神トラ初プレイ
- Nintendo Switch Onlineでプレイ。言わずと知れた有名作だが自分でやるのは初めてです。発売当時はスーファミを持っていなかった。現時点の私のゼルダ歴は『夢をみる島(GB版)』『ブレワイ』『ティアキン』です。間が飛びすぎ。Switch買ったのも2023年だしなあ(※2017年発売)。
- なぜ今になって『神トラ』をプレイしたのかというと(2024年12月現在の)ゼルダシリーズ最新作『知恵のかりもの』をニンテンドーカタログチケットで買ったので、せっかくだからNintendo Switch Onlineでプレイできる昔のゼルダを先にやっておこうかなという感じの動機です。つまりゲームをやるためにゲームをやっているわけです。こういうのを急がば回れという。全然違う。
- ※このプレイ記録には上記のプレイ済みタイトルのネタバレが多少出てきます。未プレイの方は注意。
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- 前置きはさておき早速開始。その昔、ハイラルの大地には全知全能の黄金伝説があった。ある時その黄金があるとされる聖地が発見され、大勢の人間がそこに向かったが帰ってくる者は誰もいなかった。やがて聖地からは悪しき力が湧き出るようになり、当時の国王が7人の賢者に聖地を封印させたという。
- しかし今になって聖地の封印を解こうと企む者があらわれた。謎の司祭アグニムは国王を殺害し、城の兵士を操って7賢者の血をひく娘たちを生贄にしていくという犯行に及んだ。ついには王女であるゼルダまでもが生贄に捧げられようとしている。大変ねえ。
- というところで名前入力。『ゼルダの伝説』の主人公なんだから名前はゼルダに決まっているだろうという小ボケをかます気もなく普通に「リンク」で決定。なんか入力のカーソルが十字のターゲット方式で変わっているな。
冒険の始まり
- ここから本当にゲーム開始。暗い家の中でリンクが寝ている。脳内に誰かが語りかけてくる。誰か、というかゼルダ姫である。城の地下牢に捕らえられているので助けて欲しいとのこと。
「6人のイケニエが ささげられ 私が さいごの1人…」
- という脳内ボイスが聞こえたのか知らんが椅子に座っていた青い髪のおじさんがリンクに話しかけてきた。
「リンク、わしはちょっと出かけてくる。心配することはない。」「朝までには戻ってくる。家を出るんじゃないぞ。」
絶対戻って来ないやつじゃん。
- そういえば昔ファミ通で連載していた漫画(あべかよこ先生の『ごくらくゲーム』だったはず)にこのシーンをネタにした回があったなあ。この言いつけを守って家を出なくてゲームが進まないというギャグで笑った覚えがある。こんな超序盤の話だったのか。
- いきなり話題が大脱線した。家の宝箱からカンテラを手に入れてから外へ。暗いし雨降ってる。まだ武器も持ってないが草は引っこ抜ける。
- そのへんに黄色い鎧の兵士が立っていて道を塞いでいる。この人達はアグニムに操られていないのか普通にチュートリアル的なヒントをくれる。
- ウロウロしていると時折リマインダーのようにゼルダ姫が話しかけてくる。脳内に。お城のまわりに中庭への抜け穴がある。はい。
- 看板がある。
『7賢者の血をひく娘をみつけた者には、ほうびとして100ルピーとらせる 国王』
これを見て実際に娘情報を提供した人はいるんでしょうか? 100ルピーじゃなあ。受け渡しの手間を考えると微妙な値段。
- 一応城の正面も見てみる。入口は封鎖されているが兵士は普通だ。そうしている間にもゼルダ姫のリマインドは続く。
- 城の右側にあるそれっぽい草を引っこ抜いたら穴が出てきた。抜け穴というか文字通りの穴。城の地下1階に落下。細い通路を進むと青い髪のおじさんが倒れていた。何があった。
「うう…。リンク、お前だけはまきこみたくなかった… 家を出るなと言ったのに…」
それはマジでごめん。おじさんは自分の剣と盾をリンクに渡した。「よくきけ…Bボタンを押し続け剣に力をためるのだ。」
のだ。
- おじさんはゼルダ姫を救い出すために城に忍び込んでやられたようだ。意味深なことを言って亡くなるおじさん…に特にリアクションのないままシャキーンと剣を掲げるリンク。おい主人公。
ハイラル城
- 細かいことを言ってもしょうがないので城の攻略を開始。最初のライフはハート3個。マップを手に入れたあたりでさっそく初死亡。アクションはヘタクソなので素直にNintendo Switch Onlineの巻き戻し機能をフル活用することにした。
- ブーメランを手に入れつつ地下3階の牢屋まで来て意外とあっさりゼルダ姫と対面。城の兵士はアグニムの魔術で操られており、姫の父である王様もおそらく既に…
「司祭は、人間ではないわ! 強い力を持った悪魔よ! … … …」「ねえ ちゃんときこえた?」
は、はい。
- 抜け穴を知っているという姫の指示で1階のホールに向かう。玉座のうしろの壁の飾りを動かして地下水路へ。ネズミがウジャウジャいる。最後に2本のレバーがあって1本はヘビが出てくるハズレ。誰が仕込んでるんだ。
- レバーで扉を開けると教会に出た。神父様が出迎えてくれる。最後の生贄であるゼルダ姫が捧げられたらハイラルは大変なことになる。その前にアグニムを倒してとリンクに頼む姫。はい・いいえの選択肢もなく問答無用で話が進みます。そういうもんです。
- 神父様曰くアグニムには魔物が取り憑いているとのこと。倒すには伝説の退魔の剣『マスターソード』が必要。村の長老が7賢者の子孫なので話を聞けと指令が出た。姫はここで匿ってもらえることになった。
「… … …」「ちゃんと きこえましたか?」
リンク、そんなに何も聞いてないような顔してるの?
- 会話おわり。さっきから気になっていた宝箱にはハートのうつわが入っていた。神父様のうしろにある宝箱をじっと見ていたから話を聞いていないと思われたのだろうか。
- 教会を出たところでフィールド曲がゼルダのテーマ曲に。これだよこれ。
カカリコ村
- ワールドマップを見て行き先を確認。まずは村か。
『この先← カカリコ村』
の看板があった。途中で占い屋を発見。占いという名目の情報屋である。20ルピーでヒント&回復。まずは長老サハスラーラを探せ。
- カカリコ村に到着。あちこちにお尋ね者の看板が立っている。尋ねられているのはリンク。人相書きまである。
「みつけたら大声でしらせよ!」
と書いてある通りの行動をする村人もいる。お前覚えとけよ。
- 家の前が草だらけのオッサンからのヒント。川上の人目につかない湖にゾーラが住んでいる。
「そのゾーラたちの宝と言うのがこれがもう、XXXしい物らしいよ!でへへ、みてみたいよな」
今だと怒られそうなノリのセリフだ。
- 酒場のじいさん
(ハゲてるほう)のヒント。息子は笛が好きな子だったが黄金の力を探しに行って帰ってこない。冒頭の話は『それらのでき事が伝説となったころ…』
とかいう書き方だったから大昔の話なのかと思ったが実際は数十年前くらいの感じ?
- 酒場のじいさん(飲んだくれてるほう)のヒント。川上の願いのタキでものすげ~べっぴんのネエちゃんを見た。はい。
- 酒場に裏口から入ってビンをゲット。泥棒。
- 民家。体が弱く伏せっている少年の好意でムシ取りあみを貸してもらう。おそらくエンディング以降まで返さないと思う。
- 村の広場に風見鶏のオブジェと東西南北の表示(※アルファベットで)がある。TUNICのアレはこれのオマージュだったのかな。
- 魔法のビン売りから100ルピーでビンを買う。2個目。
- 掃除中のおばあさん。姫を連れ去ったことにされているリンクを信じて密告しないでくれている。ありがとう。それはそれとしてなんか不審な帽子のやつがこっちを見ているのが気になる。
- その向かいの家の少年から長老情報をもらう。お城の東にある神殿にいる。別の家のばあちゃんによると司祭が生贄集めを始めた頃から家には不在。
- それとは別にマスターソードの話を聞く。はるか昔この地にはハイリア族という民が栄えていた。マスターソードは彼らが残したとされる宝のひとつで魔の力に対抗する力がある。剣は今も森の奥深くに眠っている。
「… … …」「ちゃんときこえたかのう?」
まただよ。これを聞かれる前に妙な沈黙があるのがなんかリアルなんだよ。本当に話を聞いてない顔をしている可能性が高まってきた。
- 気を取り直して他の家とは造りが違う家に入る。窓が鉄格子で屋根が草。なんでもブラインドという盗賊の隠れ家だったとか。明るいところが大嫌い。会話後に地下室でハートのかけらをゲット。一応人が住んでる家なのに堂々と爆弾で壁を破壊して入りました。別の意味で勇者。
- 村はずれで小さいじいさんがいる鍛冶屋を発見。行方知れずの相棒がいれば剣を鍛えてくれるとのこと。
- ひととおり見た気がするので村を出てとりあえず東へ。途中で通りかかった墓地を調べていたら墓石が動かせることを発見。遺骨とご対面。罰当たりすぎる。別の意味で勇者。
- 川の橋を渡ったところで看板発見。北東に魔法屋、その奥に願いのタキ。
- 魔法屋に到着。いかにも魔女という外見のばあさんが魔女っぽく鍋をかき混ぜている。
「トロ~リ トロリ キノコでつくる魔法のクスリ トロ~リ トロリ」
キノコ。
- 魔法屋は魔法屋というより薬屋だった。今は買いません。赤がライフ回復で緑が魔法回復で青は両方。赤はここで飲むならタダ。サービスが良すぎる。
- 更に東へ向かうと岩だらけの荒れ地に出た。初代ゼルダにこんな雰囲気のマップがあった気がするが気のせいかもしれない。岩を吐いてくる敵もいるので気のせいではないかもしれない。
東の神殿
- 荒れ地から東に行くと人面像が立ち並ぶエリアに。手前にあった看板によると東の神殿である。
- 「長老を探せ」という指示をすっかり忘れて神殿に入る。ダンジョン攻略の話は長くなるので要約のみです(今後も)。まずはマップとコンパスを入手。コンパスはボスの場所をマップに表示するアイテム。
- 神殿内をうろついていると三角形が刻まれた石板的なものを発見。調べると長老サハスラーラからのヒントが出てきた。
「リンクよ、ワシじゃ 長老サハスラーラじゃ。」
という語りかけから入るということは文字が書いてある石碑じゃなくて脳内に語りかけてくる的なやつなのかも。
「この神殿にある宝は、かたいヨロイをまとった魔物をも倒せるはずじゃ。必ずみつけなされ。」
はい。
- 確かになんか一つ目の緑色のヘンな敵がいるのよね。その近くにクソデカ宝箱があったが大きなカギがないと開かないらしい。
- もうしばらくうろついたところでその大きなカギを入手。小さな鍵では開かない錠前も開けられる。というわけでさっきのクソデカ宝箱まで戻って中身のユミを入手。弓です。「矢」は漢字で表示されるが弓はユミ。
「矢 がうてるぞ! 矢 がなくなるまでだぞっ!」
はい。
- 一つ目の敵は目が開いたところに矢を当てれば倒せるぞっ。ボス部屋に通じる扉も大きなカギで開く。
- そんなこんなで最初のボス・デグアモスと戦闘に。名前はゲーム内で表示されなかったのでWikipediaを参考にしました(これ以降出てくる地名とかの固有名詞もそうです)。デグアモスは6体のデカい鎧の兵士みたいなやつで正面を向いたまま陣形を組んでピョンピョン跳ね回ったりする。以上。全員倒せば終わり。
- 倒したところで勇気の紋章が出てきた。緑色の石がついたペンダントのような外見。長老サハスラーラに見せろとのこと。残る紋章はあと2つ。
- その長老はどこにいるのよ。神殿のはずれの小さい建物にいた。教えてもらったときに地図に印をつけてもらったことも忘れている。先が思いやられる。
- サハスラーラと会話。マスターソードは誰でも使えるわけではなく3つの紋章を持つ『勇者』だけが使い手となれる。ハイリアの民情報。
- すでに勇気の紋章を手に入れているので話が進んだ。その昔、ハイリア王家を守るナイトの一族というのがいた。勇気の紋章を司る彼らは聖地の封印の際に魔物と戦いほとんどが滅びてしまった。勇者はナイトの一族から出るとされているのだが…
- と含みを持たせてサハスラーラはペガサスのくつをくれた。賢者の一族に伝わる宝でAボタン溜め押しでダッシュ体当たりができる。「Aボタン長押し」というのも言い伝えられていたのだろうか。
- ハイリア湖の東の洞窟にも何かいいものが隠されているという。何が隠されているのかは隠さなくてもいいと思った。世界の危機だぞ。
karayage