Hollow Knight:Silksong 08
2025-10-12
- 高貴の広間の連戦を制した 最後のでかいやつ2体は片方が攻撃している最中もう片方は割と忖度して待っていてくれるのでうまく隙を狙いましょう あーしんどかった
- というところで左に進むと指揮者バラドールがいた といってもカーテン越しの対面 長年病に臥せっていて寝室から起き上がれないのだという 寝室なのかこれ なぜか外にシルクの糸巻きがあってカーテンの中にカラカラと糸が引き込まれている どういう状態なんですかあなた
- 病状はともかくバラドールの話し方は
他の2名と違ってきわめて知的で紳士的である(下の欄は気に入った会話のメモ) 彼がホーネットに与えられるのは記憶の中のメロディだけ、と言って呻くようにハミングをしてくれた これで指揮者のメロディを取得 意外とあっさり終わった
- バラドール
「信心深き巡礼者たるきみを、我らのシタデルが適切に迎え入れているのならよいのだが。」
- ホーネット
「十分すぎるほどの歓迎を受けているわ。」
- バラドール
「ああ…辛い思いをさせたのだな… 我らはすっかり堕落してしまった。」
- 残るメロディはあとひとつ カラクリの中枢は下側エリアが攻略済みで上側に行く方法が分からないという状態で攻略が止まっていたのだがよく見たらちゃんと行ける場所があった よく見ろ
- このエリアはアスレチックが難しめであるが上エリアは更に難しかった 動く丸鋸、輪っかに針を引っ掛けるとシャーーッと動くレールなど ただでさえ難しいのに最後のほうはシルクの銛を使わないと間に合わないアクションがあったりして初見では対応できませんでした ジュビラナおばちゃんから買った登攀者の爪(壁につかまったままずり落ちなくなる)があると多少楽
- 何度目かの挑戦で登頂成功 しかし待っていたのは謎の巨大楽譜が4本 それぞれ4段に分かれていてスイッチで内容が切り替わる 何のヒントもないのでとりあえず線が繋がるように動かしてみたらそれが正解だった……ここに来て急に大味すぎるパズルが出てきて正直困惑!!!! ともかく仕掛けを解くと巨大楽譜の上(と背景)にあった金属の聖歌隊像たちが歌い始めた 設計者のメロディを取得
- 3つのメロディが揃った これでギーグが倒せる、ではなくてファールームの王とやらに会える 例のカラクリ部屋に行ってニードリンを奏でると設計者・管理者・指揮者の像も歌い出した
『その殻に我らの歌を内包する巡礼者よ、昇るがいい。』『汝のもてる最高の献身を、我らの神聖なる心に捧げるがいい。』
その言葉を最後に3者の像は床下へ去った
- そして鳥籠のようなエレベーターだけが残った どうしようかなあ どう考えてもクライマックスである 他にやり残したことはまだまだある というか全然攻略できてないエリアもある(フェイの山とか) まあ行くだけ行ってみるか
- エレベーターに乗ったところでムービー 上がった先で目に飛び込んできたのは一面の真っ白な薔薇の花畑 その中に寝そべっていたのはあのレースであった ここで再戦かー もう1戦あるであろうことは狩猟の書で分かっていたが
- それにしても耽美なシチュエーションだ 思わずウットリしそうになるが見惚れていると死ぬ 普通に強くなってるよレース 素早さが段違いに上がっている こればかりはとにかく練習して動きのクセを覚えるしかない
- なんというかレース戦は前作におけるボス敵としてのホーネットを意識して設計されたボス戦という感じがしますね セルフオマージュというか
- とはいえ約20分で撃破 ホーネットは戦闘中にレースの正体がムシではないことを見抜いていた
「あなたの命のすべては、シルクから作られている。」
そう表現したホーネットに自嘲で答えるレース こんなものは命ではない、単なる抜け殻だと
「蒼白の子、あなたのそれは確かに命よ。特異な生い立ちだからといって、誤解してはだめ。」「わたしは過去にも、同じような過ちを犯した者を見てきたから。」
ここでちょっと泣けてきた 前作のアビスにあった無数の殻を思い出す No cost too great...
- そんなホーネットの言葉をクモからのお説教は勘弁と切り上げたレース この上にいる神、聖なる母のところへ向かえと言う
「結局のところ…母様が欲しいのはきみなんだから…」
そう言い残して力尽きたように再び寝そべってしまった ニードリンの響きにも反応はない…
- 白薔薇の花畑の上にシルクの光の玉があらわれた それに触れると久々の謎の夢空間へ 謎アスレチックをやりつつ意味深なメッセージを読む
『…存在しないよりは…脆弱な子であれ…』
『…かの者たちのようでなく…純粋な子であれ…』
『…我らの目覚めを願う者で…』
- そして頂点までたどり着くと謎の光
『…我らのシルクより生まれし…忠実なる子…』
これは誰の声だったのか?
- 目が覚めたところで目的が更新 打倒 蒼白の統治者 説明文には
『ファールームの地を呪った者と相対する』
とあるのが多少気になる 統治者みずから統治する地を呪ったということ?
- 疑問はともかく花畑の右側から外に出られるようになった 進んでいくと揺り籠というエリア名表示 だが少し探索したところで見覚えがあるものを発見 聖脈行路の終着点じゃないですか ここはこれまで見つけた地図の範囲外だったのだが意外なところで出てきたな 物語のクライマックスに『終着点』にあらためて辿り着くというのも洒落ている
- それはそれとしてなんと陰気なエリアだ オープニングでホーネットが捕まっていた檻と似たものがいくつも転がっている そして意味深な書き置きが3つほど 何かのヒントでしょうか(一応メモ) 鋼の都=ベルハートであるなら思い当たるムシが1匹いるのだが…
『その身体の8分の1は紡ぐ者。致命傷を負った、一族最後の者。黒き荒野に追い、排除した。』『4匹の合唱の徒と、1匹のリードが、その任において失われた。』
『その身体の8分の1は紡ぐ者。年を取り衰えた、一族最後の者。砂の海に追い、排除した。』『7匹の合唱の徒と、9匹の使者が、その任において失われた。』
『その身体の4分の1は紡ぐ者。奉仕に身を捧げた、一族最後の者。鋼の都の下に追い、排除した。』『8匹の合唱の徒と、12匹の使者が、その任において失われた。』
- 先へ進むとさっき見た夢と似たアスレチックがあった 登っていくと背景に巨大な、本当に巨大な白い球状の繭のようなものがあるのに気付いた しかも心臓のように脈打っている もしかしてシタデルのシンボルマークの丸いアレってこれがモチーフだったの?
- その繭の前に立つと
『挑む』
というアクション用メッセージが ええいままよと決定ボタンを押すと背景の巨大繭がついに破られた 中から現れたのは白いシルクと金色の針で作られた大きな人型の存在 大いなる母 シルク……この文字の大きさはラスボスで間違いない!!! 前作ホロウナイトのラスボスはホロウナイトだったんだからシルクソングのラスボスだってシルクで間違いないでしょう さてどんな攻撃を仕掛けてくるのか…………えっ?!もう終わり!?!?
- いやね、流石に初見撃破ではないですよ でも10分くらいで終わっちゃったよ 嘘だろ なんなら2戦目の時にボス戦会場まで上がるアスレチックが初見時と内容が変わったせいで進めなくなって焦ったのが緊張のピークだったまである(※初回時に足場を動かしながら進んだ都合で2回目以降はシルクの銛を使わないと進めなくなる箇所が出来るのだがそれに気付くのに数分かかった)
- 第四の合唱者もそうですが、ボス本体に接触ダメージがないタイプのボスはそれだけで結構楽なんですよね 逆に接触判定があるムシは大きさが脅威に直結
- まあ倒せてよかったです(煮えきらない感想) 倒れた母シルクに対して『力を紡ぐ』のメッセージが出る しかしウィドウに行った時などとは違い相当な抵抗があるのか何度も何度も力を紡ぐ必要があった その度にシルクの身体は糸がほどけるように崩壊していく まさに死闘と言うべき様相 ホーネットのライフの仮面も6つ目になったりシルクの糸巻の長さがとんでもないことになったりしている そのようにして母シルクの力を奪い取ったホーネット、そしてシタデルの末路は……
- というところでスタッフロール まさかとは思ったが本当にここでクリアなのか 最後にスティールソウルモード(死んだら終わりの高難度モード・前作にもある)が開放されてそのまま終わってしまった しかしどう考えても別のエンドがあるに違いない終わり方だったのでプレイは続行します まずは未探索エリアその他の探索をやってみて、それでも手応えがなかったら攻略を見よう
- なおクリア時間は38時間5分でした 結構やったなあ
- キリがいいのでここで現時点で思ったことなどを記録しておく(考察というより疑問や考えのメモ) 前作『Hollow Knight』と同様にストーリーや設定については「ヒントはあちこちに置いておいたから自分で探して考えてね」形式であるのだが、今作は主人公が喋るキャラである分それらの構成の仕方もいくらか変えてきた感があります とはいえホーネットもペラペラ喋るタイプの人柄(ムシ柄?)ではないので自分で考えねばならないのは前作と同じだ
- というか想像以上にレースが重要キャラっぽくて驚いた つまりレースは何らかの目的をもって作られた者であるが、しかしその目的においてはホーネットのほうが上位互換的な存在だったということであろうか レースがホーネットにやたら当たりが強かったのは自身の存在意義を揺るがす者であったからと考えればまあ納得はできるが…
- ではその目的は何だったのかというと、エンディングで母シルク※の力を奪ったホーネットが新たな女王となったのがおそらく答えではないか
- ※糸のシルクと紛らわしいのでラスボスのシルクのことは以降こう書きます
- 狩猟の書の説明によると母シルクは
『ファールームを統べ、シルクの源となった者。』
とある 母シルクが紡ぐ者=クモの一族の者であるようには見えないが、少なくともソウルからシルクを紡ぐ力を持つ者であるのは確からしい
- 母シルクはラスボス戦前は白い球状の繭(のようなもの)に入っていた 狩猟の書の情報によれば母シルクは
『覚醒を願いつつ長いまどろみの中にあった』
という それってどういう状況?? 現状母シルクの情報は狩猟の書とレースの発言くらいしか知らないので想像するしかない
- とりあえず思いついたのは「母シルクは自分の力では体を維持できない状態にあり、シルクの繭に籠もることで生き永らえていた」説 ホーネットが見抜いたところによればレースはシルクで作られた存在であるらしいが、そのレースが母様と呼ぶ母シルクの姿を見るに、むしろ母シルクこそがシルクで作られた存在であるようにも思われる
- ラスボス戦後にホーネットが力を奪っている最中の母シルクはまるで糸玉がほどけていくような様子で、到底ムシとは思えぬ姿になる そして最後に残るのは金属質な脚部分だけ…
- シルク戦で糸攻撃に引っかかると8本腕のシルエットに襲われる演出が入る(そしてエンディングではホーネットも同じ腕に変化する) 母シルクはクモを模して作られているか、クモのソウル的なものを内包している存在のような気がする(確証なし)
- 狩猟の書によればレースの身体を維持するには多くのシルクを必要とするらしい レースの小さい身体でそうなら、母シルクの巨体を維持するにはどれだけのシルクが必要なのか? もし母シルクの糸を紡ぐ力に翳りが生じた場合、身体を維持することすら難しくなるのでは?
- 同じく狩猟の書ではホーネットがレースについて、その生命を
『脆い命』
であると表現している レースが紡ぐ者(=自分の力でシルクを生み出せる者)であるならこういう言い方にはならないと思うので、レースは紡ぐ者の力は持っていないと思われる
- と考えると母シルクがホーネットを求めた理由は自らの力を継承させるためだったのではないかという想像も出来る ホーネットはあのハロウネストの偉大な王ウィルムとクモの女王であった獣者ヘラーの実の娘で、母シルクの力を受け継ぐ殻としては最優良物件と言っても過言ではない 最後にバトルしたのは、まあ簡単に倒されるようなムシでは駄目だから最終試験的なやつですね、多分(適当)
- そしてレースが作られた理由もこれと同様だったのではなかろうか レースが自身を指して
「単なる抜け殻だよ。」
などと表現したのは自虐の意味だけではなく、彼女が実際に母の力を継ぐ『殻』としての役割を持っていたことを言外に込めているのではないか
- それにしても糸で編んだから「レース」とは…なるほどと言うほかない命名だが本人には皮肉だろうなあ…
- 話は変わって、個人的に母シルクについて疑問なのは意思の不在・主体の不在である 母シルクはファールームを統べる者で、呪いのシルクの出所も母シルクであると狩猟の書にも書いてあるのでそこに疑問を持つ余地はない しかし呪いとは呪う者・呪われる者(対象)が揃って初めて成立する 母シルクは何を思ってファールームのムシたちを呪ったのか? その理由が今のところまったく見えない
- そもそも母シルク自体、ラスボス戦になってようやく存在と名前が判明したよくわからないヤツである(ムシなのかすら怪しい) 母シルクが実際に王国を支配していた時期があったとするなら、その名前がどのムシの口からも挙がらないのはかなり不自然ではなかろうか(※筆者に見落としがあったらすまん)
- 少なくともハロウネストにおいて数々のムシたちが王ウィルムについて口々に語っていたのとはかなり対象的に感じる
- そして前作の舞台であるハロウネストはウィルムやラディアンスといった強いエゴを持つ強大な存在がバチバチやった結果ああなったという物語があるわけだが、ファールームにはそういった『物語』がない かろうじて読み取れるのは「王国を永続させる」という意思が王国にあったらしいという程度で、それを望んだのが何者なのかについては不自然なほど伏せられていた 永遠の王国を作ろうという御大層な野望を持つ者が存在していた状況にしてはあまりにも空虚ではなかろうか
- 『永遠なる王国』を追求していたのはハロウネストも同様だがファールームではアプローチが異なっているようである シルクによる延命措置、シルクを用いた自動人形など、その計画の多くがシルクに直接依存している だがシルクを紡ぐ力は今となっては一部のムシが使えるだけの属人的な能力であり、いくら王国の維持や支配の枠組みを整えてもシルクの源がいなくなれば肝心の中身が空洞になりかねない 元々そういう歪みを抱えていた王国だったわけである
- 主体の不在でもうひとつ挙げたいのは例の設計者・管理者・指揮者の3名のこと(夢見のような総称がないので呼び辛い) おそらくファールームでは特に高い地位の役職なのだろうが、現在生き残っているのはその中でも下位だったり病に臥せっていたりという者だけというのがなんとなく象徴的 王国が衰退しているのは見れば分かるが高位のムシ達ですら既に形骸的な存在と化しているのが現在のファールームである まさに抜け殻
- 最後の疑問はホーネットに語りかける謎の存在について 主に能力獲得時などにおいて謎のメッセージが出てくるアレのことです まずはシルクスキルを取得する時のやつ(共通)↓
『彼方の地の娘よ…この地に残った我らはそなたを待っていた…我らの力を紡ぎ、そなたのものとせよ…』『呪われし我らが王国の未来を取り戻すために…』
- これについてはかつてファールームにいた紡ぐ者たちが彼方の地=ハロウネストで生まれたホーネットに残した言葉という解釈で良いと思うが、これ以外の夢っぽい世界で語られる言葉はどうも母シルクのものなのではという気がする
『…我らの力…』『…来た…遂に…』『…子よ…我らの目覚めを見届けよ…』
- ↑こちらは鐘脈の獣戦のあとでシルクの心(シルクの再生力)を取り戻した時のやつ まさに母シルクがまどろみの中から語りかけているような雰囲気がありませんか しかし一方で気になるのは『我ら』という言葉 これが上記と同じく紡ぐ者たちの言葉であるなら違和感はないのだが、それよりもっと嫌な予感もする 母シルクの正体は滅んだ紡ぐ者たちの意思の総体とかだったりしませんか? だとすると母シルクの個としての存在の空虚さの原因とか、王国に呪いをばらまくという怨霊めいた行動に出たのもなんとなく分からないでもない……と長々書いたが全部筆者の妄想である どうせ予想しても外れるので今のうちに書き残しておこう
- なお上記引用文の『呪われし我らが王国』についてはファールームがかつては紡ぐ者たちの王国であったという意味なのか、それとは別に紡ぐ者の王国があってそっちも呪いの影響を受けているということなのか、まだちょっと未確定なところはある
- あくまで現時点で考えたことなので今後どういう情報が出てくるか楽しみです 次回に続く
karayage