古の墓
- そのまま奥に進むとちょっとした迷路のような雰囲気。明らかに人造の壁なのでこれが遺跡とやらで間違いなかろう。ブレワイのローメイ島のような感じもある。場所としては現代のヨール墓地があるエリアで間違いない。だから時の調べで直接転移できなかったのか。
- 迷路の中には騎士風の雑魚敵やライネルもいて終盤エリアの趣き。途中に何やら背の高い青い像が倒れているのが気になるが特に問題なく迷路のゴールに到着。
- やや不気味な雰囲気のレリーフの間に入口がある。その奥が最後のダンジョン・LV.8 いにしえの はかである。最初のダンジョンも墓だったけど最後も墓なのか。
- 墓というだけあって敵もオバケが出てくる。フクロウ像のヒント
『ツルギヲ モッテ カベノ オトニ ミミヲ カタムケヨ』
は壊せる壁は剣でつついたときの音が違うというやつか。剣は壁を叩く道具ではないのだが。 - ヒントに従って進んでいくと大きな石板が台座の上に置いてある部屋を発見。まわりにあるスイッチの上に物を置いたりしてみると石板が開いて下に降りる階段が出てきた。
- 下階には回転床と水晶スイッチの壁がセットで登場。また面倒なやつを。ダンジョンの中にもさっきの青い像があるんだな。
- 謎解きは少ないがとにかく移動が面倒。中ボスはいかにも死神な感じの大きな鎌を持ったローブ姿のホネの魔物。その名もデスタルフォス。笑っちゃったよ。
- しかし名前で笑っている場合ではなかった。デスタルフォスが放ってくる青い弾に当たるとリンクが赤ん坊になってしまうのだ。魔界村だーーーー!!!
- 唐突なセルフパロディで結局笑ってしまった。筆者は魔界村には詳しくないので何作目からのネタなのかは知りませんがカプコンネタなのは間違いなかろう。なおこの青い弾をデスタルフォスに打ち返すと小さいホネコウモリの姿になるのでそこを攻撃しましょう。
- 先に進む。また大きな石板の部屋が出てきたが今度は台座の4辺にそれぞれ何かを入れるような四角いくぼみがある。
- しばし同フロアを探索しているとせきばんを手に入れた。石板。これをさっきの台座に入れるのだろうな。他の場所にも同様に石板があって合計4枚集めればよい。と書くのは簡単だが道中には超・流れるプール(落ちたらアウトの穴あり)みたいなのもあったりして大変だ。連打操作で精密作業をさせないでください。
- 最後の1枚がなかなか見つからない。入口に戻って再探索していたら一筆書きパズルを発見。やめてください。解くのは簡単だけど嫌なんです。理由は聞かないでください。
- パズルを解くとパワフルグローブが出てきた。背が高い像が出てきたあたりで出てくるだろうと察していました。要するに『夢をみる島』におけるパワフルブレスレットです。ゾウの像をかつぐのに使ったやつ。
- これであの青い像も退かせるようになった。4枚目の石板も無事ゲット。ボスのカギも回収してようやくボス部屋へ。
- 出てきたのはゴーレムの顔だけみたいなやつだった。手も浮いている。名前はゴーリガン。こういう形態のボスって何が元祖なんでしょうね。人に言う時は「ワムバムロックみたいなやつ」と言うことにしているがそんなに人に言う機会ない。
- ゴーリガンはまずロケットパンチでリンクを攻撃してくる。微妙にホーミング性能があるのが厄介だがこれを剣で打ち返してボスに当てるとダメージが入る。
- しばらくダメージを与えていると今度は手にトゲを生やしてリンクを潰しにかかってくる。試行錯誤したところ爆弾を手の間に置けばよいと判明。
- だがまだこれでは終わらない。次は赤い盾を出して自分を守りつつ遠距離攻撃を仕掛けてきた。またしばらく試行錯誤してみたら今度は豆鉄砲が効いた。正面からではなく後ろの壁に反射させて盾を回避するのがコツ。木の実を使う必要があるボスはボス部屋内に木の実が出る草が設置してあるのでそれがヒントなんですよね。今更の解説。
- まだ倒れないゴーリガン。最後は腕を鎖つき鉄球に交換してリンクにぶつけてくる。ここでようやくパワフルグローブの出番。鉄球をつかんで引っ張ってやると反動でボスにぶつかりダメージが入る。
- 倒した。8つめの時空のことわり『ほしのきおく』は流れ星の形。メルヘン。
ほしのきおくは 天にあり
時をこえる ふめつのひかりは
大いなることわりへの
みちしるべとなる
- あ~~~~長かった。三重の意味で。ダンジョンの長さ、ダンジョン間のイベントの長さ、ことわり集めの長さの意味で。「みえ」ではない。
大きなマカの実
- ダンジョンを出たところでマカの木ちゃんの綿毛が飛んでくる。時空のことわりが8つ集まったのでリンクにいさまの役に立つ凄いものが作れるようになったという。
「アタシがオトナになったら あいにきてください!」「アタシは にいさまがくるのを ずっと ず~っと まつのです!」
- こう健気なことを言われると木ルートもありなのではと少しグラつくものがある。マカの木ちゃんはこのあと数百年もリンクを待つのだろうがリンクが時の調べで現代に戻るのは一瞬だ。
- すぐに今のマカの木に会いに行く。
「リンクさまは 8つの時空のことわりをあつめ 時空のことわりを知る 勇者となったわ」
いつになく真面目な雰囲気のマカの木。ことわり集めのおかげでマカの木の中の時も元に戻って忘れていた記憶も思い出せたそうだ。 - ラブレンヌのマカの木は時の巫女ネールを見守る守り神。もうひとつの役目はマカの実を勇者に託すこと。
「時空のことわりを知る勇者とは 時がたっても けっして ゆらぐことのない真実をさとった者」「リンクさまが つかえば きっと ベランを たおせます!」
真面目!! - リンクは大きなマカの実を受け取った。これで邪悪な惑わしを振り払える。ちなみにホロドラムのマカの木のとは色が違います。ホロドラムのは紫でこちらはオレンジ色。実はタイトル画面にも描かれているので見比べてみよう。
「ウヒャヒャヒャヒャ! リンク リンクよ! ムダな あがきは よすのじゃ!」
また来たよ~~~~ばあさんが。暗黒の儀式はもう始まってしまうそうです。そりゃ始まらないと真ラスボスが用意できないからな。メタいことを言わないでください。「こむすめどもが! とんで火にいる夏のムシじゃ…ウヒャヒャヒャヒャ!」
こっちの章ではあまり出番がなかった『夏』のフォントを活用している。一方そのころ昔のレンヌ村。なぜかゼルダ姫とインパがやって来て石になってしまった人々を見て驚いている。なにげに姫が口をおさえて驚いているドットが用意されており芸が細かい。- キャッチボールをしていた父親が突然石になって泣いている男の子を優しく励ますゼルダ姫。ツインローバが言う『小娘』とはどう考えても彼女のことだろう。ツインローバの年齢を考えるとインパおばちゃんも含まれている可能性もそれなりにある。
- 大魔王の復活はなされたも同然、と笑いながら去っていくツインローバ。自己主張がすごい。なお今回はマカの木の前に来たわけではなく謎の暗闇の空間から話しかけてきたので今どこにいるのかは不明。
「リンクさま こんなわたしが いうのも なんだけど…"なげき"で イッパイになった世界なんて ダメだよね!!」
謎の前置き。普通にダメでしょうよそんなの。
ラルフの運命
- ベランを止めるため昔の時代へ。レンヌ村に行ってみるとウーラの人がいた。どこから来た。
「この村は どーしたウラ! まるで キアイを かんじないウラ」
この人たちはあんまり絶望とかしそうにない感じはあります。 「アタシも いつうごけなくなるか わからないからね いまのウチに やりたいこと やってやろうっと!」
ポジティブな村人もいた。カラ元気だろうが前向きであろうとすることは大事だ。「オニーちゃんは「じぶんのち」って なんのことだか 知っている?」「ラルフは 知っているらしいけど なんの ことなの?」
唐突に意味深な伏線が。なおラルフは既に暗黒の塔に飛び込んでいってしまったようだ。相変わらずだなあ。「ラルフ かえってこないね…どうでも いいけどさ ベツに」
知らないところでラルフがモテていた。まあひたむきでいいヤツではあるからな…- 暗黒の塔に向かう。門に入ったところでゼルダ姫・インパ・ネール・ラルフの4人が待っていた。リンクだけ遅刻したみたいじゃないですか。
- リンクの姿を見てラルフが話しかけてきた。ベランを倒すにはベランが乗り移っているアンビ女王を倒さねばならない。という話をしてなぜか言い淀むラルフ。伏線が積み重なっていくぞ。
「とにかく! アンビ女王も! ベランのヤツも! いっしょに たおしてしまえばいいんだろ!」
「そうしたら このじだいの人たちも オレたちの じだいの人たちも もとどおりに…へいわにもどるんだよな…」
「…オレは…いったい…どうなるんだろう…」「あのさぁ… リンク… オレのこと わすれないでくれよな」
伏線が!!!!
「その… トモダチだと おもっているからさ…」- そんな弱々しい態度を振り切るように話を打ち切って走り去るラルフ。これはつまりそういうことなのか?
「リンク たいへんだよ! むかしのコトを いろいろと しらべてみたら とんでもないことが わかったんだよ!」「ラルフは アンビ女王の しそん だったんだよ!」
インパおばちゃんが秒で伏線回収した。やっぱりそういうことだった。実を言うと公式のイラストを見ると2人とも眉毛が似てるんですよね。ちょっと太眉かつギザギザで。- つまりこの時代でアンビ女王を亡き者にした場合は現代におけるラルフの存在も消えてしまう。いわゆる親殺しのパラドックス。女性陣はラルフを止めるためにここまで来たが結局止めることはできなかった。うーん。
- ラルフはこの時代の人々を救うために自分を犠牲にしてでも女王を倒す覚悟。漢だ。だがネールはそんな悲しいことをラルフにはさせたくない。彼を止めるようリンクに頼み込んできた。言われなくてもそうするぜ。
- ラルフを止めたいのはゼルダ姫も同じだ。このままでは全ての時代の人々が不幸になってしまう。姫たちは村でこの時代の人達の力になるため頑張ってみると言って去っていった。正直言ってあなたがたは現代に帰って安全な場所にいてくれたほうがいい気がするがシナリオの都合を考えるとそうも言えない。おれは無力だ。