わらしべハラスメント
...うるりらじゃ...フゥ
...ばあさんが、どうぶつむらにいっておるので さみしいんじゃ。
そうじがおわったら、はやくかえるように つたえてくれんかのう..
うるりらー... ガチャッ!
- 知らんがな。と言いたいところだが一応どうぶつ村に行ってみる。メーベの村のハイテンションばあさんがホウキで掃除中だった。
「イヤッホー! イヤッホー! あたらしい ホウキかい? わるいね あたしにくれるんだろ?」
こっちはこっちで何なんだ。あげますが。引き換えに川で拾ったというつりばりを貰った。- さてナマズの大口クリア後に『神殿』と聞いたが心当たりは一か所しかない。というか既に一度行きましたね。
- そっち方面を目指してどうぶつ村の北あたりに向かってみるとフクロウ登場。ここのすぐ北と南に神殿がある。まずは南に行けと。『かぜのさかな』とゆかりのある古代の遺跡らしい。
「そこで、なにをみるのかのう.. ホッホウ! ホッホウ!」
- 雰囲気を盛り上げてもらったところを申し訳ないが先に別の用件を済ませる。橋の下で釣りをしていた釣り人にさっきもらった釣り針を見せに行く。何か釣れたら交換、という話になったが釣れたのはピンクのブラジャーであった。
「ラ、ラッキー!」
じゃないんですよリンク君。 - 入り江に行って水着をなくした女の子と話す。やはりこの人の水着だった。返してくれたら体から1枚ウロコを取らせてくれると。首から下は水で見えないがこの女の子は人魚だったんですね。ウロコを取られるのは痛そうだが大丈夫なのか。
- 水着を返しました。早速水に潜るリンク。
「あ、あん、1まいだけよん!」
おい任天堂。ともかく『にんぎょのウロコ』を手に入れた。「ちくしょう! うれしいぞっ!」
じゃないんですよ。 - 水着を取り返した人魚さんは岩の上に座った。
「まえに、エッチなゲイジュツカにモデルをたのまれたことがあったわ」
あのアイツですな。マナティーは人魚の元ネタという説もあるのでそういう繋がりか。あのワニもウロコを欲しがっていたそうな。「やっぱり、「みとおしレンズ」のウワサ ほんとなのかしら...」
- どうぶつ村に引き返す。ワニの画家ドナピッチにウロコを見せると案の定反応。しかし
「ミーは、この えを かいてるから ちょっと、てが はなせないザンス」
ということで代わりに人魚像を完成させることになった。 - 入り江に行く。人魚像にウロコをはめこむと像が横に動いて地下への入り口が出てきた。洞窟の奥に安置されていたのは不思議なメガネ・みとおしレンズ。リンクはメガネと言っているが形は虫眼鏡。
- 今まで見えなかったアレやコレが見えるようになるという説明の通り、洞窟を引き返してみると先程まではいなかったはずの雑魚敵の姿が見えるようになっていた。一見するとこれがわらしべのゴールのようだがイベントはもうちょっとだけ続くんじゃ。ネタバレ。
ゼルダの伝説 夢のオカリナ
- 寄り道もまだ続く。ちなみに見通しレンズでドナピッチを見ると異様に嫌がられるぞ。
「うるりらじゃ。うたは、すきかな? カンバンのめいろに すんでおる カエルのマムーが、おしえとるよ ..ちょっぴり、ネがはるがな。」
- じいさんのヒントに従って看板の迷路に来ました。それぞれの看板に『○の方向へ進め』と書いてあってその通りにしていくだけなのだが以前来たときはフックショットが必要な場所で詰まって終わったのだった。
- 道具さえ揃っていればクリアは簡単。
『おみごと!これで クリア です! ごほうびはあちら→』
という看板の先にあった地下への入り口に入るとマムーがいた。マリオUSAのあいつだよ。マリオUSAは夢の世界という設定なのでアメリカ感は無のキャラである。 「ゲロゲロ!ボーカルの マムーだ! あんた、ミュージックの イロハもしらねえツラだな。チッチッチッ フエもって でなおしてきなっ!」
あっまたフエ。ないよフエなんか。どこにあるんだよ。- というわけでメーベの村の石造りの小屋に来た。中にあるベッドで眠って謎の空間に行く。本来ならダッシュが出来るようになった時点で来れたんですけど攻略の記憶が薄れきっていた。
- 靴で得体のしれないカタマリを壊して進んで部屋の中央方面へ。宝箱からオカリナを手に入れた。これがフエです。ファミコン時代はフエといえば縦笛だったが本作のリンクは前作の記憶があるからオカリナだったのかな。
- 迷路に戻ってきた。マムーは300ルピーで自慢の歌を聞かせてくれるという。527ルピー持っているので大人しく払う。意外と長いな1曲が。隣のカエルたちも歌っている。
「センキュウ!!ありがとおっ!!ゲロッゲーーーロ!!」
回り道したが『カエルのソウル』を覚えた。命のないものの魂をも揺さぶる曲らしい。すごいぜ。- フエを手に入れたついでにマンボウのところにも行く。
「うっ」
と言いつつ歌と踊りを披露してくれた。そうだよ、マンボだよ。その名も『マンボウのマンボ』よ。何のひねりもないぜ。 - まだある。どうぶつ村の広場にいるマリンから『「かぜのさかな」のうた』も教わった。リンクのオカリナに合わせてマリンが歌うのが良いですね。しみじみ。
「「かぜのさかな」のうた ぜったい わすれないでね!」「それから、わたしのことも...」
忘れなかったから今こうして再プレイしてるんですよ。
わらしべの終わり
- エモいイベントの後はどうぶつ村に隠れ住んでいたゾーラと記念撮影をした。気が抜けますね。以前来た時は空き家のようだったが見通しレンズがあるから見えるようになったようだ。トロンボ海岸の洞窟にもレンズがないと見えないやつがいるらしい。
- ついでなので海岸に来ました。ゾーラが言った通り見覚えのない洞窟がある。中には魔物が住んでいた。なぜ水たまりの上にテーブルを置いているのか気になってしょうがない。
- 疑問はともかく浜辺で拾ったアイテムとBボタンのアイテムを交換しようという魔物。少し迷ってスコップを交換することに。引き換えにブーメランをもらった。交換したアイテムが必要になっても魔物に話しかければ交換し直せるので安心。
島の真実
- これでわらしべイベントは終了だったはず。本筋を進めよう。
- 前にちょっとだけ覗いた遺跡的な場所に行く。いきなりいるボスのデグアモスと戦闘。神トラの最初のボスと同名ですが今回は1体だけの登場。弱点は弓矢。しばらく攻撃していると兜が壊れて顔が出てくるのが前作と違う。
- 倒すとフェイスのかぎを落とす。しかし遺跡はまだ部屋が続いている。暗い室内の奥の壁に何かある。魔法の粉で明かりをつけて調べてみると壁画があった。フクロウと、大きなクジラのようなものの絵。右上に文字も書かれている。
コレニ フレシ モノニツグ
コホリントハ シマニ アラズ
ソラ ウミ ヤマ ヒト マモノ
ミナ スベテ ツクリモノナリ
カゼノサカナノ ミテイル
ユメ ノ セカイ ナリカゼノ サカナ メザメル トキ
コホリントハ アワ ト ナル
ワレ ナガレツキシ モノニ
シンジツ ヲ ツタエル
- 気付く人は気付いていただろうがここでついにネタばらし。これを読んだリンクは
「?? つくりもの....?」
と訝しがっている。現に今ここにいるリンクからすればとてもそうは思えないのだろう。 - 遺跡を出るとフクロウの声が聞こえてきた。奥の壁画に書かれていることを知っている口ぶり。しかしフクロウはその内容を肯定も否定もしなかった。
ゆめか、うつつかなど、だれにも たしかめることはできんぢゃろう。
タカラのハコは、あけてみなければ なかみを しることができんように
ユメも、おきてみるまでは ユメと、わからんものぢゃ...
ほんとうのことを、しるものは「かぜのさかな」だけなのぢゃよ。
...しんじるみちを、いきなされ いずれ、こたえはみえてこよう。
シリアス展開です。ついさっきまでマンボウのマンボとか言ってたのに。うっ。