ウーラの世界
- ウーラの村は秘密の場所だから誰にも見つからないように慎重に帰るでしゅ、と再びデカい独り言を言いながらマップ上に歩いていく謎の舌足らずの人。唐突にステルスミッションが始まってしまった。いざとなったら巻き戻し機能があるぞ、と思ったが普通にどうにかなった。
- 行き止まりまで来たところで姿を消す謎のリボンの人。そこにあった草を刈ってみると下に渦を巻くワープゾーン的なものがあった。当然入る。画面がグニャ~~~~と歪んで元に戻ったところでリンクは謎の真っ赤な場所にいた。奥では溶岩がグラグラと煮えている。なんじゃあこりゃあ。
- すぐそばには先程のリボンの人とそっくりな人々がいた。
「ウラーッ! 東のひろばに「しんでん」が ふってきたウラよ」
突然ロシアに来てしまったのかと思ったがそんなわけはなかった。暑そうだし。
「ウラ? かわったカッコウ しているウラね どこで 見つけたウラか?」
ここの人々にとってリンクは見慣れない存在のようであるが特に怒られたりはせず誰とでも普通に会話ができる。なんだかよく分からんが彼らが語尾がウラな人々であることは確定しつつある。ウラウラ。ヤハ。
- ウロウロしていたら溶岩池に温泉のように浸かっている人々を発見した。すげえ。服を着たままなのもすごい。それはどうでもいい。頭にタオルを載せているのがかわいい。
「ああ~ いいヨーガンウラ」「ウーラダンスの れんしゅうのあとは ヨーガンぶろに かぎるウラよ」
だんだん筆者も語尾がウラになりそうになってきた。
「ウーラダンスを うまくおどれると ブーメランが もらえるウラよ うらやましいウラー」
ほしいウラー。ちなみにこっちの通貨はルピーではなくクズ鉄だそうだ。ワープでここに来た直後に所持金の表示欄がいきなり無一文になったのはそのせいだったか。
- 住んでいる人々はのんきで平和そのもの。だが小さめの火山から火山弾が飛んでくる危険な場所もある。神殿が降って来たせいで火山の調子が変らしい。
ウーラダンス挑戦
- そういえば地図はどうなってるんだ。セレクトボタンを押してみるとホロドラムのとは別のマップが出てきた。今いるのがウーラ村、右上に四季の神殿とある。神殿が沈んでここに来たということは地底の世界ということなのか、ウーラは。
- 神殿に入ったら話が進んでしまいそうなので先に村を探索。ウロついていたらウーラダンスの練習場とかいう場所があった。練習で上手く踊れたらプレゼントがある。やります。
- 世界の危機を置いておいてダンスを習うリンク。ウーラダンスは盆踊りのように複数人が輪になって回りながら踊るダンスである。『ドン』が鳴ったら右回り、『ポン』が鳴ったら左回り、『チャッ』が鳴ったら決めポーズ。それぞれ右、左、Aボタンで操作です。
- 間違えたり他の人とぶつかったら失敗。要するに音ゲーか。音ゲーは筆者が苦手とするジャンルである。リズム感がないんだよリズム感が。なお得意とするジャンルは別にないです。
- 音ゲーは不得意ではあるが今回は初級編だったようでなんとか成功。ブーメランをいただいた。敵の動きを止められるのは初代ゼルダと同じ能力か。
四季の神殿
- 気が済んだので神殿へ。溶岩地帯の一角に巨大な建造物がある。よく無事だったなウーラ村。沈んできたときに溶岩の津波でも起きなかったか心配になる。
「アラ、ようやく きてくれたわ 「しんでん」が しずんじゃって もう たずねてきて くれないかと おもっちゃった」
「ここは 四季のしんでん 4人のせいれいが すむトコロ」
「ずっと あなたを まっていたのよ あなたは 春がスキ? それとも夏? 秋かしら?」
「冬がスキに きまっているわ!」
- ひと目で四季の精霊がしゃべっていると分かる文字の色分け。好きな季節なあ。よく出る話題だが筆者的には雪が降らなければなんでもいいです。
「鉄いわが ザックザク ウラ」
神殿の敷地内で鉄を掘っているウーラの人がいる。やばい、このままほっといたら全部鉄クズにされるぞ。神殿の地面が。
- 神殿の四隅にはそれぞれ色が違う塔が建っているようだが右上だけは溶岩の川が邪魔をして確認できず。よくこの程度の損壊で済んだな、逆に。
- 正面玄関から中に入ると『神トラ』『夢をみる島』にもあった水晶玉のスイッチがあった。そして出入口と水晶の間には溶岩の川が。つまりブーメランを持ってこないと先に進めない仕様だったのね。先に取っておいてよかったね。
- ブーメランでスイッチを起動して先へ進む。奥に滝が流れる神聖そうな空気感の部屋にたどり着くと部屋の四隅に4つのシンボルが浮き上がり、リンクの手元に1本の杖があらわれた。四季のロッドを手に入れた。これに四季の精霊の力が宿れば季節を変えられるようになるそうな。そりゃすごい。
- そのロッドを持って塔にいる私たちに会いに来て、と青い声の精霊。といっても前述のようにそれぞれの塔への道のりは何かしらの方法で直接は行けない感じになっているところもある。現状行けるのは右下の青い塔のみ。
- というわけで青の塔へ。奥には背中に大きな翼を持つ青い女性の像がある。像の前に立つと光る玉に羽根が生えた妖精のようなものが出現。この方が冬の精霊だそうです。
- ディンは精霊たちにとって大切なお友達。彼女を助けるためリンクが手にするロッドに冬の力を授けてくれた。切り株の上で振ると季節が変えられる。だからなんかあちこちにでかい切り株があったのか。そういえば最初にディンが踊っていたのも切り株の上だった。
「はやく ディンをたすけてあげてね」
はい。というところでマカの木の葉が飛んできた。さっき東の森の夢を見たらしい。次はそこですか。
「リンクくん おねがいだよ いってみてくれないかな」
守り神の割に低姿勢すぎて逆に不安になる。
ドアの しゅうりだいを もらうぞ
- さてウーラの村に戻ってまだ見てなかったところを調べる。わざわざ神殿を後回しにしたのに調べ切れていなかった。
- 小さい火山を改造して作ったような家に入ってみると中はウーラ国宝の鍛冶屋だった。腕は天下一品だが気に入った仕事しかしない職人たちである。なおカウンターに立って応対しているのはマネージャーで国宝ではない。そうすか。
- 別のおうちにも入る。あやしいトコロにはたくさんのクズ鉄が埋まっているとのウワサを聞いた。ウーラの世界はまだ広いようだが今行ける範囲はこれくらいか。
- 渦巻ワープゾーンからホロドラムに戻る。するとワープゾーン最寄りの切り株の上でソクラのおっさんが寝ていた。相変わらずの鼻提灯。
- リンクが持つ四季のロッドに即反応するソクラ。さっき精霊たちから聞いたことを再説明してくれる。切り株の上でロッドを振ると季節が変えられる。今使えるのは冬の力だけ。はいはい。
- ちなみにウーラ世界の存在はホロドラムでは特に知られていないようだ。しかしそんなものがあるのならその世界へ繋がる入口が他にもあるのでは?とソクラ。言いたいだけ言って勝手に帰っていった。
- まあロッドを使えと言いに来たからにはここで使う意味があるのだろう。というわけで初の季節変更。今まで秋だったのが冬になりました。池の水が一瞬にして凍った。
- ほかにも段差があったところに雪が積もって渡れるようになるとか、木の葉が枯れて木の当たり判定が細くなったことでその隙間を通れるようになるといった変化がある。なるほどね。
- とりあえず行けるところまで探索してみる。途中で燃やせそうな低木を発見したので燃やしてみたらまたしても洞窟老人を発見。
「ドアの しゅうりだいを もらうぞ」
ルピーを取られた。こんなものまで初代をオマージュするな。
- そもそも生きた低木をドアにするな。人んちの低木を燃やすな。セルフ反論に負けたところで民家を発見。
「サンタさん 大カンゲイ!!」
と看板に書いてある。どういうこっちゃ。いま夏だよ。
- というわけで季節を冬に変更。家の隣に雪が積もって煙突に入れるようになった。はーいサンタさんですよ。服は緑だけど。
「!!! あー ビックリした!」「いきなり冬になったと思ったら こんどは エントツから人がおちてくるし…」「あなた どう見ても サンタさんじゃないわよね」
端的に事実のみを列挙されてしまった。家主のお姉さんを驚かせた罰としてスコップでの雪かきを命じられる。スコップは持っていっていいそうです。やったあ。
- 冬になると起こる変化のひとつとして、あちこちに雪の塊が出現するというのもあったのだった。これまでは障害物だったがスコップがあれば退かせる。草が剣で刈れるのと同じような要領ですな。
- しばしウロウロし続けていると季節は夏に。変な形の木を発見。これまた変な形の実がなっている。調べてみるとハテナの実なるものだった。言われてみれば木の形も『?』に似ているな。
- そして木の隣には『夢をみる島』でゲームの指示厨役をしていたフクロウそっくりの像が設置してある。そういえばホロン村の子供がフクロウの何かがどうとか言っていた気がする。要するにこの像にハテナの実を使うとヒントが聞けるということだったのね。
karayage