ねっこのダンジョン
「大きなねっこ? ここを まっすぐいったトコロに たしか そんなものが あったとおもうよ 気をつけて いくんだよ」
インパから聞いた通り大体まっすぐに進む。道がまっすぐではないので大体である。- 木をくりぬいて作った家の中に小さい女の子とニワトリとヒヨコがいた。お父さんのタロンはコッコ山に行っているらしい。どこかで聞いたような名前だな。
- 北の湖あたりに到着。橋を渡るとちょっとした小島の上に来た。小島の中心には何かよくわからないモゴモゴしたものがある。これがねっこか。すみっこに鍵穴もあるので間違いなかろう。
- カギを差し込むと枯れ木で出来た入口が出てきた。中はLV.1 ねっこのダンジョン。なんか玄関ホールに置いてある一つ目の像×8がリンクの動きを目で追うのが気持ち悪いよ。特に意味なさそうだし。
- 悪趣味なインテリアはともかく攻略開始。例によってダンジョン攻略は要点のみ書きます。マップが広くなったから要点だけでも長くなりそうで戦々恐々。
「火のついていない しょくだいに あかりを ともすのじゃ!」
のじゃ、じゃないよ誰だよじいさん。何の説明も前置きもなくヒント老人が出てきた。初代ゼルダにもダンジョン内に生息する老人が何人もいたがこのじじいもその類か。- ダンジョンじじいはともかく本作にもありますダンジョンマップ。セレクトボタンで見よう。レイアウトは神トラのマップ表示に近い感じ。コンパスもある。カギがある部屋を音で教えてくれる機能つき。どちらもこれ以降も出てきます。後で出てくるがボスべやのカギもあるよ。
- (チュートリアルの勇者の洞窟を除けば)最初のダンジョンだというのに早くも線路とかトロッコの仕掛けが登場。リンクを追いかけてくる回転ノコギリ的な罠的な敵も登場。リンクに激突してくる刃物の罠と同様に倒せない系。
「ブモー!! ここからさきは とおさん!」
赤と青の2人組の牛男・ブラザーゴーリアが中ボスとして登場。今作のボスも喋るのか。ゴーリアというのは初代からいるブーメラン投げてくる敵ですな。『リンクの冒険』のやつは強敵であった。あのゲーム大半の敵が強敵ですけど。- ブラザーゴーリアの得物もやはりブーメラン。リンクに向けて投げられたブーメランを相方がキャッチしてまた投げるという変則的キャッチボールのような戦法。普通に攻撃すれば倒せる。
- 牛兄弟は爆発四散した。部屋の中央に入口へのワープゾーンが出現。このあたりも『夢をみる島』と同じ仕様ですね。
- 探索再開。初代ゼルダにあった階段を囲むブロックを動かす仕掛け&アイテムが置いてある横視点画面のセットが出てきた。明らかにセルフオマージュ。本作はカプコン製なので『セルフ』と言っていいかは分からんが。まあファンサービスなのは間違いない。
- 置いてあったアイテムは木の実ぶくろ。中にはアチチの実が20個。なんともアチチな名前。実はホロンの村にもアチチの実がなる木があったんですけど熱くて素手では持てないとかいう理由で手に入らなかったんですよね。ルビがないと話が若干ややこしいな。
- ともかくこれがタイトルの『ふしぎの木の実』の一種であろう。火のように赤いアチチの実の効果は、使うと火がつきます。そのまんま。
- 燭台に火をつける仕掛けもこれで解けるようになった。しかし広いな一部屋一部屋が。ここのボスは一本角の緑色のドラゴン・アクオメンタス。これもまた初代オマージュだ。マップの形もそのまんま。本家のように魔法弾を飛ばして攻撃してくるので適当に避けつつ攻撃。
- 倒しました。奥に進むと『夢をみる島』の楽器部屋のような雰囲気の部屋があった。台座の上に輝く何かが安置してある。土から生える双葉のような形のそれは大地のことわり『つちの恵み』だった。今回はこういうのを8つ集めろってことね。
ゆたかな大地のふところで
まかれたタネは はぐくまれる
これぞ つちの恵み!
- いつのまにかダンジョンから出ていたリンク。そこに風と共に青々とした葉っぱが飛んでくる。
「ふあああ…オイラだよ マカの木さ」「つちの恵み オイラも わけてもらったよ! これで1つ げんきになったよ」
その割にまだ眠そう。 - マカの木は消えてしまった四季の神殿の夢を見ていたという。見たこともない知らない世界にあったという情報しかないのでなんとも言えんが。
- 結局ムニャムニャ言いながらまた寝てしまった。マカの木は守り神だからなんとかしてくれるはずとインパが言っていたのは何だったのか。そのインパと話しても
「なにか てがかりを 知っている人は いないのかねえ?」
と煮え切らない感じ。聞き込みに行くしかないか。
みんなには ナイショだよ
- とりあえず村に戻る。
「リボンをつけて ふしぎなカッコしているヘンなコを見たよ!」
最初に話しかけた人がいきなり気になることを言った。ありがとうパパール似の人。遭難には気をつけろよ。 - たしか村の東のほうにいたという情報を胸にその他のことを済ませる。まずは先に植えてあったガチャの実の回収。でっかいドングリ的な形状。中には指輪が入っていた。鑑定屋に持っていく。ガチャのタネを植えられる土の在処を音で知らせてくれるというやつだった。
- ちなみに鑑定屋は時空の章から指輪を持ってくる機能などもあるらしい(クリア後機能?)。あとはお友達のゲームボーイカラーと自分のゲームボーイカラーを通信ケーブルでつなぐと相性占いも出来る。ゲームボーイカラーもお友達も持ってないです。
『─ちゅうい!!─ 1人では できません』
の注意書きが心に突き刺さる。 - ところでアチチの実で放火ができるようになったのでそのへんのジャマな低木を焼き払ったりしてみる。村にあったハートのかけらをゲット。
- 更に村の外にあった低木を焼いてみたら地下への出入口が出てきた。中にいたのは洞窟に住む老人。
「みんなには ナイショだよ」
あっまた初代オマージュ。100ルピーもらえた。ラッキー。 - 次は村に住むライトおじさん似のおじさん宅へ。暗くて本が読めないとか言っていたので燭台に火をつけてさしあげる。お礼にコッコずかんをもらった。『コッコのすべてが載っている』などと言われると少し読んでみたくなる。
- そういえばさっき会ったコッコの女の子ことマロンが世話の仕方がわからなくて困っていたのよね。というわけでコッコ図鑑を進呈。これまたお礼にロンロンたまごをくれた。若い女の子に大人気。美容にいいらしい。
- じゃあ行くか、村の東。道をふさぐ低木を焼いて進もうとしたら近くで昼寝していたおっさんが鼻提灯をブチ破って話しかけてきた。
ハゲでサングラス。手には弦楽器っぽい楽器を持っている。 「またれよ たびの少年」「わたしは さすらいのよげん者 ソクラ」
う、うさんくせーー。春夏秋冬の4人の精霊がキミを呼んでいると力説するおっさん。きっと四季の神殿がまだ世界のどこかにある。もし見つけたら精霊たちを訪ねてみろ。と言ってまた鼻提灯を出す仕事に戻るソクラ。何だったんだこのイベント。
ウーラとは?
- 皆さんはスキンヘッドにサングラスというと誰を連想しますか。村の東に出るとフィールドの季節は秋になった。
- 上の画面に進んでみると何かいい感じのBGMが流れている。高台の風車小屋のところにいるおっさんが蓄音機のようなものを背負っているのでそこから聞こえるようだ。
- 実はこの曲は聞いたことがあります。『時のオカリナ』に出てくる『嵐の歌』というやつですな。ゲーム音楽アレンジを聴くのが趣味なので他の曲含めて何かのタイミングで聞いた覚えがある。しばし耳を傾けてみたが良い曲だ。
- 風車小屋下の洞窟に入ってみたら高台の上に出られた。おっさんと話す。
「まわる、まわる…もっと はやく まわしたいなあ」「すべりを よくすれば もっと まわるんだろうなあ」
なんかそういうものがあるのだろう、どこかに。 - もうちょっと歩いていくと画面右手から何者かが出てきた。フード付きのオレンジ色のローブを着ていて頭に大きな赤いリボンをつけている。
- だが一番特徴的なのはリボンより顔。これは…一つ目なの?目が光ってるの? どうしても気になって公式サイトの登場キャラクターギャラリーを見に行ってしまう。光ってるほうかな、多分。
「たいへん たいへん! ウーラの村に「しんでん」がおっこっちてきたんでしゅって!」「ちょころで 「しんでん」って なんなんでしゅかね?」
しゃべった。しかも聞き捨てならぬことを言っている。ちなみにリンクに言っているのではなく独り言である。嘘だろ。