絵本のまとめ

----2006年3月13日作成・4月2日追加

作中に出てきた絵本のまとめ。かなりネタバレなので注意。

リトルプリンセス(初期)

  昔々あるところに 可愛い少女がおりました

  少女はいつも 赤い薔薇の姫と一緒でした

  ある日 突然に パパとママが死んでしまいました
  赤い薔薇の姫もいなくなり 少女はひとりぼっちになりました

  そして少女は 知らないお家に連れてゆかれました

不幸なクローバー畑

  昔々あるところに
  不幸な少女がおりました

  少女は幸せさがして クローバー畑へ

  一つ葉のクローバー探したけれど
  道に落として 見つからない

  ニつ葉のクローバー探したけれど
  影に隠れて 見つからない

  三つ葉のクローバー探したけれど
  魔女が隠して 見つからない

  四つ葉のクローバー探したけれど
  不幸な少女にゃ 見つけらない

紳士のピーター

  紳士のピーター のんびりおさんぽ

  紳士のピーター 檻に入れられトイレを我慢

  紳士のピーター トイレを探して大慌て

  紳士のピーター トイレに行けずに袋詰め
                  さようなら

しあわせの鳥

  大きな箱がありました

  大きな箱の中には 幸せの小鳥がいるのでした

  小鳥は少女を
  幸せの国に連れて行ってくれるはずだったのに
  小箱の中には小箱しかありません

  狭くて暗いその場所で
  やっと見つけた少女の小鳥

  小鳥は狭い部屋で野垂れ死んだ

  血まみれになって かわいそう
              おわり


  永遠に変わらぬ 幸せは無い

こやぎの姉妹

  妹山羊がお手紙出した めぇめぇ

  姉さま山羊が お手紙食べた めぇめぇ

  妹山羊がノートで勉強 めぇめぇ

  姉さま山羊が ノートをひきちぎる めぇめぇ

  手紙を読ませたい妹山羊は
  姉さま殺して手紙をとりかえす

  けれど姉さま死んじゃった
  死んじゃったら読めないよ めぇめぇ


  愛に誓ってもケンカでご破算

にんぎょ姫

  昔々 海の国の人魚姫は 人間の王子様に恋をしました

  人魚姫は何年たっても片思いでした

  そしてついには お婆さんになってしまいました

  死ぬまで 一人ぼっちの人魚姫

  人魚の国の娘たちは とても哀れみました

  あんなお婆さんには
  絶対なりたくないと思いました


  例え死んでも あなたに従います

ぞうきん姫

  娘は毎日毎日 ぞうきんをぬうのが仕事でした
  ぞうきんの匂いが染み付いて とても臭かったといいます

  娘の姉たちは 美しいドレスを着て 社交界に でかけてゆくというのに
  自分だけいつも 家でお留守番

  娘は嫉妬で一杯でした

  ある日 魔法使いが現われて
   娘に魔法をかけて言いました
  灰色のドレスを おぬいなさい
  そうすれば あなたも社交界にゆけることでしょう

  娘は薄汚い布を ぬい合わせて ドレスをつくりました
  そうして娘は ぞうきん姫になりましたとさ
  とてもとても臭い姫様だったので
  町中が迷惑に思いましたとさ

  ぞうきん姫は臭すぎて 社交界にもゆけません
  だから ドレスを彼女に着せてやろうと思いました

  ぞうきん姫とドレスを着た彼女は 仲良く遊びましたとさ

おそうしき

     〜 おそうしき 〜

  お庭に穴があいていました

  妖精が現れて少女に言いました

  今日はおまえのお葬式
  とりやめたければ 友達を捧げなさい

  少女は 生き埋めになりたくありませんでした

  だから結局 友達を穴に埋めることにしました

  あぁ とてもかわいそうな お友達

のらいぬとうそつき姫

    〜のらいぬとうそつき姫〜

  昔々 あるところに少女がいました

  少女はいつもノライヌが来たぞと言っては
  他の少女たちを怖がらせていました

  けれども それは全部嘘だったので
  みんな少女のことを嫌いになりました

  ある日少女が
  ノライヌが出たよ と叫びながら
  おうちに帰ってきました

  みんなは また少女が
  嘘をついているのだと思いました

  けれども本当だったので
  みんな食べられてしまいました

               めでたし めでたし

むかし むかし

※文章のない絵本です。

リトルプリンセス(完全版)

  昔々あるところに 可愛い少女がおりました

  少女はいつも 赤い薔薇の姫と一緒でした

  ある日 突然に パパとママが死んでしまいました
  赤い薔薇の姫もいなくなり 少女はひとりぼっちになりました

  そして少女は 知らないお家に連れてゆかれました

  お家には バラの掟に支配された
  貴族たちの社交界がありました
  それでも少女は ひとりぼっちのままでした

  少女に 新しい大切なともだちができました
  少女はともだちと バラの掟に従いました

  貴族たちの社交界の中で バラの掟は絶対でした
  赤い薔薇の姫が だれより一番えらいのでした

  少女は バラの掟に従いました
  少女は 伯爵夫人に嫌われました

  少女は バラの掟に従いました
  少女は 男爵夫人にお仕置きを受けました

  少女は バラの掟に従いました
  少女は 侯爵夫人になじられました

  少女はともだちとともに バラの掟に従い続けました
  赤い薔薇の姫は おもしろくありませんでした

  そんな少女の元に 最後のバラの掟が伝えられました

  その掟は ともだちを差し出すことでした

  ともだちを差し出した少女は プリンセスになりました

  バラの掟に縛られた ひとりぼっちのプリンセス

  悲しくなったプリンセスは
  すべての思い出に鍵をかけましたとさ

おまけ・実際の事件との関連

リトルプリンセス

不幸なクローバー畑

紳士のピーター

しあわせの鳥

こやぎの姉妹

にんぎょ姫

ぞうきん姫

おそうしき

のらいぬとうそつき姫

むかし むかし

エンディングの歌詞

「A Love Suicide -theme from Rule of Rose-」

あなたの名前を呼ぶとき
わたしの恥じらいは どこに行く
わたしの心を 解き放とうとしないで
きっとわたしには 手に負えないから

ベッドで横たわると
ひとり死んでしまいたくなる
わたしはどんなにでも 性悪になれる
そんなわたしを むち打てばいい
わたしはあなたを 辱めるでしょう
わたしはあなたを 責めるでしょう
それはただ あなたへの愛のせい

愛は 五月のバラのように 無垢なもの
誰にも行く手を阻めない
愛は 風に揺れる火のように 儚いもの
そして罪のように欲深いもの

孤独 けれど 正気
私はただ愛に葬られている
愛は 風に揺れる火のように 儚いもの
そして罪のように純白なもの


孤独 けれど 正気
私はただ愛に葬られている
愛は 五月のバラのように 無垢なもの
そして罪のように純白なもの

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2006 karayage