2022-03-27
- 今この段階になってまた新しいフィールドが8つ出てきたら面白いな。面白くないわい。
- 流石にもう他にやることはないはず。ないんじゃないか。ないってことにしたい。隠し要素とかは知りません。腹をくくって母のアンク(仮)がある部屋に向かう。道中でも普通に怪我するルートなのがイヤだわ。向かう途中、今まで背景にあった各ボスのレリーフこと「くさび」に大穴が開いているのが分かった。こうなるのか。
- つきました。えーと何すればいいんだ。使うのはジュエルじゃないはずだし。とりあえず精神の薬をホイホイと掲げてみたが何も起きず。あれ?ここで使うんじゃないの?? と思ったがアイテム画面の左上を見たら鍵剣のアイコンに変化があった。
『剣の中央が鍵のようになっている剣。封印が解かれ、中央に赤い輝きが発生している。』
説明文も変わってたわ。確かに赤いわ。光ってるわ。聖母の祠にあった『汝が手にする武器をみよ。目覚めの鍵はそこにある。』
の鍵ってのはこれのことだったのか。今までまったく出番がなかったがついに使う時が来たのね。このためだけにメインウェポン欄をひとつ使ってたのか…いやそういうことを言い出すと刀とか本当に全然使ってなかったけど…車手裏剣も…まきびしも…。
- いよいよラストバトルというところなのになぜこんなしみったれた話を? ええいやるぞ。鍵剣で母のアンクを斬りつける。背景が変化していく。ついに母とご対面……あれ、これ見たことあるぞ。Steamライブラリに出てくるイラストの背景にあった顔じゃん(公式サイトのトップにもある)。石像みたいなやつ。ゲーム起動のたびに見てたわ。その顔が割れた塔の真ん中からこんにちはしている。なんかシュール。というかあの背景の顔が母の顔だったのか。あらまあ。
- 顔のことはいい。弱点はどこだ。とりあえず顔以外候補がないので一番叩きやすいアゴをムチでしばくと反応あり。母の攻撃方法は口から火の玉をひとつずつ吐きます。火の玉は最大2個まで出てくる。それだけ。口を開けるときの動きが腹話術の人形みたいでシュール。
- 特に問題になるようなこともない。攻撃を続けていると母の顔にヒビが走った。すると右側に器が浮かび上がり、何らかの液体を母の顔に垂らしはじめた。お、ここでついに薬を使うのか? と思って慌てて装備したが別にそういうことではなく自動進行のイベントでした。なーんだ。画面右上のアイコンが薬の使用前と使用後でちゃんとアイコンが変わっている(薬が垂らされると器がカラになる)のは芸コマであった。
- 精神の薬に続いて左側に聖杯が出現。こちらからも何らかの液体が出てきた。何かは知りません。画面中央に菱形の光があらわれ、そこから白いシルエットが出現。これが母? 母の精神を具現化したものってこと? いったいどんな姿なん……シルエットのまま戦闘突入。マジかーーそうきたかーーー。でも逆にアリです、アリ。エネルギー体みたいな感じで神秘的じゃないですか。一応文章でも表現しておくと、人間のシンプルな上半身のシルエットに蛇のような下半身。これが母の姿です。蛇というかオバケのヒョロリとしたしっぽ的な部分のようにも見えます。全体的にほっそりとしていて女性的な雰囲気ではある。
- というわけで第二形態。母はフワフワ浮いていて、たまに水色の光の柱を飛ばしてくる。あとは左右移動。上を通る場合と下を通る場合があります。それだけ。それだけだがこれどうやって攻撃当てればいいの? 母側の攻撃は母の下か後ろにいれば大体回避できるようだが。しばらく様子を見ていて弱点が上半身のほうだというのは分かったが攻撃範囲が広いはずの斧を使っても微妙に攻撃が届きません。しっぽに当たるとダメージ受けるし。発弾筒とかのほうがいいのかね。
- 博士のHPが2ケタになったあたりでようやく第三形態に移行。青い半透明の皮をまとった白骨死体のような不気味な姿が出現。ややメカっぽくもある。腕には死んだ赤ん坊を抱えている。今まで母の子たちを倒してきた博士を精神的に責めてくるような感じか? そう言われましても…。今度の母は地面に着くと発火する血涙、雷の柱で攻撃してくる。しばらく耐えていたら、グッタリ死んでいたはずの赤ん坊が唐突に指からレーザーを放ってきた。おまえ元気じゃねーか!!! 意外な攻撃で思わず笑ってしまったがこのへんで初戦は終わりです(※動画)。
- ここからが本番ですよ。第一形態はノーダメで行けるとして、第二形態は母の下でとにかく発弾筒を撃つ作戦でどうにかした。所持数が中途半端だったので挑戦途中で買い出しに行きました。第三形態は上記の攻撃に加えて剣のような形のエネルギー弾を上から乱射する攻撃なども使ってくる。今までのは何だったのだってくらい急に攻撃の種類が増えた。こちらも発弾筒が有効だが、できるだけ後に取っておきたいのでここは斧を採用。母は少し上下にぶれながら左右移動するので下に来たところを殴ればOK。
- まだまだあるぞ第四形態。人型の姿を捨てて青い瞳の丸い物体に3本の触手が伸びているというよくわからない姿に。でもこの形態が一番かわいいかも。目が。しかしステージ仕様はかわいくない。なぜかは知らんがいきなり画面全体に水が満ちて泳ぎながら戦うことになる。地味につらい。なぜこんなことを。宇宙空間的な表現なのかもしれませんがわかりません。母の弱点はもちろん目玉。この形態は結構苦戦したが、色々試した結果爆弾が結構有効だったので採用。邪魔な触手はメイン武器で攻撃すれば引っ込む。
- そしてついに最終形態。第一形態終了後に吹っ飛んでいったはずの塔が背景に戻ってきた。理由は知りません。そこに第二形態の姿の母が小さくなって再登場。
おいしくなって新登場。発弾筒などで攻撃していると、画面中央にアンフィスバエナさんのレリーフが出現。そこから出てきた緑色の光の玉を母が吸収。火炎放射を使ってくるようになった。これはアレか、各ボスの力を使ってくる的なことか。ガーディアンを倒したあとに飛んでいった光の目玉はこれだったのかな。それはそうと火炎放射中は背中がガラ空きなので攻撃チャンスです。
- このように最終形態の母は戦闘中に攻撃パターンが増えていきます。ダメージを与えていくとひとつずつ増えていく。サキト君の力は腕から撃ってきた弾、エルマックさんの力は口から吐いてきた光弾、バハムートさんは渦巻攻撃、ヴィーは横方向の極太ビーム、パレンケさんは下方向のばら撒き弾、バフォメットさんは足元から光の柱が出る魔法、ティアマトさんは花火めいたピンク色の光の放射。実に多彩だが後半に行くにつれて序盤の攻撃方法は使ってこなくなる。何度も死んだが練習すればパターンの見極めは出来るようになってきた。というか各攻撃は避けるのはそんなに難しくはない。母の下か後ろはほとんどいつも安全地帯なので常にひっついていればどうにかなります。最後のほうになるとヴィーの極太ビームに曲げを加えてくるがこれも母の下にいれば平気。盾は防御には有効だが、後半になると母は上空にいることが増えるのでここも発弾筒のお世話になった。母が下にいるときにはムチや斧で殴れるが、母本体に接触すると意外なくらいのダメージを食らうのでそこは注意。なおバトル終盤になると背景の塔の間に胎児のようなものが入った玉が出てくるが特に攻撃には関係ない。謎演出。
- そんなわけでね、勝ちましたよ(証拠動画)。博士の斧の一撃を受け、悲鳴をあげながら地に落ちる母。弱々しく上半身を起こし、すがるように腕を伸ばすが……なんかここ博士が背中向けてるからハードボイルドな感じになっちゃったな……無情にも母の心は砕け散った。聖杯を掲げる博士。そこに落ちてくる黄金色の物体。生命の秘宝を手に入れた。これがかー。見た目はほぼチキンナゲットです。
- といったところで聖母の祠に戻ったが、いかにもという緊迫感あふれるBGMが流れている。これはついにアレですか。前回ムーブルクさんが言ってたやつ。すなわち遺跡の崩壊。装備をいつものムチと盾に戻して部屋を出る。出たところで画面の上にカウントダウンが出現。4分58秒とか書いてあるから制限時間はおそらく5分。5分!? み、短くないですか。まずは一時停止して気持ちを落ち着ける。2時間近く戦っててやっと勝ったところなのに心の準備が。とにかくここから出ないと。前に聞いたムーブルクさんの寝言からするとおそらく普通に遺跡の入り口から出るのはダメってパターンになりそうだな。当然ワープは使えません。聖杯はさっきので力を使い切ったってことなのかね。設定がしっかりしておる。
- それでは急いで脱出。まずは祠から出よう。慌てすぎて変なルートに進みそうになるがここは基本的に一本道のはず。祠出口まで来たところでなぜかロープを発見。脱出用か。これはもしや…いや候補は2人いるな。
- ありがたくロープを使わせてもらい無限回廊へ。第5無限回廊の途中に来たところで床が突然崩壊。こういうのは降りてみろってことだよね。穴に落ちると第1無限回廊の入り口に直行。罠じゃなくてよかった。
- 右側の門をくぐって巨人霊廟へ。到着するなり巨人像が崩れ落ちた。安らかに眠れ巨人たちよ…とシリアスぶってみたが他の像は崩れませんでした。そうすか。そのまま右へ進んだところで、そういえばここの壺から空の水源に行けたなと思い出して入ってみる。しかしこのルートは途中で行き止まりじゃなかったっけ。と思ったがそんなことはなかった。よかった助かった。
- 導きの門まで来た。といっても目指すのはムーブルクさんの部屋。このあたりで時間は残り約3分。時々一時停止してルートを確認しながら進む。やっと屏風岩の部屋まで来た。ここから太陽神殿に行ける。
- さあゴールはもうすぐだ。というところで大ミスをやらかす。すぐ右に行けばいいものを何を思ったか左へ進み、罠ルートに落ちてしまった。しかも脱出用のはしごの出し方を忘れてしまいここに来て本気の右往左往を披露。マジで何やってんだ。太陽神殿に来た時点で残り時間約2分。いかん、いかんぞこれは。パニックになりかけるが土壇場で仕掛けの解き方を思い出しどうにか脱出。残り時間1分を切るという直前にムーブルクさんの部屋に到着。
「ここから外に出られます!急いで!!」
話が早くて助かるぜ。
- 崩れ行く遺跡から脱出する博士とムーブルクさん。どこをどう走ったのか、海が見える場所までやって来た。もう大丈夫だろうか、というところで唐突に生命の秘宝を天に掲げる博士。CONGRATULATIONS! じゃないんだよ。急にどうした。ムーブルクさんが一応そっち見たけどノーリアクションなのがじわじわ来る。
- ここでスタッフロールです。つまりクリア。いやーーーーーーー大変だった。まさにNKTですわ。後ろからじじいと村の人たちも走ってきた。妖精も来た。みんな無事だったか。あら、妖精女王もお元気でしたか。四賢者も走ってきたけど3人しかいなくない?どういうこと?一人犠牲になった? よくわからないが別ルートで脱出していることを祈ろう。背景の海に朝日が昇ってきた。母と決別した人類の夜明けである。しばし朝焼けの海を眺める人々。ふたたび走り始めたところで後ろからすごい速さで誰かが走ってきた。その人物は博士をすっ転ばせると生命の秘宝を奪い取り、そのまま走り去っていった。親父ーーーーーーーーーーー!!!! さ、最後の最後にやりやがったな。意味深なメッセージ残していったくせに結局これを狙っていたのか。全速力で追いかける博士。それを更に追いかけていく人々。あ、じじいがコケてる。あ、手ェ振ってる。じじいともこれでお別れか…。2面のボスは倒せたのだろうか…。
- 最後にプレイ時間が出てスタッフロール終了。28時間47分35秒でクリアだそうです。Steamのライブラリには56.1時間とあるのでギャップがすごいわ。クリア実績のほかに40時間以内にクリアの実績も取れました。よかったね。ヒントをみっちり記録したのが良かったのか終盤で早々にガイドに頼ったのが良かったのかは分からんが結構いいタイムだったのかね。アイテムメニューを全部埋めた実績も解除したようだが、それを見て生命の秘宝のアイテム説明を読み損ねたことに気付いた。慌てすぎた。まあいいや。
- 特に後日談とかそういうのもなくタイトル画面へ。ああ、クリアしてしまった。大変だった。さっきも言ったけど大変だった。次々やることが出てきて閉口した時期もありましたがどうにかクリアできてよかったです。こんなにやりごたえがあるゲームに手を出したことがほとんど無かったのでいい経験になりました。結局よくわからなかった謎解きも多数あったけど…。LA-MULANA文字調べは純粋に楽しかったですね。一番楽しかったかもしれん。
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karayage