解説
DLC『Echoes of the Eye』のプレイ日記。DLCパート全編のネタバレを含みます。
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(公開:2021年10月31日)
目次
プレイ日記目次:はじめに/ 第1回/ 第2回/ 第3回/ 第4回/ 第5回/ 第6回/ 第7回/ 第8回/ 第9回(最終回):その1:その2:その3:その4/おまけ考察/ 挿絵まとめ
20211003: プリンター/ 青い世界/ 警報装置ふたたび/ 塔の隠し部屋(水没)/ 塔の隠し部屋(水没してない)/ 丸窓のスライドリール/ 夢のイカダで一周旅行/ 燃えるスライドリールの建物/ オバケ/ 見えない橋/ 広間/ 初遭遇/ 初遭遇(オバケに)/ ああグダグダ/ 一周旅行未遂/ 夢の塔の隠し部屋/ 一周旅行成功/ 過去最高のグダグダ、そして
20211003(20211125)
- コンセプトアート担当のIan Jacobsonさんのインスタアカウントによると、DLCのコンセプトアートも今後投稿の予定があるとのこと。楽しみすぎる。
プリンター
- というわけで前回で夢の世界に行きたくなさが爆発したので現実逃避(※現実ではない)で木の炉辺をうろついてきたが特になにもなかった。クソッ。電波塔の中にプリンターらしき機械があったのに気付いたのは個人的には収穫だったが。インクジェットかな? 誰が作ったんだろう。こういうものを作れそうなHearthianの技術者というと一人しか思いつかないがHornfelsも記憶の像の石を解析したりと謎のスキルがあるからな。
- 一旦瞑想してから仕方なく『流れ者』に行くが到着後も中に入らず外殻を観察するといった無駄な時間を過ごす。外で回っているファン的なものをナナメから見たらフィルターのような膜が張ってあった。いつも『流れ者』に来るときはあの輪っかの側から来ているわけだがこんなものは無かったよな、と思ったがよくよく思い出してみると以前撮影した『流れ者』内からのスクリーンショットにも写っていた。となるともしかして時間経過で出現したものなのか? 何かありそうだが一旦保留。ついでに『流れ者』到着後に探査艇でマップを開こうとすると
『正確な位置を特定できません』
とメッセージが出るのを初めて知った。通信が遮断されてるようだし深宇宙衛星にも位置を捕捉できないんだろうな。その割に航行記録でマーカーが付けられるのは謎だが。
青い世界
- というわけで本当に行きたくなくて行きたくなくて仕方ないが仕方なく夢の世界を再探索(河川低地の丸窓の家から侵入)。しかし行きたくなさがMAX状態なのでもうしばらく現実逃避したい(※現実ではない)(二重の意味で)。そういえば昨日、遺物を地面に落としてみたらどうなるかやってみて特になにも起きなくて拍子抜けしたのを思い出した。水に落ちたときのように目が覚めちゃうとか魂が抜けるとか何かしらのイベントがあるんじゃないかと思ったんですが…。でも「落とす」ことが出来るようになっているってことはどこかで遺物を置いたりしなきゃならないような仕掛けがあるからなんじゃないかなあ(何度も同じようなこと書いてるな)。といってもただ置いただけではなにも起きないみたいだし。手放したまましばらく待ってみるとか?……じっと待ってみたがなにも起きない。あと出来ることといって思いつくのは…………
- ????
- なにが起こったの?
- あの……このことを文章でどう表現していいか分からないんですがあえて陳腐な表現を使わせてもらうと飛び上がるくらいおどろいた。声も出た。急にバッと世界が切り替わったんですよ。あんなに真っ暗だったのになんか青くなった。なんか光ってるし。BGM?もなんかキラキラな曲になったし。なんだなんだなんなんだ。
- 状況を説明すると、丸窓の建物の壁側に遺物を落いてそのまままっすぐ建物の外に出てみたらこんなふうになってしまった。遺物に何かしたら何か起きるかもとは思っていたけどこれは一体なに??? なんだこのローポリ感。なにもかもわけがわからないが、しかしこの光景を見た瞬間、今まで夢の世界で経験したすべてがしっくりきた。ヴァーチャルリアリティだったのかこの世界!!!!
- 心象風景
- いきなり見てはいけないものを見てしまった気がするがそういうものだと思ってしまえば確かにそうだとしか言いようがない。どういう仕組みかは分からんが、ツノ人たちは遺物を持ってあの部屋で眠ることでこの世界にログインしていたのだ。水に落ちたら目が覚めてしまうのはログアウト用にそうしているのだろうか? 遺物の役割は…コントローラー兼、3Dグラフィックのゲームでいう描写範囲みたいなものを指定するためのアイテムだったりする? 遺物を置いた建物の周辺だけ半球状にグラフィックが正常なままだし。そういうものは普通はキャラクター側に設定されるものだと思うが何らかの技術的限界でもあったのか。眠ったときに別世界に行くなんてファンタジーじゃねえかよと思い込んでたけどちゃんとSFだった。大変申し訳ありません(?)。冷静に書いているがプレイ中は心臓バクバクである。これ以上怖いところに行きたくなくて先に色々試してみようと思っただけなのになんだよこれ!!! あのちょっともう無理です一旦戻ります。ちょっと思いついて試したことが偶然うまくいった例はゲーム本編でも何度か経験していましたが(例:巨人の大海で潮流突入したあとクラゲの動きを見てすぐ役割を思いついて深海行きに成功した)なんというか今回は状況が悪かった。心臓に悪すぎる。慌てて遺物のところに戻ると遺物のまわりは正常なままだった。遺物を拾ったら何もかも元に戻った。夢の世界の暗闇を見て安堵したのはこれが初めてだ。心臓に悪すぎる。
警報装置ふたたび
- 気を取り直して探索をもうちょっとだけ続け…たかったがこのへんで現実が水没。チキンすぎてちっとも先に進めねえ。次は丸窓の塔のほうに行ってみるか。途中、青緑太陽のドアが水中でも仕掛けが回転するのを偶然知ったりしつつ塔に到着。こっちの夢の世界もまだあんまり探索が進んでないんですよね。意味深な場所はあったけど警報装置が邪魔だし。今回は丸窓の塔から出て右の道へ行ってみよう。前に立入禁止(推定)の看板があったけど途中で水没して先を見られなかったほうだ。道に沿って進むと手の装置がある場所まであっさり到着。このあたりのエリアでは河川低地から行く夢の世界と違って怪しい光とかを見ない気がするがどこかには絶対何かがいるんだろうなあと思うと一切気は抜けない。
- 手の装置のそばにある階段から下へ降りていくと何らかの建物の出入り口らしきものがあったので入る。どこを見るにも真っ暗すぎて遺物の光を集中させて見ないと自分がどこをどう歩こうとしているのかすら把握できない。大変つらい。真っ暗な部屋の先に廊下が2本平行に並んでいるように見えたので、とりあえず左から行ってみようとすると赤い光と共にどこかで聞いたような音が。おい、こっちにも警報装置あるのかよ!! この場所見たことあるなと思ったらPlayStation公式ブログ(英語版)で見たやつと同じっぽいな。見た感じだと左右の廊下はどっちを選んでも関係なさそうですね。などと素で周囲を観察していたら鐘に叩き起こされた。遺物の明かりを消すのを忘れてた。初めて来た場所で遺物の火を消して真っ暗な状態で進みたくないという無意識の恐怖がわたしのRキーを押す手を止めさせた(※マウス+キーボード操作)とかではなく普通に忘れてました。アホである。スクリーンショットを確認したぶんだとここの照明は全部消えてるようだからこの道は遺物の火さえ消せば通れるそうな気がする。でも同じ警報装置でもロウソクに囲まれてるエリアのほうは他にも何か手順を踏まないと通れないみたいなんだよな。要はあの鐘が鳴っても目が覚めなければいいんですよね。そんな方法があるのかといえばひとつだけ心当たりがあるがまさかそんなことを要求されることがあるだろうか。
塔の隠し部屋(水没)
- などと考えていたら塔が豪快に横倒しに。ああ水没。もう時間切れ寸前なわけだが一応外へ出ると、塔の横っ腹にいつもの出入り口とは違う出入り口があるのに気付いた。そういえばそういうものがあった気がするがすっかり忘れていた。一応見るだけ見てみるか、と半分水没した塔の階段を無理矢理登って…登ってはいないか…進んでいくと、そこには丸窓の塔の空に土星風惑星が浮かぶ絵のある部屋があった。おお、こうなってたのか。水没してるから移動のやりにくさが尋常ではないがどうにか頭を動かしてみるとスライドリールもあるのが分かった。分かったのはいいが当然ここで時間切れです。なんだか攻略が雑になってきてない? 夢の世界が怖すぎて疲れてきてるのかもしれん。航行記録を確認すると
『島の塔』
が追加。今まで何度も来てるのにこのタイミングで追加なのか。 - 操作しにくい&見にくい
塔の隠し部屋(水没してない)
- 再開。じゃあ今度こそ塔の隠し部屋に行くぞ。水没する前に(重要)。プロジェクターで見た写真の通りに塔のそばの岩場を調べてみるとむしろ何も知らなくても気付くかもしれないほどに分かりやすい洞穴があった。ここを通れと言わんばかりの坂を登っていくと先ほどの隠し部屋に到着。もっと早く来ればよかったな。塔の絵のほかに肖像画もあるけど何か意味があるのか単なるインテリアなのか分からなくなってきた(一応記録はするけど)。念の為ついでに塔の絵にぶつかってみたりしたが特になにもないようなのでスライドリールだけ貰ってさっさと出る。上に向かう階段があるのでそこから屋上へ出られます。そういえばここにある絵も前に水没した後に見たきりだった。今はすべての絵と角的パーツに青緑の光の粒子が流れている。
丸窓のスライドリール
- ではスライドリールを見るか。緑色の円の中に枝のようなものがあるマーク、今まで何度も見てきましたが丸窓の建物の丸窓ですね(ややこしい言い方)(航行記録にも名前が出てこないからこんな説明に…)。というかよく考えたら構造的には「窓」じゃない気もするけど他の呼び名が思いつかないので正式名称が出るまでは今後も丸窓と呼ぶぞ。呼び名はさておきスライドだ。丸窓の塔と思われる建物の前に佇むツノ人。中に入ると土星風惑星の絵のそばで立ち止まる。主観のツノ人が土星風惑星を指差すと、前のツノ人がランタンを動かし、絵の周りを真っ暗にする。そしてツノ人たちは絵があった暗闇の中へ入っていった。場面が切り替わって、河川低地の丸窓の家、丸窓の塔、そして峡谷の丸窓の建物の中にそれぞれ何人ものツノ人が入っていく映像でスライド終わり。ミイラ室への隠し通路の入り方のド直球ヒントですねこれは。こんなに後に出てくるような情報だったのか。自力でこれをやってしまった後に見るとなんだか意外な気がしてしまうが普通に攻略上必要な情報ですよね。それにしてもこれらを記録したのは誰なんだ。
夢のイカダで一周旅行
- やっと見ることができたスライドが肩透かしでちょっと残念だが次へ進もう。気は進まないが夢の世界で行ける範囲を増やしたいから腹をくくって探索しよう。いまのペースではいつまで経っても終わらんからな。
- 丸窓の塔から夢の世界へ。あらためてスタート地点付近から周囲を見渡してみると建物の高いところにも行けそうなところはあるが行き方がわからない。行くべきなのかもわからない。さて今度は丸窓の塔正面の道から左のほうへ行ってみる。建物の中を進んでいくが途中で更に左に曲がれる道があったので行ってみると干渉装置があった。相変わらず形容しがたい形をしているが真横から見るとどことなくツノ人を横から見た姿に似ていなくもない。とりあえず装置を使ってみると、丸窓の塔正面から真横に伸びていた桟橋の先に建物が出現した。夢の世界の正体を知る前であればこうした現象もまだファンタジー的なものと解釈していたかもしれないな。
- 角っぽいやつとか顔のラインとか似てない?
- 出現した建物のそばへ行ってみる。ひととおりのチェックをするが特におかしな物音もしないので入ってみると下に降りる階段がある。その先には桟橋と、また別の干渉装置があった。この装置は使用するとイカダが出てくるやつだった。特に行きたいところはないが乗り込んで水の上を進む。洞窟に入り、渓谷に出て、また洞窟に入ると巨大構造物のエリアに出る。このあたりのルートは毎回変わらないのかな。構造物のところで降りてみようかなと思ったが特に見るべきところも思いつかないのでスルー。またイカダが洞窟を通過すると別のエリアに出た。なんとなくだが河川低地の丸窓の建物のエリアの気がする。もうちょっと進めば分かるかなと思ったところで世界が横倒しになった。水没です。時間切れです。ああもう。
燃えるスライドリールの建物
- 再開。今度は『流れ者』外殻の穴から侵入。峡谷エリアの焼きスライドリールの絵のところを再調査するよ。偵察機を放り込んでみるとやはり幽霊物質があるが、カメラの向きをあちこち変えてみると上側に川が見えた。穴が開いてるのか?(※実験のスライドリールを持っているのは特に意味はないです) といっても上は結構高い崖なのでどこか登れるところはないかと周囲を探すと、映写機がある建物の屋根の飾りに乗ればそこからギリギリ崖の上に行けそうな気がしたのでやってみたら出来た。かなりギリギリだけど。そこから偵察機を置いてきた場所のほうへ向かってみると地面に裂け目がある。のぞき込んでみるとそこには幽霊物質が貼り付いた細い道が。ここだ。通路の端のほうに木の壁と出入り口があったのでそこに降りてみると、あの焼きスライドリールの絵が描かれた建物があった。ご丁寧に下から絵をライトアップして遠くからでも目立つようにしてある。前に壊れた橋から見たのはこちら側からだったか。入り口の太陽ドアを開けて中に入る。
- 目の前に飛び込んできたのは、上からの光に神秘的に照らされた『眼』のシンボル。この光景は今年6月のPVで見たやつだ。しかしPVのと違って『眼』のシンボルは壊れている。この場所も『眼』の祭壇的な施設だったのだろうか。祭壇というより教会っぽい雰囲気だけど。『眼』に関する施設っぽいのになぜ建物に焼きスライドリールの絵が描かれているのか。壁の上のほうをよく見てみるとシンボルが張り付けてあったと思われる跡がある。ということはわざわざ落として壊したのかな。イスやテーブルが転がっていて荒れた雰囲気だがやはりここでもツノ人の『眼』に対する反乱イベントがあったのだろうか。ついでにシンボルがあったところの真上の通路の床には穴が開いていて、スポットライト状の光はそこから差し込んでいたのが分かった。偶然こういうドラマチックなライティングになったのか。
- 脇にあった階段を登ると通路の途中にダイヤル錠的な装置があった。が当然ながらパスコードは分からない。ダメ元で以前見つけたパスコードを入力してみたが当然ダメ。更に上の階には奥に岩壁が見える出入り口がある。通路奥の太陽ドアを開けるとそこは映写機がある建物のスクリーン部屋だった。このドアは前に来たときにドアが裏側(※太陽の操作盤がない側)で開けられなかったやつか。
- というわけで焼きスライドリールの建物には入れたがこれといった情報は得られなかった。時間的にどうかという頃だったのでついでに崖の上の調査でもやっておく。結論からいうと特に何かがあったわけではないのだが、近付くと消える謎の草とか、中をすり抜けられる木とかそういうものがあったので録画しておきました。これはヒントとかではなく普通に表示バグだと思います(追記:20211219:v1.1.12で一部修正されました・詳細)。こういうことをやっていたらそのままループが終わった。
オバケ
- こういうすり抜けバグが起きると後にも同じような現象が続いたりするので(※ゲーム本編でも階段すり抜けバグなどで経験済み)一度再起動してから再開。航行記録を確認したら焼きスライドリールの建物は
『神跡』
と表示されていた。聞き慣れない言葉なのでもしかしてまた脱字バグ(※日本語版の航行記録はデータ上では正しいテキストなのに表示時に脱字が発生する謎のバグがある。v1.1.10時点で未修正)ではないかと思って英語版で確認したら『Abandoned Temple』
とあった。テンプル。神殿か。こめかみではない。 - 今回も外殻の穴から侵入。そういえば研究所の遺物が置いてあるテーブル上の天井にもプロジェクターが付いてるんだけど作動はしてないのね。研究所から出て、岩壁に埋め込まれた丸窓の建物に向かい夢の世界へ。ここはスタート地点正面に大きな建物があるけど絶対中で何かあるはずだから近付きたくない。見える範囲に窓がなく、外から室中が見えないのも非常によろしくない。バーチャルの世界だから窓なんかいらないんだろうけど。
- 周囲の安全を確認したあと、スタート地点から右側に遺物の光を向けてみるとロウソクがあったのでまずはそちらへ行ってみる。道の途中に干渉装置がある。使ってみると丸窓の建物正面から大きな建物に向かって橋が出現した。や…やっぱり行かないとダメなんですか? こうなったらアレをやるしかあるまい。出現した橋の上に遺物を置いて……はい変わった。ここでも出来るのねこの技(技?)。通常より視界が明るくなるから周辺の地形やなんかの把握に役立つかと思ってやってみたのだが、建物に入る前に橋の前から周囲を見回すと左右どちらにもシンプルな板状の光る橋がかかっているのが見えた。あら。さっき見たときにはこんなのなかったような…もしかしてこのモードにしないと見えない橋とかそういうやつですか? こういうものが仕込まれてるってことは単に見た目が変わるだけの仕掛けじゃないってことなの?(よく考えたら当たり前だけど)
- とはいえいきなり別ルートみたいなのに行っても困るので先に建物から調べる。入り口から見える範囲をギリギリまで覗いてみて何もないことを確認してから入る。中は吹き抜けになっていて、下の階は広間のようになっているようだ。しばらく様子をうかがってみるが何も起こらないので先に進む。まず右側の階段を登るとそちらは出口だった。入ったばかりなのに出てどうする、と思ったが例の光る橋の向こう側にさっき使ったのとは別の干渉装置が見えた。まあ行くだけ行ってみよう。
- 建物を出たところに楽器か何かが置かれたステージがある。演奏会でもやるのだろうか? やっぱりどこか優雅だよなツノ人の文化。このモードで見ると雰囲気もなにもないが。光る橋に足を踏み出してみると普通に渡れた。繰り返すが先ほど周辺を確認したときはこんなものはなかったのだが。それにしても遺物が置いてあるところだけ元の景色が球状に残っているのが異様である。無事に橋を渡り終えて、干渉装置を使ってみると…分かりにくいが建物の明かりが消えたようだ。これだけ? と思ったら突然不気味な音が聞こえた。声?まさか悲鳴?? や、やっぱり何かいるんじゃねーか!!
- 建物のほうに戻りたくないので戻る前に干渉装置の周辺を調査。分かりにくいが装置の奥のほうにも道がある。そちらへ進んでみると、空中に目のような形のマークが浮かんでいる。なんだこれ。近づいてみるとその奥にも道のようなものが透けて見える。もしやと思い更に近づいてみるとフーッという音がして、何の抵抗もなく壁を通り抜けた。ここは…丸窓の建物の中か? よく考えたら、いやよく考えなくても位置的にそうだな。ただでさえ高いわけではないわたしの空間把握能力が恐怖のために完全に死んでいることが分かった。たぶんさっきの目のマークは丸窓の建物1階の絵のどれかだったんだろう。じゃあさっき通った光る橋を渡らなくても干渉装置のところに行けるってことだな。その手順が何に使えるのかはまだ分からんが。
- しばらく見ていたが建物のほうは先ほどの悲鳴以降特になにも起きていないようなので仕方なく来た道を戻る。ステージ前から建物の中に入る。通路脇に小部屋があったので一応警戒するがただの物置だった。いくつか置いてある光る板は元のモードだと絵でも置かれているんだろうか? それでは更に上に行ってみようと思ったところで異様な音が聞こえた。何かの声? それと同時に上階になにか動くものが。なんだ? 反射的に後ずさるがどんどんこちらへやってくる。やばい。後ずさりながら全力で建物の外に逃げる。なんだあれ?ツノ人? ツノあったよね? 宙に浮いててほとんどオバケのようだったが。手になにか持ってたけど遺物っぽい形だったな。ということはやっぱりツノ人? いままでスライドで見てきた夢の世界での様子だと普通に体があったはずだけど遺物なしモードで見るとあんなのなの? というか冷静になってみると遺物なしモードじゃなかったら今の一連の流れを全部真っ暗闇で見ることになってたんだよな。なんだそのホラーゲームは。無理無理絶対無理。反射的に逃げちゃったけど対面したところで良いことがある気もしない。外へ逃げてしばらく様子を見ていたがツノ人らしきオバケの姿はもうなかった。
見えない橋
- 建物のほうに戻れる気がしないので今度は先ほど渡ったのとは別の光る橋を調べに行ってみる。丸窓の建物から出て右側、橋を出すのに使った干渉装置の先へ進んだところにやや下向きに伸びる光る橋がある。向こう側にはエレベーターが見える。エレベーターの移動範囲も点線で示してあるのね。デバッグモードみたいなものなのかな。橋を渡ってエレベーターのところまで到着。操作用のインターフェースもかなり簡略化されたデザインになってしまっている。ローポリ具合ではアルファ版のビジュアルといい勝負である。というかこのモードでも遺物がないとエレベーター動かせないのか。仕方ない、取りに戻るか…。
- 取ってきました。遺物を持って光る橋のところに行ってみるがやはりどう見ても何も見えない。しかも暗いので向こう側がどうなってるのかもよく見えない。うーん…大体このへんだったかな、と適当に足を踏み出したら落ちました。目が覚めました。川に落ちたから。うーん。
- 戻ってきました(夢の世界に)。ちょっと暗くて分からなかったが、よくよく確認してみたら普通に位置がズレていた。干渉装置がある道の奥、草が生えているあたりの更に奥にちょっと段差があってそこから渡るべきだったようだ。というわけで再挑戦。おお…空中を歩いている! 落ちました。川に。目が覚めました。もうちょっとで渡り切るぞというところだったが今度はゴール地点がズレていた。もっとしっかり確認しろという話だが夢の世界が怖すぎて脳の機能が低下していたとしか思えない。ふざけてるわけじゃないんです。
- 三度目の正直でようやく成功。エレベーターと、その右側にある小さな木の間くらいを目指せば落ちないはずです。やっとエレベーターに乗れる。と思ったがよく考えたらここってイカダで何度か通った峡谷の桟橋ですね多分。なぜ今の今まで気づかなかったのか。恐怖で脳の機能が低下していたとしか思えない。そういえばここにはエレベーターでも降りてきそうな丸い板があったなあ。
広間
- なんだかショボいプレイが続いているが気を取り直して探索。といっても暗いのは怖いから遺物なしモードでだが。エレベーターがあった場所から建物に行ける道があったのでそちらから入ろうとしたが何者かの声がしたのでしばし待つ。オバケがいないか確認の上で再突入。通路の向こう側に干渉装置があるようだが行き方がわからない。下に降りる階段しかない。下の階は先述の通り広間になっている。パーティ会場か何かか? テーブルに飲み物や皿が並んでいる。ここはバーチャルの世界だけど飲食はできるのかしら。部屋の奥には光る橋が見える。これは…峡谷のほうに伸びてるのか?(まだ空間把握能力が再生していないので断言できない) 広間まで降りて橋の方を確認…する前に室内を見回してみたら、いた。オバケが。ちょうど今階段を降りてきた向きからは見えない角度の出入り口の奥にいた。終わった。と思ったがオバケは動かない。あれ?もしかしてこっちの姿が見えてない?遺物持ってないから? かといって近付いてどうなるか確認するつもりは毛頭ないのでなるべく正面に立たないように出口へ向かってみる…が、光る橋の先に見えたのはエレベーターだった。つまり遺物がないとその先には進めない。畜生よく出来てやがる!! 結局ここに来るには遺物持ってこないとダメなのね。出来る気がしない。繰り返すがさっき干渉装置でこの建物の明かりを消したから本当はここ真っ暗なはずなんだよ。なんだそのホラーゲーム!!!
- 橋の上から来た道を振り返ってオバケがこっちに来ていないことを確認してから改めて峡谷を見渡してみる。いま渡っている光る橋は丸窓の建物と大きな建物を繋ぐ橋のすぐ真下にあったようだ。うまく飛び降りれば直接ここまで来られそうな気がするけどそんなゴリ押しが出来るとは思えない。試す価値はあるだろうが。どうしたものか。建物の中に戻ってもう一度考えてみよう。などというあたりで時間切れ。今回はちょっとだけ進んだ気がするぞ。98%くらいは遺物なしモードのおかげだが。
初遭遇
- 再開。引き続き峡谷の夢の世界を探索しに行きたかったが、『流れ者』に入る前に研究所の裂け目に入るところで探査艇が変な壊れ方をして時間を無駄にした。こんな時は瞑想だ。
- 再開。今度こそ峡谷の夢の世界へ。とりあえず遺物なしモードでも丸窓の建物の絵が通り抜けられるのを確認。干渉装置を使って建物の明かりを消すと悲鳴?か遠吠え?のような音が聞こえるのは何なのか。気になるが直接確認しに行く気はない。さて今回の目的は例の透明の橋にゴリ押しで乗れないか一応やってみようと思って来たのだ。絶対無理なのは分かっているが一度くらいは試してみるべきではないか。結論から言うと当然ダメでした。うまく橋の上に落ちたところまでは良かったがショックで目が覚めてしまった。遺物を持った状態(=見えない橋が見えない)でも橋の上に乗れただけでもまだマシな成果と言える。エレベータも一応視認できたし。しかしなんというか、これって夢の中で高いところから落ちて足がガクッとなって目が覚めるやつみたいですね。なんでそんなところがリアルなんだよ。
- ということはやっぱりあの橋を渡るには遺物を持って建物の中を通らないといかんのか。なんてこった。夢の世界に戻って改めて谷底周辺を確認してみる。そういえばエレベーターの点線と同じように川にも点線が書いてあるからやはりあのイカダは一方通行仕様なのか。建物のほうもしばらく観察してみるが上の階にオバケ(仮)がウロウロしているのが見える。しかしそこからは動かないようだ。うーん…もうちょっと遺物なしモードで探索してみたほうが良さそうだな。とりあえず建物に入ってから左の通路に干渉装置があったがのぞき込んでみても宴会部屋みたいなものしか見えない。更に奥には手の移動装置、その向かい側の建物の下の方にも移動装置がある。あっちのほうにはまだ行ってない気がするが装置は遺物がないと使えないね。仕方ない、持ってくるか…。吹き抜けの上を見ると相変わらずオバケ(仮)がウロウロしている。ヒー。
- 遺物を持って戻ってきました。やっぱり暗闇は怖い。夢の世界を探索し始めてそこそこ経つけど全然慣れません。確実に何も起きないと確定している範囲以外では少しも安心できないですわ。さて先ほど見つけた手の移動装置に遺物の光を向けてみると、その先には岩が転がっている庭園のような場所があった。が、そこで何者かの声が聞こえた。青い光も見えた。しまった。絶対なんかいるじゃん!! 慌てて遺物の火を隠して岩にへばりつくが真っ暗でなにも見えないから結局身動きが取れない。仕方ない一旦戻ろう、と引き返そうにもそっちの方向が引き返す道なのかどうかもわからない!! そうこうしているうちにこうなった。目が覚めた。あー。はい。なるほど。こういうことか…。
- つまり、やはり夢の世界でツノ人たちはまだ「生きて」いると。そして彼らは呼んでもないのに勝手にやって来た客人を歓迎する気はなさそうだと。要するにアレだ、君たちがDLCのアンコウ役なんですね? アンコウは出会って追いつかれたら食われて死だがツノ人に捕まると遺物の火を吹き消されて目が覚めてしまうと。なるほど…………。
- 要するにこう
- ところで今の率直な感想を述べてもよろしいでしょうか。このツノ人、いままでスライドとかで見たのより格好良いよね? ……だって今まで見てきたツノ人のイメージって、『眼』の信号を見つけてガーンってなってるのとか、『眼』が宇宙を滅ぼすのを見てガガーンってなってるやつとか、あとは実写(ではないが)でもちょっと低画質だったり暗かったりしてなんかボヤ~ッとしたやつとかだったじゃないですか(あとはミイラ)、それに引き換え見てくださいよこの気合の入ったキメ顔を!!(力説) この顔の角度は相当計算されてますよ。火を吹き消すまでの動きも妙に凝ってるし、製作者のこだわりを感じるぜ。
- ……初遭遇だというのになんだかよくわからない感情が芽生えてしまった。夢の世界になんかがいることは分かってたしその「なんか」が多分ツノ人であることも薄々分かっていたから正直そこまでの驚きはない。捕まったときはむしろ不思議な納得感すらありました。やっぱり以前見た青緑の光はツノ人だったのね。DLC導入後にタイトル画面で脅された
『過度の緊張を強いられるような演出』
とやらの本質がなかなか出てこなかったが多分この遭遇イベントがそれに当たるんだろう。しかし仮にアンコウの顔がグッドルッキングになったところで攻略上の厄介さは変わらないのではないか。どうするんだよあの暗闇をよ。遺物の光が隠せる仕様になっているのは多分それを利用してツノ人に見つからないようにするためなんだろうけど、ただでさえ文字通り一寸先は闇状態で探索してるのにそのうえ隠密行動までやらされるなんて聞いてないぞ。あの真っ暗闇と比べたら闇のイバラなんて真っ昼間並に明るいですよ。 - 捕まっても殺されるとかじゃなくて(夢の中だから死なないけど)(ショック死とかまで含めれば可能性はゼロではないが)遺物の火を消すだけなのは意外と紳士的なのか何なのか。仕様を理解した上での冷静な対処と言える。こんな4つ目のわけわからん半魚人じみたエイリアンを発見して即座に対処に当たれるくらいには頭の回転が速いのであろうか(死んでるけど)。前にも書いたけど『流れ者』の中ではこっち(プレイヤー・主人公)のほうが文字通りの招かれざる客なのだから首根っこつかまれて追い返されても文句は言えません。中には話がわかるツノ人もいるかもしれないが…いるかな?
初遭遇(オバケに)
- 気を取り直して再度夢の世界へ。アンコウと違って死ぬわけではないのですぐ再開できるのはありがたいが水没までの制限時間のこともあるし結局プラマイゼロである(なにを比べているのか)。一度見つかると以降警戒モードになるとかそういうのがあったらイヤだな。
- しばらく周囲の様子をうかがっていると遠吠えのような声が聞こえたがどこから聞こえるのかは分からない。とりあえず大きな建物にいるツノ人の動きでも観察しようと思って遺物なしモードに切り替えてみたが、建物に入ってそう経たないうちに上の階から降りてきたツノ人に捕まってしまった。玄関外の壁に張り付いて隠れたつもりが、そこにやって来たツノ人がきっちり左右確認をする真面目な人だったので普通に見つかった。遺物なしモードでも捕まるのかよ。このモード中だと自分の足元を見ようとしてもなにもないんだけど、だからといって姿が消えてるってわけではないのね。そんなに甘くなかったか。でもこのローポリなグラフィックでさっきと同じ目に遭っても全然怖くないな……なんかグキッて音聞こえなかった? もしかして首のホネ折られた??(あとで確認したらこれのせいで実績が取得できていて爆笑してしまった。ふざけとる) むしろ捕獲中のオバケのほうが首がへし折れている気がするが。よく考えてみると夢の世界は遺物なしモードのほうがある意味「本質」なわけで、つまり先ほど紳士的だと思ったあの吹き消し行動も実のところは……深く考えないほうが良さそうだ。コワいから。目覚めたところでちょうど時報BGMが流れ始めた。ううむ。
- というわけで立て続けに2度も捕まってしまった。今まで一度もツノ人に遭遇しなかったのは運が良かったのか悪かったのか(出遭いそうになったことはあったけど)。しかしただでさえ暗闇が厄介なのにそれに加えて首の骨を折られる危険もセットとなっては探索もままならないぞ。などと考えていたらちょっと思いついたんですが、多分だけど現実世界でダム決壊イベントで遺物の火が消えてしまうとそのエリアにお住まいのツノ人も夢の世界からログアウトすると思うんですよね。プレイヤーが持っている遺物の火が消えると夢の世界から目覚めてしまうのと同じ理屈で(ただしツノ人たちは意識が帰還すべき肉体がミイラ化しているが)。この考えが正しいなら、例えば河川低地が水没したあとに他のエリアから河川低地の夢の世界に行けば誰もいない状態で探索できるんじゃないか。水没しないエリアでは通用しないが。つまり峡谷エリアではツノ人がいるところを通ることになりそうなのはほぼ確定だ。塔のエリアは水没はするけど直後にすぐ時間切れになるし、警報装置のこともあるからあまり役に立たないかも。いいことを思いついたと思ったがほとんどぬか喜びだった。警報装置に関しては目覚めさえしなければいいんだろうけど…目覚めさえしなければ…。
- 夢の世界でなにが起きるのかも大体分かってきたし、遺物なしモードのおかげで恐怖感も徐々に薄れてきたが(元が5万恐怖ポイントとすると4万になった程度だが)、目下の敵はやはり暗闇そのものだ。ただでさえ方向感覚が微妙なのに全体が把握できないまま未知のエリアを歩くのがクソつらい。こればっかりは今後もどうにかなる気がしない。
ああグダグダ
- 再開。航行記録を確認すると峡谷の小屋(大きさとしては館とか屋敷と呼んだほうが適切だと思うが記録には
『小屋』
と書いてあるので…)の最下階で『大木の壁画を見つけた』
と書いてあったが見てないぞそんなもの。遺物なしモードで行ったからだろうが。 - 先ほどの思いつきを河川低地で試してみよう。というわけでやって来ました夢の世界。ついでに遺物なしモードでの地形把握も出来るだけやっておこう。このエリアは比較的何度も来てるから暗闇状態との差がわかりやすいね。見やすさが段違いですよ。だが空を見上げてみるとただの黒く丸い虚空が広がっているだけなので悲しくなってしまう。ローポリ風の表示であっても大抵のオブジェクトには外観が設定されているのになぜ一番大きく目立つはずの土星風惑星が存在しないのだろう。このシステムを作ったツノ人の誰かが意図的にそうしたのだとしたらなかなかの皮肉屋だ。それともあの土星風惑星はツノ人にとってこんな簡易版で表現したくないと思うほどに大事なものなのか。うーん。
- 感傷に浸っているとどこからか声が聞こえた気がして普通にビビる。というかこのエリア、木があちこちに入り組んでいてうっかりすると余裕で迷いますわ(方向音痴)。こんなところ真っ暗な中で歩くの無理ですよマジで。どこをどう歩いたものか、ちょっとした見晴台のようなところに登ってみたらちょうどその目線の先でオバケがウロウロしているのが見えた。右側の建物と左側の地面で最低でも2人はいるな。といってもかなり遠いので見つかる心配はない。周囲には誰もいないのを確認済みである。じゃあ次は遺物を持って歩いてみるか…と思ったら間違って水に落ちた。といっても干渉装置で事前に河川低地エリアへ出入りする扉を開いてあるのでこのままどこかのミイラ室から夢の世界に行けば戻ってこられるだろう。と思ったら現実でも川に落ちて濁流に飲み込まれ岩で頭を打って死んだ。なんというグダグダ。川をなめるな。
- 再開。そういえば『流れ者』の出入り口にあるUFOめいた小型宇宙船には乗れないのかな。Nomaiのシャトルには乗れたけど。
- ふと、いつもの『流れ者』入り口から見える家って入ったことないな、と思ったのでちょっと行ってみたら一番最初に『流れ者』に来たときのイカダ小屋だった。普通に来たことあったわ。見よ、方向音痴だとこんなスットコドッコイな勘違いをするのだ!! ついでに以前スライドリールを焼却処分していた部屋にあった謎の装置を調べてみようと思っていたことを思い出して、とりあえず映写機の建物から適当なスライドリールを引っ掴んで向かおうとしたらまた川に落ちて濁流に飲み込まれてイカダに頭を打って重症を負った。なんというグダグダ。川をなめるな。などとほとんど一字一句同じ文章で説明できるようなミスを繰り返してしまった。しょうがないのでこのループは瞑想で終わらせた。『流れ者』での展開が緊張感たっぷりなのでループ切替時に出てくるNomaiの仮面には安心感すら覚える。この有様をNomaiが見たらどう思うのだろう…いや川に2度も落ちたことじゃなくて。関係ないけど通信が遮断されてるのに記憶の像が通常通り機能してるのって地味にすごいよね。Nomai驚異のメカニズム。
- 再開。さて今度こそスライドリールを謎の装置のところまで持ってきたぞ。リールは思ったとおり装置の台座にぴったりはまったがここから何をどうすばいいのか分からない。途方に暮れて例の隠しスライドリールを取って遊んだりしてみたが当然特になにも起きない。装置に隠しリールをセットしてみてもなにも起きない。なにをやっているのか私は。こんなときは瞑想だ。瞑想より迷走と言ったほうが正しい気もするが。ダジャレまでグダグダ。
一周旅行未遂
- 再開。直前のグダグダは一旦全部忘れて夢の河川低地に水没後に行く方法を考えてみよう。といっても先ほど夢の世界はイカダで各エリアを一周できそうなのはなんとなく分かったので普通にほかのエリアから来ればいいだけだな。確か干渉装置で開けるドアが隣のエリアと繋がっていたはずだから先にあのドアだけ開けておけば大丈夫…のはず。たぶん。
- というわけで夢の河川低地でドアだけ開けたらすぐに水にダイブして起床、そのまま丸窓の塔に直行して塔の夢の世界にやって来ました。早速思いつきを試してみよう…と思ったがそういえばこのエリアも遺物なしモードでは確認していなかった気がするので先にそっちをやっておこう。また見えない橋みたいなものがあったとしたら見逃したら困るし。
- スタート地点付近に遺物を置いて先へ進む。まず目につくのは上の階に止まっているエレベーターか。警報装置の監視範囲らしきものも表示されてますね。やっぱりデバッグモードみたいだ。エリアの中心側には見えない橋のようなものは見当たらない(おかしな文章)。その先の「立入禁止」看板もちゃんとある。文字も簡略版になっていて読めないが(元々読めません)。
- ところでさっきから観察していて気付いたが、このエリアではスタート地点から行ける通路上にはツノ人は一人もいないようだ。確かに今まで一度も遭わなかったしな。ではどこにいるのかというと、エレベーターが止まっている階にそれぞれ1人ずつ配置されているっぽい。観察を続けてみたがツノ人がエレベーターを使って下の階に降りてくることは無いようだった。もしかして何かのフラグを立てたら降りてきたりするのだろうか。イヤすぎる。こっちは河川低地と比べればまだ明るいし道も分かりやすいけど通路がそんなに広くないしいざとなったら逃げにくいよね。じっくり観察していたらいつのまにか時間切れ。遺物なしモードでも建物の倒壊時に夢が傾くやつは起きるのね。眠りが浅いときに現実の状況が微妙に夢に反映される現象みたいだ。
夢の塔の隠し部屋
- 再開。『流れ者』の出入り口を速度同調のターゲットに選択できるのを今初めて知りました。遅すぎる。
- じゃあ今度こそ夢の世界を一周して河川低地へ…と思っていたのに間違って塔に直行してしまう。やっちまった。長時間プレイで疲れが出てきてしまっている、ということにしたい。こんなにぶっ続けでゲームやったのなんて久しぶりだしな…。この土日(※注:きょうは日曜日です)でクリアできないかなとか考えたけど明らかに無理そうである。それどころかさっきみたいに観察で1ループ終わるようなプレイの仕方してたら来年までかかるぞ。
- 仕方ないので塔エリアの探索に気持ちを切り替える。しばらくうろついていたら、干渉装置で出した建物の中にツノ人家族の肖像画があるのに気が付いた。さっき来たときはスルーしてたのか。赤ちゃんを抱っこしているほうの人は角が少し小さいからか女性的な印象を受けるがそれだけでお母さんだと決めつけるのは早計ではないか(なんの話?)。赤ちゃんツノ人を含む絵は前にもあった気がするが確認してみたらそっちは4人家族でしたね。子ども(人間でいうと小学生~中学生くらい?)のツノ人が描かれた絵もありましたが現実世界では子どものミイラは今のところ一人もいないな。もはや子孫を残すような状況でもなかったから子ども自体もういなかったのかもしれん。あるいは子どものミイラがアウトで自主規制とか(メタ)。
- さっきスルーしていたといえば、この建物からは塔の下側にある出入り口にも行けるようになっていたのだった。中に入ってみると現実の塔の隠し階段と似た構造になっている。そういえば夢でも現実でも塔の螺旋階段の隙間から出入り口についている照明が見えるようになっていたから一応それもヒントだったのだろう。
- 螺旋階段を上がっていくと案の定現実にあったのと同じような隠し部屋がありました。正面には塔の絵もあるが現実のほうが夜空に土星風惑星が描かれているのに対して夢のほうは太陽が出ている昼間の絵である。わかりやすく対になってますね。ついでにここにもツノ人ファミリーの肖像画がある。そして何より見逃せないのが棚に立て掛けられている楽器ですよ。先に肖像画でも見たことがあるけど現物を見たのはこれが初めてだ(一応遺物なしモードでも見た気がするが)。一件現実にもありそうな雰囲気だけどよく見るとオルゴールみたいなパーツがあって面白いね。
- 楽器が見られたのは個人的にはうれしいが攻略的には特に新情報はなかった。塔の絵が露骨に怪しいので隠し扉か何かがないか調べてはみたものの体当たりではなにも起きず。ゲームだから何でも試してみようと思ってやってしまうけど傍から見るとマヌケな行動でしかないな。
- 部屋を出て、螺旋階段を更に上がってみるとやはり現実と同じように屋上に出られるようになっていた。高いところだから見晴らしが良い…と言いたいところだがやっぱり暗いです。ほとんど何も見えねえ。天井の絵も現実と同じっぽいですね。
- というあたりで現実が水没。いきなり目の前にミイラのうなじが飛び込んできて噴いた。そういえば塔のミイラ室って1箇所だけ空席がある(「席」ではないが)んだけどなんでだろう。たまたま余ったとかそんな単純な理由じゃなさそうな気がする。先ほど言及した子どもの件とも少し関連しますが、もはや「利用者」が増えようがない状態であるならば余計な数は作らないと思うんですよね。何かあったときの予備とすると逆に数が少ないし。一応数えてみたけどミイラ室の席は11個ある(※部屋が12分割されていて、そのうちひとつは出入り口)。河川低地・塔・峡谷の3箇所とも同じ構造だから合計は席が33個、ミイラは32人。少ない。比較にはならないかもしれないが本編で名前が登場するNomaiでなおかつ『眼』の星系にいた人数だけでもそれくらいはいるぞ(脱出ポッド3の犠牲者・行方不明者および後の時代の別星系にいる人たちを除けば33人)。他にまだ見てないミイラ室が何箇所もあるとは考えにくいし(塔の屋上にある絵からしても)。
一周旅行成功
- 再開。今更の発見パート2ですが、航行記録からマーカーを設定するやつって夢の世界の場所も選べるんですね。マジかよどんな技術だ、と思ったけど実際のところは対応しているミイラ室にマーカーが出るだけのようだ。なんだ。
- さて今度こそ一周計画を試すぞ。夢の河川低地でドアを開けてから塔へ。夢の塔そばの干渉装置を使って桟橋まで行ってイカダに乗る。ここまではOK。そのまま川を進んで峡谷、構造物のエリアを過ぎると見覚えがあるようなないような場所に出た。桟橋があったのでイカダを降りて、周囲をちょっと警戒しつつ進んでみると見覚えのある洞窟があった。先へ進んでみると…ついさっき開けたドアのところでした。やった。うまくいった。つまり現実の『流れ者』と同じく夢の世界も円環状になっているってことなのね。念のため周りに動くものがないか確認しているとなぜか地面が少し傾いた。そしてどこからか声のような音が。なんだなんだ。と少し慌てるが傾きはすぐ元に戻った。もしかしてダム決壊して水流で現実の塔がちょっと揺れたのかな。
- ということは今ごろ河川低地の丸窓の家は水没してるはず。川の流れとかを考えると本当に水没するまでには時間差とかがあるだろうから一応遺物を置いて確認してみよう。…大丈夫そうだな。それでは以前ツノ人と思われる青緑の光がうろついていたあたりまで行ってみようか。木々が生い茂る中を進んでいくと、ちょっと高いところに干渉装置と階段があった。装置のところまで穴を行ってのぞき込んでみるが遺物がないとなにもできない。遺物を取りに戻って装置のところまで戻ろうとしたが何をどう間違ったのか水に落ちた。全部やりなおしだよ。ガッデム。なんとか残り時間でもう一周できないか試したがまあダメでした。
- 再開。色々やって戻ってきました。干渉装置に遺物を使ってみると階段の先に屋根つきの橋がかかった。干渉装置のすぐそばに丁度いい具合に降りられそうな段差があったのでここから階段のところまで降りる。橋を渡ってみると、左ナナメ前方に建物が見えた。なんか音楽が聞こえる? 怖さ軽減のための小細工として夢の世界では音量を低めにしてプレイしているから最初は幻聴かと思ったがそうではなかった。なんというか賑やかとも哀愁ともつかぬ曲だな。異国情緒。遺物なしモードで確認してみたが対岸のほうにあるようだ。おそらくあそこにもツノ人がいるのだろうが行き方がわからん。
- じゃあ今いる側の探索をするか。普段は暗すぎてまったく分からないが遺物なしモードで見てみるとむしろ結構開けた場所であることが分かった。先にあった小さな橋を渡ると家が2軒建っていた。たぶん誰もいないだろうので堂々と中に入ってみたが特になにも見つかりませんでした。強いて言えば右側の家にはボードゲームが落ちていたくらいか。
- 遺物を持って右側の家に入り直す。ここの壁にはボードゲームに興じるツノ人たちの絵と家族の肖像画2枚が飾られていた。いいなあこのボードゲームの絵。チェス的なゲームに見えるけどルールは想像つきません。そして部屋の片隅にはまたあの弦楽器が置かれていた。そばにあるのは楽器用の弓かしら。
- それじゃあ次は左側の家に、というあたりで地面が傾いて頭を打った。そりゃないよ。チキンすぎていちいち安全確認をしないと先に進めないからこうなっちゃうんだよ。石橋を叩いている間に時間切れの繰り返しである。ああ。
過去最高のグダグダ、そして
- 再開。またやり直しだ。『流れ者』に行って回転扉開けて遺物取って丸窓の建物まで行って隠し扉開けてミイラ室に降りて夢の世界に行ってドア開けて水に落ちて目覚めて外に出てイカダに乗っ……川に落ちた。流された。頭打った。死んだ。というのを2度やった。完全に判断力が死んでいる。
- 再開。『流れ者』の窓から深宇宙衛星が見えた。さて今度こそ川に落ちずに夢のイカダまで辿り着いた。慌ててもしょうがないので景色でも眺めつつ川を一周する。構造物エリアの鎖、土星風惑星が奥にあるときに見ると本当に天まで伸びているように見えますね。これって結局なんなんだろう。全然想像できない。このエリアを遺物なしモードで見たらどうなるんだろうか。今は確認しませんが。
- 今度こそ何事もなく一周できた。目的地は先ほど中を見れなかった家ですが、まだ地面が傾いてない(=現実が水没してない)し、道も覚えてないから結局警戒しつつ時間をかけながら進む。進んでいるつもりが道に迷う。遺物なしモードで多少地形を確認したところで遺物を持ったら真っ暗に戻るから結局迷うんですよ。なんなのもう。とりあえず以前ツノ人がいた場所(姿は見てないが遺物の光が見えたところ)の手前の橋で待機しているとフシャーみたいな音のあとに地面が傾いた。よし。やっとのことで左側の家に辿り着いたが…特になにもない。1階の奥に開かないドアとツノ人のベッド(仮)があるくらいだ。あとは肖像画。お、おれはこれだけのために…いやそれは言うまい。
- しかしこのドアどうやって開けるんだ。と思ってしまったのが運の尽きであった。ここに詳細を書くのが憚られるほど最高にグダったので簡潔に書くとドアを開けるために無駄な努力を3~4ループ繰り返してなんの成果も得られなかった。まず建物の後ろ側から開けられないか見てみたけど水に浸かってるから回り込めず、現実世界で何かすれば連動して開くんじゃないかと思い込んで家にある肖像画と同じ絵がある場所を探したら河川低地および峡谷の映写機がある建物だったのでそこにあるドアを開けてから夢の世界に行って、なにも起きませんでした。はい。冷静に考えてみたら、この家って夢のイカダで一周してきたときに河川低地エリアに入ってすぐ左に見えるやつですよね? 遺物なしモードでも確認したけど多分そうですよ。それにあの狭いスペースに行ったところで何があるというのか。なぜあれこれ試す前に気が付かなかったのか。せめて挑戦2ループ目くらいで止めていれば。かつてNomaiが残した言葉
『我々は何の意味もないことに意味を見いだしてしまうことがある。』
が脳裏に浮かぶ。ああ…(顔を覆う)。今はもう検証する元気はない。心が折れました。今日のプレイはここまで。 - 心象風景その2
- それにしてもプレイ進行が一進一退どころの騒ぎではない。主にツノ人への警戒と暗闇での方向音痴のせいだが。あまりにもミもフタもないことを言うが、現実世界でミイラたちが持っている遺物の火に水でもかけて消してしまえば何も怖いものはないのではないか。Rutile村長からバケツでも借りてこい。