ミノムの実
「われちゃった ミノムの実は ダンナに あずけてあるんだけど」
意外にも人妻だった、ツインテ女子。ふくげんのカベの上に住んでいるリペアなる仙人ならこの状況をどうにか出来るかもとの話。仙人って。- この建物は地下階もある。降りてみると細身のヒゲの男が左右にフラフラ揺れていた。
またヘンなのが出た。痩せているのを気にしていて体を鍛えたいらしいが鉄アレイをひとつしか持っていないので左右同時に鍛えられなくて困っていた。 「右と左を かわるがわる きたえる なんてコト…ボクのポリシーが ぜったい させないんだよね…」
勝手にしなさいよ。と思ったけど鉄アレイを1個持っているのだった。あげますよ。「ボク やせているからさ…なにも おれい できないんだけど」
と言って男は自分のヒゲを引っ剥がした。げひんヒゲをもらった。このイベント、何?- 男はモテモテになるべく体を鍛え始めた。その前に村が滅ぶわ。さてミノムの実を受け取りにツインテ女子のダンナに会いに行く。左上の家には弟が住んでいて右上の家に住むのがダンナだった。本当はこの人が仙人のところへ行くはずだったが弟が怪我で外出できなくなりダンナも左右対称の掟を守るため外に出られなくなっていた。兄弟は常に左右対称に行動しないといけないのか。この村の掟、脆弱性がありすぎる。
- だがそんな理不尽な掟も部外者のリンクなら無視できるということでミノムの実を託してもらった。真っ二つになった赤ピーマンに酷似。
- しかしここでミノムの実とは別の問題が。元の時代に戻れないんですよ今。どこにも時の穴がない。どうしろと?
トッキーの『ながれのしらべ』
- とりあえず村の外に出てみる。ゾーラがいたり青い騎士風の雑魚がいたり。印象としては現代とあまり変わらないがゾーラがいる水場になにやら怪しい感じの場所が。潜ってみたら音楽家風の髪型(カツラ)をしたヒゲの男がいる部屋に出た。本棚がいっぱいある。
「ワシは 時のけんきゅうか トッキーじゃ」
研究家にしてはキャッチーなお名前。時を進めることができる『しらべ』を長年研究しているらしい。それはまたピンポイントな。しかし解明の一歩前で頓挫中。「「やまびこをうけ ながれはゆく」とは なんのコトじゃろう?」
なんじゃろうなあ。- 外に出て山の左方面に進む。あっ、時の穴発見! と一瞬喜んだが現代では袋小路な場所になっていた。そんなー。数マス離れたところに別の時の穴があったのでそのまま昔に戻る。
- というところでラルフがダッシュでやってきた。この山に隠れ住んで『しらべ』を研究しているじいさんに会いに来た……さっき会ったよ。
- となるとやはりトッキーになんとかしてもらうしかないのだろうか。とりあえずトッキー(名前が気に入ったので連呼)の前で『やまびこのしらべ』を演奏してみると何やら思いついた様子。
「そのメロディこそが ワシのケンキュウにたりなかったのじゃ!」「これでワシにのこされていたナゾが とけるぞい!」
ぞい。 - さっそく作曲に入る、と言ったトッキーはいきなり長机の上に立って踊り始めた。突然の奇行。だが『しらべ』は完成したようだ。時を流れていくことができる『ながれのしらべ』だそうです。
「この「しらべ」を かなでれば そのばで もとのじだいに もどることができるのじゃ」
なんと。時の穴は経由しなくていいのか。というか素で『もとのじだい』と言っているがリンクが未来から来たと理解しての発言なのかどうかが分からん。追求するものでもないが。- ともかくこれで進めるようになった。『ながれのしらべ』の使用感は『神々のトライフォース』のマジカルミラーと似たような感じ。時代を転移したあとにキラキラが残って、そこに重なると昔に戻れるのも同じ。地形に埋まった場合は即座に昔の時代に戻るのも同じ。やりたかったのかな、この仕掛けが。カプコンの人。
- 先程行き詰まった袋小路もこれで超えられる。山道を進んでいくと段差と段差の間の岩の下に時の穴を発見。ここから過去に戻ると現代にはなかった洞窟があった。
- その洞窟を経由して更に山の上のほうへ。外に出ると幅1マスの細い滝があった。近くに赤い岩がある。色々試してみたところ、赤い岩を置く位置で滝が流れる方向を左右どちらかに切り替えられると判明。これによって現代側の水場の水量が切り替わって泳げるようになったり水の底から何かが出てきたりする。爆弾を持てる量を増やしてくれる妖精とか。
復元の壁
- そんなこんなでようやく復元の壁の下まで着いた。長かった。こんなに時間がかかって今ごろ滅んでるんじゃないか、シメトリ村。
- まあいいや。崖にはツタがビッシリ生えていて登れるようになっているが上からゴロゴロ大岩が落ちてきて大変あぶない。オンライン版の巻き戻し機能があるのであまり怖くないが。
- 壁を登りきった。上にある洞窟が仙人がいるとかいう場所か。なんでこんなところに住んでるんだよ、という疑問を「仙人だから」の一言で心のなかに飲み込んだ。
「ここに 人がたずねてきたのは ひさしぶりじゃのう」「ワシは ふくげん仙人リペアじゃ ワシに なにか ようかな?」
仙人というだけあってこざっぱりとした部屋に住んでいる。- 早速ミノムの実について話すリンク。『復元の儀式』を行えば直せないこともない、と仙人。それは助かるが
「…ちょうせんしてみるかの?」
ってどういう意味ですか? - はい・いいえの選択肢が出るがもちろん「はい」と答える。
「いいじゃろう ついてくるがよい ムフフ…」
ムフフ??? - 猛烈に嫌な予感がしてきた。階段を降りていく仙人。ついて行ってみるとやたら広い空間に出た。なぜか外周にトロッコの線路がある。
「リペアワールド トロッコでボン へ ようこそじゃ!」
何言ってんの?「"ぎしき"に ちょうせんするか?」
儀式って何???- 何もわからないが「はい」以外の回答は許されていないリンクだ。仙人から儀式の説明を聞く。
- 復元の儀式を執り行う間、ミノムの実はトロッコ線路の終点に設置する
- 仙人が『復元の祈り』を捧げている間、リンクは部屋にあらわれる魔物をすべて床の穴に落とす
- 儀式が始まるとトロッコが動き出す。床のスイッチを踏んでいる間は線路がループ側に切り替わるが切り替えに失敗した場合は終点のミノムの実にトロッコが接触して、ボン!
「どうじゃ? このたのしい…イヤイヤ きびしい"ぎしき"に ちょうせんするかの?」
イカれてんのかこのジジイ。- なにが
「"ふくげん"には ギリギリの キンチョーかんが ひつようじゃ」
だ。村の危機だぞ。どう考えてもデスゲーム主催者と同じ種類の生き物の仙人にシメトリ村の命運が委ねられてしまった。おかしいだろこの展開。 - だがどんなに疑問でもやらねばならぬのが勇者の悲しいところ。どうにかしました。
「うむ ウムムム…"ぎしき"は せいこうじゃ!」「おぬし なかなかやるのー ワシの このワナ…イヤイヤ きびしいぎしきを クリアするとは」
いまワナって言った?言ったよね? - やばい、ゴルゴン様やベランやツインローバを上回る邪悪と出会ってしまったかもしれん。こいつをこのまま野放しにしていいのか。葛藤しながらも修復が無事に終わったミノムの実をじじいから受け取った。かなり赤ピーマン。さっさとシメトリ村に持って帰りましょう。
- シメトリ村はまだあった。リンクの手で赤ピーマンを台座に戻す。なにやら神秘のパワー的な何かが働いて村はどうにかなったらしい。なんと難儀な掟なのか。邪神でも封印してるんじゃないのか。
- とはいえ火山が暴れまわっている様子はすぐには元には戻らない感じ。
「じつは この火山には ヒミツのどうくつが あったんだ コレ ヒミツだよ」
あ、そういうことね。 - 現代のシメトリ村に戻る。すると村内は青いお花が咲き乱れ噴水が湧き出る素敵な空間にビフォーアフターしていた。噴水は元々あったけど最初に来た時は水が真っ赤で逆に終末感があったのだ。
- どうやらリンクがミノムの実を戻したことで村は壊滅の危機から救われて現代まで存続したことになったらしい。色々タイムパラドックスが起きそうな感じだが大丈夫なのか。というか実がまた壊れる事態にはならなかったのか、途中で。気になることだらけだがそもそもこの村自体が全部おかしいのでツッコんでもキリがないのだった。
- まあいいじゃないですか、村が平和になったんだから。死んだ目。もちろん民家にも人が住んでいる。だが兄と弟がそれぞれ住む家では片方が子供になり年齢差が生じる異変が置きていた。
- やばい、また噴火が起きるかもしれん。元は火山だった小山からは今は水が吹き出ている。滝の間にある洞窟にも入れるようになっていた。さっさと入っておこう。
どくろダンジョン
- 元火山の中はLV.4 どくろダンジョンであった。ここまでやってやっと4つ目のダンジョンなのか…。『時空の章』はダンジョン間のイベントが『大地』より多い気がする。気のせいかもしれんが。
- 攻略開始。玄関ホールは普通だったが奥の部屋では早速溶岩がゴボゴボ言っていた。溶岩池の通路はジャンプで飛び越えられるが落ちたら面倒なやつだ。
- 今回は道中が長かったのでダンジョンの説明は飛ばし気味に。色つきサイコロ、トロッコの仕掛けを超えた先には溶岩滝とヒモを引っ張るスイッチの仕掛けが登場。引っ張ると滝が止まって道が冷え固まって通れるようになります。以上。ジャンプで飛び越えると色が変わる床タイルの仕掛けも少々パズル感が増してきた。
「このサイキョウの剣と このサイキョウのたてで キサマをたおす!!」
そんな勇ましい口上と共に登場したのは大きな赤い盾で全身を隠した鎧の騎士。中ボスです。名前はムジューン。急に気が抜ける。- ムジューンの剣は宙を飛び回りながらリンクに攻撃してくる。ムジューン本体は盾で守られているので攻撃は効かないがムジューン自身の剣はムジューンの盾に効くのだった。まさしく矛盾。何度か剣を当ててやると盾が崩壊。ついでに剣もなくなった。
- こうなるともう体当たりしかしてこなくなるのでたたっ斬れば勝ちです。その先の一筆書きパズルをクリアすると新アイテムのいれかえフックが手に入る。フックショットと操作感は似ているがこれはフックでつかんだものとリンクの場所を入れ替えるアイテム。
- ダンジョンの中に◆型の謎の正八面体があるなと思ったらフック用のオブジェクトだったようだ。単に移動に使うだけでなく「オブジェクトの位置を変えながら進む」というパズル的な要素もある。面白いけどちょっと大変だ。壺は入れ替えられるが一度やると壊れてしまう、みたいな要素もあったり。
- とにかく進む。また一筆書きパズルが出てきた。深くは言えんがあまり連発しないでいただきたい。さて今回のボスは一つ目に翼が生えたパタラ。すごく久々の初代ゼルダから出演のボスだ。そういえば『大地の章』で出てなかったな。
- というかパタラってボス枠だっけ? 違う気がする。ボスはボスでも中ボス枠かな。そのへんはどっちでもいいです。今回のパタラは周囲に小さいパタラを4対展開して身を守っているが入れ替えフックを当てるとしばらくの間ひるみ状態になる。そこを攻撃すれば勝ち。
- さっくり終わった。奥の部屋で新たな時空のことわり『ほのおのきおく』を入手。炎型です。説明もさっくり。
ほのおのきおくは しゃくねつの心
そのゆらめきに てらされるとき
勇者のあつき心がよみがえる
「わたしもだんだん いろいろと おもいだしてきたよ~」
いつになく軽いノリのマカの木タイム。ネールの家の北の山に何かあるとのこと。ヒントまでさっくり。