第9回「ハイウェイスター」(2006-12-16)
前作・前々作ではクリア後にムービー・音楽視聴モードが出てきましたが今作では最初から「渚のメモリアル」というコーナーが設置されておりそこでいつでもムービーや音楽が視聴できます(本編ですでに見た&聴いたモノのみ・進行により増える)。ちょっとしたポータブルプレイヤーとしてもお使いいただけます。
チーターの場合:スピードの島
今日最初のお客さんはチーターさん。チーターといえばスピードが自慢の動物として有名ですが、このチーターさんも常にトップギアが信条だそうで。まわりがチンタラしてるのはガマンできねえ、というわけで思いっきりスピードを出すことができるスピードの島を作ることになりましたよ。そういえば昔スピードという女子の歌唱グループがいたよね。唐突に思い出したけどどんな歌を歌ってたかは覚えてないよ。映画「アンドロメディア」に出てたのは覚えてるけど…。原作者(渡辺浩弐)のファンだからな(スピードとも本件とも無関係)。
書き出しがいきなりグダグダになってきたあたりで転がし開始。なんか王様が「こないだ車を運転してたらスピード違反で捕まった」という話をし出して勝手にブルーになっているがそれはさておきやって来たのは夏祭り中の町。目標サイズはいつもと同じですがこの町でスピードがありそうなモノというと…よくわからんな。とりあえずラジコンカーとか取ってみたけどラジコン程度じゃねえ。となにか煮え切らない転がし方をしながら目標達成。次に来たのは冬のレース場。レース場といえばレーシングカーが走っている場所です。いかにも速そうで期待が持てます。これまでの展開からしてここをクリアした後もまた移動がありそうなので取り残しがないようにしよう。
ところで合計3つのマップで転がすステージでは2つめのマップにボーナスタイムがつかないのな。そのぶん最初のマップでは時間ギリギリまで転がせるんだけど。とか細々としたことを考えながらレーシングカーや妙に種類が豊富な暴走族バイク等を巻き込む。最後に来たのは自然溢れるアメリカンな街。この規模のマップにあるのはほとんど建物と木ばかりなのであまり取るモノを気にせず進行できる。とっととクリアして最初の記録は121m84cm2mm+12分54秒+763252point=100点。一発目で100点が取れてもあまり感動がなくなってきた。しかし完成した島の外見のアホらしさ(水上で回転する丸太のように円筒形の島(レースのコースつき)が海の上で回転し続けている)には感動したぞ。この発想はなかった。スピードについてこれなくなった奴は確実に振り落とされる。この島に住む者はみないずれ過労死するであろう。合掌。
イルカの場合:かしこい島
次の依頼者がオウジ島の定位置(パチンコの手前)にいない!! と思ったら、すぐ近くの海からイルカさんが顔を出していた。非常に丁寧な言葉づかいのこのイルカさん、以前住んでいた島では毎日色々なことを勉強していたそうです。しかし(王様の手によって)島がなくなってからは勉強する場所がなくなってしまって不安でしかたがないそうで。「そこで あつかましいこととはぞんじますが…」
ってむちゃくちゃ丁寧ですねこのイルカさん。ここまで丁寧に物事を頼んできたヤツには会ったことがなかったよな王子は。王子なのに。
そんなわけでかしこいモノの島で勉強がしたいというイルカさんの願いを叶えるためにやって来たのはまたしてもレース場。なんでじゃあ、と怒るプレイヤーをよそに王様は「学校の成績がよければカシコイというわけではない」とかなんとかちょっといい話をしているから困る。「王子ニハ ムズカシイ? ハヤク オトナニナレヨ! テイウカ ハヤク イケヨ!」
行かなかったのはおまえが引き止めてるからだろうがあああ。という寸劇はさておきスタート。どう転がしてもヤンキーとかしか見つからないのだが、なぜか結婚式に参加していたどっかのかしこそうな博士を拉致したり英会話教室に乱入したりしてみた。適当にサイズを大きくしたら次はゴミゴミした街(例によって使いまわし)に移動。だからそんな街のどこにかしこそうなモノがあるんじゃー、とかしこさ皆無の転がし方をしつつここもクリア。
しかしその後、ステージ移動のロード画面でのBGM選択の欄に「塊オンザスウィング」の文字を見つけて唐突にテンションが上がる。ついに来たぜ松崎しげる。到着したのはいい感じに広いマップ。なんか怪獣と巨大ロボがいるよ。目標は3分以内に500m以上……どうして「3分」だけなのよォ~~!!(由花子ポーズ@ジョジョ第四部)。これじゃオンザスウィング全部聴けないじゃんブツブツ、と文句を言いつつ顔はニヤニヤしながら転がし開始。キモいですかそうですよ。もはや「かしこいモノ」のことなど完全に忘れて松崎ソングに聞きほれる私。と同時に、なんかマップの外に王様のパパンが立っていて驚く。まだ生きてたのか!!(※前作「みん大」のエンディングムービーのラスト(14番目)で空に顔が浮かんでいたので勝手に死んだと思い込んでいた)。隣にハトコの「ボス」(名前)もいるんだけど岩山が高すぎて巻き込めずちょっと悔しい思いをしているとそのうち時間切れ。最初の記録は700m30cm4mm+10分10秒+584329point=80点。やっぱりテキトーに転がすとこんな結果ですね。それよりおじいちゃんも後々巻き込めるのかな…とすでにイルカのことなど忘れている自分が大問題である。
今日のまとめ
- チーター:スピードの島
- 最高総合得点:121m84cm2mm+12分54秒+763252point=総合100点
- 個別最高記録:大きさ・-/時間・10分57秒/ポイント・-
- 王様プレゼント:なし
- イトコ&ハトコ&ルーキー:なし
- イルカ:かしこい島
- 最高総合得点:701m53cm0mm+10分9秒+630034point=総合88点
- 個別最高記録:大きさ・-/時間・-/ポイント・-
- 王様プレゼント:ハネ(羽根)
- イトコ&ハトコ&ルーキー:街-キャンキャン・最後のマップ-ガッツ・ナツオ・ペソ
第10回「開運! なんでも鑑定団」(2006-12-17)
10回目突入。ゲームもそろそろ終盤か?
シロクマの場合:つめたい島
今日の依頼人はシロクマのおばちゃん。おばちゃんはシロクマなので暑いのが大の苦手です。「つめたい島なんてつくってもらうと おばさんたすかるのよ」
と思いっきりなおばちゃん口調で言われてしまっては断るわけにはいくまい。水着で寒いところに行くのはイヤだという王様はおいといてつめたい島を作りに行くことになりました。そもそも王様は転がしには行かないでしょッ。
やって来たのは久しぶりの模型屋さん。あんまり冷たいものはなさそうだが目標は5分以内に20cm以上。この後はお花見の町→動物園→アメリカンな街、と3回の移動があったがいつもどおりのマップなので詳細は特になし。ステージごとにマップ作るのめんどくさかったのかねぇ。せっかく新しいステージが出てきてもマップが同じだとちょっとガッカリするぜ。容量不足が原因だったのかもしれんが。とネガティブな話題になりつつあるが最後のマップではもう慣れ過ぎて1分以上時間が余ってしまった。もう取るものないヨー。
冷たいモノもあまり発見できなかったので最初の記録は121m81cm1mm+12分33秒+380171point=77点というイマイチな結果に。その後やりなおしたら今度は模型屋→お正月の町→冬のレース場→ゴミゴミした街 という順番にマップが出た。冬が舞台のステージだとそれなりにつめたいモノも置いてあるわけで(チョコレートパフェ・ソフトクリーム・雪だるま等)この後いちおう100点は取れましたとさ。飛ばされるマップによってこんなに記録が変わってインカ帝国(寒すぎるギャグ)。
ラクダの場合:お宝鑑定
やや落胆しつつ次のステージはミニ火山島にお越しになったラクダさんのお願いです。王様によるとミニ火山島での依頼はこれで最後みたい。やっぱりもう終盤なのか。さてこのラクダさんは鑑定士をやってらっしゃるそうです。一人称は「あっし」。ラクダさんの生きがいはモノの値段の鑑定なのだが自分のところに来るお客はチンケなお宝ばかり持ってくるので張り合いがないそうで、たまにはウン十万円とかいう金額のモノを鑑定してみたいんだそうです。つまりお宝の塊を作ってくれと。案の定コイツも島のことなど忘れています。ラクダさんはお宝がある砂漠を知っているそうで、今回はそこで塊を作ることになりました。砂漠に行くと聞いた王様は暑いところはイヤだと言っておるが無視する。だから王様は転がさないんだから関係ないでしょッ。
というわけで来ました砂漠。いやあ砂だらけ。なんだかあちこちにモノが埋まっているらしいがなにぶん埋まっているので何がどこにあるのか分からないですね。銅像とかが砂の上に乗っかってるのは見えるのだが最初からあんな大きなモノは取れないし。とりあえず5分以内に金目のモノを集めればいいらしい。今回は「みんな大好き」にあった赤パンダ募金ステージのようにモノにそれぞれ値段が設定されていて、塊に巻き込むごとに合計金額が追加されていきます。なお前作同様イキモノには金額はつきませんが塊には巻き込めるのでその点は無問題。ではスタート…と言いたいところだが、前述のとおりほとんどのモノは砂に埋まってて見えないのでどこから手を付けていいかサッパリわからん。王様が「けっこう運に左右されるかも」と言っていたのはこのことか。なんつーか塊も砂に埋もれ気味だし。
とりあえずカンでそのへんを転がすと風呂敷包みとかヘルメットとかが取れた。砂の上にちょっとだけはみ出したモノにも積極的にぶつかって塊を少しずつ大きくしてゆく(大きいモノだったら取れないが)。しかし序盤の転がし方がイマイチだったせいか最初の記録は288,730円/1m15cm2mmという結果に終わる。ショボ過ぎます。これではいかん。確かにこのステージの評価基準は巻き込んだモノの合計金額で決まるわけだが、文字通りの大物を狙うためには塊自体を大きくしなければいけないわけで、つまり最初のほうでいかに素早く塊を大きくできるか(=地面の上にある大きいモノを巻き込めるようになるか)がポイントになるわけね。と理屈をこねつつも砂の下からお宝を掘り出すような感覚が普通に面白かったのでその後も何度か転がしてみた。結果は下の欄にて。
今日のまとめ
- シロクマ:つめたい島
- 最高総合得点:122m77cm0mm+12分33秒+531709point=総合100点
- 個別最高記録:大きさ・-/時間・12分33秒/ポイント・-
- 王様プレゼント:なし
- イトコ&ハトコ&ルーキー:なし
- ラクダ:お宝鑑定
- 最高記録:8,850,960円/4m44cm3mm
- 個別最高記録:大きさ・-
- 王様プレゼント:バッテン(なぜか口に貼る)
- イトコ&ハトコ&ルーキー:ラ・マーン&ジョンソン
というわけで唐突に金額が上がったわけだがもちろんいきなりこの記録が出たわけではない。砂に埋もれているとはいえモノの配置というのはある程度決まっているわけで、それを覚えればまだまだ伸びる予感はするので今後もやりこむ予定。お金増えるの面白いし(誤解を招く表現)。