その9・サスペンスは突然に

----2006年3月8日

そんなわけでブラウンが仲間になりました。さっそくアイテム探しの旅に出たいところだがその前に前回手に入れた「一つ葉の鍵」を使ってみましょう。客室ホールにそれっぽいドアがあったはずだ。

というわけで第11区画通路を通っていこうとしたのだが、喫煙室のドアは例の紙袋子供が塞いでいて進めなかった。なんだこのガキは。仕方がないので反対側にある第3旅客通路に回り道してみるが、そこでいきなりムービー。ここで掃除をしていたおばさんことマーサが、デッキブラシのようなものでボコボコに殴られながら何者かに階段の上に引きずられていった。そして上階にある客室ホールのある一室に引き込まれてしまった。ドアがバタンと閉まり、ホールの床にはマーサの帽子だけが残された。サスペンスシーンである。なんだこれ。このシーンを見せるために道を塞いでいたのか。

いきなりバイオレンスなものを見てしまったが気を取り直して捜索開始。手始めに、客室ホールに落ちていたマーサの帽子を手に入れた。アイテム説明に「魔女と呼ばれていたおばあさんの物」とか書いてあるが、そういえばさっき男子便所にいた子供が「魔女は大事な鍵を持っているらしい」とか言っていたな。前回見た不幸なクローバー畑の絵本にも似たようなことが書いてあったような。マーサ=魔女ですか? 多分なにかのヒントだろう。

しかしヒントがあったのはいいが具体的にどうしたらいいかわからん、というあたりで「一つ葉の鍵」のことを思い出した(遅いよ)。これを使えば一つ葉のクローバーの扉が開くはずだ、というか開いた。そうだよな。開かなかったらゲーム的におかしいよな(えー)。ドアの向こうは第2旅客通路だった。客室が並んでいるがどこも鍵がかかっている。最終的には開くようになるのかなあ。飾りドアだったらいやだなあ。開けたらすぐ壁だったとか…(勘繰りすぎ)。

通路を進んでいくとニコラという少年に会った。話しかけてみるとこんなセリフが。

  「おまえなんか いなくなれ いなくなれ・・・・
  ・・・・おいらは影 影なんだ」

危ないヤツだった(えー)。影って何やねん、とつっこんだところで思い出した。絵本の文面に「ニつ葉のクローバー探したけれど に隠れて見つからない」というのがあったはずだ。周囲になにか落ちているかと思ったがそうではないのでここはブラウンに頼ればなにか起きるのではないか、と推理。とりあえず以前手に入れた「銅製の葉っぱ」をFindに設定して、ブラウンに関連アイテムを探させることに。アイテム説明の絵では「銅製の葉っぱ」の材質と「一つ葉の鍵」の材質は同じっぽいので同系統の別の鍵が見つかるかもしれん。△ボタンを押すと、ジェニファーが「ゴォーーウ!!」妙に間延びした声を出した。なんじゃそりゃあ、と気が抜ける間もなくブラウンが何かを見つけた。おお、早いな。ちょうどニコラの影の中にそれはあった。拾ってみると、それは「いびつな一つ葉の鍵」。それを「銅製の葉っぱ」と組み合わせてみると、鍵は「二つ葉の鍵」であったことが判明。やった。えらいぞ犬!

ちなみにニコラはこの後男子便所で用を足していました。普通に開けて中入っちゃったよ。鍵くらいかけろ!!(ひでえ)

その10・鍵はどこだ

----2006年3月8日

手に入れた「二つ葉の鍵」を使って二つ葉のクローバーの扉を開けた。中は第1客室通路。ここには食堂があった。けっこう広いが、暗くて不気味なのはほかの場所と変わらん。ここにもバケツの騎士がいたのでセーブする。カウンターのほうへ行ってみると果物ナイフが落ちていた。やった、新しい武器だ。やっと武器らしい武器が出たなあ…と思ったがここでアイテムがいっぱいになる。まだ序盤だけどアイテム欄が12個しかないので当然の結果だ。取説によると一度鍵で開けた扉はそれ以降も鍵なしで開くらしいので、ひとまず「一つ葉の鍵」を捨てることに。あとで必要になったとしてもゴミ箱を漁れば出てくるので安心だ。

ナイフのほかは何も見つからなかったので第1客室通路に戻る。通路の先に進もうとするがガラクタで塞がれていて通れなかった。その手前にある9号室のドアは開いたので一応中をチェック。うわ、真っ暗だ。ジェニファーの姿がうすぼんやりとしか見えない。しかも移動範囲が妙に狭い。部屋がせまいのか、それともここにも何か障害物が置いてあるのか。真っ暗なので全然わかりません

するとここでまたひらめいた。人の目で見えないなら犬の鼻だ。犬といえばブラウンだ(まわりくどい)。そういえば「マーサの帽子」をまだFindしていなかったことを思い出す。暗闇の中で△ボタンを押すと、多少ドスの効いた声で「ゴォウ」と言うジェニファーさん。バリエーションがあるのか。と微妙に驚いていると、さっそくブラウンが「生臭い雑巾」を見つけた。なんかあまり持ち歩きたくない類のアイテムだなあ。

ジェニファーが雑巾を手に入れると、どこからともなくしわがれた声が聞こえてきた。なんだなんだ。

  ・・・・私は魔女 大魔女様
  だけれど今は何もできぬ
  ただのごみ屑 ちり ほこり

  ・・・・大事な大事なあの鍵は
  私がこっそり 隠してやった

  ・・・・清く汚れたあの場所に
  私がひっそり 隠してやった

  おまえの目では 見つからない
  おまえの鼻では 話にならない
  まったくもって 不幸な少女・・・・

えー、いやに挑発的なポエムでしたがこれもまた何かのヒントであろう。というか「生臭い雑巾」自体がすでにヒントだ。これもFindすれば何か見つかるに違いない。鼻で道を確かめながら進むブラウンについて行くと第11区画通路にたどり着いた。そしてブラウンは、ここでなんと通路の壁を引き剥がし始めた。と思ったら、壁だと思っていたのは実は布で、その奥にこっそり小部屋が隠されていたのでした。なんだそりゃ。小部屋の中を調べると「三つ葉の鍵」を見つけた。これは人間には分からんわな。

「三つ葉の鍵」を使って三つ葉のクローバーの扉を開けた。中は第1客室通路。二つ葉のドアの向こうと同じ場所ですが、向こうは障害物があって通れないところがあるのでこちらのほうが行動範囲は広い。客室のドアをひとつひとつチェックしていくがやっぱりどこも閉まっている。どこか入れる部屋はないのか、と思っていたあたりでドアの隙間から光が漏れ出ている場所を発見。さっそく中を覗いてみるジェニファー。すると、中にいたのは以前緑色の蝶々を追いかけていた太った少女。少女は蝶の標本箱を眺めていた。箱の中には赤い蝶が1匹だけ入っていた。ぎゃー、先を越された

というあたりでいきなりアイテム集めを始めてみた。何の脈絡もないが実際にやっちゃったんだからしょうがない(誰に言っているのか)。ほとんど移動シーンなので詳細は書かないが、結果的に「ビスケット」「チョコレート」(回復アイテム)、「ベーコン」(ブラウンの回復アイテム)、「フィルム缶8/14」「フィルム缶9/14」「フィルム缶10/14」「フィルム缶4/14」(用途不明)、「リボン」などを手に入れた。リボンは大量に手に入ったのだが何に使えばいいんだ。フィルム缶はなんとなくレアアイテムのような気がするが、初回プレイではあまり寄り道はしないことにしているのでそんなにこだわるつもりはない(誰に言っているのか)

ちなみにこのアイテム探しの間にいくつかアイテムを捨てた。重要アイテムっぽい「リトルプリンセスの絵本」も容赦なく捨ててやったが、絵本に関してはアイテム画面の絵本日記という項目でいつでも見られるので便利だ(捨ててしまって手元にない状態でもOK)。捨てる前になんとなく中身を確認してみたら、なんとまた内容が追加されていた

  少女に 新しい大切なともだちができました
  少女はともだちと バラの掟に従いました
  (少女と犬の絵)

これはやっぱりひょっとしてひょっとしたりしますか? ひいいい(日本語おかしいよ)。

その11・わらわらわらわらわらわら

----2006年3月8日

アイテム探しがひと段落したのでゲーム再開。今までFindしていなかった「緑の蝶の死骸」の存在を思い出したのでさっそく実行。たどり着いたのはさっき太った少女がいた部屋だった。11号室に進入。少女はまだ部屋の中にいたが、ジェニファーに気付くとすぐに標本箱を抱え込んでしまった。少女ことアマンダに話しかけてみると、標本箱をつかんだまま「あたしのものよ あんたなんかに あげないわ」「あんたなんかに負けないわと猛抗議。そういえばコイツ、例の「かいきゅうひょう」のランキングでかなしいひんみん扱いされてた奴ではなかったか。なるほど、自分より下のヤツが出来たから必死なのか。哀れよのう。

11号室から出ていくと、キヒヒと笑いながらアマンダが部屋から出てきた。通路にいたジェニファーに気付くと、手に入れたチョウを見せびらかすように持ち上げてから小走りに去っていった。ムカつく。おのれ貧民のくせに、ってそういう自分はびりっけつ扱いなのだった。畜生め。

ともかく何か手がかりを探しに11号室に戻ってみる。すると、先ほどアマンダが眺めていた標本箱がそのまま落ちていた。「空の標本箱」をゲット。セーブするついでにバケツの騎士にヒントを聞いてみると、ジェニファーが手に入れるチョウは青い蝶らしい。なんでそんなこと知ってるんだこのガラクタは。相変わらず不条理である。

では「空の標本箱」をFindする。ブラウンとともに第1客室通路を進んでいくと、窓際に青い蝶がとまっているのを発見! さっそく追いかけるが、なぜか蝶は曲がり角で2匹に増えた。そして次の曲がり角で4匹に、さらに次の角で8匹、次は16匹に増え、最後にはひとつにまとまってドアの向こうにすり抜けていった。ぎゃー。

そんな美しくも恐ろしい怪奇現象を目の当たりにして多少面食らったジェニファーさん。気を取り直して青い蝶が出ていった客室ホールにつながるドアを開ける。ブラウンについていくと、青い蝶は壁にとまっていた。あとはこれを貢ぎ箱に入れるだけだ。ひらひらと飛んでいく青い蝶をジェニファーが見つめていると、デッキブラシで何かを殴っているような映像が入った。その何かとは、以前何者かに連れ去られてたはずのマーサだった。目を見開いたまま不自然なポーズで硬直している。あ、あんた一体何があったんだ。どこからともなく声が聞こえてきた。

  ゴミはゴミ箱へ
  汚れ物は汚れ物の部屋へ・・・・

  ノライヌはおかしをくれるよ・・・・
   ノライヌはこどもをさらうよ・・・・
    ゆうぐれどきにはノライヌがでるよ・・・・
  かたづけないこは おしおきだよ・・・・

ギギギと開くドアから何者かの影が現われる。青い蝶は電灯にぶつかって感電。床に墜落した。その様子をハッとして見つめるジェニファー。まだ聞こえる謎の声。

  さぁさぁみなさん
  楽しい掃除の始まりだ

ドアの中から、デッキブラシを持った恐ろしい妖精さんが現われた。ぎゃー。

その12・貴族的SMプレイ

----2006年3月8日

というわけで戦闘開始。いきなり6人程度の妖精さんに囲まれてしまった。とはいえまず「青い蝶」を拾う。これがないことには話にならん。妖精さんを果物ナイフで刺して倒していくが、初戦闘のときのように血を流して倒れたりはしない。倒したと思ったやつもしばらくすると復活してくる。しかも、四つ葉のクローバーの扉から新しいやつが沸いて出るところまで見てしまった。こりゃいくらやってもキリがないな。逃げよう。とっとと青い蝶を貢ぎ箱に入れてしまおう。

敵をかわしつつ通路を走っていくジェニファー。恐ろしい妖精さんは動きはキモいがのろいので避けようと思えばけっこう避けられる。ほかの物には目もくれず一心不乱に第8区画まで走った。階段室まで来たところでやっと敵が出なくなったのでひと安心。階段を上がって上級客員区画へ。すると、一足先にアマンダが貢ぎ箱にチョウチョを入れていた。扉に引きずり込まれるように中に入るアマンダ。な、中に誰かいるのか。

多少ビビりつつ青い蝶を貢ぎ箱に投入。扉の向こうから子供の声が聞こえてきた。何人かで話し合うような声だ。

  「・・・・どうかな」
  「まぁ いいんじゃない?」
  「えー?」「うそー」
  「はじめてだしな」
  「新人だしね」
  「一応合格・・・・かな?」

審査があるんですか。ともあれ一応ドアは開かれた。ジェニファーが恐々と部屋の中を覗こうとすると、後ろから蹴られた。前のめりに倒れるジェニファー。室内は薄暗く、絨毯の上にロウソクが道のように何本も立てられていた。うめきつつ体を起こすジェニファー。前を見ると、そこにはすでに何人かの少女がいた。最初に少年に命令を受けたあの部屋のようなセットに座っている。驚くジェニファーをよそに、メガネの少女がなにかの本を読み上げた。

 「紳士淑女の皆様
  ようこそ 貴族の社交界へ
  本日はお集まりいただきありがとうございます」

こないだ会ったダイアナがジェニファーに近づいてきた。スカートを広げて挨拶のつもりか? と思ったら、ジェニファーの顔を両手で抱えて自分のほうに向けさせこう言った

 ぬるいんだよ てめぇはよ
  ゼロ ゼロ ゼロ ゼロ
  あんたが持ってきた貢物の価値はゼロ!

ジェニファーの頭をぶんぶん揺さぶってしまいにはぶん投げた。床にはいつくばるジェニファーを高圧的に見下すダイアナ。じ、女王様!!(えー)。続いてダイアナはアマンダを呼び、ガタガタ震える彼女を「よ〜し よし よし」とナデナデ。態度の差が激しいです女王様。おまえらはチョコラータとセッコか(ジョジョ第五部)。とここで、周囲の少女たちが手を叩きながら「ア〜マンダ」「ア〜マンダ」「ア〜マンダ」突然のアマンダコール。一体何が始まるのかと思っていると、アマンダがモップの棒の先にドブネズミを縛り付けたものを手にジェニファーに近づいてきた。ま、まさか…。

まさかって、そのまさかでしたよ。棒にくくりつけたネズミをジェニファーの頬に押し付けるアマンダ。最初は嫌がっていたような顔でしたが、ジェニファーの恐怖におびえる姿を見て歓喜の表情に。うげー背徳的。あまりのことにとうとう気絶してしまったジェニファー。アマンダはわけのわからぬ声を発しつつ放心状態に。うーん、すごいもん見た。

その13・空の上の突進

----2006年3月8日

ものすごいイベントが終わった。気絶したジェニファーが目を覚ますと、例のセットに白い服の少年が座っていた。ジェニファーを見下ろしながら少年は言う。

  どう? キミが悪い子だってこと思い出した?
  まだ思い出せてはいないようだね
  まぁキミはたくさん悪いことしたからね
  これから 少しずつ思い出していくしかないね!
  そうして キミが悪い子だってわかった時が このゲームが終わる時
  さぁさぁジェニファー 薄ら汚い犬を連れてゲーム再開だよ
  あはははは・・・・

■May 1930 紳士のピーター

というわけで新章開始。気がつくとまた汚れ物の部屋にいた。またここからスタートか。部屋の中に「花柄の手紙」が落ちていたのに気付く。読んでみるとアマンダからだった。文面はこうだ。

  ごめんねジェニファー
  お空の見えるところで待ってます
  あなたの親友アマンダより

うーん、こんなにあからさまに怪しい手紙を受け取ったのは初めてだ。つーか「お空の見えるところ」ってどこだよ? あ、そうかFindすればいいのか。そろそろこのシステムにも慣れてきたところです(遅いって)。というわけでまたブラウンに命令してゴー。

第8区画通路でチャンバラしている少年らにシカトされつつ進む。今まで行けなかった第7区画貨物庫にはオリビアがいた。あのフォーク突き立て事件の子です(勝手に事件名をつけるな)。なにやら計算問題が書かれた黒板を見て泣いている。ほふまん先生 おこらせるとこわいのよ」だって。続いてアホそうなガキことトーマスにも会う。うへへへ なんかわるいことしてないか? ほふまんせんせにいいつけてやる」だと。なんか次の被害者が分かった気がする(えー)。

ブラウンに従って第6区画作業通路へ行くと、ちょうど作業用のエレベーターに乗っているアマンダを目撃。上層へ向かったようだ。「電力が停止したら第11区画にある第一発電機を再始動してください」という注意書きを読みつつジェニファーも上層へ向かう(ちなみに中層にはバケツの騎士がいた)。上層の通路にあったハシゴを登っていくと、そこは飛行船の上だった。人をこんなところに呼び出すやつがあるか!!(えー)。

星ひとつ無い夜空を飛んでいく飛行船。暗いなか目をこらすと、仄かな明かりに照らされたアマンダの姿が見えた。ごめんね ジェニファー ごめんね・・・・ この前は あんなことして」すすり泣いている。ていうか「この前は」と言えるほど時間が経過していたのか。今っていつだよ? 泣きながらジェニファーに近づこうとするアマンダだが、足元がふらついてすっ転んでしまった。しかしそれにかまう様子は見せず、ジェニファーの名前を呼びながらよつんばいのままドスドスと突進してきた。ギャース。

  「アマンダ とっても怖かったの!」

おれのほうが怖いよ!!(えー)。そのままアマンダはジェニファーの足にすがりついてきた。

 「しかたがないよね
  あそこで抵抗したら 二人で痛い思いしたよね?
  ごめんね ごめんね

泣きじゃくりながらジェニファーを押し倒すアマンダ。

 「もし次が"アマンダの番"だったら
  遠慮しないでいいよ!
  こうして・・・・
  こうして! こうして!
  それから こうやって! こうやって!

言いながらアマンダは、握らせたジェニファーの手を自分の頬にぐりぐり押し付けている。なんだろう、すげえ怖いよ。

 「・・・・ねぇ?
  あたし達これからも親友だよね?
  信じてる! 信じてるからね・・・・」

いつからそういう事になった。仁王立ちになってジェニファーを見たあと去っていくアマンダ。そしてその一部始終を女王様が覗き見ていた。い、いつの間に…。(次回につづく)

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2006 karayage