帰ってきたクリアできる気がしないラ・ムラーナ2の逆襲 48

2022-07-23

最後のガーディアン?

終末

ヘイムダル

親父と親父の親父

母の複製であるイグラーナを調査するにあたり、
各種族の生き残りがいたことは幸いだった。
ラムラーナに残された文献ではわからなかった事も調査できた。
しかしさらなる大きな謎に突き当たってしまった。

比較的歴史の浅い第7の子がラムラーナ遺跡を調査しつくし、
母を封印する術を編み出せたのは第6の子アールブル族が残した成果が
あってのことだろう。
弱まったとはいえ母の影響下にあった彼らが、
母に悟られぬようにゆっくりと続けられた研究なのだろう。
とはいえラムラーナ並びにイグラーナの封印の術が整いすぎているという
疑問がある。
アールブル族はすでにある仕掛けを利用して封印を計画したのではないだろうか。

ではその仕掛けを施したのは誰か?
イグラーナに幾つか伝承として残されている空の民か?
彼らはどこにいるのか、まだ生きているのか。

しかし残された時間はあまりないようだ。
両遺跡の封印を計画したアールブル族や第7の子に
終末を待っているかのような絶望感を感じさせる者がいる。
ロストマザー現象とでも呼ぼうか、
体に刻まれた絶対的存在である母がいなくなったことが関係あるだろうか。
どうやらアヌンナキというのは本当に宇宙人だったらしい。
ニビルというところから地球にやってきたそうだ。
新たな住処にするためか、資源を採掘するためか、
地球を支配するつもりだったらしい。
そこでラムラーナとイグラーナの存在に気づいたわけだ。

おそらく第1の子の時代から地球に関与していたのだろう。
第1の子の衰退も、第2の子の分裂も、
全て彼らの関与があったと考えればしっくりとくる。
ような気がする。

両遺跡を封印する巨大な装置を遺跡内に施したのは彼らなのだろう。
しかしその装置は彼らが滅んだのか、使われることなく遺跡に残された。
アールブル族はそれを利用する方法を考え出したのだろう。
この遺跡の中で全く作りが違う、血の回廊だ!
実はラムラーナ遺跡はとても危険な状態だったらしい。
私がラムラーナの封印に成功していなければ数年前に
滅びの力が使われていたかもしれないそうだ。

そしてイグラーナが心を得て目覚めたことであらゆる問題が起きている。
遺跡内で争い続けていたとはいえ、はるか昔から大きな動きはなかったのだ。
目覚めたイグラーナにはモンスターがあふれかえり、
イグラーナの憎悪が各部族の争いを早めた。
イグラーナはこの地球で産み出された存在だ。
母のように宇宙に帰りたいという願望を持たない。
母から得た心はただ憎悪と怒りだけだ。

アールブル族の計画は娘の活躍で進んでいるようだ。
娘の成長を陰ながら見守る我々親子は調査で協力を続けていたのだが。

完全に目覚めたイグラーナは母の思念に従って
現生人類を滅ぼそうとするだろう。
長い間最下層に封じられていた冥界からヨトゥンと呼ばれる巨人たちが
攻め上がってくるという。

終末を望む部族もいるし、
世界樹を支配しようとするローカパーラ族も動き出した。
どうやらこのテントを囲んでいるのもローカパーラだろう。
この数に2人では対抗できそうもない。
奴らの祭壇のm
助けに来たぜ
karayage