帰ってきたクリアできる気がしないラ・ムラーナ2の逆襲 23

2022-06-27

原祖混沌

愚かな愚かな小さきヘビどもよ。
所詮は地にはうくだらぬ蛇か。
滅びよ、小さき蛇よ。
我らは大きな者の長と言葉を交わそう。
その地に潜む母なる者を空に帰せと。
大きな者よ、我らの知恵を与えよう。
あぁ、それこそが我らの空飛ぶ塔だ。
従わぬ者は首をはねよ。穴をあけよ。
その地は我等のもの。
母はいらぬ。

天者迷宮

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ゼレプド長老
 ねぇ~。うふふふ。
 いいじゃなぁ~い。
ゼレプド長老
 お願い!
 プリチーなワシからのお願いじゃあ~ん。
ゼレプド長老
 ほらぁ、ワシもう庶民じゃないからさぁ~。
 自分でメシ作ったりしないワケェ~。
ゼレプド長老
 だからねぇ~ん。コショウ買ってきてぇ~。
 きゅっきゅきゅ~ぅ?
ゼレプド長老
 あ。
ゼレプド長老
 ……。
ゼレプド長老
 まちがえt
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 水   月   海  大地 屋根  月   壁   命 

 母  願い  天   壁   風   海   子  大地

永遠  天   夜  足跡 5つ 太陽 願い  火 

 風   死   水  叫ぶ  月   命   火   夜
母の封印を考えたアールブル族の狙いは人類の完全なる母からの独立だ。
イグラーナで生まれた彼らは、その力の危険さに気づいた。
母の複製体であるイグラーナを封印するには母であるラムラーナの封印が
前提だったのだろう。

自分たちの世代では母の影響に逆らいきれないことを知り、
次の世代である第7の子に役目を引き渡した。
第7の子の代表であった四賢者に妖精族の存続を約束させ、
イグラーナからの情報を与えた。
その第7の子でも母の影響が残っていたため直接の封印は行えず、
生命の樹にさらに手を加えて生み出されたのが第8の子、
つまり我々の種族だ。
母の影響を全く受けない、母に関する知識を一切持たない、
長い寿命も巨大な力もない弱い種族として生み出されたのだそうだ。
ラムラーナ遺跡を試練の場として、それを乗り越える力を持つ者、
つまり私がついに母の封印に成功したわけだ。

ラムラーナを封じたのちに母の力を失ったイグラーナの封印を
考えていたらしい。
ところが母が死の間際に産み出した第9の子、
母の精神の複製体が事情を変えた。
体だけで精神を持たなかったイグラーナに母の精神が宿って
目覚めてしまったのだ。
彼らや第7の子では母の力に対抗できない。
そこでまたしても母の力に恭順しない我々第8の子が必要とされるわけだ。
karayage