その20・微妙に昔を思い出す

----2006年3月12日

ジェニファーが目を覚ますとまた例のロウソク部屋にいた。だからいつワープしてるんだよ。少年に小馬鹿にされつつ残りの二冊の絵本も読むことになった。やっぱりストーリー選択式だったのか。どういう順番でやっても同じなのかな? とりあえず左の絵本を選ぶと「幸せの小鳥の絵本」を入手。

     〜 しあわせの鳥 〜
  血のような赤い液体で鳥の目が塗ってある)

  大きな箱がありました

  大きな箱の中には 幸せの小鳥がいるのでした
  (箱の中にひとまわり小さい箱が入れ子状態になっている絵)

  小鳥は少女を
   幸せの国に連れて行ってくれるはずだったのに
    小箱の中には小箱しかありません

  狭くて暗いその場所で
   やっと見つけた少女の小鳥

  小鳥は狭い部屋で野垂れ死んだ
   (血糊付きの挿絵

  血まみれになって かわいそう

             おわり

「かわいそう」で済むのかそれは

■July 1930 幸せの小鳥

というわけで新章。ジェニファーが絵本を閉じると、いつのまにか上級客員区画応接室にいた。白いスリップ姿のエレノアが絨毯の上に座って空の鳥籠をカンカン叩いている。今回はこいつの話か。

  エレノア
  「・・・・赤い鳥
   あなたは見つけた? 大切な さがし物・・・・」

はあ。どうでもいいけどこの応接室、家具がメチャクチャに荒らされていて空き巣が入ったみたいになってるんですけど。ソファーなんか完全にひっくり返ってるよ。

応接室から出ると、貢ぎ箱の扉の前でダイアナとメグが立ち話をしていた。聞き耳を立てると、「あの子全然困ってないね」とか「まだまだ足りてないみたいね」とか謎なことを言っている。また誰かの噂話か? 話が終わると「この続きはあの場所で」と言ってどこかへ走り去っていった。秘密の場所ってどこだよ?? 二人が去った後になにかひらひらと舞い落ちるものがあったので調べてみると「赤い鳥の羽」だった。これもヒントアイテムか? なんか「?」ばっかりだな。

秘密の場所とやらを探す前に貢ぎ箱をチェックしておく。今月の貢物はしあわせのことりだってよ。エレノアも鳥を探していたっぽいですが、どうもロクなことにならなさそうな予感がビンビンしますな。ついでにここで今まで手に入れたガラクタアイテムを貢ぎ箱に突っ込んでみることに。序盤のほうで、通路の張り紙にがらくた・・おもちゃ・・ いろんなものを うけつけます」と書いてあったのを思い出したからだ。単なるゴミアイテムってことはないだろうので何か効果はあるだろう。

というわけでまずリボンを突っ込んでみると、「あと3個くれたなら上等甘美なるお菓子をやろう」というメッセージが。リボンはもう10個以上揃ってるので、言われたとおりあと3つ突っ込んでやるとミンスパイをもらった。やった。アイテム欄がいっぱいだとわざわざストックボックスへ送ってくれるという親切設計もうれしい。調子に乗ってほかのガラクタアイテムもどんどん突っ込んでみる。結果として

をもらった(ホワイトチョコだけは極上甘美と出た)。これだけあれば次のボス戦も安心だ。多分。関係ないがこのあと久々にかいきゅうひょうを見たら、ジェニファーの順位が『けがらわしい ジェニファー』にされていた。ひでえ。しかし一番下のアマンダは『みじめな アマンダ』だった。どっちが下なのかわかんねえよ。

ふとここでまた思い出して「リトルプリンセスの絵本」を再読。また内容が増えていた。

  貴族たちの社交界の中で バラの掟は絶対でした
   赤い薔薇の姫が だれより一番えらいのでした

今後はこの薔薇の姫とやらにスポットが当たっていくのだろうか?

その21・赤い羽根募金の羽はニワトリの羽

----2006年3月12日

アイテム集めはこのへんにして本筋に戻る。第8区画通路に出ると、廊下の壁に赤い鳥の絵がいくつか描かれていた。そのまま第9区画通路に行くと鳥籠を持ったエレノアが歩いてきた。まだ赤い鳥を探しているようだ。今度はこの子が痛い目に遭うのかね(深読み)。

第10区画の壁にも鳥の絵があった。鳥を追うように進み第3旅客通路に出ると、通路の床一面に赤い鳥の羽が落ちていた。赤い羽根共同募金三年分というカンジだ。わりと不気味。羽の道に従って歩いていくと客室ホールへの階段にたどり着いた。二階に上がる。

客室ホールに入ると、天井から赤い羽がひらひらひらと桜吹雪のように舞い落ちまくっていた。こんなに大量の羽、いったいどこで調達したんでしょうか? 一層奇妙なり。羽の道は一つ葉のクローバーの扉まで伸びていた。ドアを開けて第2客室通路に入る。ここの廊下も羽だらけ。もはや赤絨毯のようだ。羽が敷き詰められた道を歩いていくと女子便所の前までつながっていた。中の個室の前にも羽が散らばっている。そこのドアを開けてみると、壁に赤い鳥の絵(血糊付き)が描かれていた。ナイフとフォークを持った小鳥が血を飲んでいるような構図だ。なんだこりゃ。

ジェニファーが個室を覗いていると、どこからかクスクスという笑い声が聞こえてきた。誰か来たのか。慌てて個室に隠れるとダイアナとメグがトイレの中にやってきた。いっしょに個室に入る二人。楽しそうに笑いながらさっきの噂話の続きをしているようだ。「あの子きらい」とか「あいつ うざいよね〜」とか「見てるだけで腹が立つ?」とか、いったい誰のことを話してるんだ!? まさか自分のことじゃないよな、とブラウンを抱えながら聞き耳を立てるジェニファー。それに気付かずなおも話し続ける御二方。「本人が悪いんだよね〜」「やりすぎかな?」「自業自得?」 いちいち語尾上げで喋るな。

話が終わるとふたりはゲラゲラ笑いながら出ていった。ジェニファーも通路に出る。すると、ドアの前でダイアナとメグが待ち伏せしていた。ゲッ。しまった。バレた。「盗み聞きはいけないよ ジェニファー」 ひいいいいいごめんなさいごめんなさい女王様(ひくつ)。メグのほうはイヤミのひとつでも言ってくるかと思っていたが、実際は「幸せの小鳥探しているんでしょ?」と別の話題を振ってきた。「小鳥はこの近くの部屋にいる」と情報までくれたのだが、何号室にいるかはわからないという。勝手に探せってのか? するとダイアナが「早くしないと 小鳥死んじゃうよと謎の発言。え、なんで? 「死んだら エレノア泣いちゃうよ わたしのせいなんですか!? そんな理不尽な発言をよそに、メグがダイアナのほうを向いてこう言った。

  メグ
  「ううん きっとエレノアは怒る
   怒りちらすに決まっている」

  ダイアナ
  「だったら 泣くか怒るか 勝負しましょう

  メグ&ダイアナ
  「そうしましょう そうしましょう」

あんたらはのんきでいいね。(次回につづく)

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2006 karayage