notくるしゅう
- キングゾーラに怒られて話はそこで終わった。まあ今(昔)のジャブジャブさまはイルカサイズだからどの道この話には関係ない。
- というわけで次は現代のゾーラの里へ。昔の王が復活したことで今の時代にも王家が存続していることになったようだ。早速謁見させてもらう。
「王は 気サクなかたです おハナシがあるのなら エンリョなさらずに どうぞ」
だそうです。確かに今まで会ったゾーラ王はみんな気さくだった。ブレワイのドレファン王とか、『神トラ』のあのデカい人とか。
「くるしゅうない ちこうよるゾラ」
笑ってしまった。王様キャラとしては普通のセリフだが「くるしゅう」がまだ効いているせいだ。
- リンクは『ジャブジャブ様のお腹の中に入りたい』と単刀直入に伝えた。
「たしかに ジャブジャブさまの おなかの中に 入るには よのキョカが ひつようゾラ」
許可制なんだ。というか入れるんだ。やっぱり。
- 怒られなかったのはいいがヨソ者が守り神に入るのはおいそれとは許せないと王。そもそも今のジャブジャブさまは腐った水のせいで死にかけているから無理だそうです。なんと。
- どうしてもというなら腐った水をどうにかしてジャブジャブ様を救って欲しいとキングゾーラに頼まれた。これは引き受けるしかない。返事をすると王はとしょかんのカギをリンクに渡した。例の図書館の入口の鍵だ。そこで調べれば海が腐った原因も分かるかもという話ですね。ただしとても古い図書館ゆえ今もこの鍵で入れるかは分からないとのこと。
メガネ島図書館
- そう言われて思い出したが確かに現代の図書館には鍵穴が無いのだった。昔ならあります。鍵そのものは同じなので時代は別でも使える。
- 昔の図書館に入った。今まで施錠されていたわけだが中には普通に人がいた。ローブのじいさんたちが何人か本棚の前にいる。ここで暮らしている可能性も無くはないが。あとは裏口があるとか。窓から出入りしてるとか。
- そのじいさん達から情報収集。まずは西の島で妙な魔物を見たとの話。魔物だが人を襲ったりはせず助けを求めるように見つめてくるとか喋ったとかいう証言があるとのこと。
- その西の島には元は妖精の女王が住んでいたとの情報も。それは絶対アレですな。
「ようせいの女王なら この海をなんとか してくれると おもうんじゃが…」
なるほど?
- ちなみにこの図書館の奥の間には妖精の粉が保管されているという。ただし封印の本が1冊足りなくて取りに行くのは不可能とも。
- どういうこと? 一応奥に行って確認してみたが奥の間は相当ヘンな状況だった。暗闇の中にごく狭い空間があり、奥のほうにオレンジ色の瓶があってその手前にローブ姿の老人がひとり立っている。見える足場は今リンクがいる3マスの足場と老人が立っている1マスの空間しかない。
- 瓶の中身より手前の老人の境遇が気になってしょうがない。トイレとか行きたくなったらどうするんだよ。よく見ると左右に本が1冊ずつあるのでこれが封印の本とやらなのだろうが今できることは何もない。
- 見るものは見たので図書館を出て西の島を調べる。ちょっとした塔のような形の岩山の洞窟の中にはタコ型の雑魚敵・オクタロックが1匹いた。洞窟内の内装は妖精の泉そっくり。
- 噂通りタコは襲ってこない。話しかけてみると
「ああ! 少年よ きいてください!」
との返事が。やはりこのタコこそが妖精の女王であった。ベランがかけた呪いのせいでこんな姿になってしまったらしい。
- ベランの狙いは海を腐らせて生き物が住めない死の海にすること。妖精の女王はこの海を守っている存在だったので狙われてしまったようだ。元の姿に戻すのは妖精の粉が必要だそうです。やはりそういう流れになるかあ。
- ここで念のため現代の図書館もチェック。すると昔の時代で鍵を開けたせいかこちらも中に入れるようになっていた。ただし妖精の粉は大昔に何者かが持ち去っており何も残っていない。うーん。
- 図書館の中には一般の利用者が何人もいる。皆どうやって来てるんだ。ゾーラ族の人は海を元に戻す方法を調べている。子供は妖精の女王の物語を読んでいる。妖精の粉で女王が元の姿に戻ったことは今ではおとぎ話になっているようだ。
「その ようせいのこなのホンモノが そのむかし ここのおくに しまって あったんですって!」「ウソかマコトか わからないけど ロマンチックよねえ~」
とヒゲの男。そうよねえ~。
- その奥の間に行ってみると、あれ、普通の部屋だ。本棚が並んでいて普通に図書館の一室という感じ。どういうこと?
- 事情は分からんが部屋の最奥にはローブの老人がいて背後には1冊の本が置いてある。話を聞くに、これが封印の本の残る1冊のようだ。何冊かの組であったことは伝わっているが残りの本は既に失われていると。昔の時代と逆だ。
「どのように つかっていたかは えいえんにとけない ナゾなんじゃ」
その謎、オレが解いてみせるぜ!…とリンクが言ったかどうかは分からないが老人は「フォッフォッ おもしろい!」
と言って本を譲ってくれた。やったぜ。
封印の本の封印
- 本を持って昔の図書館へ。早速奥の間の台座に封印の本を置いてみる。
『→4 ↑2 →2』
一瞬で何をやらされるのか察した。要するにアレですな、歩数ですな。この順通りに歩けば真っ暗な足場を進んでいけるという。いま置いたのも含めて合計6冊の本を経由して中央の老人のところに行く。文章にすると一瞬だが地味に面倒だった。
「よく ここまで たどりついたの おぬしの 勇気をみとめ これを さずけよう」
老人はこう言って妖精の粉の瓶をリンクに授けた。このためだけにずっとこんな狭い場所に立ってたのか、じいさん。
- このじいさんにも誰かなんか授けてあげてください。温泉旅行チケットとか。さて取ってきた粉をタコ、ではなく妖精の女王に振りかけると元の大妖精の姿に戻った。よかったよかった。
- 女王が力を振るうと海のブヨブヨが一瞬で消え去った。ということはあのブヨブヨが腐った水だったんですね。言葉で説明してくれるキャラがいなかったので自分で言う。海底のゾーラの人々も驚いている。すごいぞ。
- 巫女といい妖精の女王といいこのゲームは女性キャラひとりに色々と任せすぎである。じいさんをずっと立たせたりもするし。なお西の島の洞窟に入り直してみると女王は大妖精の通常業務に戻っていた。ちょっと寂しい。
「なんと そちが このうつくしい海を とりもどしてくれたのか!」
一応昔のキングゾーラとも話す。海がきれいになったので今度はあっさりジャブジャブさまに入る許可をくれたがこっちの時代のジャブジャブさまは子供なので入れるわけがない。まあそうだろう。
- 現代に戻ってきました。腐った水がなくなってジャブジャブさまも元気になっていた。
「よのコトバに にごんはないゾラ」
とのことでリンクをゾーラの勇者と認めてくれた王様。特別に許可が降りたので今度こそジャブジャブさまに入れることになった。ああ長かった。
ジャブジャブさまのお腹
- 許可を取っておいてなんだが正直入りたくはない。が入るしかない。ジャブジャブさまの前まで行くと大きな口をグワッと開けた。短い歯が並んでいる。ヒイッ。
- 気がつくとリンクはLV.7 ジャブジャブさまの おなかのダンジョンにいた。おかしいだろ。いやなんとなく察してはいたけど実際に来てみるとイヤさ加減が違う。なおクリア後で知ったことだがこのイベントも『時のオカリナ』のイベントが元ネタらしいですね。どうしてもやりたかったというのか、これを。カプコンよ。
- ジャブジャブさまのお腹の中はウロコとか細胞っぽい質感の床や壁で構成されている。そしてやはりというかなんというか普通に水中面である。繰り返すが人魚スーツになってから操作方法が変わったので移動がつらい。時々床の色が違うところがあるので調べてみたところ、そこで浮上すると上の階に行けると判明。上の階???
- 繰り返すがここはジャブジャブさまのお腹の中である。トゲ床の罠とか普通にあるけど生き物の腹の中なんですよ。魔物とかもいるけど。宝箱も置いてあるけど。
- もちろんフクロウ像も普通に置いてある。
『オウゴンノ シマハ ミナモ ト トモニアル』
なんとなく金色っぽい色の段差があるのは分かるが水面とは?
- 泳いだり陸に上がったりしつつ進む。
『タイナイノ ナガレハ アカク ヒキ アオク ミチル』
またフクロウ像だ。すぐ右側には赤い床で囲まれたスイッチと青のスイッチがある。
- 試しに赤いほうを踏んでみると
『水のながれるおとがきこえた!』
とのメッセージ。どうやらこれでジャブジャブさまの中の水量を変化させられるらしい。さっきの『黄金の島』のヒントは水面の変化によって上階・下階へと動く足場がありますよということだった。はあ。
- つまり移動が滅茶苦茶ややこしくなるということなのでは? 実際そうだった。水位の変化はダンジョン内全体に影響するのでその都度どこに行くのか考えながら進む必要がある。ゲーム内にもマップはあるけど部屋同士の位置関係が分かるだけの簡易的なものなので効率のいい攻略にはメモもしくは記憶力が必要になる。
- 大変すぎたので詳細は省略。中ボスのフックレイ戦は横視点画面での対決。青くて丸っこいチョウチンアンコウが飛び跳ね襲ってくるが水中面ではない上に床がデコボコで攻撃が困難。ならば遠距離攻撃だ、ということで豆鉄砲でイテテの実を当ててみたところしぼんで地面に落ちてきた。これを攻撃すれば勝ち。
- その奥にあったハシゴの先でロングいれかえフックを入手。ロングになった入れ替えフックです。以上。
- ダンジョンはまだ続く。とにかく水位の管理が大変。謎解き的なものはあまりなく移動のことしか書くことがないので詳細は省略。
- ここのボスはプラズマリンなる魔物。メンダコの耳(耳ではない)がないやつ的な姿というか。登場時は水色のボディだったが攻撃すると赤に変化。いくら剣で攻撃してもダメージが入っている様子はない。
- ボスは今の自分自身と同じ色の弾を撃ってくる。ここに来る前にフクロウ像から聞いた
『イロハ ミズカラノ ヨワサヲ ウツス』
のヒントは絶対関係あるだろう。あとロング入れ替えフックも。
- 試してみたところ入れ替えフックはボスにも効いた。そして攻撃した扱いになるのか同時に色も変わると判明。つまりプラズマリンが弾を撃ってきたところでその弾に当たるように入れ替えをすると体とは逆の色の弾が当たってダメージが入るというわけ。なるほどねえ。今回は水中面なので使える装備アイテムはひとつだけというのも逆にヒントと言えるかな。
karayage