メガネイワとは
- このゲームの目的は何ですか? ユーマストファインドザピースアンドセーブゼルダです。タイトルデモに書いてあっただろう。トライフォースが完成するだけではダメなのよ。
- しかしセーブゼルダどころかガノンがどこにいるのかも分からん。残るヒントはメガネイワのだけだが眼鏡岩ってどこだよ。
- しばらく考えたがギブアップ。レベル8ダンジョンの攻略疲れもあって攻略を見てしまう。えーと、これは、眼鏡岩じゃなくてレンズ岩ではないですか? 確かに画面全体で見ればメガネのような形と言えなくはないがフレーム部分が地面でレンズが岩って印象としては逆じゃないすか。もしこれが「メガネ池」とかだったならレンズの部分が水でも違和感ないけどさあ。ねえ。なあ。おい。
LEVEL-9
- 虚空に苦情を言っても仕方がないので左のレンズ岩の下を爆破。ここがラストダンジョンか。一応表記上はLEVEL-9ということになっている。ラスダンだけあってBGMがいつもと違うのは高評価。入ってすぐの部屋がダンジョン老人仕様のインテリアだが誰もいない。
- 序盤から筆者が苦手な魔法使いの敵が何度も出てきて早くも緊張感が高まる。芋虫みたいな敵のラネモーラが初登場。一つ目の青い虫のまわりを8体の小さい虫が飛び回っているパタラも新登場。まわりのオレンジ虫を倒すまで青い虫にダメージが入らない。
- ラスダンだというのにダンジョン老人は普通にいる。
「トナリノヘヤヘ ユケ」
なんだ藪から棒に。言う通りに左の壁を爆弾で破壊すると魔法使い敵の部屋だった。すわ罠か、というわけではなく全員倒したら階段が出た。さっきのはヒントというより単なる指示だな。 - パタラ再登場。部屋の真ん中にブロックに囲まれた階段があるので戦いにくい。優遇と言えるかは微妙。
「イチバンウエ ノ サカイメヲ コワセ」
また指示じじいだ。爆弾で部屋の壁を壊して入ってきた若者にかける第一声がこれだと思うと大した精神力である。プロだ。- 青ラネモーラが2体登場。これで最後だから色違い敵も今のうちに出しておかないと後がないのだ。
- 地図と部屋の壁を見比べつつ壊せそうな壁を爆弾で壊しながら進む。たどり着いた地下室で銀の矢を入手。画面では青色だが銀の矢。『神トラ』ではガノン討伐に必須だったのでおそらく本作でもそうなのだろう。矢を探せって言われたし。
ガノン戦
- まだまだ探索は続く。まだ地図を手に入れてないがラスダンというだけあってかなり広そう。
- ……と思っていたところで不意に真っ暗な部屋に出た。なぜかリンクがトライフォースを掲げる。あっガノンだ。青い豚頭の男でドクロの飾りを身に付けている。なにげに部屋の床の形もドクロ型で芸が細かい。
- などと言っていたらガノンの姿が消えた。消えたが魔法弾で攻撃はしてくる。どうしろと。とりあえず弾が出てきたあたりを狙って剣を振るってみるとたまに攻撃が当たる。その時だけ一瞬姿が見えるのだがいちいち違うポーズを取って出てくるのでなんか楽しくなってきた。ユーモラス。
- ポージングは面白いがあまりラスボスと戦っている感はありません。姿が見えないからなあ。何度か攻撃がヒットしたところでガノンの色が青から茶色になった。なぜか動きも止まっている。
- ということは今がチャンスか? 装備アイテムを切り替えて銀の矢をガンガン撃ち込む。所持金はカンストしているので撃ち放題。
- 3ルピーで十分だった。最後の攻撃を食らったガノンは赤い飛沫を撒き散らしながら爆散。唐突なグロ。その跡の上に▼型の力のトライフォースが。赤い残骸に下の先端が埋まっているのがまた微妙にグロい。トライフォース回収しても残骸はそのままだし…
エンディング
- 力のトライフォースを手に取ると奥の扉が開いた。その先の部屋には炎の壁の向こうに囚われているゼルダ姫の姿があった。なにこれ。この火を飛び越えて来いってこと? 三島由紀夫か?(読んだことないが)
- 試しに火に触ってみたらハート半分の火傷を負った。意図はよく分からんがもう最後だし多少ダメージを受けても問題なかろう。被ダメージ中の無敵時間を利用して姫の隣に立つ。
「アリガトウ リンク アナタハ ハイラル ノ エイユウデス」
火傷覚悟でもOKだったらしい。クリアだ。リンクとゼルダが並んで2つのトライフォースをそれぞれ掲げる。かわいい。
コウシテ ハイラル ニ ヘイワガ モドッタ
コレデ コノ モノガタリ ハ オワリデス
- ソウデスカ。ヨカッタヨカッタ。
- というところでスタッフロール。プロデューサーとディレクター兼任のS. MIYAHON氏…いったい何者なんだ…。開発に関わった人全員が載っているわけではないのは分かっているがクレジットされている人数の少なさに驚きますわね。
イマカラ モウヒトツノ タビ ガ ハジマリマス
スタートボタン ヲ オシテクダサイ,1986 NINTENDO
- 力のトライフォースとガノンの残骸が出てきて1周目終了。このあとはいわゆる裏ゼルダが始まるようだがこのプレイ記録は一旦ここで終わりです。ちなみにクリア後に攻略を確認したらレベル9ダンジョンは6割くらいの部屋にしか入っていなかったよ。そういうこともある。
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- プレイした感想。最初に書いた通り初代ゼルダは子供の頃に初めて触った時の「よく分からんが難しそう」という先入観がずっとあったのだがしっかりプレイしてみたら意外と素直に楽しく遊べました。ダンジョンの攻略順を間違えなければもっと良かったのだろうが…
- 今回はちょっと駆け足気味のプレイだったので攻略に頼る場面もあったわけだが難易度も凄く理不尽というほどではなく…と書くと『神トラ』の感想と同じになっちゃうな。でもメガネイワの件だけはちょっとまだ納得してません。あれはレンズ岩だ。ふたご山とかでもいい。なんか相撲っぽくなるけど。
- 次は『リンクの冒険』をプレイします。
- (プレイ期間:2024年12月前半)