測所以外の場所で活動していても別におかしくはない。メモの内容的には「うとうとする」と瞑想のヒントですかね。「私が何かを楽しみに待っていると必ず時間の流れが這うように遅くなるのはどうしてか、いつかそのからくりを調べてみないとな。」
相対性理論かな? それにしても「無為に時間をつぶすことにかけては右に出る者がいない我らがGabbro」
ってどういう扱いなんだよGabbroは。マシュマロわざと焦がす派なの? 太陽がもうすぐ爆発するのに発ガン性物質の心配もないだろうが。 - そしてアンテナ小屋=電波塔のほうに近づくと
『近くに未確認信号』
の画面表示が。シグナルスコープを向けてみるとアンテナから深宇宙通信の周波数を発見。およそ25000m先に何かがあるようだ。なんだろね。 - 肝心の電波塔はドアに張り紙があって中に入れない。既プレイ目線だとまったく新しいものなのに
「古い電波塔」
と書かれているのがじわじわ来るがその次のHornfelsの怒りがにじんだコメントで本当に笑ってしまった。最後に『Hornfels(博物館館長)』
とわざわざカッコ書きがあるのすら笑えてくる(深夜プレイでテンションがおかしいせいではない、はず)。全Hearthianが知ってるよその情報。なんなら無記名でも筆跡でバレるレベルだよ。 - 1枚の張り紙の情報量
- ところでこの
面白張り紙とか博物館のややメタい説明文とか、DLC導入済みでプレイ開始すると読めないってことなんでしょうか? ちょっともったいないね。 - 次々出てくる新情報にすでにおなかがいっぱいになりつつあるが(実際は紙を2、3枚分読んだだけだが)ひとまず流れで深宇宙通信の示す先に行ってみる。探査艇で宇宙へ出てシグナルスコープで探してみると、小さいがあからさまに目立つ赤い点を発見。DLCのPVにも登場していた樽で出来た衛星を発見した。といっても特に何かがあるわけではないのかな。このあたりはDLC導入後に見ないとダメか。なお色々と調べていたら最終的に探査艇がぶつかってショートして壊れてどっかに吹っ飛んでいった。わたしはなにも見ていない。
- 次はチェンジログ情報に従って空洞のランタンへ。スクロールウォールのそばに円盤型の情報装置が追加されていた。太陽活動の活性化と火山活動の活性化を検知したという情報が表示されている。火山活動と太陽活動が連動しているのかは謎だが、もしそうだとすると以前ちょっと書いた太陽の膨張のせいで惑星とかの環境が不安定になっている説が多少は合っていたことになるのか?(合ってなくてもいいが) 少なくともNomaiの時代からあのペースで火山弾を吐き出し続けていたとは思えないしな。
- そして、長らく放置されていた脆い空洞のワープ装置そばのFeldsparメモのテキスト飛ばし問題が修正されていた。他にも何箇所も翻訳まわりの修正があったようでありがたい。しかし一方で今まで特に問題なかったはずのアトルロックの眼信号探知機や南部観測所の一部テキストがルー大柴氏リスペクト状態になるなど混乱もあったようだ。あと博物館のHalのセリフから選択肢が消えてる気がするがこれは変更なのか不具合なのか。
- あとは細々とした修正や最後のアレが一部変更になっていたりと色々あるようだが我慢できなくなってきたからこれ以上は君の目で確かめよう! おれはDLCをやるぞ!
- ところでスタッフロールを見てみたら、新バージョンで追加されたトルコ語版はWordarch Studioというところが担当したようだ。Wordarch公式サイトによると英語からトルコ語へのゲーム翻訳に特化したスタジオみたいですね。ほかの言語版(日本語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/韓国語/ポーランド語/ポルトガル語(ブラジル)/ロシア語/中国語(簡体字)/スペイン語(ラテンアメリカ&スペイン)の11言語)はまとめてLionbridgeに依頼していたようだが。
やるぞDLC
- …というわけで前置きが長かったがここからやっとDLC導入パートである。午前3時を過ぎているがどうせこの精神状態じゃあ眠れないから関係ないぜ。リリース直後はセール価格で10%オフだったぜ。と意気揚々と起動したらなんかいきなり怖いこと言ってくるんですけどこれが例の恐怖を減らすオプションってやつですか? こんなふうに起動時に警告するほど怖いの? 『Outer Wilds』は本編もまあまあホラーと感じる方も多かったようだが(おもにアンコウや深海など)そういうのを更に上回るなんか怖いアレがあるんです? なんでそういうことするの??? ここ数カ月間、DLCが出るとか出ないとかの話題が出ただけで恐れおののいていた過去を思えばそれ以上に怖い要素がこのゲームにあるのだろうかという気もしますがとりあえず最初はデフォ設定で頑張るぞ。
- メッセージを閉じると、いつものタイトル画面のロゴの下にヌーッと出てくる『Echoes of the Eye』のロゴ。青い。といってもオープニングが追加されたりするわけではないのでゲーム開始時点では特に変化はない。ひとまず寄付(?)を済ませたことになった観測所に行ってみると、仮の状態だった展示が完成していた。例の樽衛星こと深宇宙衛星の模型と写真パネルとその解説が追加されている。どうやら世界改変によってOuter Wilds Venturesは深宇宙からの観測もやっていたことになったようだ。衛星はPVの映像だと垂直の軌道で動いているような描写があったが実際そういうことらしい。ついでに主人公(=新人宇宙飛行士)が使えるマップがリアルタイム生成なのもこの衛星によるものだったことになったようだ。実際マップを確認してみるとたしかに垂直に動く軌道の線が追加されている。まあ流れ的には最初にこれを見に行くのがいいだろう。
- ふたたび深宇宙衛星のところまで行ってみると、DLC導入前にはなかったHearthian製の録音機器が衛星のそばに浮かんでいた。どういうことだ。船内からは当然聞けないので船外に出て再生してみると、声の主はまさかのGabbro。管制局の要請で衛星の機器を調べに来たのだと。本編だとずっと寝ながらフルート吹いてるだけだったが(ほかの旅人たちも本質的には似たようなものだった気がするが)Outer Wilds Venturesの一員として一応は宇宙飛行士らしい活動もやっていたのね。宇宙空間でもリラックスして一眠りしようというあたりは相変わらず
「Gabbro is Gabbro」
(Esker談)としか言いようがないが結局のところ衛星の機器には特に問題はなかったようだ。本編では他の先輩たちと違ってGabbro自身が残した記録を読んだり聞いたりといったことは特になかったからこうして一人で喋ってるのを聞くとなんか新鮮ですわね(※実際は無音です)。というか独り言だとそういうキャラになるのかGabbro。相棒の意外な一面を見た。このあと本人にも一応会いに行ってみたが特に話題は変わらなかった(Hornfelsも)。それにしてもなぜHearthianたちは録音機器を現地に忘れていくのか。 - 衛星の次は電波塔を再確認。おおっとドアが開いている。不用心な。部屋の奥の壁に太陽が写った写真かなにかが掛けられているのが見える。さっそく中に入ってみると同じような写真が他にも貼り出されていた。どうやら太陽系をあの衛星から撮影した写真のようである。部屋に入って左の壁から時計回りに1枚ずつ確認してみると、見慣れた太陽系の天体たちが写っているものの他に、太陽が欠けているように見える写真が。これはPVで見たアレか? しかし完全に太陽を覆い隠すほどの欠けではない。ご丁寧に双子星のところに量子の月が写っているから(あと彗星=侵入者も)太陽の手前にほかの既存の天体が写り込んでこうなったわけではなさそうだ。角度的に衛星が太陽の真上か真下(※ほかの天体たちの軌道を横から見た場合)から撮影したものであろう。で、最後の1枚を確認したらまさかのGabbro(※二度目)の逆さ自撮り写真。おい深夜に笑わせるな。これはさっき聞いた点検作業中に撮影されたものでしょうか? なぜこれを展示したのかはともかくとしてGabbroが語っていたように機器の状態に問題はなかったことは改めてよく分かった(写真の写りが非常に良かったから)。
- Gabbroの自撮り(ではない)が相当面白かったのでうっかり満足して寝そうになってしまったが部屋の中にはまだ調べるものがあった。部屋の中央、テーブル代わりと思われる大きな樽の上にあった録音機器を再生すると、おそらくHornfelsと思われる音声が流れ始めた。深宇宙衛星による写真の出来栄え(カラー写真だよ)を興奮気味に語っていたが、先程の太陽が欠けた謎の写真に気が付いてGabbroに衛星のレンズを調べるよう頼んだようだ。しかし実際のところレンズはもちろん機器にも異常はなかったわけで……心霊写真かな? というところで航行記録に電波塔の項目が追加された(※実際は衛星の録音機器を確認したときにも『航行記録更新』が出てきたが探査艇のコンピュータからは確認できなかった。バグか?仕様か?)。おお、伝聞モードの分類カラーが新色(水色)だ。いよいよ情報的新天地に突入という感じでワクワクするがここらへんで午前4時になってしまったので流石に寝た。
『流れ者』
- で、29日の夜である。なんか怖い要素があると聞いて普通にビビっているのであまり夜(特に深夜)にはやりたくないが時間的都合の関係でそうするほかない(本編もそうでした)。怖すぎたら最悪の場合恐怖削減オプション解禁も辞さない。というかですね、オプション画面で試しにオンオフ切り替えてみようとしたらその設定画面自体がバグってて怖いよ。なんでだよ。
- さて、ここまでの流れでどうやら深宇宙衛星が鍵らしいぞと分かったので寄り道せずに探査艇に乗り込む。衛星に付いている画面には時間経過でカウントアップしていく謎の数値が表示されていたのだが、どうもこれが電波塔の写真に書かれている数字と関係がありそうだからである。例のあの欠け太陽写真の数値は40°(40度)と書かれていた。おそらく衛星の位置的な角度であろう。Gabbroの記録を読んだときに確認したらすでに3ケタ突入していたからチンタラしていたら普通に40°に間に合わない。と思ったが寄り道しなければ10°台のときに間に合った。そのまま数値がカウントされていくのを待っていると、あの電波塔の写真のように太陽が端から欠け始めた。黒くて丸いものが、確かに太陽の手前に存在している。うわ。しかし太陽が完全に隠れるほどの大きさではない。とにかく行ってみるしかない。探査艇で近づいていくと、その黒い円は徐々に大きくなり、太陽を覆い隠すほどになり、そして…
- は?
- は??????
- まず目の前に飛び込んできたのは白い光の粒。といっても本編エンディングの森の光景とは違う。明らかに人工物。なにかを示すように並んだ光の一端に薄緑色の光が漏れる一角が。明らかに宇宙船のデッキというか発着場めいた何かだ、っていうか何????????エイリアンの宇宙船??????? いやだってなんかアダムスキー型UFOみたいな何かが吊り下がってるし!!!宇宙人は本当にいたんだ!!!!(錯乱) それにしても我らが探査艇
(エイリアンの宇宙船)と比べてこのビジュアルの差よ。ほとんど別ゲーじゃないですか。色使いから造形まで類似点がなにひとつ見当たらないが、特に親しみやすさが段違いすぎる。しかしあれだな、外見はともかくなんかサビてるというか古びている雰囲気だな。あと暗い。 - 何がなんだかさっぱりだが進まないことにはお話が進まないので仕方なく出入り口らしいところを通って先へ行くと階段の上になにやら青緑に光る文様が。あからさまにDLCのテーマカラーっぽい緑がかった青い光である。これもしかして文字では。ここで自慢の翻訳ツールを構える主人公、だがしかし当然ながら画面に表示されたのは
『エラー:不明な言語』
の一文のみ。そりゃそうだ。いくらNomai語のダジャレも翻訳できる万能ツールでも知らない言語はどうしようもない。エラーメッセージが「読み取れません」とかでなく「不明な言語」と断定しているだけでもまあまあ凄い(ツール開発者が「不明な言語」の読み取りを想定していたという意味で)。しかしこれでこの謎の場所がNomaiともHearthianとも関係なさそうであることははっきりした。『眼』の星系に来たNomaiおよび彼らが滅亡してから約28万年以上後に生まれたであろうNomaiも使っている言語は同じだったから別部族のNomaiによる何かという線は無いんじゃないかってことね。読めないものはしょうがないので一旦置いておいて進むと、PVにも出てきた回転する謎の部屋が。とりあえず挨拶代わりに中央の装置?に偵察機くんをぶつけてみたら回った。どういうこと?と思って色々試したら、どうも装置に付いている青緑色の光のところに何らかの光を当てると回転する仕掛けのようだ。そして壁にある白い模様の線もそれに連動して回転する。はあ。目の前には扉のような形の模様もあるがこれどうするの?…と少し考えて、よく見ると白い線がたまに途切れているのに気付く。これと扉っぽい形のところを合わせれば…開いた。なるほど。なんて面倒な開閉システムなのだ。おそらくここは宇宙船か何かの出入り口のはずなのに一体どうしてこんな厄介な仕掛けを…まだ見ぬ謎のエイリアンに対する疑念が生まれた瞬間である。 - とはいえこれで進めるようになった。扉が開いたのと同時に、なんと
『木を検知』
の表示が。進んでみると、これまでの金属質な内装とは打って変わって木造にしか見えない三角屋根の部屋に出た。部屋の中央にはこれまた光を当てると青緑に光る玉がついた棒が4つ、と船の舵のようなパーツがついた何らかの操作用の装置。『回転』
という表示が出たのでやってみると突然のボッシュート、もとい床が抜けた。罠か?? と思ったら水の上に着地した。なんだと、水?? 周りに見えるのは岩と足の長い木製の桟橋のようなもの。どうやらさっきの光る玉がついた床に乗ったまま水の上を流されているようだ。しばし流されるうちに、4つの光る玉のどれかにライトを当てるとその方向に進むことがわかった。しかし自在に操縦するには癖があるな…と、ふと頭上を見上げたら、なんだこれ? なんだこれ???
河川低地
- 衝撃のあまり思わずリアルで大きく息を吐いてしまったが(叫びそうになったが声にならなかった)周りを見渡して状況を少し理解した。たぶんこれは宇宙SFによくある回転する人工重力装置めいたものの内側だ。『2001年宇宙の旅』でも見た。足元にも頭上にも川があるのに水が落ちてこないのはそういうことだ。川の両側にそびえる高い壁は円筒の円にあたる部分のはず。壁の片面には風車かダクトのファンめいて羽のようなものが回転しており、その隙間からよく見知った太陽と惑星たちが見える。どうやらワープ装置のような何かでここに飛ばされたわけではなく、例の太陽を覆い隠した真っ暗闇の何かの中に侵入してしまったということなんだろう。それはいいとして、ここは結局なんなのだ? と冷静に書いているが初見では頭の上にハテナが256個くらい浮かんでいた。
- さて、四苦八苦しながら川を下って…下ってるのかこれは?どっちが「下」なんだ??…とにかく進んでいくと、桟橋の下から牛をさらうUFOのビームめいたものが伸びていた。そのまま近くに行くと、鎖がついたクレーン的なもので今まで乗っていた物体ごと桟橋の上まで吊り上げられた。なるほどそういう装置ね。あらためて周囲を見渡してみると、やっぱり凄いなこのビジュアルは。SFだッ!ファンタジーだッ!こんな体験できるやつは他にいねーっ…と思わずジョジョ第四部の億泰のように叫びたくなるがもう夜遅いので叫ばない。しかし、不可視の宇宙船というハイテク感に対してこの内部の自然派な情景はどういうことだ。川辺に建っている家々?も至って素朴(だがHearthianの建築よりは明らかに精巧)な雰囲気だ。途中に看板と思しき何かがあったが絵に添えられた文字?はもちろん読めず。少し進むと、桟橋に積まれた箱の上に壊れたランタンがあった。これ、DLCリリース決定のときに初お目見えしたイラストで主人公が持ってたアレじゃん!! ←この記録書いたのほんの数日前だけどまさかこんな形で出てくるとは思いもしなかった。ともあれ発見自体はうれしいので資料集めも兼ねてスクリーンショットを撮りまくっていたら突如どこかからか大きな音が。普通にビックリした。周りを見渡してみると、なんと川の一部をせき止めていたダム的なものが決壊して、大量の水が下流…下流?に流れ出していた。いま立っていたのがその「下流」だったのであれよあれよという間に辺りは水没した。おいまだ全然探索してないよ。無駄にビビって進むのが遅かったせいだが(あとはランタンに気を取られた)。
- といっても実のところは川の水位が上がっただけなので探索そのものが打ち切りというわけではない。むしろこの場所にも本編同様に時限イベントの類がありそうだとこれで分かりましたね。見慣れない植物などを観察しつつ川を泳いでいくと丸い窓が印象的な建物があった。運良く?水没していなかったのでとりあえず入ってみると、中には鹿のような角を生やした見たこともない人々の絵が何枚も飾られていた。『眼』の星系には無かった土星的な輪っかがある天体が描かれたものまである。これがこの宇宙船(仮)を作った種族なのか? なんかあまりそういうハイテクとは縁がなさそうなファンタジー的雰囲気だが実際そういうものがあるのだからそういうことだと思うしかない。絵そのものは角が生えた人々が穏やかに過ごす様子を描いた素敵な絵だが肝心の当人たちがいない、というかここに来るまでに見かけた家々がどう見ても廃墟(ついでに川岸の植物もほとんど枯れてる)だから今の所不穏さしかない。ところでこの絵、フラッシュライトを消すと真っ暗になってしまう。宇宙船(仮)に入ってきたときの装置といい光にまつわるギミックが多いな。あと回転。
- とりあえず拾ったランタン(壊れてるけど)を持ってうろついていくと、見覚えのある細かい破片のようなものが付着した家があった。これは幽霊物質のまわりに落ちている破片と同じものではないか? Annapurna Interactiveが7月のShowcase生放送で発表したやつをGIPHYで公開したよと告知しつつPVに無かった映像をこっそり混ぜてきたやつじゃないか。ということは、この家の玄関側にまわってみたら……うわ。
- でもよく見るとGIFのやつとは違って口?の中に火のようなものが追加されている。アンコウではないのか? そうだとすると朗報だが朗報と言い切れない何かも同時に感じる。結局なんなのこれ。ちょうど運良く(?)家が水没中なので幽霊物質を気にせずに探索ができるのはラッキーだが。家の中に入ってみると、中にはモニター画面らしき装置と、家の壁に描かれていたのとそっくりな物体が。あーーこれのことだったのかあ。火がつくということはこれもランタンの一種なのかな? あのツノ宇宙人(呼称が安定しないので今後は正式名称が分かるまでツノ人で統一)(Nomaiもツノあるけど…)が自力で発光でもできない限りは光で動かす装置を使うのに照明は必需品だったのだろう。
- こんなミスリードがあってたまるか
- …と盛り上がってきたところですがここで超新星爆発のお時間です。やっぱりここにいても爆発からは逃れられぬのか…。仕方ないので大人しく死を待っているとなんか出た。なんだこれ。量子の月や深宇宙で時間切れになったときに画面端からモヤモヤが出てくる画面効果と似てるがちょっと違う(※クリア後の追記:線が出てくる画面演出自体はDLC直前アップデートでちょっと派手になったからのようだ)。この場所ってそんなに太陽から遠かったっけ? それともなにか別の理由が? なんなんだ。本当にわたしはここに来て良かったのか?
スライドリール
- …ハッ! といつものように目が覚めた。通常は超新星爆発で死ぬとフワーッと起きるのに量子の月とかでループ終了すると「…ハッ!」という起き方になるから演出的には前述のモヤモヤが出るパターンと同じだ。細かい話はともかく、Nomai像は前回ループのこともちゃんと記憶に残していてくれたようだ。航行記録を確認すると、先程の謎世界の地名は流れ者と表示された。気になったので後で英語版で確認したら原語ではThe Strangerというらしい。ストレンジャー。なぜそんなちょっとカッコイイ名前を…。誰に教わったわけでもないから主人公が勝手に名付けたのか? 説明文には
『ある種のクローキングフィールドの中に隠された人工の巨大環状天体。』
とある。やっぱり環状だったのかあれは。クローキングってどういうこと?と思ったので調べたら『対象の構造をある媒質で覆うことにより、全体を不可視化する技術。外套を意味する“cloak”を語源とする。』
(引用:光で検出できない“不可視な”円柱構造 光や電磁波を反射や散乱しない構造を単一物質で実現 | 東工大ニュース | 東京工業大学)とあった。なるほど? 先ほどまでいた川のエリアは河川低地というらしい。プレイヤー(おれ)が受けた衝撃の大きさに対して航行記録の表現があまりに簡潔でやや動揺したがそういえば航行記録は一度行った場所にマーカーを付けられるんだった。と思いついてやってみたら本当にできてしまった。どういう仕組みだ。探査艇のシステムが優秀すぎる。毎回衛星のところまで行かなくていいのは助かるわ。 - 早速『流れ者』まで戻ってみると、先ほどとは入った向きが違う(初回=太陽系の外側から・今回=内側から)が問題なく侵入できた。どういう仕組みだ。入ってきた穴を振り返ってみると普通に太陽が見えるのも不思議である。出入り口の目押しはまだ慣れず。先ほどのダム決壊のような時限イベントがあると分かったからには時間は無駄にはできない。ところでさっき川に落ちたときに乗っていた謎の物体はイカダだそうです。陸に乗り上げたやつに近づいてみたら
「イカダを押す」
というアクション用メッセージが出てきたから分かった。関係ないけどゲーム本編のアクション用メッセージに『プロジェクションストーン』とか『スクロールウォール』といった名詞が当たり前のように出てきたのは主人公が翻訳ツールの開発者でNomai語の知識があったからだと解釈できるが、『流れ者』においてはその理屈は通用しないのでなんか名詞っぽいものが出てきたらそれは主人公がそういうものだと判断してそう呼んでいるのだと思っておく。 - そんなこんなでアンコウではなかった絵の家まで戻ってきたが、よく考えたらまだ水没前のためさっきと同じようには近づけない。というか建物から割と離れたところにも幽霊物質が落ちていて余裕でダメージを食らった。DLCリリース前にわたしがアンコウだと勘違いした物体が何なのか気になるがしょうがないので一旦あきらめて別のところから探索再開。迂回すれば入れたかもしれないがまず行ける範囲を把握したほうがいいかと思って…。今度は壁に赤・茶・白の塗料で絵が描かれている家があった。『流れ者』の入り口にあった目のようなマークがあるが何を描いた絵なのかはまったく分からん。なんかドアがキィキィ勝手に動いていてビビったがこれもまた光に反応して動く仕掛けだからのようだ(フラッシュライトが反応していたせいで動いていた)。太陽光では動かないように調整してあるのかね。ドアの青緑の太陽のような部分に光を当てると丸い板が回転し、太陽(仮)の上で日食状態になるように止めるとドアが開く。手で明け閉めする発想はツノ人にはなかったのか?
- …あやうくミもフタもないことを言ってしまいそうになったが無視して建物の中に入ってみると、おそらくツノ人の角がモチーフと思われる飾りがついた座り心地のよさそうな椅子と、なんとツノ人の肖像画があった(しかも複数)。比較的写実的なタッチで描かれているので絵ではなく写真かもしれん(※設定上の話ね)。急にツノ人の姿の解像度が上がってしまった。隣の部屋へ進んでみると、壁に大きな白いスクリーンのようなものと、その手前にイスやテーブルが並んでいる。中央に何らかの装置があるがもしかして映画館(規模的には視聴覚室?)みたいなやつか? といっても装置はカチャカチャ動かしてもなにも起きない。それよりテーブルが妙にでかいなと思って自撮りで確認してみたらちょうど主人公の目の高さくらいだった。えーと、ツノ人って実は結構デカい? 前にSolanumさんと写真を撮ったときは主人公より背が高かったがそれよりも更にデカそうだ。ケンカしたくねえなあ(する機会があるかは不明)。ここまで見てきた家々は明らかに廃墟だし幽霊物質の被害を受けてもいるが、Nomaiたちとは違って遺体その他が残されていないからツノ人たちが今どこでどうしているのか不安になってきました。
- 部屋の中心近くにある装置をあらためて確認すると、上からなにか入れるような穴がある。試しに偵察機くんを置いてみたらスクリーンに光が写ったがこれだけでは何も起きない。たぶんほかにまだ何か使うべきものがあるのではないか。たぶん、というより十中八九光が関係するギミックがあるだろう。となると穴に入れるのはあのランタンか? でも今まで見つけたランタンはみんな壊れてたよな…。とりあえず周囲を探してみて、今いた建物の隣の家でボードゲーム的なものを発見してテンションが上がるがこれは絶対に関係ないな…。来た道を少し戻って丸い窓の家の前まで来たのでついでに入ってみると、先ほど訪れたときには壊れていたランタンが何事もなかったかのように光を放っていた。なるほど壊れたのはダム決壊のタイミングだったのか。この建物は水没してなかったから影響はないのかと思っていたが。とにかくこれで光源は手に入れた。映写機的装置にランタンを入れてみるとスッポリはまって丸い光がスクリーンに映るようになったがこれでもまだ何も起きない。部屋の外へ出てみると、壁の棚のようなものの中にスライドリールなる物体があった。確実に関係あるやつじゃん。円筒形だが釣り竿のリールとかフィルムを巻くリールのreelでいいのかな? というかこの棚もPVに出てきたやつっぽいな。
- さて戻ってスライドリールを映写機的装置に使ってみるとまあピッタリ。名前の通り、スライド映像のように絵がスクリーンに映し出された。これでやっとなにかが分かりそうだ。中央に描かれているのは丸い窓の建物の絵にもあった土星的な惑星とその衛星か? ツノ人が憩っていたのは衛星のほうかな。そして画面右上の『前進』『後退』の操作説明からしてスライドは1枚だけではなく順番に続きを見られるようだ。さっそく次のスライドに進んでみると、おいいきなりクライマックスじゃないか。6月公開のAnnapurna Interactive Showcaseのトレーラーに出てきた枝分かれしてる『宇宙の眼』のマークのようなものじゃん。ツノ人から見た『眼』のシンボルがこれなのか? しかも『眼』の太陽系(上or下からのアングル)もはっきり描かれている。巨人の大海のそばにいるのが量子の月か? 闇のイバラがただの円形なのが気になるが省略して描いてるだけの可能性もあるので判断保留。そして『眼』からは宇宙に向けて波紋のようなものが広がっていく……これってもしかしなくても『眼』の信号ですか? 次のスライドでは隣の太陽系に『眼』の信号が届く様子が。やはり土星風惑星の衛星のほうがツノ人の住む星だったのかな。その星では望遠鏡のようなもので空を見ていたツノ人が『眼』の信号に気が付いた。この望遠鏡、見るものを途中で別の光(火?)に変えてそれを別のレンズか何かに通して見るという地味にわけのわからない作りをしているな。あとツノ人の服(ケープ的な?)にも目みたいな絵柄があるな。次の映像は『眼』の信号を見たツノ人のアップ。さっき見た肖像画でも思ったけど、角は鹿っぽいけど顔つきはフクロウかミミズクだな。というかイメージ的な表現じゃなくて本当にそういうふうに見るんですね、望遠鏡。そして『眼』の信号を見たツノ人は…見たっていうより脳内に直接語りかけるやつみたいだな…いやこれどういう感情? ビックリしてるんだろうなというのだけはなんとなく分かるがどっち方面の驚き? 喜び?それとも恐怖?? 異なる文化圏の者同士がお互いの感情表現の差異がよくわかってなくてコミュニケーションに齟齬が出るようなやつが発生してしまった。というかツノ人が口開けるとそういうふうになるのか。とにもかくにも発見者のツノ人は慌てて仲間たちを呼び、『宇宙の眼』の存在は彼らの知るところとなった。手を挙げて『眼』の方向を見るツノ人たち…いやだからこれどういう感情なの?? Nomaiたちがそうだったように未知の発見に興奮しているのか、それともなんかアカンものを受信しちゃったのか? これが地球人類だったらライブ会場で盛り上がってるときのような雰囲気と解釈できるがツノ人にとってのこの仕草がどういう意味を持つのかわからねえ。つまりこれだけではなんとも言えんな、さて次のスライドは……おいビビらすな。こっちは夜にプレイしてるんだよ!!やめろ!!!なんなんだよこの穴とブツブツは、と思ったけどスライドが壊れてるのかな? フィルムが焼けて溶けたみたいな状態になってるな。それまで流れていたコーラス的なBGMも途切れて急にホラーな雰囲気になってしまった。何枚かスライドが見れなくなっているがその後土星的惑星のそばで何かを建造している映像がかろうじて確認できた。これ以降のスライドは無事で、ツノ人の星から建造していた何かが発進する様子と、その何かが『眼』のそばに到達する映像で一連のスライドは終わった。何か、というかこの宇宙船のようなものが今いる『流れ者』のことで間違いあるまい。見た感じだと直接『眼』の星系まで飛んできたような描写だったけど、Nomaiのようなワープ技術は持っていなかったのかしら。映像的にはすぐ隣近所の星系から来たように見えるけど明らかにイメージ図だろうし、実際のところの距離は分からんな。内部に家が並んでいたり、植物や川などで自然環境の再現をしているのは長期間の滞在(場合によっては世代交代も見越した上での)を想定したもののかもしれないから実は相当遠くから来た可能性もある。一体なんのために?
- …というわけで謎がいくらか解けた代償で別の謎を背負うことになった(そういえばツノ人の手、5本指だった)。次はこのスライドリールとは別の棚で発見したリールを見てみよう(関係ないがリールの表面を見れば内容が判別できるようになってるのね)。…おい、いきなり焼け落ちてるじゃん!! 出オチかよ。どうしろと。続きの映像だが、左右に別れた何らかのケース的なものが閉じる様子と、暗闇からヌッとあらわれたツノ人が何らかの装置に火を灯す様子、そしてケース的なものの上に鎖と丸い波紋のようなマークが現れる様子が写っていた。なにこれ。まったく分からん。というか途中から絵じゃなくて写真でしたよね、ツノ人が出てくるところ。明らかに3Dモデルを動かしてるやつですよね? ということはもしかして今後動いてるツノ人と会えたりするの? しかし今のわたしの立場を考えるとあまり遭いたくない(どう言い訳しても不法侵入状態である)。彼らが異種族に対して友好的とは限らないし…皆が皆Solanumさんみたいに賢く優しく親切で礼儀正しいと思うなよ。
- 謎が謎を呼ぶ展開だがほかのスライドリールも見当たらないので探索を再開、と思ったらこのタイミングでダム決壊イベントが発生してしまった。困ったね。上流のほうに行きたかったのだが流れがきつくて難しい。流れてきた瓦礫を辿れば行けないこともないのだろうが『流れ者』は重力も環状になっているからジェットパックで高く上がりすぎるのは事故の原因になりそうだ。だがよく考えたら決壊イベントのあとは「上流」のほうは水が引くからここもまた新しい探索対象になるのか。調べるところは今のところはいくらでもあるのだが。川沿いに歩いていくと、川の向こう岸にでかい何かがあった。暗くてわかりにくいが2つめのスライドリールで見た何かにシルエットが似ていなくもないな。だがイカダもなしでこの川の流れを真横に突破できるとも思えないので一旦放置。更に進むと映写機的装置があった家と同じ絵がある建物があった。これまで見たのとはまた別の肖像画もある。Nomaiたちの姿もこの解像度で残されていたらわたしのNomaiファンアートの絵柄ももう少し安定しただろうか(どうでもよすぎる)。室内にはやはりというかまた映写機的装置があったがこちらもランタンは未設置。ところでツノ人は家具は木で作るけど食器は金属製なのね。ゴブレット的なやつは口に当たる部分が木っぽいが。それはともかくこの映写機があるということは多分また近くにスライドリールもあるのだろう。しばし周囲を探すと、崩壊して落ちた家の棚に新しいリールがあった……がここで時間切れ。ループ終了時の演出は前回と同じ。ゲーム本体のアップデートで時間切れの映像演出自体が変わったわけじゃないよね?(※この時点では未確認)
- というあたりで時間的にも情報量的にも限界を迎えたので航行記録を確認して今日は終わりとする。今回見たぶんは
『焼けたスライドリール』『密封された保管庫』『水池』
の項目が追加。あの対岸にあったデカイやつは「金構造物」
だと書いてあるがどう見ても金じゃないからまた航行記録の脱字かもしれん(たぶん「金属」?)。とりあえず確定するまでは構造物と呼ぼう。そしてあのわけのわからん物体は保管庫だったのか? どこをどう見てそう思ったのだ。水池は河川低地とはまた別のエリアなのか。まだ探検できるところが残っているそうだがそのことを断言してるのは誰なんだ(メタ)。 - 「終わりとする」と言っておきながら急に気になったことがあったので博物館のHalに会いに行く。以前は会話に選択肢が出てきたのに、なぜかアップデート後にセリフ固定になってしまった主人公の友人Halだ。いつものように像の目が開いた話をしているが今回は
「Hal!新たな異種族の言語を見つけた。翻訳を手伝ってもらえないか?」
との選択肢(ひとつだけだが)が出てきた。このために今まであった選択肢がカットされたのか? Halにこう伝えると、本人は非常に乗り気だが、「必要なものは…そうだな、サンプルを100例ばかりと、碑文の写本。6カ月もあれば、この新言語が使ってる書記素の要点はおおまかにつかめるはずだ!」
ですって。…君は天才か?? まったく未知の言語を解析しろと言われてその程度の条件だけで一定の成果を出す自信があるなんてとんでもないことだぞ。まあどんなに頑張ったところで約22分しか我々の時間は残されていないのだが……はあ。さて次はGabbroに会いに行ってみると、電波塔の写真の件についての話題が増えていた。やはりあれは衛星を修理しに行ったときに偶然撮影されたもののようだ。Gabbro本人もあの写真を気に入っているようで何よりです(誰が電波塔の壁にあれを貼ったんだ、マジで)。あとは『オールド・スペイシー』(※Gabbroがつけた衛星の呼び名)への行き方を教えてくれたがそこはもう通過してしまった。ところで博物館の新しい展示には、宇宙のリアルタイムマップ機能は新人(=主人公)の宇宙服にだけ搭載されているような説明がされていたがGabbroによれば宇宙服全部に標準搭載されてるそうです。なーんだ。今のところDLCは本編とは比較にならないほど孤独な戦いを強いられる展開なので人とのふれあいが貴重すぎる。それもまた冒険の一側面かもしれないが。追加セリフもっとないのかな。今日はここまで。