リチャード登場
- 村の東はウククそうげんです。岩を退かせるようにならないと行けない。地元民はどうしているのか。更に東にはどうぶつむらがある。急にほのぼの。
- というわけで東方面へ。見るからにワープゾーンらしきものがあるがまだどこにもワープできない。
- 電話ボックスという名の木の家(家の木)を発見。南はカンバンのめいろ。と書いてある看板がある。確かに看板がいくつも立っている場所が見えるがここからは入れない。怪しげな遺跡的なものを横目に進む。
- そこから道なりに歩いていくとリチャードの別荘がある。そう、あのゲームボーイの名作『カエルの為に鐘は鳴る』で主人公のライバルキャラを務めたあのリチャード王子である。みんな知ってるよな。『カエルの~』は任天堂のゲームで筆者が一番好きと言っても過言ではないタイトルなのでみんなもプレイしてくれよな。Nintendo Switch Onlineにもあるよ。
- という筆者の押し売りはさておきこっちの世界のリチャードは家来にマモノがとりついて城から逃げてきたのだという。カエルもいる。リチャードは城に置いてきた『おうごんのはっぱ』を取り返したいらしい。ウクク草原入り口のカギ情報と引き換え。断る理由はないがリチャードの一人称が「ボカァ」なせいで脳内CVが大泉洋になってしまったよ。どうしてくれるんだい君ィ。
- なお葉っぱは全部で5枚あります。
「あっ、もどってくるまえにスコップかっといてねー。じゃー、よろしくー」
軽いなァ。王子なのに。
カナレット城
- そんなわけでカナレットの城に向かう。道中に「城まで○分」の看板が立っているのが気になる。観光地か?
- でも実際意外と遠いのよ、城。途中に電話ボックスがあったのでじいさんに電話しておく。
「ところでバナナは、いらんかのう?」
唐突。 『カナレットのしろまで あと 50ぽ』
ああ遠かった、城。城門前に来たところで写真撮影イベント。リチャードも来ちゃったよ。城門にお金がかかっていることを自慢される。別の王子が混ざってないかね君。「コワイわけじゃないんだが、ボカァいえでまつことにするよ!じゃっ!」
帰っちゃったよ。これでもリチャード(本物)は部下に慕われるナイスガイなんだよ。キザだけど。- というイベントは置いといて城の攻略開始。正門からは城に入れません。周りには堀もあるし。右のほうに回ってみるとサルがいた。
「おなかがすいたよ サルキッキ!」
一瞬でバナナの重要性を理解した。 - うるりらじいさん曰くバナナのヒントは村方面にありそうだ。戻る途中でかいがらのやかたなる場所を発見。ひみつの貝殻のカウント場所ですな。全部集めると光の力を持つ剣をくれるとのこと。攻略見ないと揃わないかもなので今回は集めないかも。
- 村に帰ってきました。ところで村には岩を退かさないと入れない小さい石造りの家があったのだった。入ってみると中はベッドが1台あるだけの狭い祠的な部屋。とりあえずベッドで寝てみると……あーー、ちょっと思い出した。あとでまた来よう。
「にいちゃんは、どっからきたの?...しまのそとっ!? 「そと」ってなあに? おいら、かんがえたこともねえや。」
「タマランチやまのせいなるたまご。「かぜのさかな」はそのなかで、ねむってるんだってさ。なぜ? おいらも、そんなことしらないよ。」
以上、村の子供たちの意味深会話。- 適当に人々と会話しつつ海岸方面の小屋に行ってワニのセールに缶詰を進呈。…缶ごと食べちゃったよ。お礼にバナナをもらった。
「なんか、ごっつ ええかんじ!」
リンクのリアクションに時代を感じる。 - 村方面に戻ってきたついでに周辺をちょっと見ておく。怪しげな廃屋とかハチの巣がついた木などを発見。
- 城の前まで戻ってまいりました。案の定バナナを欲するサル。あげます。
「🍌 だ 🍌 だ、ウッキッキッ! みんなあつまれ、おれいをするぞー」
どこからともなくあらわれるサルの軍団。瞬く間に橋をつくって去っていった。 - そして橋の上に残った棒切れをゲット。このようにわらしべイベントはサブイベントと見せかけて実は必須という罠があるのだった。ところで文字数節約のためか知らんが、わらしべイベントでは🍌(バナナ)とか🥫(缶詰)とか絵文字が使われているのが柔軟な対応で良いですね。かわいいし。
- おサルの橋から城の敷地に侵入。堀の内側にも電話ボックスがある。葉っぱが揃わなかったら怪しいところで爆弾を使え。手厚いなあヒントが。
- 城壁のすぐ外にある怪しい草を刈ってみたら出入口が隠してあった。クリボーがいる地下通路を超えて城壁の中に侵入。警備中の兵士たちが襲ってくる。そのへんにいる敵を倒して葉っぱを2枚ゲット。城に入ってまた1枚ゲット。
- 上階に到着。壺の中に爆弾があった。なにげに今作初登場。部屋に入りなおすとまた出てくるので補充する。今のところ30個まで持てる。
- 鎖つきトゲ鉄球を投げてくる兵士を倒して4枚目の葉っぱゲット。ここから少し迷って5枚目も入手。怪しいところに爆弾を置けば出てくるよ。ヒントって大事だな。
「つ、つ、ついに、さいごの1まいを てにいれちゃったぜーーっ!...」「じゃ、とりあえずリチャードのとこもっていって、カギのこと きこう」
前作『神々のトライフォース』では全然しゃべらなかったリンクだが本当はこんなキャラ(人格)だったのだろうか。人の話を聞いていない顔と思われていたのもやや納得。
ウクク草原
- リチャードの別荘に戻って葉っぱを渡す。
「ウーーン トレビアーン! はっぱがすべて、そろったんだね!」「さあ、このきばこをうごかしたまえ ボクからの おれいのしるしだよ!」
- 言われたとおり木箱を押すと地下への階段が出てきた。その先にあった宝箱でひみつの貝殻を入手。えっこれだけ!?
- というわけではなく地下を更に進むとウクク草原に出られるのだった。草原というだけあって草まみれで草。草を刈っていると時々落とし穴があるのが謎。
- ともかく草を刈って進んでいくとフクロウの像があり、その足元をスコップで掘るとスライムのかぎを入手できる。変な隠し方だ。
- 来たルートを逆に歩いてリチャードの別荘に戻る。
「きみのおかげで はっぱももどって ボカァ しあわせだなあー!」
本作が1993年発売ということを考えてもあまり子供向けのギャグとは言えないのではないか。
カギの穴倉
- スライムの鍵を使う場所へ向かう。ここに来る前に横切った怪しげな遺跡っぽい場所です。まわりに一つ目のスライム的な像が並んでいる。
- カギを使うと入口の鉄格子が開いた。ここがレベル3 カギのあなぐらのダンジョンである。玄関となりの部屋に早くも新ギミック。近寄ろうとするとリンクを押し返すように動く謎の物体が部屋の奥にある。逆ブラックホールというか。
- 近付けないので正面の部屋から探索開始。目つきが悪いボム兵みたいなのがいる。
- その奥の狭い通路には黒っぽい水晶のようなものが。
「ムッ?えたいのしれないカタマリだ いっきにつっこめば こわせるかも」
壊せる可能性があるのはいいが壊せたとしても正体は得体が知れないままなのではないか。 - 下の階へ。部屋の4方向にカギつきの扉がある。最終的には全部屋見て回ることになるがどの部屋から行くか迷いますよねこういうの。
- ややキョロちゃんに似た変な敵が登場。ゲームボーイのソフトにはキョロちゃんが出てくるゲームもあるんだよな。やったことないけど。
- ちょっと迷いつつどんどん進む。剣で突いたときの音がほかの壁と違うところは爆弾で壊せるぞ。爆弾といえばここの中ボスは爆弾を口の中に入れないと倒せない系の敵だ。黒光りする2つの鉄球にパックンフラワーのような口がついた謎の造形。あとで調べたところ名前はドドンゴだった。嘘だろ。
- 何がどうしてドドンゴがアレに? 戸惑いはさておきペガサスのくつを入手。ボタンを押し続けるとダッシュ。これで得体のしれないカタマリが壊せる。ロック鳥の羽と組み合わせるとダッシュジャンプも出来るよ。
- ダンジョン入口そばの逆ブラックホールもペガサスの靴で突破可能。ボスの鍵も手に入れてボス部屋に突入。
「プヨヨーン! プヨヨーン! ボクッチャン ドコデッチョー!」
いきなり頭が痛くなるようなセリフと共にボスが登場……しない。天井から雑魚スライムが落ちてくるだけ。- こういう時はそのダンジョンで手に入った道具を使うといいのだ。というわけでペガサスの靴で壁にダッシュ体当たり。するとボスのデグゾルが上から落ちてくる。丸い核が入った透明なスライムという感じ。ダッシュ攻撃すると少しずつ体が2つに分かれていくのでそのまま切り続けて完全に分離させる。地震を起こしてリンクを動けなくさせてきたりするが適当にかわしてそれぞれの核を攻撃すれば倒せる。
- 倒しました。奥の部屋でうみゆりのベルを手に入れた。
...タキ...タキのなかに.. かくされている.....
- ダンジョンクリア後にこのメッセージが出るのがなんか雰囲気があって良いのよね。と思っているところにフクロウが飛んできて余韻ブチ壊しというのもこのゲームのお約束である。次の目的地はヤーナさばく。
「すなにすむ、くろきマモノが、ゆくみちの、てがかりとなろう。ホッホウ! ホッホウ!」
- じいさんにも電話。
「しまの、ナントウにある ヤーナさばくに「アングラーのカギ」というものがあるそうじゃよ。わしのヒントも だいぶロコツになってきたのー ガチャッ」
ヒントというか、事実だな。ゲーム開発における『スマートなヒントの出し方』は永遠のテーマであろう。