ルトの町
- 北にある洞窟に入ったら死にました。初死亡。ちょっと巻き戻しを縛ったらこれだよ。
- 探索するにしてももう少し安全そうなところに行こう。というわけでまだ行ってないスタート地点から左方面に行くとこっちにも町があった。
『ルトノマチ』
簡潔な看板。入ってすぐの民家の前にお姉さんがいる。「チョット ヨッテイカナイ?」
なんすか。言われるまま家に入るリンク。場面切り替え無しゆえ中の様子は不明。「・・・・・」「ライフヲ カイフクシテアゲルワ」
……なんでちょっといかがわしい雰囲気出したんですか!? 取説によれば今のリンクは16歳。CERO:A(全年齢対象)なのに大丈夫か。「ヤスンデ オユキ」
今度は婆さんに家に呼ばれた。モテている。リンクがモテている。見たところ今のハイラルにいる男性は腹が出たヒゲのおっさんしかいないので16歳の凛々しい少年がモテても仕方がないのではという意見もあります(要出典)。- 婆さんはマジックを回復してくれる親切なおばあさんです。別の民家に入ると『エラー』という名のおっさんがいた。謎。その他得られたヒントは
- 城の南の洞窟にマジックの器がある
- タンタリ砂漠のゴーリアが町の女神像を盗んだ
- ローソクがないと町から南に行くのは危険
- などである。あと
「シンデンノ カギハ カナラズ ソノシンデンデ オツカイナサイ」
というのもあった。詰み防止のため絶対に守ってくださいという当時の開発者の心の叫びが聞こえる。幻聴。 - ルトの町から出てスタート地点方面に引き返す。ついでにラウルの町に入って人の話をもう一度聞く。通行人はその時通りかかった人の話しか聞けないから聞き漏らしが心配だよ。
- 案の定聞いてないヒントがあった。パラパの神殿の南の海岸にハートの器がある。OK。
「モウオマエニ オシエルコトハナイ キヲツケテイキナサイ」
マジシャンのじいさんはこの対応。教えるのは一瞬で済んだのにセリフが師匠面。- ところで取説のストーリー説明の冒頭には
『ハイラルは荒廃の一途をたどる一方でした。』
という一文があるが、人々(高齢者多め)が洞穴暮らしをしているのが標準的な生活レベルだった前作のハイラルを考えるとやや違和感がある。少なくとも家屋や町が普通にあって人々が生活している今作と比べると初代ゼルダのほうがポストアポカリプス並みの状況だったと言わざるを得ない。それともガノンを倒したから復興して町が出来たという設定なのだろうか。今作の地図を取説で見ると前作では北のほうにあったデスマウンテンが南西の端にあるので元々ハイラル内でも生活レベルに地域格差があった可能性も否定できない。格差の一言で済むか?
第1神殿
- 話題が大脱線すぎる。さて最初の神殿があると思われるパラパ砂漠は地図の北東方面にある。ラウルの町から近い洞窟に入る。明かりがないので暗いが地形は分かる。と見せかけて敵は見えないので油断していると死にます。このページの冒頭で実際に死んでます。
W A I T
- そんなこんなで第1神殿に到着。神殿とは言うが神殿っぽい部分は地上の一部のみで、実際に攻略するのは地下エリアである。エレベーターのデザインがかなりスーパーマリオブラザーズな感じなのが非常に時代を感じる。BGMは結構カッコイイ。
- 神殿の中も当然横スクロールです。剣を持ってピョンピョン跳ねてくる敵、青スライム、ホネ剣士などと戦いつつ鍵を探して扉を開けるというオーソドックスな進行。厳密に言うと扉は扉ではなく上下に開くシャッターみたいなやつだが。何ですかこれ。正面から見たらどうなってるのか。
- 下に降りるとオレンジ色の鎧を着た騎士のアイアンナックが登場。一応雑魚敵のはずだが盾を駆使して上段・下段とガードをしてくるので妙に強い。あとトゲつきの棍棒を次々投げてくるハンマーブロス的な赤い敵もいた。名前はグーマらしいが心の中ではずっとハンマーブロスと呼んでいたしこれからもハンマーブロスと呼ぶ。発売当時の少年少女も絶対にハンマーブロスと呼んでいたはずだ。
- その後もリンクが渡ると消えていく橋などを渡りつつ攻略を進める。なんで神殿にこんな仕掛けが。レベルは少しずつ上がるけどこちらの攻撃手段が貧弱で常に緊張感が漂う。
- そうこうしているうちにボス部屋に着いてしまった。赤い鎧を着た馬頭のマズラと戦闘に。う、うマズラ。やや脱力したが巻き戻し機能の力で勝つ。弱点は頭です。大体のボスは頭が弱点。
- ボス部屋の奥のシャッターを開けると祭壇のような場所があった。鼻が細いモアイ像のようなものが鎮座している。その額にクリスタルをはめ込むリンク。これで最初の神殿はクリアだ。
- クリアではない。記憶力が良い方はお気づきでしょうがローソクを取り忘れている。流石に違和感を覚えて攻略サイトを見た。自動で神殿から出てしまったので入り直して取得する。そのまま自分の足で神殿を出ると神殿が潰れた。なんか山と同じタイルになってしまった。なんだそりゃ。
セレクトボタンでセレクト
- よく分からないが分かる理由もないので探索再開。海沿いに下に向かっていくとストーンヘンジのようなよく分からない場所がありハートの器を入手した。フィールドの一見なにもない場所も横スクロール画面に移行するマスがあるらしい。嫌な予感しかしない。
- ラウルの町方面の洞窟に戻る。ローソクのおかげで明るくなった。ローソク1本で明るくなりすぎだがそれは言ってはいけない。敵の姿も見えるように。
- 次はラウルの町北側の洞窟へ。奥で女神像を入手。その手前にいるブーメラン投げてくる赤い敵(ゴーリア)が強すぎるんですけどこれを最序盤の雑魚敵として配置しているのはどうなのか!?
- 女神像を持ってルトの町へ。像の話をしていたお姉さんに話しかけると
「オジイサンニ アッテイッテ!」
とのお言葉。いきなり家族を紹介される。モテているぞ、リンク。 - というわけではなく家の地下室にはマジシャンのじじいがいたのだった。JUMPの魔法を教わった。ジャンプ力が上がる。消費MPは32。あれ?と思って確認したらSHIELDの魔法は消費MP24になっていた。どういうこと? 念の為取説を調べたらマジックのレベルに応じて消費が減る仕様とのこと。ふーん。
- ルトの町の南の道を通って洞窟に入る。またゴーリアが出た。やはり強い。序盤で出していい敵じゃない(二度目)。コウモリかと思ったら小悪魔に変身して火を吐いてくる敵などもいる。これくらいならまあ…
- 洞窟の奥に進んでいくとリンクの身長の倍ほどもある段差があった。通常のジャンプでは超えられないのでJUMPの魔法を使用…………魔法ってどうやって使うんですか。
- スタートボタンでサブ画面を出して上下で魔法を選んでセレクトボタンで使用だ(取説23ページより)。セレクトボタンでセレクトをするという発想がないんだよ。こんなことも分からんのか今時の若者はという幻聴が聞こえる。若者でもないのに。
- やや情けなさを感じつつ洞窟を出る。緑の草地が終わって緑と白のタイルが眼前に広がる。白い花のお花畑か何かかと思ったが沼ですよこれ。歩くの遅くなるし。地名はミドロの沼。お花畑とは真逆だった。
- 沼の上で敵に遭遇すると戦闘画面も沼。リンクの腰から下が沼びたしに。沼の香り漂う勇者です。あと初めてリンクが一機増えるアイテムを拾った。
- 沼周辺を探索。なんか岩で塞がれてるところが多すぎないか。近隣住民はどうしてるんだ。敵もバンバン出るのでレベルは全て3以上に上がっている。
- 入れる洞窟には一応入っておく。強めの敵が出るが奥に袋が置いてあるだけだったりするので徒労感。袋というのは経験値袋(宝袋)のことです。経験が袋に入っている世界観。
サリアの町
『ミズノマチ サリア』
無駄にウロウロした気がするが新しい町に到着。サリアは川辺の町である。町の中にも橋があり水の町であることが表現されている。「カガミヲ ナクシタワ シクシク」
そうすか。ここで得られたヒントは『ミドロ沼の神殿に聖なる手袋がある』くらいか。あと紫色のスライムがグーグー寝ている家があった。「マチノヒト イガイ カワヲ ワタセナイナ」
町の左端の家に入ったらこのお言葉。ハイラルの命運がかかっているとは思えぬ扱い。- ちなみにこの町に来るまでに橋を渡らなきゃいけないんですけど橋も戦闘画面なんですよ。弾を吐くホネの魚が飛んできたりするのはギリギリ許せるとしても(?)浮いてくる泡に当たってもダメージってどういうことなんですか。なんなんだよこの泡は。川に酸か毒でも流れてるのか。地元民も渡ってるのかよこの危険な橋を。
- よく分からない怒りが湧いてくるのは疲れてきた証拠。そういえばハートの器を取っていなかったことを思い出してスタート地点方面に取りに戻った。このあたりで素直に攻略に頼ったほうがいいのではないかと思い始める。