2022-02-07
- 頭痛がひどいがやる。滅びの塔に行こうと思っていたのを忘れて月光聖殿に行ってしまう。頭痛のせいだということにしておきたい。
- 滅びの塔の開通した小部屋に行く。入る前から分かっているが中はギルドの店。しかし店主は予想外だった。金属の筒にピカピカ光る赤い何かが載っている。サイバーイクラ丼?水槽の脳? よくわからないが
「ワタシハホキュウヲツカサドルモノ。」
とカタカナで喋っているので論理的に考えればAIかロボット的なものであるのは確定的に明らかであろう。商品は撮るdeヨムヨムとかいうソフト。と手投げ爆弾みたいなものと発弾筒。画像を解析するソフトらしい。200円。所持金に余裕があるので即購入。早速確認してみると『画面内の壁画を解析出来る。今いる部屋の壁画から隠された文章をスキャンできる。』
だそうな。どこで使うのだ。壁画で文章というと思いつくのは死滅の碑の下駄文字のやつくらいだが。使用メモリが300MBと結構あったので使い道が分からない『Death Village』を外して装備しておく。
- ここでじじいからメール。パソコンソフトの中には同時に起動すると特殊効果が追加されるものもあるそうです。中にはソフトの出す波長が遺跡の何かに反応して体が強くなったりすることもあるとかなんとか。前にもその波長がどうとかいう説明を聞いた気がするがどういうことなのよ。組み合わせがどうのっていうのは取説にも載ってたけどほとんど伏せられてて具体的に効果がある組み合わせは分からないのよね。
- ついでなのでもうちょっとうろうろする。エデンこと迷いの門に通じるはしごがある部屋の超え方が分からん。マップ右側の文字が書かれたブロックの部屋で全てのブロックを壊してみたが何も起きず。ここも月光聖殿のやつみたいに壊す順番で何かあるとかなのかね。塔の下側にも行ってみたいが柱みたいなやつがジャマで進めない。
- 月光聖殿経由で迷いの門へ。子宮レリーフに二段ジャンプが届かないか試すがやはり無理。
- 迷いの門に到着。前回偶然によって正解を引いたがそこから先がわからない。とりあえずウロウロしていたらそのへんの壁にぶつかったところでいきなりワープした。前にもあったなこんなこと。月光聖殿の通路で発生した謎ワープ現象と同じエフェクトが出た。ワープした先ですぐ目の前に落ちてきたネズミ風の雑魚にぶつかってノックバックしたらまたワープ。元の場所ではなく上の通路の壺が4つ並んでいるあたりに出た。うーんそうきたか。見えない抜け道があちこちにあるようなものか。
愚か者は迷い続ける。
シンプルな煽りが来た。しかしシンプルすぎる。もっとこう、偉人の名言とかレトロな音楽とかで遠回しに神経を逆撫でるような煽り方をしてほしい(それは別ゲー)。
- しかしアホには違いないので頑張って調査を続ける。ワープはランダムではなくそれぞれの行き先は決まっているようだ。そしてワープといっても行ける範囲はそこまで広くはない。全部いままで行った画面の範囲内である。先に進むルート的なものはなく月光聖殿の出入口側に戻されるところもある。ここからワープ地帯のほうに戻るにはオモリを消費せねばならないので地味に不経済。
- しばし彷徨っているうちに、先ほど見た4つの壺のうち左端の壺からは必ず手裏剣が出てくることに気付く。このゲームの壺は初めて破壊したときはまとまった金額が出てくることもあるがそれ以降はただの障害物と化すのでこれは妙だ。でもだから何がなんだというのか。調べても何もないし…と思ったが試しに下キーを押したら下に落ちた。なぜか実績も解除。
『頭を下げるとは』
。説明には『ひざまずいた。』
とある。『1つだけの落とし物にひざまずく勇気』はここのヒントだったってこと?? 下キー入れたのが「ひざまずく」判定になったのか? 「落とし物」のほうは…確かに壺から手裏剣が出てくるときは空中に出現したのが地面に落ちるアニメーションがあるけど…分かるか!! なんで謎を解いたあとにその解釈を考えねばならんのだ。昨日のやつと違って一応ちゃんと考えて試した結果だからまだいいが。
- それで次はどうするのだ。落ちた先からもワープはできるが元のエリアに戻ってくるぞ。ちょっと悩んだがネズミ風の雑魚がワープ先の壁をすり抜けていたのを思い出して同じようにやってみたら壁を抜けることができた。文章で説明するとわかりにくいが、[ワープA][ワープB][壁]の順で並んでいるとして左側から右の壁に向かって普通に歩くとワープAに引っかかるが壺経由だとワープBの位置に出るので壁のほうに行けるという感じだ。わかりにくいわ。
- はしごを登る。目つきがアウトなオルメカ顔が2つもある。しかも左のは上下逆さ。気持ち悪さを追求しているとしか思えない。口が開いてて笑ってるように見えるのもなんかイヤ。その下には体に悪そうな薄赤い色の水が溜まっていてよくわからん造形の怪物がそれを吐き出すというよくわからない装飾がある。怪物が吐き出す水はJの字型の水たまりになって下の通路に続いているが水流が発生していて押し戻される。ついでに例の松明を持った幽霊が画面左下を横切っていった。右から左方向に壁をすり抜けているがそこも通れるというヒントか?
- 念のため背景のオルメカ顔を調べてみたが導きの門にあるやつと説明文は多分同じ。
『メキシコの、オルメカ文明の遺跡ラ・ベンタに点在する巨大人頭像に酷似。』
とあるがこんなにラリった顔のもあるんでしょうか? オルメカ文明の人に抗議とかされませんか? 心配になってきた。
- 左上の小部屋に入ると原住民のホネの家だった。不正にためこんだ財宝を妖精に隠されたので探してこいと一方的に頼まれる。
「私財をたくわえて何が悪い。不正LOVE。」
両手をブンブン振り回して熱弁されましてもね。だがその動きはちょっとかわいいぞ。妖精は財宝をなにかでっかいものに飲み込ませたという。「飲みこんだモノをはき出させるにはコショウだよな!」
そうでしょうか? 「財宝を持ち帰ってくれたら500Gでどうだっくしょべい!」
どこの方言だ、と思ったらコショウでクシャミしただけだった。「オレの愛する財宝が戻らないと死んでも死にきれなくてごらんの通り死んじまうぐらいだ。そんじゃ探してこい。見つけるまで帰ってくるな。」
横向いたり腕振ってみたりアクションが多いなこいつ。これだけ動けて喋れるなら死んでいてもなんの支障もなかろうに。というわけでコショウを手に入れた。
- 帰ってくるなとまで言われると帰ってみたくなるのがゲーマーの人情というもの。
「財宝はまだか。でっかい顔にコショウをふりかけるんだぞ。」
さりげなくさっき出てなかったヒントを足すな。でっかい顔ねえ。大きな顔ならすぐ外にありますが。というわけでコショウを装備して家の外のオルメカ顔に使ってみる。なにもなし。流石に5秒もしないうちに解ける謎は出さないか。
- それじゃあどうしよう。ほかにでかい顔といえば導きの門のオルメカ顔と巨人とエジプト神像と死滅の碑の背景のやつと…。とりあえず思いつくぶんは試そうと思っていたのに最初にやってみた導きの門入り口のオルメカ顔がいきなり正解。像が口を開いてそこから宝箱が落ちてきた。財宝を手に入れた。なんともあっさり。
『不正にたくわえられた財宝。顔の石像のヨダレがついている。』
…このオルメカ顔生きてるの?
- 迷いの門のやつだけでなく導きの門のオルメカ顔まで怖くなってきてしまった。財宝は手に入れたが500Gと引き換えかあ。通貨は円ではなくGだったのか。それはともかく現在の所持金が577円。じゃなくて577G。500Gもらったらカンストするかも。なんとなくこの手の約束は反故にされる気しかしないが念のためどこかで使ってこよう。ちょうど散財するのに丁度いいアイテムがあったのを思い出して双連迷宮の店に行く。ブレスレットを買いました。150G。
- 地上で回復&セーブしてからホネの部屋に行く。財宝を見せたがヨダレでベトベトになっていることにご立腹である。そりゃそうだ。しかし見ただけでよくヨダレだと分かったな。臭かったのかな。自分で想像しておいてなんだがイヤすぎる。
「おまえなんかこんなガラクタで十分だ。」
という理屈でイカリを渡された。「とっととオレの前から消えちまえ!!」
怒られた。「怒り」と船の碇をかけているのかもしれない。
- 消えちまえと言われると戻ってきたくなるのがゲーマーのサガというもの。
「2度と来るな。」
後ろ向いていじけてた。かわいいなこいつ。
- ホネのかわいさはともかくイカリとはなんだ。説明によると持っているだけで水に沈みやすくなるらしい。それは大丈夫なのか? 別に泳げなくなるとかではないと思うが。沈むといえばさっき見たJ字型の水流ですよ。早速水の中に飛び込んでみると水流に逆らうことができた。なんてピンポイントな需要。他で使うべき状況はあるのだろうか。
- 先に進めるようになった。と思ったらすぐ行き止まり。
目に見えし物にのみ道をゆだねる愚か者よ。永遠に迷宮をさまようがよい。
また煽られた。なんだよ。と思ったがさっき見た松明幽霊のことを思い出して壁を通り抜けるとオモリ台に到達することができた。作動させたが何が変わったのか。
- ここからいきなり迷いに迷う。迷っている途中でさっき買った『撮るdeヨムヨム』のことを思い出す。思い出したというかアイテム画面のタブにカメラのマークが追加されているのにやっと気付いた。画面内にあるものをスキャンしてくれるというがテキトーに調べた範囲では
『古代文字と類似するレリーフは確認されませんでした。』
としか出ない。使うタイミングは決まってるのかね。
- ところで手裏剣が必ず出てくる壺があるということは、ここで壺を壊し続けたらもう手裏剣は店で買わなくてもいいってことだよな。一度に1個しか手に入らないから非効率にも程があるが。
- 無駄に迷いに迷ってやっと財宝ホネの部屋の下の画面にある出入り口が開通していたことに気付く。15分くらいまったく同じところをウロウロし続けました。BGMが良すぎてあまり苦にならなかったが。愚か者と罵られてもちょっとしか反論できない。
- さて部屋に入ってみるとここも原住民のホネがいた。
「小人になりたいか?汝はすでに小さきものなり。小人人形をさずけよう。」「そして汝が小人であることを示せ。」
いきなりどうした。小人人形をもらったが話が急すぎてついていけません。これもまた謎を解かないと先に進めないのだろうということしか分からん。この人形もコショウと同様装備アイテムのようだ。
- 迷っている間に結構な数のオモリを失った。地上に帰ってパソコンショップで補充しておく。新型機を買ったからまたいつでも村でオモリが買えるようになって良かった。
- そういえば装備アイテムを手に入れたからじじいに見せておくか。まずはコショウ。
「おーいい所に。コウモリサラダ食っとったんじゃが、味にもうワンパンチほしかった所じゃ。そのコショウかせ。」
なんちゅうもん食っとるのだじじい。ウイルスが心配だ。「…おーう、コウモリの苦みがよりいっそうひきたつわい。これはまさに味の古代遺跡やー。」
なに言ってんだじじい。なんでそんなギャグを知ってるんだじじい。コウモリって苦いのかよ。ツッコミきれんわ。
- 次は小人人形。
「なんじゃそのきたない人形は。」
そんなもん押し付けられたのか。聞きたくなかった情報を得た。「小人であることを証明するための人形? どういうこっちゃい。自分が小人に見える所で使ってみたらどうじゃ。」
自分が小人に見えるところねえ、というところで巨人霊廟で小人がどうとかいう碑文を読んだことがあったのを思い出す。調べてみるか。たまにはヒントらしいヒントも出すじゃないかじじい。でも竜の骨見せたときのリアクションのことは忘れてないからな。
- 今日はここまで。プレイ時間は合計13時間30分。
karayage