妖精(自称)
- そういえば昔の時代の海辺でノーチェックの場所があった。横に長い家に入ってみる。
「ムム! そ、それは! そのシバールロープがあれば ボクのかんがえたイカダを かんせいさせられるよ!」
…何かちょっとイベントを飛ばした気がする。まあいいや。
- ロープをゆずってくれと頼む若者。いいよ。お礼にイカダが完成したら真っ先に乗せてもらえることになった。
「ただし 海へ出たいのなら もくてきちまでの 海図がないとね」
意外な文字が漢字になっているな。表示できる文字数制限の都合か。
「海図なしで 海へ出るなんて ソウナンしにいくようなものだよ」
そうなんですよね。海図が見つかるまではイカダはお預け。
- 村方面に戻ろうとしたところでラルフ登場。
「あいかわらず チンタラチンタラ なにやってるんだ!?」
だから君はどこで何をしてきたんだね。今はミカヅキ島の海図が要るのよ。という話をしたら秘密の島への行き方がわかる海図を持っている変なオヤジがいると教えてくれた。そしてせわしなく去っていった。ことわりの事とか知ってるのかなあ、ラルフ。
- 変なオヤジとやらはどこにいるのか。途中で合言葉イベントのため現代に戻る。ヨール墓地前に来たところでなんとリッキーと再会。急すぎる。しかし例のグローブをなくしたとかでテンション低め。海岸にある木の近くに落としたというので取りに行く。
- 土に埋まっていたリッキーグローブを渡すとリッキーは一瞬で復活。しかしやはり指定の場所以外には行けない感じ。今回の目的地はチンクルがいた岩場のようだ。
- リッキーの崖ジャンプで岩場の上へ。風船を割ってチンクルを叩き落とした。
「ムムッ! そのみどりのふく…さては オヌシ、もりのようせいさんに あこがれているな!」
また変なやつが増えた。
- 彼は自称妖精さん。35歳独身。かなり迫力がある設定。
「オヌシ、ようせいさんのトモダチが ほしいのなら チンクルがなってあげようか?」
はいと答えねばならない雰囲気なのではいと答える。トモダチの印としてチンクルの宝物であるミカヅキじまの海図をもらった。なんかこう、純粋な人を騙しているようでアレですわね、この手のイベント。なにかが痛むぜ。心とか。胃とか。
「チンクル~ チンクル~ クルリンパッ!」「…コレはチンクルがかんがえた まほうのじゅもん まねするなよ!」
はい。
怒りのミカヅキ島
- リッキーはここで退場。チンクルに引き気味のまま去っていった。世の中には色々な人がいるのだ。
- 遠い目のまま昔の時代に戻る。海図を手に入れてフラグが立ったのでイカダが完成していた。フラグとか言うな。イカダ青年の家の外に出ると小さなイカダが港にセット済み。正直言ってかなり心もとない感じがする。これ本当に大丈夫なんですか?
- とはいえ他に海に出る方法はないのでありがたく使わせてもらう。しかしこの海、なんともいえない地形をしている。海だから正確には『地形』じゃないけど。イカダでは通れない渦で囲まれた場所があって行ける場所がかなり限られている。見た目的にもゴチャついてる感がすごい。
- まず発見したのは大きな本の彫刻が乗っかっている謎の建物。T字の鍵穴がそばにあるので確実に重要施設。ただし陸地に上がれるところがないので今のところ見るだけ。
- 海の渦に落ちないよう慎重に進む。とりあえず行けるほうに進んでいくとマップ右下方面に島のようなものが見えてきた。
- だが島のほうに行こうとしたところで空がにわかに暗くなる。雷鳴が響き渡り、海上に風が吹き荒れ始めた。BGMが悪い奴が悪いことをしている時の曲なのでこれが本物の嵐なのか何者かの妨害によるものなのか分からん。リンクが乗るイカダも風に振り回されるように流されていく。なんだかおサルまで飛んできてないか。
- 強風はなおも続く。リンクはイカダの上で耐え忍んでいたが突如その頭上に雷が。視界が真っ白になり、気がつくとリンクはどこかの島の海岸にいた。その周りを緑色のトカゲ人間が取り囲んでいる。そしてリンクが持っていた装備アイテムを根こそぎ持って去っていった。ど、ドロボーーーー!!!
- 慌ててアイテム画面を確認。本当になにも無くなってる!!! 剣も盾もなにもない。ルピーが残っているのが逆に不思議。大事なもの扱いのアイテムと指輪だけは無事。『ことわり』もある。
- それがどうした。どうしてくれる。ゼルダ姫がくれた盾まで無い。絶対に許さんぞ。
「ここは ミカヅキじま トカ」「オマイ 見かけないトカゲ トカね みみが あるから みみトカゲ?」
ちょっとカワイイ台詞を言ったところで許さんぞ。
- 剣も持ってないのに敵は普通に出てくる。許さんぞ。とにかく奴らを探して根絶やしにするしかない。
「トカ~~~~!!」「しつこいトカ!」「オ、オリはなにも 知っているトカ 知らないトカ……トカ?」「つ、つまり むじつトカ! スコップのもちぬしがどうなったかなんて知らないトカ!」
…トカゲ人間を見つけた途端に言い訳して逃げていった。今のところ許す理由がまったく無い。
怒りのアイテム回収
- 島のあちこちにリンクのアイテムを持っているトカゲがいる。どうやらバラバラに取り返す必要がありそうだ。許さんぞ。海岸沿いに歩いていったところで見知った顔を発見。ウーラのアイドル・ウララちゃんじゃないですか。どうしてこんなところに。というかここ昔の時代ですよ。
「おひさしぶりでしゅ わたしのこと おぼえていましゅか?」
おぼえてましゅよ。昔のそっくりさんの可能性もあるかと思ったが本人だった。あの万能カギも持っている。
「…………ウララでしゅよ! デートしてあげたのに わすれたでしゅか!」
プレイヤーは覚えていたがリンクが覚えていなかった!! なんてヤツだ。新しい婚約者に乗り換えたのか。見損なったぞ。冗談はさておきスコップはウララちゃんがトカゲ野郎から取り返してくれたようだ。ありがとう。
「このスコップは やっぱり あなたのモノだったでしゅか? シッカリともっていないと 海へながしでもしたらタイヘンでしゅよ」
ウララちゃん、良い子。推します。まずはスコップが手元に戻った。ちなみに今回の旅のテーマは『オトナの女の一人旅』だそうです。お、おう。
「い、いいトコロにきてくれたトカ いま ちょうど かえしにいこうと おもっていたトカ いなかったトカ いや そうじゃなくて ちゃんとおもっていたトカ ハイ かえすトカ」
剣を取り返した。リンクは勇者なので直後にこいつを剣のサビにはしなかった。ウッドソードだしな、これ…
- 引き続きアイテム捜索。盗られた盾とは違うと思うが盾を売っているデクナッツを発見。どうするかなあ。盾が戻ってこなかったら考える。
- 盗人ではないトカゲと話す。島の真ん中にはトカゲ人間たちの精霊様がいるとかなんとか。
「いっぱい たいようがのぼると 海がつながって アソコまで いけるトカ いけないトカ」
はあ。
「ヘンなカベには ツタのタネトカ! コレ オリたちのジョーシキトカ」「いいコトがおこる おまじないトカ」
はあ。どうもテンションが上がらない。
- 別のトカゲ情報。昔はこのへんにイテテの木が生えていた。苗木があれば木は生えるが何年かかるか分からない。はあ。
- 島の右上の家に入る。ロック鳥の羽とパワーブレスレットが並べてあった。
「ほしいモノあるなら こうかんするトカ」
転売屋みたいな真似しやがって。羽はハテナの実10個、ブレスレットはイテテの実10個で交換。もしくはスコップ。
- リンクは勇者なので力で取り返す真似はしなかった。とりあえずスコップとパワーブレスレットを交換で手を打つ。アイテムは再交換できるが毎回転売屋に来て交換し直す必要がある。ああめんどくさい。
- コッコ小屋の裏手に回って爆弾を回収。その爆弾で崖のヒビ割れを壊す。中にはオレンジ色のトカゲ人間がいた。
「ようこそ、けんぜんなトカゲのゆうぎじょう ながしトカゲやへ!」
う、うさんくさい。しかし賞品がイテテの苗木となるとやらないわけにはいかん。
- 流しトカゲとは左右の通路を歩いてくるトカゲにマンガ肉を渡すというわけのわからんミニゲームだった。1匹でも渡せなかったら失敗。1回10ルピー。なんともいえない内容だが一発で成功。島の高台のほうに苗木の苗床という場所があったので埋めておいた。
- 次は水かき、続いて木の実袋を回収。文章にするとあっという間だが実際のプレイでは違う。ああめんどくさい。木の実袋にはハテナの実が入っているのでこれでロック鳥の羽を買い戻す。その次はやっと時の竪琴。これが無かったらラブレンヌの歴史はここで終わりだよ。
- 一旦現代に戻って元の時代の島を探索。こちらの流しトカゲ屋は歴史資料館になっていた。通路のトカゲも蝋人形。知らんがな。
「むかし セイレイさまのクチをあけたのは シッポのないトカゲ トカいうハナシが あるトカ」
そうすか。この島にはトリっぽい顔がついたツナ缶みたいな形の謎の像があるのよね。あれのことなんだろうか。
- みんなの晩飯を作らねばならないが風邪による鼻詰まりで味が分からなくて困っているトカゲ人間がいた。妙にシチュエーションが具体的。開発者の実体験か? ずっと持っていたニオイぶくろをあげるか選択肢が出た。無論差し上げる。
「ン? ソレ なにトカ??」
ぱかっ
…ツ~ン…
「ウッ…!!」
「うぉおおおぉぉおおぉおおーー!!」「きたトカあぁぁあぁあああーー!!」「ギャアアアアアアァァァーーー!!」「ボエエエェェエェエエェェーー!!」
- ……大変なことになってしまったが鼻詰まりは治ったようだ。いいのか悪いのか。こんな強烈なものを持ち歩いていたリンクの身が心配だ。袋本体の防臭性能が凄すぎる。中身より袋のほうが価値があるレベル。
- トカゲはニオイがクセになったようなので袋はそのまま進呈。代わりにデリシャスおにくをもらった。マンガ肉です。
「ハッ! ばんメシのオカズが なくなったトカ! ま いいかトカ」
結局晩飯抜きじゃないですか!!
karayage