解説
DLC『Echoes of the Eye』のプレイ日記。DLCパート全編のネタバレを含みます。
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このページは『Outer Wilds』とDLC『Echoes of the Eye』のネタバレを含みます。ゲームをクリアしてからご覧ください。
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(公開:2021年10月31日)
目次
プレイ日記目次:はじめに/ 第1回/ 第2回/ 第3回/ 第4回/ 第5回/ 第6回/ 第7回/ 第8回/ 第9回(最終回):その1:その2:その3:その4/おまけ考察/ 挿絵まとめ
20211008: スライド焼室ふたたび/ 隠しスライドリール(保管庫の印1)/ スライド焼室(隠れ谷)/ 隠しスライドリール(保管庫の印3)
20211008(20211130)
- Andrew PrahlowさんによるDLC楽曲の演奏。良い…。
スライド焼室ふたたび
- なんだかそろそろ終盤感がありますがやっていきます。今日はもちろん地図映像の場所を確認しに行きます。これがもし夢の世界の何処其処へ行けという指示だったら躊躇しまくっているところだったが現実世界のほうなので気が楽だ。といってもいずれ夢の世界でなんかしなければいけないのはほぼ確定なんですが。地底湖のダイヤル錠的な意味で。
- まずは地図映像1、つまり河川低地の写真のところへ行ってみる。映写機がある建物のすぐそばの岩場に何かあるはず。ちょっと高いところに登ってそれらしきものがないか捜索したがジェットパックの燃料だけがむなしく減っていく。どこだ。
- 途中で燃料切れになりました。補充が面倒なので瞑想。再開。写真を再確認しましたが、よく見たら焼きスライドリールのマークの下側に柵のようなものが見えますね。下側に。つまり上から探すのは下策だった。あらためてマークの位置あたりまで行ってみるがそれらしき位置は枯れ草がモジャモジャしていて下がよく見えない。こんなときは偵察機くんの出番だ。少し高いところから適当な位置に偵察機を撃ち込んでカメラの向きを回転させながら川のあたりを捜索。すると写真にあったような柵のようなものを発見。ここだ。
- 川へ降りてみると、柵の奥はどこかの家の床下のようだった。板が破れたところから中をのぞき込むと左右に通路と階段が見えた。廊下の床が抜けたのか。とりあえず階段のほうに行ってみると焼けたスライドリールが何箇所にも積まれた部屋に出た。あのスライドを焼いた部屋は1箇所だけじゃなかったのか。地図映像3のところもこういう部屋なのだろうか。例のスライドをスキャンした機械と火炎放射器もある。スライドを焼くためだけの部屋をわざわざ作ったとは思えないが元はなんの部屋だったんだろう。
- 室内をもうちょっと調べると、階段の下に例の
わたしを爆笑させたホラー調のツノ人の絵があった。絵の前にランタンがあるのも例の絵と同じである。手前には青緑太陽のドア。ここまで揃っているならもう何が起きるかは分かりきっているな。ランタン取るとスライドリールが出てきて持っていくとドアが閉まるんでしょう? というわけでドアの外側に偵察機を置いてドア閉鎖に備えてからランタンを撤去。フラッシュライトも消して待つと……はい、スライドリールが出てきた。絵が変化するのも同じだ。台座からリールを取ったら即座に後退。するとドアが閉まる前に普通に出られた。あらら。偵察機が無駄な備えになったがとにかくこれでスライドリールゲット。
隠しスライドリール(保管庫の印1)
- 貰うものも貰ったので今度は破れた床の通路側から外へ出てみる。洞窟を抜け、先にあったドアを開けるとそこはスライドリールの棚がある場所でした。1番目の保管庫の印のスライドリールが置いてある。つまり河川低地エリアの映写機の建物だ。スライド焼室と映写機の建物もセットになってるってことか。やっぱり元はスライドを作る部屋かなにかだったんだろうか、焼室(これもなんか脱字っぽい気がする)。もちろん最初にここに来たときはこんな出入り口なんて無かったからこれも隠し扉だ。何度目だ。もはやなにも言うまい。
- では丸窓の建物からランタンを持ってきて隠しスライドリールを視聴。例のデモニック3人組ツノ人の絵が出てきた。中心にあるのは保管庫の印その1。やっぱり何を思ってこういうデザインにしたのか意図が読めない。今まで見たツノ人を描いた絵の中では一番カッコイイとは思います。個人の意見です(この日記全部そうだが)。
- さて内容。最初に映ったのは遺物と保管庫の印の容器を持ったツノ人の主観視点。場所は夢の世界の河川低地で最初にツノ人の気配を感じ取ったあの場所の近くっぽい。屋根つきの橋のそばに手の形の移動装置もある。主観の人は橋を渡ると、木の前で待っていたツノ人に容器を手渡した。ここに来たときは木なんて暗くて見えなかったはずだが。やっぱりツノ人は闇夜でも目が見えるんだろうな。
- 容器を受け取ったツノ人は木の左側に歩いていく。奥には3つの青緑の小さな光が見える。ツノ人たちが列をなして歩いているようだ。その後ろをちょっと離れてついていく容器持ちのツノ人。4つの光は画面右側に進んでいった。場面が切り替わるとツノ人たちは川辺の大きな建物に入っていく。これってあの音楽が鳴ってるところか。見たことはあるけど行き方がわからなかったやつ。建物の中には赤々と燃える大きな暖炉が。あら素敵ね。そこにやって来た容器持ちのツノ人。なんと、なんの躊躇もなく暖炉の火の中に突っ込んでいった。なんだと。ここも隠し通路ってことか。暖炉の裏にこんなものを仕込むだなんて古風なやつよ。映像はここで終わり。また直球のヒントだな。ここに行けというヒントの次がここに行けというヒントなのはいかがなものかと思うがそこまでして厳重に守る or 隠しているものが何なのかと疑問が膨らむ展開ではあります。
- 目的は果たしたがこのまま次に行くと時間切れになるかもしれないので一旦瞑想。航行記録を確認すると
『秘密の場所』
の項目名が『スライド焼室』
に変化。夢の河川低地エリアこと『覆われた森地帯』に『隠し暖炉』
が追加。やはり夢の世界でまだ調べたりしなきゃならないものがあるのか。イヤだなあ。
スライド焼室(隠れ谷)
- それじゃあ次は地図映像3の場所に行くぞ。『流れ者』外殻の破れ穴から峡谷に向かう。今度の目的地は別に隠されたりしていないのですぐ見つかった。縦長の建物ね。隣に映写機の建物がある。中がどうなってるのかは完全に予想がつきますね。
- 建物の下の階へ。上の階にはエレベーターが止まっているが、下側の操作用インターフェースは壊れていて使えない。意図的に壊したのか経年劣化で壊れたのかは分からないが燃えてはいないので経年劣化かも(ツノ人=都合の悪いものはなんでも燃やす人たちという認識になってしまっている)。見上げてみると途中の階は床がほとんど抜け落ちている。ジェットパックではそこまで届かない。ふむ。ところでここはSteamのDLC販売ページにもスクリーンショットが載っていた場所みたいですね(7月31日の雑談参照)。リリース前に見た映像は大体出揃ったかな?
- 対岸のエレベーターを使って上の階へ来ました。建物の出っ張った部分そばの窓に偵察機を撃ち込んで中を見てみると、壊れた床のところに出入り口があるのが分かった。ここに行くにはエレベーターを使えばいいのだろう。といっても乗っている最中は外には出られないから…上に乗ればいいのか。試しにやってみると鎖が邪魔することもなく普通に乗れました。鎖が体を貫通する体質でよかった。では早速エレベーターを作動させて……エレベーターから降りた状態で操作したせいで飛び乗る間もなく置いていかれてしまった。違うんだ。こんなボケをかますつもりはなかったんだ。こんなときは偵察機のライトを使えばいいのだ。エレベーターの上に乗ってから床に偵察機を放ち、ちょうどいいタイミングで回収する。上昇し始めたら頃合いを見計らって壊れた床の残骸に飛び降りる。今度こそ思い通りに出来た。よかったね。でもよく考えたら上階のエレベータの穴から飛び降りたほうが簡単だったかも。
- では中へ入るぞ。やはりというかなんというか先ほど見たような光景と同じようなセットが一式揃っていた。すなわち焼けたスライドリール、火炎放射器、スキャン装置、ホラー調の絵とランタンと青緑太陽のドアだ。こうやって処分される前にはいったい何個のスライドリールが『流れ者』にあったのだろう。それらのいくつかでも見られたらツノ人の文化の一部でも知ることが出来たかもしれないのに。と考古学者のRiebeckだったら言うかもしれん。主人公はHal以外に『流れ者』の話をしていないから実際どういうリアクションをされるかは分からないが(※軽く確認しましたがDLCでは今のところGabbro以外の旅人たちのセリフは増えてないはず)。というか、なぜ主人公が他の人に『流れ者』の話をしないのか自体がまあまあの謎じゃあなかろうか。本編でも気になったけど主人公は本当に重要なことは他人に話さない傾向がある気がする。太陽ステーションで超新星爆発の原因が寿命だと判明した後もそれを誰にも伝えてないんですよね(ループ仲間のGabbroにでさえ)(Chertに太陽の超新星化を教えることはできるが原因については言及していない)。それ以前にタイムループの中にいることも少数の相手にしか喋ってないし。真面目に取り合ってもらえないのが分かりきっているとしても話そうもしないのはちょっと謎だ。DLCでは
「何か見つけた!」
と誰かに言う機会がないから特にそう思うだけかもしれないけど。 - ヒントとか貰えなくてもいいから報告したい(願望)
- 話題が脱線しましたがこの部屋では特に見るべきものもないようですのでさっさとスライドリールを貰っていくぞ。例の絵があるところは右側に物置のようなスペースがある。そこのスライド焼室側の壁が破れている。その隣には青緑太陽のドア。もう何をすればいいかは分かりますね。隠しスライドリールを取ってドアが閉まったら壁の破れ目から偵察機を発射。カメラで青緑太陽の回転具合を確認し、頃合いを見て偵察機を回収してドアを開ける。なんの問題もなくスライドリールゲット。しかし壁が壊れていなかった頃はどうやって開ける想定でこんな設計にしたのか。2人いればどうにかなりますが。となるとこの仕掛けを用意したツノ人は単独犯ではないということにもなるのか。仕掛けが動くかどうか一人でテストしてうっかり閉じ込められたら笑えんぞ。「犯」と呼ぶべきなのかはわからないが。
隠しスライドリール(保管庫の印3)
- ではスライドを見ますよ。最初の絵は例によってデモニック3人組。保管庫の印から青緑の光を吸い取っているような描写はなんの意味があるんだろう? 映像の冒頭は保管庫の印の容器を受け渡すシーン。周囲が完全に真っ暗で場所がわからない。と思ったが主観の人が左を向いたら楽器が置かれたステージがあった。以前遺物なしモードで似たものを見た気がする。おそらく夢の峡谷のエリアですね。主観の人の視点は更に左に進み、崖っぷちに立って自分の足元を見つめた。今更だけどツノ人は靴履かないんだね。蹄があるからね。真っ暗な谷底に向かって右足を踏み出す主観の人。しかし落ちることはなくそのまま空中を歩き続け、谷の向こう側へ辿り着いた…言うまでもないがこれはあの見えない橋を渡っているってことですね。ここでヒント出てたのか。
- 谷を渡りきった主観の人、今度はそばにあった干渉装置の穴をのぞき込む。その先には明かりに照らされた大きな建物が。主観の人が装置を使うと建物の明かりは徐々に消え、辺りは橋を残して真っ暗闇に。一方、容器を受け取ったほうのツノ人は木が描かれた大きな絵の前で待機。明かりが消えたところで前に歩き出すとツノ人の姿は闇に消えていった。ふたたび明かりが点くが、そこにはもう誰もいなかった。
- …というところでスライド終わり。ここに来て既存の情報が出るとは。遺物なしモードの発見後にひととおり見てましたね。最後の絵の部屋は建物最下階の壁の裏に見えない橋があったところですよね? 橋の反対側にツノ人が待機してたやつ。やっぱり通らないといけないのかこのルート。うわあ。
- いよいよツノ人との最終決戦(戦ではない)の気配が漂ってきて気が重いが今日のプレイはここまで。航行記録の確認だけして終わろう…と瞑想をしたらフリーズした。より正確に言うとスライドを操作してる最中にメニューから瞑想を選んだらそれ以降一切の操作を受け付けなくなった。画面も変化しない。なんてこったい。仕方ないのでSteamのクライアント側からゲームを終了する。セーブデータとかバグらないよね?大丈夫だよね??(本編初プレイ時に航行記録がバグって一部更新されなくなった思い出が)(追記:20211219:v1.1.12で修正されました・詳細)
- ゲーム再起動。あらためて航行記録を確認すると、峡谷こと隠れ谷の
『秘密の場所』
の項目名も『スライド焼室』
に変化。夢の峡谷エリア=『果てなき谷』には『隠し壁画』
が追加。これらと夢の塔のエリアこと『星明かりの入り(江)』の『隠し縦穴』
、そして『密封された保管庫』
が今後行くべき場所だろう。つまり全部夢の世界だ。うわあ。ここから何がどうなるのか一切予想がつかないのが怖い。ツノ人との遭遇イベントが確実にありそうなのも怖い。後者に関しては怖いというより正直面倒くさい。暗闇の中でアンコウと追いかけっこをするような未来が待っていると思うと目の前が真っ暗になります。とにかく暗くて周りが見えないせいでグダるのがイヤなんです。今からでも遅くないからフラッシュライトか偵察機を夢の中に持ち込めるようになりませんか? なりません。はい。 - なお偵察機の使い方はこう