はぐれ者の村
- 次の目的地は『はぐれ者の村』という。表ではカカリコ村があるところである。ドクロの森のすぐ南なので迷いようがない。
『ここは、はぐれ者の村 ルピーのないやつおことわり』
いきなり御挨拶な看板。村といっても住人(通行人)はブタみたいな雑魚敵とかである。宝箱開けゲームの店がある以外は家も廃墟。風見鶏があった場所にはいかにもな像が設置してある。翼が生えた魔物の像が三叉のフォークを持っている。
- そのフォークの奥にどう見ても地下への入り口みたいなものがある。色々試したが引っ張ったらなんか開いた。野蛮。
- 中へ。なんか1エリア内で上層と下層が別れているような構造のダンジョン。上層の通路の下にも敵が隠れていたりするので気をつけよう。
- このダンジョンは牢屋の鉄格子みたいな窓がある部屋がたまに出てくる。わざわざ光が差し込むグラフィックが用意されており芸が細かい。その光が当たっているところの床にヒビ割れがあったのでとりあえず爆破しておく。
- 途中でサハスラーラ石板を見つけたが出たのはゼルダ姫。盗賊ブラインドの魔術に惑わされないで、とのこと。名前だけはカカリコ村の人から聞いていたがここと関係あるのか、ブラインド。
- ベルトコンベアの罠など地味に面倒なやつを乗り越えつつ地下2階まで来た。なんか牢屋みたいな場所だなとは思ったが本当に牢屋があった。捕らえられていたのは茶髪の女の子。
「ふう ありがとうございます。助かりました。どうか そとまで連れていって下さい。」
怪しさが十割。どこの誰だとは名乗らず相手の勘違いを誘うオレオレ詐欺的な手口にプロの技を感じる。
- どう考えても怪しい女の子を連れてダンジョンを進む。大きな宝箱からパワフルグラブを入手。重くてかつげなかった黒い石もかつげるとのこと。
- 女の子を連れたままボス部屋っぽい場所に来てしまった。床には四角い光が差し込んでいる。そこまで歩いてみると
「ぎぃやぁぁぁ~! ま、まぶしい~っ!」
……というわけで女の子の正体は盗賊ブラインドでした。そんな気はしていた。明るいのが嫌いってこういうことか。
- しかしブラインド、服装といい能力といい盗賊らしさはゼロのボスである。質素な真っ白いローブ(チュニック?)を着ていて攻撃手段はビームや火の玉攻撃。あと首が飛んだり増えたりします。盗賊とは? 疑問はとにかく頭が弱点だ。
- 倒した。今度の賢者の子孫の娘は金髪と茶髪の間くらいの髪色。7賢者が闇世界の通路を封印する時に魔族から賢者達を守ったのがナイトの一族。しかしその戦いでナイトの血筋はほとんど絶えてしまったとされている。リンクはおそらくナイトの血を引く最後の1人。あなたならきっとガノンを倒せるわ、と励ましてもらったところでいつもの
「ちゃんときこえたかしら?」
である。人の話を聞いてない顔系勇者である。
鍛冶屋と変なおじさん
- 外に出た。パワフルグラブを手に入れたので気になるところを調べる。今まで退かせなかったドクロ石の向こうに茶色いカエルみたいなのがいたのである。
- カエルに話しかけてみるとやはり元人間のカエルだった。元はカカリコ村に住んでいたと。相棒はどうしてるだろう、というので心当たりのある場所に連れていく。鍛冶屋の小さいおじいちゃんね。
- 鍛冶屋の場所まで連れていってマジカルミラーを使うとカエルは元の姿に戻った。小さいおじいちゃんと小さいおじいちゃんが感動の再会。よかったよかった。お礼に今度リンクの剣を鍛えてもらえることになった。
- じいちゃん今度って今さ。というわけで一度外に出てから鍛冶屋に入り直して剣を鍛えてもらう。代金は
「大まけにまけとくぜっ!」
とのことで10ルピー。タダではない。通常料金はいくらなのか気になる。
- ここで場面転換、とはならず剣を預けたまま外に出ることに。時間つぶしに闇の世界に戻る。鍛冶屋の場所の廃屋に青紫色の宝箱があった。
『カギがかかっていて どうしても開かない。とりあえず 持っていこう。』
どういう判断?
- 宝箱がついてくるようになってしまった。なんでだよ。この状態で地下への通路に入ろうとしてみたら
「私といっしょじゃ 入れないよ」
と出た。宝箱がしゃべった。
- いやおかしいだろ。あのおじさんのセリフじゃん。というかこれはあのおじさんのイベントなのか。というわけで謎の変なおじさんのところまで宝箱を持って行った。本当は元盗賊だという無口なおじさんのことです。
「おれが、昔盗賊だった事を知っているって?」「なあ、宝箱を開けてやるからみんなには、ナイショにしてくれないかい?」
おじさんがしゃべった。いや、しゃべったことはあったか。返答の選択肢が『やくそくする』『いいふらす』
なのが味わい深い。宝箱の中身はビンでした。
- というあたりで剣を取りに鍛冶屋に戻る。理屈は分からんが刀身が赤くなった。じいちゃん達にはこれ以上は強くできないとのこと。
しあわせの泉
- 寄り道はさておき次は闇の世界の5の場所に行くことになっているのだが。地図の右下、光の世界ではハイリア湖がある辺りの場所。前に一度行ってみたが外が壁に囲まれていて入れなかった。また例によって表と裏を行ったり来たりして行くのだろうか。
- まず表のハイリア湖を調べる。泳いで上がれる小島の上に魔法陣発見。その奥に洞窟も。入ってみると『しあわせの泉』なるものがあった。ルピーを投げると望みが叶う。観光地によくあるパワースポットの池かな。金額は5ルピーと20ルピーの2択。お金は有り余っているので高いほうを選ぶ。現実でも一度言ってみたいものである。
- 20ルピー入れただけでは変なおみくじみたいなのが出ただけで何も起きなかった。そんな気はしていた(なお小吉)。追加でルピーを投入し合計100ルピー入れたところで大妖精が登場。爆弾か矢の所持数を増やしてくれるそうな。なるほどね。
- とりあえず爆弾を選択。最大所持数10だったのが15になった。金額と手間の割に中途半端な気がしてならないが文句は言うまい。
- 続けてお金を入れてみようとすると金額が25ルピーか50ルピーの2択になった。100ルピー投入して矢の所持数を増やしてもらう。30が35に。中途半端感も増量。
氷の塔
- お金はまだあるけど途中で切り上げて次の目的地へ。さっき見つけた魔法陣を踏んで闇の世界に行く。例の壁に囲まれたエリアに入れた。
- 壁の中には地下への入り口があるのみ。中はどうやら氷っぽい感じである。入ってすぐのところにサハスラーラ石板があった。
『リンクよ、ここでは大小2つの炎が、お前を守ってくれるだろう…。』
なんとなく雰囲気を出そうとしているサハスラーラである。
- などと思っていたら石板の隣の壁に埋まっていた氷の像が動き始めた。おまえ敵かよ。目が赤いから何か怪しい気はしていたが。左右に同じデザインのが2つあって、動いたのは左のほう。よく見ると微妙にドットの線の色が違うんですね。抜け出したあとの壁に人型の穴が残るのがシュール。
- こいつは氷像なのでファイアロッドで倒せます。そういうもんです。倒すと次の部屋の扉が開いた。この手のゲームでおなじみの氷でツルツル滑る床が出てきた。雑魚敵も緑色のペンギンみたいなのが出てきたり。しかしWikipediaによればこのダンジョンの名前は『氷の塔』だそうだが進む先は地下である(B7階まである)。名前に半分偽りあり。
- 地下2階に来たところでデカいガイコツの敵が出てきた。硬いけど殴り続ければ勝てる。倒したあとでサハスラーラ石板をチェックしたら姫が出た。
『リンク…、ガイコツの剣士は剣だけでは倒せないわ。くずれた時に、とどめをさすのよ。』
たった今、剣だけで倒しましたが。どういうことだ。HP満タンで剣ビームが出てたからかな。
- ツルツル床とか部屋全体がベルトコンベアな部屋とかトゲとか地味にイヤな罠を超えつつ進む。石像の舌を引っ張ると動く仕掛けはちょっと面白かった。またサハスラーラ石板を発見。この先に行くには魔法の力を使い切るとダメらしい。ヒントと指示厨のちょうど中間くらいの情報。
- ちょっと回り道をして大きい宝箱を開ける。青い服を手に入れた。ダメージ軽減と引き換えにトレードマークの緑色を失った。なお帽子は黄色。カラーコーディネートはどうでもよい。
- その後ちょっと迷ったりしたがどうにかボス部屋に到達。扉は無くて上階の床の穴から飛び降りて行くタイプのボス部屋でした。ここのボス・シュアイズは氷の塊の中に入っているのだが……あなたカービィシリーズに出てませんでした? トゲはないけど。
- 氷なのでとりあえずファイアロッドで氷を溶かしてみる。するとトゲなしクラッコは3体に増えてフワフワ漂い始めた。時折氷の塊が上から降ってくるのを避けつつ剣で攻撃。
- 他には特に書くこともなく勝利。今度の賢者の子孫の娘さんは黄色の髪。7賢者含むハイリアの民は不思議な力を持っていたが年月を経てその血と力は薄れていった。でも勇気を司るナイトの力があれば知恵を司る賢者の力もまた強くなるはず、と娘さん。
- ハイラル城に出来た光の世界と闇の世界を繋ぐ道が完全に開くまでもうあまり時間がない。しかしガノンを倒せば闇の世界は消えトライフォースも開放される。
「あなたを信じています。… がんばって…。」「ちゃんときこえたかしら?」
この「…」の部分に何か含みを感じるんだよ。応援はするけど本当にこいつに任せて大丈夫なのかと思われているような気がしてならない。考えすぎ。
karayage