唯一のプレイ済み(未プレイ)ゼルダ
- ゼルダシリーズ(2024年12月時点の)最新作『知恵のかりもの』をプレイする前にNintendo Switch Onlineで遊べる昔のゼルダをプレイしておこう企画・第4弾。ここまで『神々のトライフォース』『初代ゼルダの伝説』『リンクの冒険』とプレイしてきたので今回はゲームボーイカラーの『夢をみる島DX』をプレイします。『神トラ』プレイ記録第1回に書いた通りゲームボーイ版の『夢をみる島』は(ブレワイ・ティアキン前に)プレイ済みなんですが、せっかくだから未プレイのDX版もやっておきたいなと。
- などと理由を作ってみたが本当は単純に懐かしいので再プレイしたかっただけです。DX版の追加要素などは何があるか全然知らないのと、謎解きは多分ほぼ忘れているのでそのあたりは初見感覚です。
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- ここまでの私のゼルダ歴:
夢をみる島(GB)→ブレワイ→ティアキン→神トラ→初代→リンクの冒険→夢をみる島DX(いまここ)
★リンク先はプレイ記録 - ※このプレイ記録には上記タイトルのネタバレが多少出てきます。未プレイの方は注意。
敵キャラ名・ボス名等はWikipediaと任天堂大辞典wiki(※非公式)を参考にしました(感謝)
勇者のその後の冒険
- 本作はゼルダシリーズとしては初代→リンクの冒険→神々のトライフォース、の次に出た4作目。ストーリー上の時系列としても『神トラ』の続きということになっているそうな(ゼルダの伝説ポータル『HISTORY』参照)。
- 前作の戦いのあと修行の旅に出ていたリンクだが、修行を終えハイラルに戻る途中に船が嵐に見舞われ海上で遭難。運良く漂着したコホリント島で新たな冒険が始まる…といった感じの始まり方です。伝説の勇者となってなお修行を怠らぬ意識の高さがアダとなった形である。
- というところで恒例の名前入力。もちろん名前は『リンク』で、と言いたいところだが本作にはカタカナ入力がないのであった。筆者が知らなかっただけで本当はあったのでは、と思って調べてみたが本当に無いらしい。理由は謎です(なおSwitch版にはあるとのこと)。仕方がないので『りんく』にしましたが本文では『リンク』と書きます。ひらがなのぶんしょうがつづいたところにりんくとかくとなんかややこしいので…
ゲーム開始
- ではスタート。島の砂浜に流れ着いたリンクは島の女の子に発見され、民家のベッドに寝かされていた。
「あっ!きがついたのね!よかった。もうダメかとおもった.....」「こわいユメをみていたみたい.. ひどく、うなされていたよ。」
- 目覚めたリンクに声をかけた女の子はマリン。リンクはゼルダ姫と勘違いしたようだが別人です。そしてこの島の名前はコホリント島。ここから南にリンクが流れ着いた浜辺があるという。
「ただ、あなたが しまにきてから かいぶつたちが、このあたりにもウロウロするようになったの。きをつけていってね。」
はい。- 家の中にいたおっさんにも話しかける。
「やあ、リンク おきただか? おらは、タリン。きぶんはどーだ?」
なぜ名前を知っている。それは盾に名前が書いてあったから。ハイラル救国の勇者、意外な一面。 - タリンに盾を渡してもらう。現在持っているアイテムはこれだけだ。ついでに無一文。なんとなく家のタンスを調べたらタリンに怒られた。
「てい! ひとのタンスをかってに...そんなことどこでおぼえただ」
どこだったかなあ… - マリンとタロンの家から出る。とりあえず周囲の探索を開始。家の南側には黒電話の看板がついた木の家がある。木の家というか家が木。
- 中にあったのは黒電話と黒電話の台とタンスのみ。まずはタンスを調べる。
『リンクはタンスをしらべた。』『ウーン なかなか いいタンスだ。』
はい。 - 次は黒電話だ。
「チャッ ジーコ ジーコ ジーコ... プルルル プルル ガチャ」
「ハロー! うるりらじいさんじゃ しまのことなら わしにおまかせ!」「まよったら、わたしにデンワしてください、どぞよろしく..ガチャ」
……色々言いたいことはあるが、リンクよ、なぜ黒電話のかけ方を知っている。修行に出た外国では既に電話が普及していた可能性もゼロではないが。このゲームはこれからおかしなことが色々と出てくるのだが超最序盤からその伏線があったらしいと今更ながら認識した。- なお、うるりらじいさんはすぐ近くの家に住んでいるが対面では死ぬほど無口だ。VTuberとかやらせたら大変なことになりそうなじいさんである。
- 変な住民はこれだけではない。別の民家の前にはワンワンが鎖に繋がれて飼育されている。犬じゃないよ、ワンワンだよ。『神トラ』にもワンワンみたいな敵が出てきたけどあれとは別人だ。小型のキャンキャンもいる。
- 島の子供は『セーブのやりかた』『セーブ後の再スタート』『島の地図の見方』を教えてくれるが、なぜそんなことを知っているのかは
「でも、おいらこどもだから、なんのことやら、さっぱりわかんないや。」
の一言で誤魔化される。なんなんだ。 - ついでにキツネの鳴き方もおかしい。
「コーン コンコン カキクケコーン」
まあこういう歌もあったしな… - わけのわからぬ島だが村の中には図書館もある。ゲームの攻略ヒントなどが書かれた本が置いてあるぞ。一応こういう説明コーナーを設けているのに島の子供にメタいセリフを言わせるあたりにこのゲームの『ワザ』を感じる。攻撃ボタン溜め押しで出せる回転斬りが
『あるいちぞくの ち をひくものだけにつたわる、ひけん』
として紹介されているのが『神トラ』との繋がりを感じさせますね。 - この図書館では最序盤のうちから全体マップが見られるのが地味に便利。手持ちのマップも重要なセリフなどを後から見返せるようになっていたり1993年の携帯機ゲームとは思えぬほど親切。『リンクの冒険』クリア直後のプレイなので親切が余計に効く。
トロンボ海岸
- 海岸に来ました。ここにアレがあるのだ、アレが。
『ウニ ちゅうい! すでで さわらないように!』
と注意書きの看板あり。ウニっていうか……元ネタもウニみたいなもんではあるが……- 波打ち際に到着。あった、剣があった。マスターソードは前作ラストで返したから別ソードであろう。何ソードだか知らんがあんなところに置きっぱなしじゃサビちゃうよ。拾いに行こうとしたところでどこからともなくフクロウが飛んできた。昼なのに。
ホッホウ! ホッホウ! ぼうやが、そのつるぎの あるじか
ホホウ なるほど なるほど マモノどもが あばれだすわけぢゃ
「かぜのさかな」のめざめをつげる ししゃが あらわれたのぢゃからな
- 出たな、いきなり出てきて意味深なこと言うじじい。じじいかは不明だが「ぢゃ」が語尾だから高齢者だろう、多分。この時点では意味不明だが『かぜのさかな』を起こさないと使者は島から出られないらしいぜ。おいら子供だから何のことだかわかんねえや。
- 村の北にある不思議の森まで来るがよい、と言い残してフクロウは去った。さっきから変な住人や生き物ばかり見ているのでしゃべるフクロウくらいではもう驚かん。
- そんなことより剣だよ。これも名前入りだからリンクのもので間違いない。伝説の勇者、マメな一面。
ヨッシーがいる世界
- 海岸の家をチェック。しゃべるワニのセール(※名前)が管理している小屋だった。珍しい缶詰を集めるのが趣味で弟が芸術家という謎の個鰐情報を入手。
- 村に戻ってきた。草が狩れるようになったのでさっきまで入れなかった店に行ってみた。中は『はやりのゲーム』ことクレーンゲーム屋であった。あったなー、これ。10回10ルピーで景品はお金や袋やヨッシー人形など。誰がどう見てもヨッシー。30ルピーを取った時のコメントが
「これであと 3かいは、できるよ。」
なのが子供らしくて良い。今のリンクの年齢を知らんが。 - このクレーンゲーム、普通に必勝法があるんですよね。というわけで取れる景品は全部取っておく。袋こと『まほうのこな』とヨッシーを入手。
「ヨッシーだっ! このごろいろんなゲームで、みかけるなー。」
修行で行った異国にあったのだろう、そういうゲームが…多分… - 村の広場にマリンがいた。タリンは森にキノコを取りに行ったとのこと。キノコ好きそうな顔してるもんな。ヒゲだし。
- マリンは歌うのが大好き。『かぜのさかな』の歌を聞かせてくれた。いい曲だ。キツネも聞き惚れている。平和だ。ヘンなことばかりの島だけどいいところだ。平和だ……