みんな大好き塊魂 03

第4回「sleeping bugs」(2006-07-07)

ヘンゼルとグレーテルのお願い

犬ステージをやったあたりからいきなりファンの数がどっと増えた。いろんなヤツがいて目移りするが、ここは落ち着いてそれ以前から広場にいた二人組から攻略しておこう。話しかけるとヘンゼルでーす!!! グレーテルでーす!!!」妙にハイテンション。あー、君たちは口減らしのため親に捨てられ、家までの道しるべにパンくずを撒いたアホ兄弟のヘンゼル&グレーテルか。ひとり暮らしの老婆の家に押し入り勝手にモノを食べた挙句煮えたぎった釜に突き落として惨殺したのち金品を奪って逃走したヘンゼルVSグレーテルか(語弊ありまくり)。そのアフロみたいな帽子はどこに売ってるの?

そんなわけで今回は「甘いもの食べたーい」というヘンゼルとグレーテルと王様を率いてお菓子の家にやって来ました。3分以内にお菓子を巻き込みまくって塊を大きくしたあとスタート地点で待っているヘンゼル&グレーテルを巻き込めばクリア、というルールだそうです。ではスタート。

スタート地点から坂を転げ落ちると、そこにはバカな子供の夢をそのまま具現化したようなお菓子だけで出来た家がありました。チョコレートの床、キャンディの柱、クッキーの屋根の周囲にはアメで出来た花やクッキーで出来た動物さんがウロウロしているよ。これはゲームだと自覚しつつもなんとなくテンションが上がってしまう光景である。なんかホウキに乗った魔女が怒りながらどついてくるけどまとめて巻き込んでしまったよ。釜はないのか釜は(ひでえ)。ついでにホウキの上に載っていた王様プレゼントもゲット(中身は長い鼻)。さらにイトコのハニー(ピンク色・前作と形が変わった)も巻き込んでからゴール。記録は1230個/86%。結果がイマイチでも甘いものが存分に摂取できたので王様は満足のようです。

しかしプレイヤー的にはイマイチのままなので再度挑戦すると、今度はお菓子ヶ原とかいうステージが開始。先ほどお菓子の家があった場所には、あたり一面に色とりどりのウエハースが敷き詰められていた。ドット絵のごとくヒヨコの絵が描いてある。なんじゃこりゃー。なんかウエハースの下に巨大な柴犬の絵が描いてあるし(ウエハースを巻き込むと出てくる)。牧場にいる犬がさわやか的に描かれているが、絵柄が妙にリアルタッチでなんとなくムカつく。

とはいえステージ自体は簡単そのものだったのであっさり1376個/100%でクリア。王様はこの結果よりも犬の絵のほうを気にしておる。あの犬はこの牧場の犬オーナーだとか勝手な解釈をしているがよくわかんねーよ。試しにもう一度挑戦してみたら今度は謎のパン屋オヤジの絵が出てくるし。こっちもオヤジの目が妙にキラキラしててムカつく。三度目だとキリン(長いまつげが妙にムカつく)、四度目ではおぼっちゃま(笑顔がムカつく)の絵が出てくる。何なんだこりゃ。

なお、最初のお菓子の家ステージは二度目の挑戦でこれまたあっさりと100%(1414個)達成。お菓子だけに難易度も甘かった(うまいこと言ったと思っている)。ステージ選択時に王様がハカイの美学とか言ってるのに笑った。

勉強男のお願い

続いてのファンはダンボール箱を机代わりに勉強しているメガネ君。暗くて勉強ができないという彼のためにホタルを巻き込みまくって光の塊を作れ! というステージです(最近説明が長いので簡潔にしてみました)。電気通ってないのかよおまえんちはとツッコみたくなるのをおさえつつスタート。制限時間5分以内に明るい塊を作ってそれでメガネ野郎を巻き込めばクリアです。

今回は「塊魂」では珍しいのステージ。真っ暗でよくわからないが、動き回っているとここはどうやらキャンプ場らしいということが分かった(キャンプファイヤーのステージと同じ)。なかなかとんちの効いた使い回しだな。辺りに飛び回っているホタル達をガシガシ巻きこんでいくが、基本的にホタルしか巻き込めないので塊は全然大きくならん。ホタル以外で巻き込めるのはイトコ王様プレゼント(中身はメガネ)のみ。キャンプファイヤーの組み木があった高台でイトコのディップ(派手)がホタルに包まれてダンシングしていたのでこれも容赦なく巻き込む。このステージでは集めたホタルの数により明るさのランクが「まっくら」→「やや暗い」→「まだ明るくない」というようにじわじわと変化していく。最初は一応「明るい」でクリアしたけどこれではまだまだダメっぽい。ちなみにこのステージ、ディップを操作キャラにして挑戦すると高台で踊っているのがイトコのエースになるよ。そういえば前作では「名前が自意識過剰」と王様に言われていたような。ホントにそういうキャラなの? 君。気持チワルイ。

そういえば卒業式の定番ソングであり営業時間終了合図ソングでも有名な「蛍の光」ですが、あの歌詞に出てくるヤツは夜中も蛍の光を使って勉強していたそうだが蛍がいない季節にはどうしていたのだろうか?(「窓の雪」というフレーズもあるが雪が降らない時期は以下略)。わからんね。

ステージ終了するとムービー。「第五回 ヒバリの季節」…アー、完全に恋人同士ですね。王様(若い)と王妃様(推定)が原っぱでひたすらイチャついてます。二人で協力して崖っぷちにある キノコを採ったりしています。BGMに歌までついてるし。もう勝手にしてください。

本日の新記録

お菓子の家
1414個/100%
お菓子ヶ原
1376個/100%
蛍の光
すごく明るい/1m75cm8mm

蛍むずかしいです。なにより真っ暗でマップが分かりにくいのが辛いね。目印はあちこちにあるけどわたしの空間認知力では不可能に近い(わりとヘボい)。何度もやって覚えるしかないかー。でも川でバタ足しているマーンはかわいい。親戚じゃないけど。

第5回「A Day At The Races」(2006-07-08)

先生のお願い

今度のファンは女教師だ!(なぜか興奮)と思ったらファンなのは生徒でした。王様が地球のほうに来ているので授業にならないらしい。すいませんすぐにどけますから…というわけには行かず、今回は学校で転がすことになりました。目標は1.5メートル(制限時間5分間)だ。やー、なかなか良くできてますな。給食のアルマイトの食器って安全性の問題とかで今はあんまり使ってないらしいなー、とか余計なことを考えながら転がす。途中、給食トレイの中にイトコのミソ(お椀型の頭・今回はトウフの味噌汁が入った)が混ざっていたので慌てて救出する。そんなところにいると喰われるぞ!! 教科書や文具に始まり、掃除バケツや0点のテスト用紙などを巻き込みつつじわじわと塊を大きくしていくと、気づいたら生徒と机と先生と番長とロッカーと給食袋と校長先生と人体模型とコッペパンなどが混ざった物体ができあがった。学校っぽいよね(そうか?)。最初の記録は2m64cm2mm/3分35秒。ああ微妙。

再度挑戦すると例によってタイムアタック開始。下校の時間なので学校に残っている生徒93人を全員巻き込んで家に帰せというシチュエーションだ。王様プレゼント(中身はミミダレ)やハトコのワーイ(Y字型)もついでに巻き込んで記録は3分2秒86。時間かけすぎ。王様には「王様なら2秒で帰すヨ」とか言われるし。ことごとくイマイチだったので通常ステージも合わせて何度かやり直してみたが、そのたびに給食の内容があれこれチェンジしていて笑う。カツ丼とコッペパン+1リットル牛乳は相当ヘンだよ。先生のメニューにだけもりそばとチョコパフェがついているのもヘンだが。野菜も食えよ。

最終的には3メートル超の塊も作れるようになったが、これはこれで壮絶な授業妨害になっているような気がしてならない。なんか間違ってるよ先生!!

おばあちゃんのお願い

続いてのお願いは刺激が足りないというおばあちゃん。そのトシでいきなり強い刺激などを与えてしまったらウッカリポックリ逝ってしまうような気がするのだが(失礼)本人が「退屈で退屈で死にそう」と言っているので転がしましょうそうしましょう。今回は公園付近からスタート。王様はハイキングに行きましょうとか言っているがイヤな予感がするぞ。だって目標が12メートル(12分)だもの。BGMがなぜかかっこいいオーケストラ演奏だからって騙されないわ。どうでもいいがこの曲を聴くとIQ FINAL(プレステのゲーム)を思い出すな。どっちも転がるゲームだし。

そんなわけで住宅地にはやや似つかわしくない演奏を聴きつつウロつきまわって駅前方面に出た。ここでもまたヘロヘロ転がしていると、今度は街中に出てしまった。かなり広い。ファミレスとか観覧車とかがあるぞ。このへんに来るともう人の姿は米粒ほどにも見えず(というか消えている)、そのうち家や店の建物が巻き込めるようになった。わあーシゲキテキー(アホ)。海にいるマッコウクジラもガシガシ巻き込んで記録は19m89cm1mm/10分8秒。ああ半端。

結果が半端でもムービーは見られる。始まったのは「第六回 絡み合う毒蛇」…またすげえタイトルだな。先日のデエトの余波で完全にウカレポンチな王様(若い)を叱り飛ばす先王。あっ、王様を殴った! 親父にも殴られたことないのに!(いま殴った)。すでにグレきっている王様は負けじと殴り返し、その拳は親父にクリーンヒット。先王は吹っ飛び、庭の鉢植えに頭をスコンとぶつけてしまった。あー。先王は何も言わずにすっくと立ち上がり、振り返りもせずに歩いていってしまった。じっと自分の手を見る王様…(第六話・完)。先がわからなくなってきました。

続いてはタイムアタック。最初から街中からスタートで目標は20メートルだ。ではスタート。おお、BGMが新沼の謙ちゃんの歌になったぞ。東北弁でラップってすげえな。曲はデスコミュージックだし(あえて「ディスコ」とは言わない)。しかし何度も聴いているとこれが真面目にカッコイイような気がしてしまうから面白い。このステージも何度かプレイして、イトコのフーミン(Uの字型・今回はさらに上に伸びた)、ハトコのミッキー(頭に三本突起・某ネズミとは無関係)、イトコのベルベット(UFOスカート・今作では足が生えた)を発見。王様プレゼントはブラザーでしたよ。装着すると本人似のちっこいキャラ(兄弟?)が頭に乗るんだけどこれが反則的にキュートなのよ(いきなりオネエ口調)。ちなみに王子だけは王様の子供時代のアレが出てくる。これはこれでかわいらしい。今後はこれで行こう。

レーサーのお願い

ブラザーの可愛さにメロメロ(死語)になりつつ先に進む。続いてのファンはF1レーサーだった。塊魂にハマった彼はレース中もほかの車を巻き込みたくなってしまってもうたまらんのだそうで。なんかHOT WIREDにそんな記事が載っていたような気がする(参考:ゲームに熱中しすぎて現実との区別が曖昧に)。そんな重症中毒者の彼のために、王様は思う存分車を巻き込める場所・すなわちレース場に塊を送り込みました。やっぱり王様はやさしいネ!!(やけくそ)。

舞台がレース場ということでスタート地点はもちろんコース内から。とはいえ実際にレースをやるわけではなくルールは他のステージと同じ。目標は5メートル(6分間)ではいスタート。3・2・1のカウントダウンで操作開始………なんか塊が勝手に転がるんですけど。もしかしてこれがレースってことか。思いっきりコースアウトしまくって海の中とかに入っちゃったりしてるんですが。しかしよく見ればほかの選手も堂々とショートカットしたりしておるので別にどうでもいいのだろう。ルール無用の残虐ファイトである。初回の記録は6m63cm0mmというヘボさだったがこれから伸びるであろう予感はする。

引き続きタイムアタックも攻略。塊が5メートルになればクリアです。タイムアタックは基本的に通常ステージよりも初期塊が大きめなので最初から人を巻き込める。レーサーがいなくなったのにマシンだけ残ってるのもマヌケだなァ。記録は1分69秒49。まだ縮められると思う(毎回適当)。このステージに出てきたイトコハトコはイトコのオデコ(元々縦に長かったのがさらに長くなった)、ハトコのシャーイ(顔が引っ込んでいる)、イトコのニッケル(金属製・さらにロボっぽくなった)の三名。オデコの変化は想像どおりだけどニッケルの変貌っぷりが恐ろしいなァ。足なんかタイヤになっちゃたし、これじゃあ完全にロボじゃないですか。巻き込むときにウィーンガシャンとか言ってるし。気持チワルイ。

ちなみに攻略には直接関係ないが、このステージでは画面右下に出る操作キャラのグラフィックがレースカー付きで出てくるようになる。これがまたキャラごとに違うマシンが出てくるのでいちいち違うキャラでプレイしてしまった。いちおうメモっておく。

王子(黄緑色)
アヒルのおまるカー
ディップ(派手)
えらそうな椅子(キャスター付き)の上で足組み
ハバナ(横長)
丸太カー
ウスヒコ(薄い)
二次元カー
ミソ(味噌汁)
豆ごはんカー
ハニー(ピンク)
ブリキの金魚カー
キノコ(キノコ)
台車とダンボール

今後も要チェックや!(適当な締め)。

本日の新記録

とにかく大きく(学校)
3m93cm5mm/3分9秒
いそいで生徒を
1分49秒93
とにかく大きく4
29m80cm9mm/8分24秒(流星発生)
いそいで大きく4
1分12秒53(流星発生)
とにかく大きく(レース)
17m75cm0mm/3分18秒
いそいで大きく(レース)
1分13秒70
蛍の光
まぶしいくらい/1m81cm4mm
とにかくお花を
1229花/99%

意外なことに早くも蛍ステージで最高記録を出す。でも本当にギリギリでしたよ。残り10秒もなかったよ。お花ステージはまだ見落としが(以下略)。あと、ここには載せていないがお菓子ヶ原もプレイした。今日の絵は赤ちゃんを抱く黒人看護婦さんとその同僚たちでした。やはり笑顔がムカついた。

本編とは関係ないが、「みんな大好き」の素敵コレクションは一度見た項目を記憶できるようになった(新しく巻き込んだものには印が付く・確認すると消える)。モノの数が増えても新しいモノを探しやすくなったわけだね。こういう細やかな気配りは嬉しい。ロードも短くなったし。そういえば前作で散々話題になった4ダンメの説明ですが。

4ダンメ ユクエシレズダッタ 3ダンメノ
イモウト。 カッテニ イナクナッタノヲ
ハンセイシテイル ヨウダ。

明らかに意識してるよね。反省しているなら許す。

karayage