大神殿
- 剣に不満を抱えたまま最終目的地の大神殿に向かう。相変わらずホネ魚が飛んでくる危険な橋を渡り墓地まで戻る。そこから北の通り道に行くとまたしてもトカゲ野郎が塀の上から石を投げてくる治安最悪地帯が。一つ目オバケが飛んでくるとか厄介事のバリエーションが増えているのがイヤですね。
- 茶色い地面を踏みしめながら西に進む。そこから北上していくと途中から道が細くなっていき戦闘も発生するように。取説によるとここが死の谷である。プレイ記録では言及しなかったがストーリー説明にも名前だけは出てました。14ページ参照。
W A I T
- そこからいくつかの洞窟を経て谷の奥へ奥へと向かったところに大神殿がある。入ってみると空が黒い。普通に夜なだけじゃないかと思ったが雲が真っ白なので本当に黒い可能性も無くはない。考えすぎ。
- 大神殿の入り口には赤とオレンジ色の稲妻の壁があった。これが結界か(ストーリー説明より)。昔のハイラル王が勇気のトライフォースを隠すために設置したものである。
- しかしその結界もリンクが訪れたことによって消滅。難なく大神殿の中に入ることができた。BGMもいつもと違ってラスダン仕様の新曲だ。過酷な冒険(主にフィールド上に何も見えないのに何かあったりすることなど)に疲れ切ったプレイヤーのテンションも少し回復。
- ラストダンジョンにも新しい雑魚敵がしっかり登場。入ってすぐ左のところで赤い鳥のような魔物・フォッケルがお出迎え。動きはハンマーブロス亜種という感じ。飛ばしてくるのが火だからファイアブロスか。違うか。
- エレベーターで降りた先にいたのは妙な跳ね回り方をする鎧の騎士フォッカー。かなりなんとも言えない動き方をする。これまでにも橋で出てきたホネ魚の強化版ことファイアバゴバゴも登場。なんちゅう名前だ。声に出して読みたい魔物名。
- あとはアーネルというヘビ頭みたいな雑魚が出てきたが見た目以外に語る要素がなかった。アーネルファンの方すみません。
- 攻略で先にマップの広さだけは確認したが流石にラスダンだけあって広いよ広いよ。こんなに地階掘りまくったら地底に出ちゃうよ。
- それなりに進んだところで天井に水色の緞帳がある場所に出た。えっ、もうボスなの? と思ったが違った。出てきたのはバブルのデカい版・デグバブルだった。バブルはドクロ顔でデグバブルはツノつきドクロ。大きいものに「デグなんとか」という名前をつける法則はこの頃からあったのか。
- デグバブル以外なにもないまま緞帳エリア終了。何だったんだ。謎は深まるが探索は続く。レベルが最大になった今でも経験値が溜まるとレベルアップ選択画面が出るがどれを選んでもレベルは上がりません。
- 不安になってきたので攻略を見て行き先を確認。目に見えない落とし穴があると判明。えぇ……
- 進みました。青いデカいスライム・ボトマスターが出てきた。どう見ても中ボスだがHPゲージは出ないのでボスではないらしい。老人のような白髪の眉毛なのかいやらしい目つきなのか判別がつかないドットの顔をしている。
- ボトマスターを倒した。と思ったら小さいスライムに分裂した。あの、これキング…………
最後の試練
- こっちの世界では勇者ロトは死んでいるので問題ありません。そうかな。ここまで来たらあと少し。変な縦穴を落下して大神殿の最奥に向かう。
- 青いブロックが積まれた祭壇のような場所に上がったところでボスのボルバが登場。今までの中で一番なんとも言えない姿をしている。なんというか羽根の集合体というのが一番近いか。色は真っ赤。
- 攻略によるとこのままでは攻撃できないのことなのでTHUNDERの呪文を使う。ボスの姿が青くなった。ついでに顔も出てきた。そんな顔してたんだ君。
- 顔のことはどうでもいい。いやどうでもよくはない。例によってこいつも顔が弱点だよ。ジャンプの魔法を使ったほうがいいのかな。図体がデカいから当たり判定もデカいかと思ったら下半分くらいは飾りであった。HPが減るにつれ動きが速くなっていくがこれまで強敵との戦いで鍛え上げられたプレイヤーのスキルなら問題はないだろう。青アイアンナックが一番強かったよ。
- 勝ったッ!『リンクの冒険』完!! 右の画面に進むといかにもラストエリアといった感じの部屋に。水色の緞帳の下、柱に支えられた足場の上に小さいおじいちゃんがいる。かわいい。その隣にある三角形は勇気のトライフォースではないか。
- だがリンクの来訪に気付いた小さいおじいちゃんはトライフォースごと姿を消した。背景が紫色と黒の2色になり、リンクから同じ姿の黒いシルエットが飛び出した。
- というわけでこっちが本当のラスボスです。実を言うとラスボスがこいつだということだけはプレイ前から何かで見て知っていた。このプレイ記録の最初に『前知識ほぼゼロ』の「ほぼ」の部分ですね。通称・リンクの影。あとはダークリンクとか。
- 最後の最後だからここくらいは攻略を見ないで頑張ろうかな。と思ったんですけどね。当たらん。攻撃が当たっているように見えてもちっともダメージが入っていない。そんなことある? あったわ(前例:アイアンナック)。数分戦い続けて最終的に取った選択は「画面端に追い詰めて殴りまくる」でした。ヤンキーの喧嘩かよ。
感動のエンディング
- とにかく勝ったぜ。全然締まらないぜ。勝者リンクのもとに先ほどのおじいちゃんが登場。リンクは勇気のトライフォースを受け取った。いい笑顔で頭上に聖なる三角を掲げるリンク。
W A I T
- ロードの後、リンクが立っていたのはスタート地点である北の城。壇上で眠り続ける初代ゼルダ姫の前でリンクは3つのトライフォースを掲げた。
- 三角形が周囲に浮かび上がるとついに初代ゼルダ姫は目を覚ました。姫はリンクの手を取り感謝の言葉を述べた。
YOU SAVED
HYRULE AND
YOU ARE A
REAL HERO!
- 流石は一国の姫君、英語ペラペラ。というところで何故か降りてくる紫色の緞帳。幕がリンクと姫の顔を隠す高さになったところで二人の距離が近付いていき……ハァ!?
- すみません、唐突にチャラいノリになったので反射的にキレてしまいました。プレイヤーの感情はさておき、これにて『リンクの冒険』は
THE END
です。ありがとう、開発のMIYAHON
さん…SUGIYAN
さん……この頃もまだニックネーム表記か。 - ところであらためて取説に載ってるストーリーの話ですけど、はっきり言って今回の冒険の黒幕は昔のハイラル王その人なんですよね。この人が勇気のトライフォースを持つべき者を選別するために神殿を建てたりボスこと守護神や雑魚敵を配置したせいでリンクは無駄に苦労することになったのだ。ハイラル各地のヘンな場所にハートの器とかマジックの器とかを配置したのは誰の責任か分からないが少なくともアイアンナックとかはハイラル王の差し金によるものだ。こっちは果物ナイフみたいなショボい長さの剣しか持ってないのにあんなシビアな敵を配置しやがって。許せん。許せんぞハイラル王。
- このプレイヤーの怒りが原因で『リンクの冒険』を最後にハイラルの歴史は閉じられたのだという。うそです。
-
- お、終わった……。クリアした感想ですが、ぬるゲーマーには辛かったというのは何度も言ったので今更言うまでもあるまい。言うけど。「辛いばかりで楽しくなかった」というわけでは全然ないが色々とカルチャーショックだったのは確かです(剣の長さだけでもなんとかなればあるいは…)。それだけにこの次のタイトルがメチャクチャ遊びやすい『神々のトライフォース』になったのが驚き。何があったんだ。むしろ前作から何があって『リンクの冒険』はこうなったのか。クリア後に任天堂公式サイトの開発者インタビュー(2016年・ディレクターの杉山直さん)を読んだら疑問は多少解けましたが。難しくしようとして難しくなったというのはプレイ全体を通してイヤというほど感じたので納得感はある。しかしこのインタビュー最後の質問と回答の冒頭には笑ってしまった。
Q7:最後に、「ゼルダの伝説」シリーズでも、『リンクの冒険』が好きだ!という異色のファンへメッセージをお願いできますか?
杉山さんの回答:そんな人いるんですか!?(笑)
なぜ『リンクの冒険』は当たり前にならなかったのか? | トピックス | Nintendo
(※続き省略)
- そんなこと言わないでッッ!!
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- 次は『夢をみる島DX』のプレイ記録に続く。
- (プレイ期間:2024年12月中旬)