レンヌの町
- アイテムを何も持っていないと思ったが剣だけは一応持っていた。といってもレベル1のウッドソードだけども。装備しないと使えないので装備しておく。
- まずはインパおばちゃんに言われた通りレンヌの町へ向かう。
「ここは レンヌのまちじゃよ」
2001年のゲームにもいる、地名言うだけのキャラ。
- お店の店主が謎のエセ中国人風なのは『大地の章』と同じ。ただしメンバーズカードまわりのシステムは違う予感がする。そもそも店の裏には入れないようになっている。見えてはいるのだが。
- 村はずれでアチチの実の木を発見。袋がないのでまだ取れない。現状観賞用。
- レンヌの町には川が流れている。今のリンクは泳げないので水に落ちるとアウト。ちょっとした池などもあって中央には人魚像が置かれている。『夢をみる島』で見たのとは別デザイン。まわりに石が浮いてる?のが少し気になる。
- ちなみに川の向こう側には塔がある。あるにはあるが石材が入り口の前にあって中には入れない。ちょっと異様な雰囲気もある。
「おひさしぶり~❤️ カーノの ゆびわかんていや よ」
あっ出たな。ホロドラムからリンクを追ってきたのかは分からんが指輪は『時空の章』にもあるので普通にお世話になります。店の看板の色が赤から青になっただけで他の仕様は全部同じです。ちなみに指輪も前章から引き継ぎ可能だが合言葉は指輪専用でメインのセーブデータのとは別扱いみたい。データ量の都合だろうな。
- なお指輪の小箱も持ってない扱いになっているのでカーノからひとつもらいました。でも指輪って正直あんまり積極的には使ってないのよね。種類が結構多いんだけど使い所がね…。ちなみにウーラの人や魔物に変身する指輪みたいな変わり種もあるよ。
「このどうくつの おくには マカの木さまが いらっしゃるんだ」
ずいぶん立派な門があるなと思ったがその隣にある洞窟のほうがマカの道らしい。じゃあこの門は何なんだ。
「ひさしぶり、リンク! ボクのこと おぼえている?」
あら~よしおちゃん大きくなたわね~~。思わず親戚のおばちゃんムーブをかましてしまうほど成長している。最初に会ってから何ヶ月も経ってませんよね? 本当に怖い。
- 最近になって人が突然消えたり石になったりする現象が起きているという噂を聞く。闇の司祭ベランが引き起こしている異変に町の人々も気付き始めているようだ。それはそれとして町長のプレンと話す。ここは古い町で数百年の歴史がある。ただし昔は町ではなくレンヌ村と呼ばれていた。へぇ。
「アタクシは ママム・ヤン まちのトップブリーダー ザーマス」「ウチのワンちゃんは そこらの いぬっコロとは カワイサが ちがうザマス! カワイサが!」
GBゼルダは1作に1人はザマスのマダムを出す決まりでもあるんですか?! なお『ママム』は原文ママ。誤字ではない。
- ママムのワンちゃんは大の恥ずかしがり屋だそうです。かわいいね。他にはものしりバードの館や漫才の練習をしている2人組、孫が石化してしまったおばあさんの様子などを確認。文字数節約のため事実を端的に列挙してみたが脈絡がなさすぎる。なんだ漫才って。
ラブレンヌのマカの木
- レンヌの町の見回りがおおむね済んだのでマカの道に行ってみる。なお2つある洞窟の入り口のうち片方は勇者の洞窟だったので調べずにすぐ出た。剣は既に持っているのにチュートリアルダンジョンにわざわざ入ることもあるまいと思ったがそういうことではなかったらしい。どういうことかは実際プレイして確かめてみてください。
「はじめまして よくきてくれたわ 勇者さま わたしがここラブレンヌの まもりがみ マカの木です」
こっちのマカの木は女子風だった。睫毛あるよ、マツゲ。木なのに。赤いお花をつけているのがキュートだがよく考えると人間の身長よりデカい花である。迫力満点。
- 闇の司祭ベランは昔の世界から時の流れを操り嘆きの力で世界を覆い尽くそうとしている。今回はそっちですか。一刻も早くベランを倒さねばならない。
- そのためにとても大切なことがある、とマカの木が言いかけたところでなぜかその体がゲーミングカラーに光り始めた。これは…まずいのでは?
「なに? カラダが へん! どうしちゃったの きえちゃう」「もしかして むかしの世界で… キャー!」
……本当に消えちゃったよ!! 文字通り根こそぎ消えてしまった。何があった。伐採でもされたのか。
- 急展開。『大地の章』のゴルゴンさまの妙に気が長い計画と比べるとベランの悪行はなかなか直接的だ。よく考えたら巫女をひとり封印するだけで四季がなくなり世界(地域?)全体に悪影響が出たホロドラムと比べてこちらはベランが直接動かない限りなにも起きないからやることが多くて大変だろうな。
- 同情してどうする。マカの木がいた右側に行ってみると先程ベラン(が乗っ取ったネールの体)が消えた場所に出た。いつのまにか来ていたラルフと話す。
「なんてこった! マカの木さままで…」「これも ベランってヤツのしわざなのか!」
多分そう。部分的にそう。ところでベランが時を超えるのに使っていた魔法陣のようなものは時の穴というらしい。ラルフは今まさにその隣に立っている。ここからベランを追えばネールとマカの木を救えるはず。
- 止める間もなくラルフは時の穴に飛び込んでいった。青春だなァ。もちろんリンクも後に続く。すると画面がセピア風の感じの色に。そして画面左上には『昔』との表示が出た。『大地の章』で四季それぞれのアイコンが出てきたアレと同じ要領である。つまりそういう感じの意味だろう。
昔のレンヌ村
「うわっ! また出た!」「さっきの ミョウちくりんなボウシの コといい キミといい ヘンな カッコして いきなり あらわれて…」「ネールとかいう女が きてから アチコチで おかしなことが おこるよ」
すぐ横にいたお兄さんからいきなり色々言われる。彼からすればいきなり色々なことが起こったのだから文句も言いたくなるだろうが。ラルフの帽子が少々変わっているのも確かだ。公式イラスト参照(二度目)。
- 言うだけ言ってハシゴを降りて去るお兄さん。説明役ありがとう。さて何をすればいいのか。ハシゴ下の看板を読むと『↓ レンヌ村』とある。ということは少なくとも数百年は前の時代ということか、ここは。
- 下画面に進むとボール投げをしている父子とそれを見守るタラコ唇の不審者がいた。レンヌ村はアンビ女王なる人の塔を建てるのに忙しいらしい。塔ねえ。
- 村に入る。なんだか全体的に工事中な雰囲気。掘り起こされたような土の塊があちこちにある。マカの木はこの時代にもいるらしいが最近は魔物が住み着き始めてしまったという。
「ここは レンヌ村だよ! ふ ふわぁ~ おっとしつれい! ここスウジツ よるがこなくって」
どういうこと!? マジなの?なんかの比喩?
- 村の中が土砂まみれなのは塔の工事の影響らしい。ツルハシやスコップで掘らないと移動もままならないと愚痴る作業員。わざわざ文字が強調してあるのでそのうち手に入るのだろう、スコップが。
「女王さまって すこしまえまでは とっても イイ人だったのよ」
過去形。今は違うというわけね。絶対あいつが絡んでいるな。女王様についての詳しい話は長老に聞けとのこと。
- 池の人魚像はこの時代からあるようだ。でも浮いてる石の形が違うな。現代は角ばってるけど昔は丸っこい。
「アンビ女王には こいびとがいたの でも その人は海の男で あるひ 海に出て それっきり かえってこなかったの」
なんと。それはあのホネ海賊船長のことでは。ついでにアンビ女王が彼氏にドラを贈るセンスの持ち主ということも判明してしまった。それは別にいいだろ。それにしても王女と海賊がどこで出会ったんでしょうね。姫と配管工のカップルより謎。
- そもそもあのヒゲと姫はカップルなのか? そうでもない気がする。冷静に考えると微妙な関係である。話を戻すとアンビ女王が塔を建てているのは遭難した恋人が無事に帰ってこられる目印にするためだったそうな。
「それが「アンビの塔」なの いい おハナシだったんだけどね」
また過去形。
- というかホネ海賊、こんなに大昔の人だったってことなら普通に死んでホネになってたんだな。ゼルダシリーズには雑魚敵にもホネがいるから紛らわしいよ。でもよく考えたらその場合だと女王が魔物と恋仲だったことに……何か問題でも?
- 今時は魔王と勇者のカップルもいるんだから女王と海賊もしくは女王と魔物くらい普通ですよ普通。そんなことよりこっちの時代は昔だけあって簡素な雰囲気の建物が多い。ある民家に入ってみたらやたら暗かった。なんだこれ。住人の子供に話しかけてみる。
「ああ… くらやみだけが ボクの心を なぐさめてくれる」「タマシイのおくそこから 世界を わらいとばすことは 見はてぬ ユメなのか…」
厨二病だ!! どう見ても中2にも届かぬ年齢にしか見えないが早熟なのかもしれない。今のよしおより幼い。よしおと比べるな。どうでもいいけど『早熟な厨二病』って表現として矛盾してる気がするな。『黄金の鉄の塊』みたいな。違うか。
- ほかの家も調べる。
「なんでもいいから カ カ カ カミくれ!」
ギャーーッ。妙に狭い家があると思ったら床の穴から手だけ出てきた。完全に妖怪。見なかったことにしよう。
karayage