2022-06-30
銅鏡
「サマランタ殿か? 導きの門に調査に行ったぞ。」
珍しくストレートにヒントをくれるじじい。というわけでサマランタに会いに行く。無駄に遺跡の奥まで行って手間取ったが歴代の子解説の右側にいたよ。「銅鏡ですか? あれはもともとラムラーナ遺跡の中の太陽神殿という場所にまつられていたものでした。確かあなたのお父様がラムラーナを封印した後に元に戻せるものは元の場所に戻したはずなんです。だとすると太陽神殿に戻してあるはずですが……。」
そうなの? オープニングに出てきた数々のアイテムはレプリカか何かだったのかな。遺跡に戻したのがレプリカで本物は博士の家にあったら笑う。「申し訳ないですが太陽神殿に続く道は完全に崩落していて修復もまだまだ手付かずです。もしかしたら作業員の誰かが掘り返して見つけていればラムラーナ遺跡のガレキ置き場のどこかにしまってあるかもしれません。ブルーシートで隠してある足場の中です。」
ブルーシートて。まあ工事中の扱いなんてそんなものか…。
「広大なラムラーナ遺跡を完全に修復するのはおそらく無理です。長老の依頼もあって安全を確保できる場所まではなんとかしたいと思うのですが。それでもまだまだ、何年もかかると思います。今はまだ掘り返すだけで精一杯なのが実情です。掘り出したものの管理までは手が回らないのです。申し訳ない。」
こちらが申し訳なくなるレベルの腰の低さ。じじいも少しは見習え。さて、この「ブルーシートで隠してある足場の中」というのは多分ヒーネルのテントの右側にあるやつだな。この会話のあとで見に行ったらキラキラ光って自己主張していた。モノ自体は以前からここにあったようだが通常ジャンプじゃ行けそうにないのよね。また後で来ないとね。
天文盤
- 一応セーブ。今度は天者迷宮に来た。天文盤でマントラを唱えてみる。まず「太陽」「月」を唱えてみたが何も起きず。それなら「天」は? 「天」文盤だけに。あっ動いた。背景のバツ印状の石柱が右方向に回転。
- この時点でピンと来たが、つまりこれによってラムラーナ数字が書いてある部屋の配置が変化するのだった。左上のほうに行ってみたら以前は左下にあったはずの「4」の部屋があった。右向きの悪魔壁画もある。室内のはしごの位置やなんかもこれで変わるのでそれを利用して今まで行けなかったところに行けるはず。
- とりあえずウロつく。ツルツルの柱があった部屋で、上行きのはしご左の壁を下から殴ってみたら道が出来たがそこまで行く方法がないのは変わらず。一刻も早く二段ジャンプが欲しい。壊れた壁の中には部屋の入口もあった。たぶん店だろう。
- 天文盤を回して、今度は「3」の部屋を左上に持ってきた。右へ進めるようになった。オモリ台を動かしたら上にあった宝箱が開いたけどここからでは二段ジャンプがあっても行けないな。上か右側から来ないと。
- 他にも意味がありそうな変化を探す。「3」と「2」の部屋が左右に並ぶ配置にするとテューポーンの間に謎のライトアップの光が届くようになり、それぞれの光の先にオモリ台が出現した。回り道をして左側のオモリ台まで到着。動かしたらテューポーン像の目からビームが出てきた。なにこれ。
- 次は右側に行ってみよう。ついでに英雄ヘルメスの部屋をチェック。
「確かに私はかつて英雄と呼ばれた。私が捕らえた蛇の双子は第1の子の生き残りだった。そこから我ら第3の子は第1の子の文明を吸収できた。我が種族の発展は私の行いが元となったのだ。しかし種族同士が争いあうことは止められなかった。」
などど供述しており。同名の別人じゃなくて本人だったか。長生きだなー。前作・双連迷宮での一連のイベントを見るに「英雄としてのヘルメス」と「そうでないヘルメス」の両方が伝わっていそうではあるんだよな。双子像の目が赤く光るやつとかどう見ても肯定的な雰囲気じゃなかったし。
- そんなこんなで右側のオモリ台も作動。テューポーン像の目ビームが出たあと消えて下の六角形の何かが緑色に光り始めた。薄々そうなんじゃないかと思ってたけどモニター的なやつだったようだ。
- セーブしてテューポーンの間へ。六角形を調べるとシステム・テューポーンと出た。会話画面だが立ち絵は無し。
「システム・テューポーン起動 アクセス?」
選択肢として「マザークローンの記録」「ニビル・キメラ技術の記録」が出た。とりあえず前者。
コンピュータのメモリバンク:
我が一族の作りし母の模造の記録
混沌より生まれた我が部族は母の力を求めた
文献に残る第1の子の女の亡骸から
生命を生み出す力を引き出さんとする
No1:ジョカ
朽ちた体にピラミッドの力を注ぎ 力の発現を待つ
かりそめの命を宿し
生命の螺旋を生み出すに至るが力及ばず
ピラミッドのたもとから動くことも叶わず
滅びの塔にて廃棄
No2:ティアマト
本来の種族の体よりも巨大化するも
命を生み出す力を発現
生み出したるは人ならざる11の怪物
次元を歪めるまでの力を宿し 自我も芽生えし
生み出した子と共に別次元へと逃亡
計画の廃棄
No3:エキドナ
我らの力すべてが注がれし最後の望み
これまでの成果をつぎ込み
我が種族の娘の体を利用す
ティアマトと同じく11の怪物を産み
その後幼生体のまま眠りにつく
この子の目覚めを待たん
再び目覚め力解き放つ時を待たん
我らがイグラーナを統べるため
- …ということらしい。ティアマトさんそんな立場だったのか。別次元にまで逃げてきたのに通りすがりの考古学者に我が子皆殺し。そりゃあキレますわ。怖い顔にもなりますわ。博士が悪いよ博士が。
- ところでちょっと引っかかるんだけど、この文脈でいう「母の力」「命を生み出す力」とは具体的に何を指すのか? 母が生み出した各種族には生殖能力はあるんだよね? 土から生まれた子らはよく分からんが、少なくとも第8の子は同種同士で子孫を残せるわけだし。母は巨人を作ったり羽の生えた子を作ったりと自分の意図通りに生命をデザインする能力を持っていたようなので求めるとしたらそっち方面の力じゃないか。「生命の螺旋」っていうのはDNA的なことだろうし。あの『生命の秘宝』は母が持つ遺伝子データバンクみたいなものだったりして。となると、そういう力を求める動機は「より強い子孫の作成」ってことになるのかなあ。遺伝子の調整がうまくいかないと化け物が生まれてしまうようだが。
- 続いて「ニビル・キメラ技術の記録」をチェック。
コンピュータのメモリバンク:
第1の子の文明から得たキメラ技術
元は第1の子の蛇の足を
2足歩行の別の生き物と取り替えるための技術
発展させ別の生き物の能力を取り込み
人以上の力を得る技術となる
しかしキメラ化されたものには
ニビルの意思が混ざる
星の支配にラムラーナやイグラーナの封印など
ニビルの意思を具現する尖兵と化す
- 一見有用な技術に危険なものを混ぜる、コンピュータウイルス的な手口だわね。トロイの木馬な。そういえばキメラってことはキメラにする「材料」が他に必要だってことだよね。第1の子の改造に使われた「2本足の別の生き物」とは何だったのか…。
- 設定的なことはともかくこれの何が何だってんだ。セーブしてから他の部屋を調べる。聖杯石碑から右へ進むと今まで誰もいなかったグラシャ=ラボラスの間にグラシャ=ラボラスが出現。君、頭でかくない? 三つ目の犬の頭に羽根と細い足が生えた姿。かなりアンバランス。スライドで突進してくるのもなんかシュール。口を開けて舌を出して立ち止まったと思ったら口の中から小さいグラシャ=ラボラスが出てきた。今週のビックリドッキリメカかな? それはそうとこいつ、殴ってもなんの反応もないんですが。青く光るとかでもなく本当に何も反応がない。何もできずに死んだわ。やりなおしてから試したけど飛び道具も当たらん。どうなってるの。最近こんなのばっかりじゃ。考古学者を続ける自信がなくなってきた。
- 化け物退治は考古学者の仕事じゃないよ。別のところを調べる。バフォメットさんに会いに行くとセリフが変わっていた。
「私はこの神殿の司祭。テューポーンを目覚めさせたのはそなたか? ギガースの地、邪怨回廊へ向かうのならテューポーンの4柱を倒せ。扉の封印はそれで開かれるだろう。」
行ったことはあるけど別ルートがあるってことね。会話終わりの「もう一度聞きたいのか?」
の選択肢が「そうだぞ。」でちょっと笑う。どういう態度じゃ。「人はカオスと共に……。」
バフォメットさん、そういうキャラだったの?
- 部屋に入り直す。あっ!!!頭がヤギじゃねえ!!!美人のお姉さんの顔になった。図鑑によるとヤギ頭はお祈り時に使う被り物だったようで。ケモナーの方は残念でした。脚はヤギのままっぽいからセーフです。なにが?
「この神殿は混沌より世界を生んだと言われるカオスを信奉しておる。カオスは我ら第3の子の歴史を見守り続けている。天使の軍が勝てば左、悪魔の軍が勝てば右の目より涙を流す。天使と悪魔が背を向けている間は涙を流さないのだ。」
これは謎解きのヒントかな。勝ち負けというのはどうやって決まるのだ。
- しばしウロウロ。スキュラの間の左上に上半身裸で下半身が機械の女性がいる。というかこれがスキュラだ。ボス戦。小さいメカ頭を飛ばしてくるがそれらを倒してしまえばもう攻撃手段はないようだ。簡単に勝利。
- 村で回復&セーブ。
「ゲームか……。全部処分しちゃったなぁ。ふとした時、手放したことを後悔するもんじゃな。そう、今のワシみたいに。」
じじい、今ならSteamのサマーセールやってるよ。時事ネタ。
- 戻ってきた。次はヘルメスの部屋の右側、アラクネの間でアラクネと対戦。殴れば勝てる。グラシャ=ラボラスはともかくこれで4体中3体の場所は判明したな。グリフォンはどこにいる?
血の回廊ぐるぐる
- またウロウロしたが特になにもなし。村で回復&セーブ。次は戦死者の館へ。血の回廊を回すとかいうのを試す。人面石にヴリトラ由来の負の思念が入っているはずなのでこれを使えば何かあるのでは。正解。六芒星の飾りに書いてある線の向きが変わった。初期状態が右上60度ナナメで、そこから右上30度ナナメ→縦→左上ナナメ30度→左上60度ナナメ→右上60度ナナメでループ。試しに右上30度ナナメのときに入ってみたらナナメすぎてズサーーッと滑り落ちてしまった。壁画はヴリトラだった。出口は原祖混沌の門。六芒星の表示は真横。人面石を使わずに来たときと同じ。でも人面石で回したときは真横には出来なかったような。全パターンの向きを自分で選べるわけではないのか? 原祖混沌の門も回そうと思えば回せるが回廊に入ったときに門が下側になっていると結局どこにも行けない。
- とりあえず門の飾りを左上60度ナナメの向きにして回廊に入る。進行方向は右下。壁画は前に見たことがあるやつ(第1の子や虫みたいなものの絵)だが反対側の門があるはずのところが丸い岩かなんかで塞がれていた。鳥居が上下に描いてあるから高天原廟に出られるのかもしれない。というかそっちから開けるのかも。
- 原祖混沌に戻ってまた人面石を使う。あれ、この門は六芒星を真横にもできるのか。すべての門が共通の挙動ってわけではないのだな。行き先は前にも見た通り邪怨回廊。ここの門も回せる。左上30度だと進めないので左上60度にしたら背景の壁画が見覚えのないものに変わった。第3の子と思われる羽が生えた人々の絵です。双子を誘拐するヘルメス、天使VS悪魔、第1の子に2本足を渡す第3の子(?)の絵もある。ヴリトラやサキト君(仮)にあたる部分には髪の長い女性のような顔が描かれている。話の流れ的にこれがエキドナの気がする。第3の子がジョカ的な姿の何かの前に立つ絵もあるし。左側のほうに壁画がない部分があるのが気になるわね。
- 左上の門をくぐると霜の巨人殿。六芒星の向きは縦。門の飾りの向きは門同士で連動しているわけではないとなんとなく理解できてきた。左上30度ナナメにしてから門に入るとサキト君(仮)の壁画になった。なった、というかどのフィールドの門から入るかで壁画の種類が変わるんだろうな。たぶん。回廊を滑り落ちるとまた鳥居が描かれた岩にぶち当たる。こうなるともう帰れないからワープで出るしかない。聖杯ワープ使わずにクリアとか出来るのかな、このゲーム。
- 戦死者の館に戻ってきた。どの向きを試したのかもう覚えていられなくなった。テキトーに左上ナナメ60度にしてから門に入る。壁画はヴリトラだが向きが逆さ。門の出口は冥星霊殿。前に見たところだ。このルートで行けたのか。
- 左へ。右上に部屋の入り口、左隣にミニ割門があるが行く方法はない。床には穴が3箇所。とりあえず左から降りたら床トゲトゲの部屋に出た。宝箱と部屋の入り口もあるが落ち方を工夫しないと行けないわ。
- 左にしか行けないので左へ。例の受雷碑とかいうものが設置されている。ボス部屋みたいだなと思ったらそうでした。アンラ・マンユ登場。カエルかと思ったらトカゲらしい。図鑑情報。
- 戦う前に石碑を読む。
マアトの審判は心の重さを測る。マアトの羽根と釣り合うほどの罪の心の軽さ。無駄なものを身につけぬ無垢の体。釣り合わぬ心はアメミットに喰らわれる。
書いたのはアマルナ。
- それでアンラ・マンユ戦ですが、こいつも通常攻撃が通らないタイプの敵でしたわ。図鑑によると体が仮の姿なので刃物が一切効かないという。無論ムチもだ。
『倒すには大きな質量で押しつぶすしかない。』
とあるのでその手段がない限りは挑戦しても無駄だろう。
- ワープで脱出。血の回廊経由で戻ってきた。今度は先ほど入れなかった部屋をチェック。原始の賢人アマウネトなるお姉様がいた。だいぶセクシー。図鑑によると夫はアメン。
「知ろうとする心は力となります。空を、生を、死を探究した我らの先には何があるのか。それを見たいと思い追い求めるためにラーは尽力しました。人はこのような地下にて一生を終えるべきではないと。ここから出るべきだと。」
なるほどね。ラーに協力する者がいたのも納得できる理由ではある。知能が高い種族はより高みを目指して自由を求めるようになるし、かといってアホな種族だと宇宙に出る技術を持てないし、母は頭を抱えたことであろうなあ。
- 右の石碑をチェック。
箱の中と同じものをかかげよ。
書いたのはアマルナ。そんなもん知らんわ。それこそ総当りしかない。使用アイテムを順番に掲げていったら水晶ドクロが正解。水晶ドクロを手に入れた。これで8個目だ。ついでに念のためトゲ床中央にも降りてみたが特に何も発見できず。
- 村に帰還。SKULLのアプリを確認。ナムティラクの言葉。
なんたること。
この地に母が2人いる。母の体が2つある。
おぉ、なんたることか。
母は死して体を入れ替える気だ。
母も原初の子供も共に滅ぼせ。
- あれ? 割と早い段階で体チェンジするつもりだったのか、母。まだ間に他の記録が入るかもしれんが今までのドクロの情報だと第2の子までしか出てきてないのに。何があったのだ。それはそうと2度も「なんたること」って書いてるのちょっと面白いわ。ショック受けすぎだろ。もう地球あきらめて別の惑星行ったほうがいいよ。
- 謎が謎を呼ぶが今日はこのへんで。プレイ時間は合計19時間59分。今作ボリュームどれくらいあるんだ。前作は30時間未満でクリアだったけど(Steamのライブラリだと56.1時間)今の感じだとそんなもんじゃ絶対終わらんな。ガーディアンも半分も倒してないし。