目覚めの歌
- オオワシの塔の最上階から降りたところでゆうなぎのオルガンを入手。その後のメッセージは
『フエのねが おまえを みちびく』
だった。次が最後の楽器だ。 - 目的地は山の西方面。塔から左へと進んでいくとなぜかマリンがいた。壊れた橋の途中の狭い足場に取り残されている。
「あっ!リンク! マモノたちがイジワルして こんなところに..」
イジワルというかなんというか。 - 怖くて動けないというマリンをフックショットでガッと救出。マリンはリンクにお礼を述べたあと何故か沈黙。なにか言いたげにモジモジしている。
- すると突然大声でマリンを呼ぶ声が。
「あっ! タリン!??」「...ゴメン..なんでもない.. わたし....もういくね。」
行っちゃったよ。ものすごい含みを残して。 - そこに飛んでくるフクロウ。なんとマリンはタマゴの前で目覚めの歌を歌ったらしい。いつもマリンが歌っているあの歌こそが実は『かぜのさかな』を目覚めさせる歌だったのだ。
「まさかマリンは「かぜのさかな」を おこそうと...」
意味深に呟いた直後に次の楽器のありかを唐突に告げるフクロウ。西の山のカメイワですって。またカメイワか。この島は『かぜのさかな』の夢だというがリンクの記憶も相当混ざってるよな。不思議だな。
カメイワ
- あらためて西に向かう。オオワシの塔挑戦前に見た謎の火炎放射器の炎は鏡の盾で耐えられます。
- そこさえ超えればカメイワはすぐそこ。カメの頭と両前足がついた大岩がある。カメというよりドラゴン的な頭に見えるが。
- フクロウが匂わせていたヒント通りにする。オカリナで『カエルのソウル』を演奏するとカメの頭が岩から生身になった。生き返るなり首を伸ばして襲い掛かってくるカメ。なんでじゃあ。
- ともかくこれを撃退するとレベル8のダンジョンへの入り口が出てきた。名前はそのまま『カメイワ』です。中に入ってみるとなんとも赤いダンジョン。溶岩が激辛麻婆豆腐のようにグツグツ煮えている。
- そのグツグツ溶岩を渡り歩くための新ギミックが登場。四角い本体に丸いスイッチのようなものが付いた装置を起動すると溶岩の上に床ができる。十字キーで進む方向を操作出来るのでうまく操作しましょう。
- 最終盤のダンジョンだけあって今までの中ボスも再登場。ヒノックス、ローラ、ジャッキー、ドドンゴなど。探索に手間取っていると敵復活のタイミングで普通に再戦させられる。
- 新しい中ボスもいます。両手に青いボクシンググローブのようなものを付けたマイトパンチが登場。見た目通りの攻撃をしてくるので避けながら剣で攻撃しよう。
- 拳を剣で倒したところでマジックロッドを発見。
「もやせ!もやせ!やきつくせ!!」
リンク君、なんか嫌なことでもあったのか。 - ともかくこのロッドは火が出せます。横視点画面に氷のブロックがあって進めないところがあったのだがこれで通れるようになった。よく考えると氷の塊に火をぶつけて溶かすというのはヘンな気がするがそこはゲームなので…
- 終盤だけあって広いよマップが。爆走タコことヒップループホバーも中ボスとして再登場。こいつがボスのカギを守っていた。
- 長かったがやっとボス戦だ。
「ブオッ! ブオッ! ブオッ! ここまでだ! ムシケラめ!!!」「「セイレーンのがっき」は、キサマには、つかわせん!」
- 登場したのは顔つきの巨大火の玉・デグフレム。溶岩の上を飛び跳ねながら溶岩飛沫を飛ばしてくる。どこからどう見ても火属性の敵だがなんとマジックロッドが効く。
- やはり遠距離攻撃は便利。あっさり倒す。ボスまでの道のりのほうが大変なパターンだった。
な、なぜだ!キサマがこなければ なにも、かわらぬものを...
「かぜのさかな」は、キサマには おこすことは できぬっ!
わすれるなよ... ここが ユメのなかだということをな...
- 妙にシブい捨て台詞を残してデグフレム消滅。最後の楽器・えんらいのドラムを手にするリンク。時は満ちた。聖なるタマゴが呼んでいる。
聖なるタマゴ
「うるりらじゃ。タマランチやまの せいなるタマゴに むかいなされ。」「リンク きをつけての。」
ヒントが極めてシンプルなのが終わりの目前を実感させる。ついにこの時が来た。山頂の巨大なタマゴの前で『かぜのさかな』の歌を奏でるリンク。それに応えるように今まで集めてきたセイレーンの楽器が宙に浮いて合奏を始めた。
オカリナと8つの楽器が『かぜのさかな』の目覚めを促す。音楽が終わると山が大きく揺れ、タマゴの側面にひび割れた穴が開いた。
「ホッホウ! 「かぜのさかな」は タマゴのなかで、まっておる。さあ!カラのなかにはいるのじゃ!」
フクロウ、いつのまにか「ぢゃ」じゃなくなってるな。まじめなシーンだからかな。タマゴの中に足を踏み入れるリンク。しかし中は真っ暗。『聖なる』とは何なのかと言いたくなるほど不気味な雰囲気である。そのうえ進んでも進んでも同じような画面……
あ~~~~~~~~そうだった。最後の最後にコレがあるんだった。思い出した。結構インパクトのある仕掛けですよねこれ。
一応うるりらじいさんにも電話。
「タマゴのメイロでまよったとな? うーむ...」「わしには わからんよ。すまんのう としょかんで、しらべてくれんか。」
そうそうそれそれ。というわけで村に行く。マリンも村に戻っていた。
「さっきは、ありがと.... リンク すっごくカッコよかった」
「わたし「かぜのさかな」に おねがいしてたの....えっ? どんな おねがいかって? それは....だーめ、ヒミツ!」「リンク いつか このしま でてっちゃうんだよね....なんとなく...わかるの... リンクが いっちゃうこと。」
「..わたしのこと、わすれないでね わすれたら、しょうちしないから!」ラスボス戦もまだなのにもう涙目になっちゃったよ。切ねえよ。
涙目のまま図書館へ。最初に来た時には読めなかったヒミツの本を調べる。見通しレンズを持ってないと読めないんですよね。そしてここにタマゴの廊下の答えが書いてあるという。よほどメタいテーマのゲームでもないと許されない仕掛けだと思うが本作に関してはすごく効いてると思います。これは終わるのが前提の物語で、全ては終わりのための準備だからだ。