遭難予告
- チェックしていなかった村の家に入る。横長の家でベッドが5つある。赤ちゃんを抱っこしている女性に話しかけたらヨッシー人形を進呈することになった。選択肢が
『いいよ』『やだよーん』
の二択でリンクの修業の成果を感じる。 - そして人形のお礼にリボンをもらった。あー、あったな、これ。いわゆるわらしべイベント。いかにもサブイベントのように見せかけて実は重要という罠的存在だったような。
「おんなじかおが、よっつもあると あたしでも、まよっちゃうよ。」
島にいる子供らの母がこのおっかさんである。昔のゲームはドット絵使いまわしなど当たり前だったのに今更「四つ子だから顔が同じなのだ」という小理屈を持ち出してきた任天堂の心境やいかに。「あっしが、4つごのおやじ そのなもパパールっていうっスよ!」
「いずれ、やまでそうなんするっスよ そのときゃあ、たのむっスよ!」
そうなんですか!?!?!?- いくら天下の任天堂といえどキャラクターに言わせていいことと悪いことがあるのではないか。さて冒険に出る前にクレーン屋でルピーを少し稼いでおく。そのお金を持って店に行きいかしたスコップを買う。ドロボーはしません。ドロボーはよくない。
- 飛び込める井戸に飛び込んでハートのかけらを入手。今やれそうなことは済んだので先に進む。
ふしぎの森
『ふしぎのもり ほんのちょっと、ふしぎです』
というわけで森に来ました。というところで即やってくるフクロウ。
このしまは、コホリントという ちずにはけっして、のらぬしまぢゃ
ぼうやのせかいと、ちとちがうことわりで なりたっておる。
しまからでるのは、むりぢゃのう。コホリントじまを、おさめるカミ
「かぜのさかな」がねむるかぎり そとへのみちは、ひらかれぬ。
- 長いよ~~セリフが長いよ。次からは要約します。フクロウは村の南にあるというテールのほらあなのカギを置いて去っていった。
「「かぜのさかな」は、みておるぞ ホッホウ! ホッホウ!」
- まだ森の入り口に来たところなのに早くも次の目的地を提示される。来たばかりなので指示は無視して先に森を探索します。とはいえ穴を飛び越えたりブロックをどかしたりできるアイテムがないと進めないところが多い。果たしてそんなものがあるのだろうか。棒読み。
- 探索の途中でタヌキを発見。普通にしゃべるぞこのタヌキ。コナっぽいものが嫌いとのこと。
- 持ってますよ、粉。というわけで魔法の粉をふりかけてみるとタヌキはフラフラ動き出してタリンの姿に変わった。マリオみたいな顔だからってタヌキにまでならんでも。
- タヌキはともかく更に進んだところでテールのカギを手に入れた。どこからともなくフクロウの声だけが聞こえてくる。
「ホッ! そのカギをもって「テールのほらあな」にいくがよい」
楽器ねえ。
「そのおくにねむる がっきを みつけだしてみよ!」
テールの洞穴
- 村まで帰ってきた。村の南と聞いて勢い余ってゴポンガの沼まで行ってしまったが引き返してテールのほらあなに行く。レベル1と書いてある通り最初のダンジョン。実は剣を取りに行く途中で既に来ていたがカギがないと入れないのだ。
- 攻略は例によって適当に端折ります。まずはコンパスをゲット。神トラにもあったアイテムだが
『さらにっ! カギのあるへやを おとでしらせる しんきのうつき!』
と入手時にわざわざ教えてくれる。前作をやってないと新機能の意味は分からんと思うが。 - 地図とかちいさなカギが手に入るのも前作同様。人型の窪みがあるどんでん返しの一方通行扉は今作初登場かな。
- おなかにトランプのマークが書いてある変な敵が3体登場。マークは常に切り替わっていて攻撃すると固定される。全員同じマークで固定すればOK。
- 出てきた宝箱から石像のくちばしを入手。フクロウの石像にはめ込むとヒントが聞けるようになる。つまりこれが今作のサハスラーラ石板。
『ミチ トザサレシ ヘヤノ トビラ シカクノ イシヲ ウゴカスベシ』
初代をノーヒントでクリアした人なら鼻で笑うようなヒントであろうがこれが最初にプレイしたゼルダだという人もいるんですよ。誰に言っているのだ。- もうちょっと進んだところでトゲ魔物を盾で弾き飛ばしたら階段が出てきた。降りてみたら画面が横視点になった。地下面だ。クリボーもいます。あなたが想像した通りのクリボーです。
- このゲームは『ゼルダの伝説』なのでジャンプ踏み付けではなく剣で倒します。奥に進んでハシゴを登った先でロックちょうのハネを手に入れた。なんとこれでジャンプが出来るようになるのだ。踏み付けでクリボーも倒せます。ゼルダだけど。まあ、とにかくヨシ。
- 羽がついてて宙に浮いてるアイテムやハートもジャンプで取れます。サクサク進んでボスのかぎも入手。ボス部屋の鍵。クソデカ宝箱は今作にはありません。ゲームボーイは画面が狭いからね。
- 進んだところで唐突に中ボスのローラが登場。カービィシリーズに出てきてもおかしくない顔をしている気がするがカービィのボスはあまりトゲ鉄棒を転がしたりはしない気もするのでギリギリセーフ。ジャンプで鉄棒ローラーを飛び越えつつ攻撃すれば勝てます。
- 中ボスを倒すと妖精が出てきて入口までのワープ穴が開通。何か用事があったらここから外にすぐ出られる親切仕様。ここから先のダンジョンも基本的にこうです。
- といっても最初のダンジョンなので特に戻る用もなく奥のボス部屋に即突入。床の左右に穴が開いている部屋の奥に黒い鉄球がつながったような姿のモンスターが控えていた。
「ンガフフ!! ンガフフ!! ヨソモノ! ジャマモノ!」
しゃべった。ともかく最初のボス・デグテールと戦闘。前作の『ヘラの塔』にいたデグテールと戦い方は同じです。注意点も同じです。勝ったらハートの器が出てくるところも同じです。- 奥に進めるようになった。台座の上にあったのはまんげつのバイオリン。リンクが手に取るとひとりでに音が鳴り始めた。すると画面が真っ白になり、どこからともなく何者かの声が聞こえてきた。
...ぬま...ハナさく ぬまに あらたな みちが つづいている
- ……気が付くとリンクは『テールの洞穴』の入り口前に立っていた。いやあ、不思議な体験だったなあ。と余韻に浸る間もなくテーマ曲と共にフクロウ登場。
「ホッホウ! ホッホウ! それこそ「セイレーンのがっき」!」
どちらかというとたった今ダンジョンクリアの余韻をブチ壊されたのが一番の無礼だよ!!
「やはり ぼうやは、ほんものぢゃ! かさなるぶれいを、ゆるされよ..」- フクロウ曰く、この楽器は『かぜのさかな』を起こす力を持っているもので、全部で8つの楽器があるという。つまりはエイトメロディーズ(MOTHER)ですな。集めるのはメロディじゃないからちょっと違うが。
- 次の目的地はゴポンガの沼。フクロウはこうしてリンクの行く先を示すために遣わされた存在なのだという。つまり公式指示厨。本人が押しかけてこないだけサハスラーラにはまだ慎みがあったのだと今なら分かる。