ゴロゴロ山
- まずはレンヌの町に帰還。漫才の小道具を欲しがっていた男にげひんヒゲを渡す。
「おおきに にーさん! おれいに ワテの とっておき 大ウケまちがいなしのネタ! おしえたりまっせ!」
やはりハイラルのどこかに関西地方があるに違いない。リンクは🎀大ウケするネタをおぼえた。ついにモノじゃなくなったぞ、わらしべ。
- このあと合言葉イベントをこなした結果、ホロドラムのリンクの剣がマスターソード、ラブレンヌのリンクの剣がホワイトソードになった。どういうイベントかは君自身の目で確かめよう。
- よしおの家にも寄る。リンクのような勇者になりたいとかで頑張っているようだ。いいのか悪いのか。
「そこで 1つアドバイスを…」「つよくなるには どうしたらいいのでしょうか?」
急に深いことを聞いてくるな。選択肢は『毎日の鍛錬』『持って生まれた才能』『人を愛する心』の3択。何も考えず『愛』を選択。どうなるやら。
- 用は済んだのでネールの家に寄ったあと北方面に向かう。
『← ゴロゴロ山 ↓ レンヌのまち』
という看板がある。しかしその先は行き止まり。リッキーで飛び乗れそうな段差はあるが横向きのためか登れなかった。
- こういう時は時代を変えてみるのだ。昔の時代から元の道に行ってみると入れ替えフックで移動できる穴とオブジェクトがあった。段差は消えているのでこのまま進める。
- そのまま左に進むと崖下に洞窟を発見。中には案の定ゴロン族が住んでいた。相変わらずのんきそうな顔をしている。
- しかしここでは大変な事件が起きていた。ゴロン族の長老が岩の下敷きになっていた。岩というかもう岩壁と言うべき規模のものが洞窟の奥を塞いでいる。
- 大岩の前では2人のゴロン族が一生懸命岩を砕こうとしていた。素手で。
「いそがないと ちょうろうさまが 死んでしまうゴロ!」
ゴロン族がそんなに簡単に死ぬかしら。伝説のバクダン花があればすぐに岩を壊せるのだが。またですか。
- バクダン花といえばウーラ世界だが今回は出てくるんですかね。出ない気がする。ウララちゃんは出てきたけどマップとしては存在しないのではないか。メタな話だが『大地』のホロドラム←→ウーラが『時空』における今←→昔だと思うので。
おはよう厨二少年
- 花、花なぁ。分からんのでとりあえず周囲を探索。フックで移動できるところが何箇所かあったのでその通りに進んでみたところ海辺のほうに出た。そのまま進んでいくと洞窟の入り口を発見。中にはよくわからない生き物が住んでいた。杖を持っていてヒゲが生えているのでおそらく老人であることしか分からない。なにこれ?
「海のニオイが こいしいのう…海のおとも こいしいのう…」「ワシャこれでも わかいころは ゾーラ いちのミュージシャンだったんじゃ」
なんと、今回はゾーラ族も出演か。ゼルダシリーズの中でも立ち位置およびキャラクターデザインが一定でないことで知られる種族である。『リンクの冒険』では完全に魔物通り越して動物になっていて衝撃を受けました。魚を狙って人里にやって来て漁師とかに追っ払われてそうな姿がありありと想像できる感じの。
- とりあえずレンヌ村に戻る。
👵「くるひも くるひも アイサツは 「おはよう」じゃよ…」
👧「あまり 女王さまの 悪口をいうと ロウヤに 入れられちゃうの」
悪化しているなあ。どうせ塔は完成してしまうのだろうがその時この村はどうなるのやら。
- 真っ暗な部屋に住む厨二病の少年に会いに行く。相変わらず厨二である。
「ようこそ…なやみ もだえる くらやみへ」「ボクは いま とても おちこんでいるんだ…すべてを わすれるように わらえれば どれほどシアワセか はぁ…………」
- ここで
『🎀大ウケするネタを 見せる?』
の選択肢。まあ見せてやろうじゃないの。どんなネタか知らんが。『はい』を押すとリンク自身による体を張ったネタが始まった。ネタというかダンス。ウーラダンスの時の素材などが活用されているが、なにが面白いんすかこれ。
- 当然ながら厨二少年のリアクションも激寒な評価。実際
「さむい…」「こごえそうだ…」
とか言ってるし。正直同感。しかし少年は「キミ ありがとう…キミのおかげで すきなだけ おちこむことが できそうだ…」
とまんざらでもなさげ。よかったね。
- お礼として本棚から好きな本を持っていってよいと言われる。なんだろう。太宰とか?ニーチェとか? わたしがリアル中2の時は宮沢賢治が好きでした。一方リンクが手に取ったのはおセンチえほんであった。
『かなしい かなしい おはなしだ』
というだけあって表紙の絵も涙の雫。
「ああ キミ…もういいよ…むかし見た ことりのように どこへでも いってくれたまえ」
詩的なやつ。さては文学少年だな。頑張れよ。
暗黒の暗黒の塔
- 暗黒の塔も見に行く。
「うう…ねむい…」「ねむらずに ずっとはたらきっぱなしさ でも あとすこしでかんせいだ」
よく生きてるな。ゲームはまだ中盤といったところだと思うがいつダンジョン化するのやら。
「ここから さきは キケンだ どこから ともなく まものが出てきて すみついているんだ」
もうダンジョン化していた。ダメじゃねえか。そのうえ上に行こうとしても途中で迷ってしまうという。ダメじゃねえか。
- 実際行って確かめてみると、いるわいるわ。魔物が。なぜか1種類が数体ずつ出てくる。まずはヘビやスライムから始まって奥に上に進むごとに強くなっていく。なんか怖い顔の像もあちこちに置いてあるし。こんなもんまで作らされてたんじゃ時間かかるわ。
- 行けるところまで行ってみた。なにやら3つの入り口がある部屋までは来れたがどの入り口に入っても無意味。どうしようもなし。また後でだな。
- 地上に戻ってマカの木ちゃんと話す。ゴロン族の長老の話をしているのでやはりこっちのイベントを進めねばならないようだ。バクダン花のヒントは無し。うーん。
復活・ボスブリン
- そういえば現代のゴロゴロ山をまだ見ていなかった。というわけで来ました。入り口は同じだ。長老はどうなったのか知らんが岩壁は無くなっていて洞窟の奥にも進めるようになっていた。
- 現代ゴロン族を発見。ゴロゴロ山にヘンチクリンな建物が建ったという話をしている。
「ボスブリンとか いうヤツが たてたらしいゴロが とっても ジャマゴロ」
端的な感想がなぜかツボに入って笑ってしまった。ボスブリンってあのボスブリン?
「大むかしに ある少年が このゴロゴロ山に バクダン花を もってきたゴロ」「その少年のおかげで バクダン花は ゴロゴロ山のめいさんひんに なったゴロ」
有力情報。というか既にタイムパラドックスが起きているな。世界を救うためとはいえベランだけでなくリンクも時の力を利用して歴史の流れを乱している気がしてならない。シメトリ村が滅んだ原因を考えるとベランが乱した歴史を正している面もあるのだろうが。
- ゴロゴロ山の上まで来た。外にはモリブリンがウロウロしている。山頂にはゴロン族の胸像?が4つ置いてある場所が。謎。
- その下の洞窟にもゴロン族がいた。ボスブリンを退治に行きたいが走りが遅くてたどり着けないとの話。大昔にはこの上に足が早くなる木の実があってゴロン族でも速く走れたらしい。ほほう。
- どうやらボスブリンはバクダン花を目当てにここに来たようだ。そのおかげで現在のゴロン族はバクダン花を作れなくなったという。まあ分からんでもない展開ではある。
『↑ ボスブリンさまのきゅうでん』
こんな看板まであるし。行ってみると宮殿と呼ぶには相当ショボい石造りの建物があった。クッパの砦みたいに旗が立っている。入り口が2つでブタの鼻の形になっているのは芸術点が高い。
- 中にも入ってみたが1階の床が時間経過で抜けていくタイプのやつで階段にたどり着く前に下に落とされた。さっきのゴロン族が言っていたのはこれか。回り道をしないと階段まで行けない作りなのも腹立たしい。
- 今回は相当真面目にリンク対策をしてきたな、ボスブリンのやつ。仕方がないので近辺にあった時の穴から過去に向かう。そこからゴロン族の像のところに行くとサッサの実の木を発見。これがあれば床が抜ける床など怖くないぜ。
- と思いながら下画面に出るとメイプルと遭遇。ぶつかったら厨二少年からもらった絵本を落としてしまった。
「ハッ! その本!」「ししょうに とりあげられたハズの おセンチえほんじゃない!」「なんでアンタが コレもってんのよ アタシに よませなさいよね!」
相変わらずだなあ。
- おセンチ絵本を読ませた。
「ありがとー…グスン いいモノ よませてくれて…」
内容に感動したのか急に素直になるメイプル。お礼にまほうのオールをくれた。船をこぐ時に使うあのオールです。メイプルが初めて作った魔法の道具のようだ。そのまま泣きながら帰っていくメイプル。絵本は取られた。
- さっさと用事を済ませよう。現代に戻ってサッサの実でボスブリン宮殿の1階を突破。2階にはバクダン花がずらりと並んでいる。取りたいが取れないので更に階段を上がる。
- いましたよ、ボスブリンが。
「ああっ! キサマは あのときの ケチケチコゾウ!」「こんどは ホロドラムのときのようには いかないのだ」「ゴロンどもから まきあげた バクダン花をざいりょうに ひとつひとつ 手づくりで タンセイこめてつくった この バクダンを くらえ!」「いくぞ ヤローども!」
やっぱりこいつがこのゲームで一番好きかもしれん。苦労しながら自覚的に悪党をやっているのがどうにも憎めない。
- 筆者の好みの話はともかくボスブリン戦です。ボスブリンは爆弾を投げてきます。それは分かっているが今回は投げた爆弾をまた投げ返してくるので爆発のタイミングを考えて投げる必要があります。左右上から手下のモリブリンがみそボンのように爆弾を投げてくるのでそれにも気をつけよう。
- 勝った。宮殿は跡形もなく爆発した。
「クゥーーーーーッ こんなことって!! ワガハイって ミジメーーーッ」
マジごめん。立場が違えば友になることもあっただろう……
「どこのどなたか 知らないゴロが ボスブリンを たいじしてくれて ありがとうゴロ」
どこからともなくゴロゴロとゴロン族たちがやって来た。これまでバクダン花の栽培を散々邪魔されていて腹に据えかねていたようだ。面白キャラでも悪いやつには違いない。悪いことはやめよう。
- これでバクダン花の栽培を再開できる、ということでお礼としてバクダン花をひとつプレゼントされた。
「たしか大むかしにも ゴロンのちょうろうを たすけてくれた 少年が いたそうゴロ…!」「キミも そんな人に なるよう がんばるゴロ!」
頑張るよ。うん。
karayage