ゴロン・ネヴァー・ダイ
- ゴロン族たちが去ったところで唐突にマカの木タイム。いつのまにかゴロン族の言い伝えにリンクが出てきたことになっていて驚いている様子。それはそれとしてこの山の右のほうにT字型の鍵穴があるのが気になるよ。カギはまだない。
- 目的物は入手したので昔のゴロゴロ山へ。長老を助けようとしているゴロン族にバクダン花を譲る。さっそく岩壁の前に設置されるバクダン花。特に逃げないゴロン族2名。2名の真横で大爆発するバクダン花。巨大な岩壁は跡形もなく吹き飛び、跡地から長老が無事な姿で出てきた。ヒゲおよび髪型が特徴的。
「ゴロ? みなのしゅう どうしたゴロ?」「もしかして ワシのことを しんぱいしていたゴロか?」「ガッハッハッハッハ ワシは あれくらいのいわでは ビクともしないゴロよ! ガッハッハッハッハ」
なにも、なにも言うまい。- とはいえリンクのおかげで脱出できたのは確か。長老は北の山で見つけたキラキラしたカギをお礼にくれた。王かんのカギだって。
- リンクが持ってきたバクダン花はここでゴロン族に大切に育てられることになった。ついさっき大爆発してた気がするけど爆発したときに種でも飛び散ったんだろうか。もらった時のゴロン族のセリフは
「おれいに アンタにも ひとつ プレゼントするゴロ」
だったのでひとつしか持ってなかったのは確かです。
王冠のダンジョン
- よくわからんが深く考えないようにしよう。もらったカギを持って鍵穴のところに行く。開けてみると妙に装飾的な入り口が開いた。おおむね王冠型。
- というわけでLV.5 王かんの ダンジョン攻略開始。なんとなく広々とした印象のダンジョンだ。内装が。
- ここは赤青水晶スイッチが幅を利かせている感じの作りだった。階段やら宝箱やらの経路が赤青ブロックで塞がれている箇所が多い。床に引っ込んだブロックに乗りながらスイッチを押してブロックの上に乗る、みたいな技もノーヒントで要求してくる。
- 真っ暗な部屋に見えない足場がある系の部屋も出てきた。巻き戻し機能があるのでせっかくだからゴリ押しで宝箱まで行ってみた。中身は小さなカギ。普通。
- 内装が広々としているぶん仕掛けが少ないのが気になる。中ボス部屋にもあっさり着いてしまった。と思ったら『夢をみる島』にも出てきたかわいい中ボス・ジャッキーが再登場。やることがドッジボールなのは変わらないが今回は鉄球が運んでいる途中で消える謎ルールが追加。
- とはいえ謎ルール以外は同じなので普通に倒す。引き続き攻略。いつもダンジョン入り口に置いてある一つ目像の耳がない白目タイプのやつを発見。あれが耳かどうかは知らんが。豆鉄砲をうまく使って一度に全部の像に弾を当てると仕掛けが解ける。
- 次は石像を動かして床スイッチを踏ませる仕掛けが出てきたが像の数が足りずどうやっても解けない事態に。仕方ないので放置して先に進んだところでなんとソマリアのつえを発見した。『神々のトライフォース』にひっそり出てたやつ。なぜソマリアなのか全くわからんやつ。
『ふれば ブロックがしゅつげんする』
との説明通り本作でもブロックが出せます。さっきの仕掛けはこれがないと解けなかったのだ。 - ソマリアの杖のブロックは横視点画面でも足場として活躍。石像をひとつ押すと相方の石像も同時に動く系の仕掛けでは石像の動きを制御する障害物としても使える。一家に一台(一本?)レベルで役に立っているがこれ系のアイテムは戦闘にも役立つアイテムと違って活躍シーンが限定されているので数回使ってすぐ飽きる調理家電のようなポジションでもあるのが悲しいところ。
- なぜ急にソマリアの杖をディスったのか。そんなつもりは。馬鹿なことを言っている間にボス部屋に来てしまった。
「さあ! キミとワタクシの たのしい ゲームのじかんだ!」
唐突にデスゲーム主催者のようなことを言いながら登場したのは雲でできた鬼の面みたいなやつ。名前はバロム。ボンバーマンに出てくるやつを真っ先に連想してしまったが多分無関係。 「ワタクシは バラッと ちぎれる キミが ボムッと くっつける」「すべてをナシにするのなら スミのスイッチを ふみたまえ」「しかし かわりに キミのタマシイを すこしいただくがね!」
「さあ! はじめようか!」
本当にデスゲーム主催者のノリで喋ってて笑ってしまった。あの仙人のじじいとは仲良くなれそう。- さて宣言通りバロムは2体の顔つきの小さい雲に分裂。と同時にボス部屋の中にブロックの塊が2つほど出現。小さい雲はこのブロックのまわりをグルグル回っている。
- 何をするのかというとソマリアの杖のブロックで雲同士をくっつけてひとかたまりにするのだ。雲が移動する向きや速度を確認しつつ雲が接触するようなタイミングを狙ってブロックを置く。
- ひとかたまりになったバロムは攻撃が通る。剣で攻撃して倒すとブロックの配置が変わって小さい雲が再出現。この雲もまたくっつけて攻撃、というのを合計4回繰り返す。最終段階のバロムを倒すとダンジョンクリアです。
- 死ぬときは無言で死ぬバロン。今回の時空のことわりは『つちのきおく』です。ちょっと育った木の芽の形。ちょっと大地のことわりと被っている気がしなくもないが気にしない。
つちのきおくは 大地にあり
そのふところに ふしてねむるとき
すべてをはぐくむ ぬくもりを知る
ゴロンダンス
- ダンジョンを出たところでマカの木タイム。次のことわりもゴロゴロ山にあるらしい? というところで突然ひとりのゴロン族がやってきた。新しいトンネルを掘っていたらここに出たという。
「キミは こんなトコロで なにしているゴロ?」「もしかして 知らないゴロか? いま ゴロゴロ山では いろんなゲームが 大はやりゴロ キミものぞいてみると いいゴロ」
それだけ言って去るゴロン族。あまりにも唐突すぎる。次の話につなげる意図があるにしても豪快が過ぎるのではないか。- こうして考えると『夢をみる島』のダンジョン終わりの神秘演出で次の目的地を示しつつフクロウ&うるりらじいさんでストーリー説明とヒントを補うスタイルは昔のゲームなりに頑張っていた気がしてくる。世界設定にも合ってたし(重要)。本作もその流れを一部踏襲してはいるのだが時々「どうした?!」という時がある。今がその時だ。
- ゲーム制作においてヒントの出し方とか次の展開への誘導をどうやるかというのは永遠のテーマのひとつなのだろうが『正解ルートがひとつしかない』『制作者側に特に隠す意図がない(謎解きに関係ない場面であるなど)』といった場合であればむしろ堂々と誘導してしまってもよいのではないかというのが筆者の意見です。
- 余談が長いよ。ともかく新しいトンネルとやらに入ってみる。新しい住み家ができたことでお店を開いたヤツもいるからいろんな所に行ってみれば、と中にいたゴロン族の談。
「いつのじだいも ゴロンぞくは ゲームが 大スキ ゴロ!」「心には ゆとりが ひつようゴロ!」
それはマジでそう。今はゴロンダンスなるものもブームらしい。「うまくおどれないと なかまに 入れてもらえないゴロよ」
どこかで聞いたような話だ。- ボスブリン宮殿が跡形もなく消失しても看板だけは残っているのが哀愁が漂う。城跡とでも書き足しておくか。ゴロゴロ山は東西に長いがボスブリンが真ん中にいたせいでゴロンたちは移動もできず迷惑していたようだ。まあプレイヤーには面白キャラでも悪いヤツだしな…